‘DAW’ カテゴリーのアーカイブ

UVI World Suite 3がリリース!世界の楽器を集めたエスニック音源コレクションがバージョン3に!

2024 年 9 月 19 日 木曜日

▶️UVI World Suite 3がリリース!

■World Suiteシリーズ第三弾!
UVI World Suite 3は、伝統楽器、民族楽器をサンプリングしたエスニックコレクション音源です。
430の楽器、1900以上のプリセット、80000以上のサンプル、そして12000超のループとフレーズ!
各楽器は、奏法ごとにキースイッチで切り替えて演奏したり、ループやフレーズからインスピレーションを受けてみたり。
プリセットは、地域ごと、もしくは楽器のタイプごとの両方で選ぶことができるのが嬉しい配慮です。

2は、369の楽器、65000以上のサンプルだったので、かなり増えましたねー。

World Suite 3では、インターフェイスも一新。
プリセットカテゴリーの再整理や、多くの新機能が追加されました。
ループやフレーズで、インスピレーションを得るためのツール、World TravelerとVoice Travelerもプリセットが大幅に増えて一新されてます。

収録楽器は、本当に膨大なので、UVIのWorld Suite3のページをご覧ください。

World Suite 2から4年、前身のMOTU Ethnoから数えると今年で18年目。
毎回書きますが、World Suiteは、本当によく使う音源です。

※2と同じ音色名でも若干音が違う気がしますので、そのまま2も入れておくといいと思います。(置き換えは出来ません)

▶︎公式デモソング
今回のオフィシャルデモでは、World Suite 3のプリセットのみで22プリセットを使用してます。ドラムもすべてWorld Suite 3です。いかにもな民族系は、他の皆さんが作ると思うので、山木はR&B系統で今回も攻めてみました。

UVI · World Suite | Stay Free by Ryuichiro Yamaki

・World Suite 2のデモソング
Ver.2で追加された音源のみを使用してるので、100% World Suite 2。トラック数は、19トラック。詳しくは、World Suite 2のブログを。

UVI · World Suite | Demo by Ryuichiro Yamaki

※1のデモは、残念ながら削除されたみたい。和風な曲で結構気に入っていたのですが、どこかで使おうかな。

🔽気になる!という方は、UVIから直接のダウンロード購入をお勧めします。
日本語サポートが受けられるので、安心して購入を!
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードしましょう。
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

UVI World Suite 2がリリース!世界の楽器を集めたエスニック音源コレクションがバージョン2に!

UVI World Suite. #UVI

Baby Audio.から、Atoms用Expansion Pack “Alone In Kyoto”がリリース!64プリセットとデモソングを制作しました。

2024 年 7 月 19 日 金曜日

▶️Baby Audio. Atoms用のExpansion Pack「Alone In Kyoto」がリリース!

◾️Baby Audio. Atomsは、弦楽器などのアコースティック楽器を、物理的にモデリングしたシンセで、6つのパラメーターを使ったシンセサイズをメインにしているので、アコースティック楽器ではなく、シンセサイザーかなと。

※詳しくは、リリース時にブログにしているので、ATOMSの紹介ブログを。

◾️今回は、このATOMS用のExpansion Pack “Alone In Kyoto”を制作。
「日本の古都を旅する」をテーマに、64プリセット。
音色名には日本の町や有名な場所の名前をつけて、それらの都市からインスピレーションを得て作ったプリセットパックで、ポップミュージックにも、アンビエントにも使える音を沢山作りました。

▶️https://babyaud.io/atoms-expansion-packs

今回のカバーデザインはフロッピーディスク!

◾️オフィシャルデモソング
Expansion Packのページでチェック!
このExpansion Pack “Alone In Kyoto” に入れたプリセットだけで作っていて、100% ATOMSサウンド!
「和」を「日本」を感じてくれたら嬉しいなと。

🔽お買い求めは、Baby Audio.のサイトへ。

曲作りのお供に是非。

Baby Audio.から、フィジカルモデリングシンセ”ATOMS”がリリース。

Baby Audio.から、BA-1用Expansion Packがリリース。CITY POP Vol.1とVol.2のプリセットとデモソングを担当しました。

UVI HX-Oddyがリリース!Arp Odysseyをベースに、サンプリングとフィジカルモデリングを組み合わせた、UVIの新しい音源。

2024 年 7 月 18 日 木曜日

▶️UVI HX-Oddyがリリース!

■HXシリーズ第二弾!
UVIの次世代のシンセエンジンを駆使したHXシリーズの第二弾。今回は、Arp Odyssey Rev.1(MK.I)がベース。

HX-Oddyは、1972年生まれのArp Odyssey Rev.1からサンプリングした3つのウェーブテーブルと、サンプルオシレーターのレイヤーを組み合わせ、物理モデリングフィルターを組み合わせたハイブリッドシンセです。

面白いのが、このHXシリーズのウェーブテーブルは、単純なウェーブテーブルではなく、ウェーブテーブルを使ったフィジカルモデリングだということ。
UVIの中の人によると、実機の波形とフィルターの自己発振をサンプリングして、ウェーブテーブル化するまでは従来と一緒だが、出力される波形が、実機の波形と同じになるように、フィジカルモデリング技術を使って調整しているんだそう。厳密なフィジカルモデリングではないが、フィジカルモデリングされたオシレーターと同じように99%リアルな音を出すということで、かなり高度な技術で、Arp Odysseyを再現しています。

例えば、OSCでノコギリを選んでColorを-33%にするとサンプルオシレーターのノコギリと聴感上見分けつかないとのことで。

コレ、かなりすごい技術なんじゃないかと思うので、もっと全面に押し出してもいいと思うんだけど、どう?
HXシリーズは、この技術を使ってるということなので、第一弾のHX-20も同様かなと思います。

今までのUVI製品は、作り込まれたサンプルオシレーターを組み合わせて鳴らすという音源が多かったけど、この技術を使えば、実機を触ってるのと同じように、きちんと素のオシレーターから音が作れるし、さらにウェーブテーブルオシレーター、サンプルオシレーターごと個別でフィルター、エンベロープ、LFOなどもかけられるので、もっともっと音作りの幅が広がっていく。やっぱり、このあたりがUVIならではじゃないかなとー。

レイヤーごとって考え方は、モノフォニックのアナログシンセのように1系統の流れで音作りしてる人には、ちょっと使いづらかったり、わかりづらいと思われがちだけど、PCMデジタルシンセ以降、レイヤーってそういうもの。わからなくなったら、1つのオシレーターのみONして始めれば大丈夫。そんなに難しいものじゃないよね。

というわけで、プリセットは280個超え。レイヤーは181。出音の質感はArp Odysseyらしい繊細だけどアナログの荒々しさを感じる音です。
デモソング作りながら、かなり気に入ってしまったので、今後結構使うと思う。

余談だけど、UVI Falcon上でHX-Oddyを立ち上げて、Editで見ると、Falcon3.0.3では未装備のフィルター「VCF-4023」があった。これは、Arp OdysseyのVCFをモデリングしたフィルターで、今の所は、HX-Oddy専用だそう。だけど、そのうちFalconに実装されるみたいなので、期待して待ちたいです。

▶︎公式デモソング
今回のオフィシャルデモでは、HX-Oddyのプリセットを16個と、ドラムは、UVI Hybrid-6000Drum DesignerBeat Box Anthology2の3種混合。
とにかく作ってて楽しかった!

UVI · HX-ODDY | Demo by Ryuichiro Yamaki

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ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

UVI HX-20がリリース!KORG MS-20をベースに、サンプリングとフィジカルモデリングを組み合わせた、UVIの新しい音源。

UVIから、アナログテープサウンドエフェクト「Tape Suite」がリリース!

2024 年 6 月 26 日 水曜日

▶️Tape Suiteがリリース!

◾️アナログテープモデリングの最先端。

アナログテープベースのエフェクターサウンドをフィジカルモデリングした4つのプラグインスイート。
Delay、Flanger、Chorus、Colorエフェクトはそれぞれ、リアルなアナログテープの特性を持っていて、
磁気テープとテープトランスポートの音質を自由に調整できるのが特徴です。

スタジオのリールテープマシンから、使い古されたカセットレコーダー、
さらに、その間のあらゆるスイートスポットにも調整できるのは、
フィジカルモデリングのプラグインならではかなと。

UVIは、数多くのアナログテープの分析を行ったそうで、
主要な4つの、Tape Simulation、Compander、Playback Filtering、Modulationで、
アナログシミュレーションコントロールに、かなりの幅を持たせたとのこと。
さらに、ハードウエアのレスポンスを実現しているとのことなので、安心です。

プラグインとして、補正の効いたドライブ、フィードバック補正、低レイテンシーモード、
テンポ同期、グリッド吸着、ディレイの倍算、エフェクトの可視化などがあり、
さらに、そもそもテープを買う必要が無いという…あー、当たり前だけど(笑)

パラメーター調整が、かなり自由に出来るので、自分好みにしていくのが本当に面白くて!

ただ、なかなか噛み砕いて説明するのが難しいので、
今回は、マニュアルから抜粋。
その他、詳しくはオフィシャルサイトへ。

◾️主要な4つのパラメータ

Tape Simulation
非常に高い磁気感受性と高歪みを持つ硬い磁性材料から、低い磁気感受性と低歪みを持つ柔らかい磁性材料まで、
幅広い磁性材料を忠実に再現する新しい磁化モデル。
このモデルは、高域カットオフとして機能する磁気抵抗を維持しつつ、さまざまな磁性材料を正確に再現。

Compander
テープマシンの歴史にみられるノイズリダクションのエンコードおよびデコードステージを
忠実に再現する3つの異なるモデルを含んでいます。
エンコーダーは高周波数を強調し、デコーダーはそれを減衰させます。
タイプによっては、このCompanderがダイナミックに動作し、低レベルでは強調をおこない、
高レベルでは透明さに保つことができます。
Tape Suiteのエンコード・デコード段は切り離すことが可能で、
クリエイティブな効果のために異なる組み合わせてのエンコードとデコードが使用できます。

Playback Filtering
テープマシンの再生ヘッドの特性をモデリングし、速度、テープとヘッドの距離、
ヘッド角度、および幅に対して物理的に正確な制御を探索し、シミュレーション特性を正確に変更します。

Modulation
テープ再生速度を変更し、サウンドをデチューンさせ、低域の “ワウ” 効果、中域の “フラッター” 効果を提供します。
ランダムモジュレーションを追加したり、チャンネルを同期解除したりすることで、即座にステレオ効果を得ることができます。
このモジュレーションはディレイ信号ではなく、テープトランスポートに直接適用されるため、そのデチューン効果は非常に自然です。

◾️4つのテープエフェクトプラグイン

Chorus
アナログテープコーラスは、最大で8つのボイスを提供し、ステレオスプレッドで広がりの調節が可能で、
しっとりとした温もりあるアナログサウンドや微細なから極端な効果まで、幅広く提供します。

Color
アナログテープカラーは、追加のテクスチャープロセッサーとインパルスレスポンスを備えたコンボルバーを含む、
テープの自然な特性を提供します。多様な自然なサウンドから超自然サウンドまで幅広くカバーします。

Delay
4 つの独立した再生ヘッドを備えたアナログテープディレイです。
これらのヘッドはポジション(ディレイタイム)、レベルとパン調整が個別におこなえ、
ホストアプリケーションのテンポに同期させることが可能です。
ホストテンポシンクを有効にした場合、グリッド吸着が可能で、ディレイタイムを 8分音符や 3連符に合わせることが可能です。
また、ステレオの広がり調整が可能な、サウンドが左右に飛び交うピンポンモードも用意されています。
そしてフィードバックソースは任意のヘッドを選択できるため、クリエイティブなディレイ効果を可能にします。

Flanger
アナログテープフランジャーは、スルーゼロフランジングが特徴で、
手動または(ホストテンポ同期に対応した)LFO モードでコントロールします。滑らかでオーガニックなサウンドを実現します。

※今回はエフェクトなので公式デモソングは作ってません。

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ます。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロード!

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

Baby Audio.から、Hard Tune / Vocal Transformer “Humanoid”がリリース。

2024 年 6 月 26 日 水曜日

▶️Baby Audio. Humanoid

Baby Audio.からハードチューンやヴォコーダープラグイン、「Humanoid」がリリース。

単なる音程補正を求めてはいけない。
これは、ヴォーカルをハードチューンして、そこにロボ要素を加えて各種エフェクト調整するプラグインです。

ガッツリとハードチューンした上で、ヴォコーダー的なハーモニーを足すというプロセスは、昨今ではなくてはならないもの。
このBaby Audio. Humanoidは、ナチュラルな音程補正は出来ない作りで潔ぎよく、ハードチューンに特化した作りで、
そのプロセスに必要なものがすべてそろってるのが嬉しいです。

以下にプロセスを挙げていくと…

・ハードチューン前のディエッサーやゲート。
・Scaleでのピッチコレクション、またはnote指定、さらにMIDIでの短音、和音ハーモナイズ、ヴォコーダー、さらにフォルマント調整。
・ロボットトランスフォームでは、人間と機械の融合をどの程度行うかの調整。
 64種類のwavetableや、独自のwavetableもインポート可能なので、好きなヴォコーダーサウンドに。
・波形のストレッチやShape、ノートシフト。MIXパラメーターでそれをどれくらいハードチューンさせた音に混ぜるか。
・フィルターで音色の調整。
・Widenで広がりを、Warbleで揺れを調整。Freezeさせる事も可能。
・ノブの脇にあるギアアイコンをクリックする事で、細かい調整が可能。

先日も、まったく同じ作業を8個くらいのWavesプラグインを使って再現してたんですが、
これからは、このBaby Audio. Humanoidだけで済んでしまいそうです。

間違いなく出番多いプラグインになりそうな気がしてます。

🔽お求めは以下より。

Baby Audio本家で買う。
https://babyaud.io/humanoid

日本のBeat Cloudで買う。
https://beatcloud.jp/product/2684

Plugin Boutiqueで買う。
https://www.pluginboutique.com/product/2-Effects/43-Vocoder/12582-Humanoid/

MOTU DP11.32がリリース。

2024 年 6 月 5 日 水曜日

▶️MOTU DP 11.32がリリース。

ダウンロードは、MOTUのダウンロードページで。

今回も、機能強化と最適化、さらに大量のバグフィクス。

日本語のリリースノートは、代理店のハイリゾさんから抜粋。
いつもありがとうございます。

🔽使っていて気になるところが出てきたら、以下で追記予定。
・いつからかわからないけど、Audio Trackの上部が無くなったようで、Fadeを書く位置が変わった。慣れが必要。
・MIDIトラックのRecをオンにした状態で、その音源のプラグインを開かずに弾いてる場合、MIDIが鳴りっぱなしになってしまう現象が増えた気がする。回避方法としては、Recする音源のウインドウは出しておくのが一番いいかも。ちなみに、cmd+1(panic)で鳴ってる音を止めても、鳴りっぱなしになっていた音程を弾くと、やはり鳴りっぱなしになってしまう。こんな感じで、どうしても鳴りっぱなしになってしまった場合は、音色を読み込みし直すと直るので、再起動よりはそっちが楽かも。また、鳴りっぱなしにならなくなったMIDIトラックは、Recボタンをオフにして、pre-gen状態にすれば、その後はその症状が出ない模様。あくまでも、Rec時なんだろうけど、どっちにしろ面倒だ。

DP11.32リリースノート

機能追加と最適化
• MIDIデータをクリップとしてインポートするための、環境設定項目を追加。
• macOS環境での小節とワイパーの描画を最適化しました。小節が大きく表示される大規模なプロジェクトを再生する際に、プラグインや他のアプリケーションとのグラフィックの遅延問題を軽減する可能性があります。
• カウンターペインのアップデートの描画を最適化しました。
• ペダルベースのCC(サステイン、ポルタメント、ソステヌート、ソフトペダル、レガートフットスイッチ、ホールド2)のタッチモードでのオーバーダブの動作を変更し、オーバーダブの開始と終了のトリガーとして 「on 」と 「off 」のメッセージを尊重するようにしました。
• オートメーション設定メニューに、オーバーダブモードで既存のペダル・イベントを保持する設定を追加しました。
• スペイン語ローカライゼーションのもとで実行中に用語を検索する際に、より寛容になるようにRun Commandを更新しました。 これにより、ユーザーが正確な文字を入力しなくても、ダイアクリティカルを含むコマンドや用語を簡単に検索できるようになりました。

修正
• スペイン語とドイツ語のローカライズを更新。
• スペイン語版のイベントリストウィンドウのいくつかの視覚的な不具合を修正。
• Windows上でRPN/NRPNフィルターのアイコンがイベントリストフィルターセクションに表示されないバグを修正。
• 読み込みが失敗しているエフェクトをドラッグする際に起こるクラッシュを修正しました。
• サイドチェインアウトとスピーカーアレンジの両方をサポートするVST2プラグインを新たに解析し、インスタンス化したときに発生するクラッシュを修正。
• MIDIトラックのCCコントロールポイントが、ラインモードのフラットライン上に追加されると、消えてしまうような表示の不具合を修正。
• ミキシングボードで固定フェーダーの高さ設定を使用しているときに、クリップウィンドウのフェーダーが切れてしまう不具合を修正。
• トラック選択が空の状態で、アーティキュレーション設定ダイアログを開こうとしたときの 「out of range」エラーを修正。
• MCUベースのコントローラーのセンド読み出しが、スクロールによって異なるセンドが選択された場合でも、常に最初のセンドの名前を表示するバグを修正。
• トラックが選択されていない特定の条件下で、クイックスクライブの歌詞入力が不安定になるバグを修正。
• MIDIエディターでクリップをスクロールすると、中央ストリップにのみ表示されるグラフィックの不具合を修正。
• 複数のMIDIエディターウィンドウが開いている状態でトラックを削除すると、特定の条件下でクラッシュする問題を修正。
• macOS環境のMIDIエディターとシーケンスエディターで、1文字のマーカーが表示される問題を修正。
• VCAフェーダーを含むプロジェクトをMIDIオンリーモードでロードする際に発生するエラーを修正。
• プロジェクト読み込み時にオートメーション設定が正しく呼び出されないVST3のバグを修正(Softube Console 1 のオートメーションロードを修正)。
• Windows環境のピンチ・トゥ・ズームの動作を調整し、他のアプリケーションにより近くしました。
• ノートをナッジするとノートが削除される問題を修正。 また、1つの重複したイベントを削除すると、すべての同じイベントが削除される問題にも対応しました。
• 非常に長いノートがドラッグできないことがある問題を修正。
• 複数のインストゥルメントトラックで「類似トラックを追加」コマンドを使用した後に、元に戻すとクラッシュする問題を修正。
• カスタムコンソールにボタンを追加する際に 「on/off 」モードを選択するとクラッシュする問題を修正。
• ノートを垂直にドラッグしてスクロールすると、ノートが間違った音程になってしまうバグを修正。
• クイックスクライブ固有の設定を含むMIDIデータを修正するためにMIDIエディターを使用したときに、クラッシュすることがある不具合を修正。
• 複数のトラックが表示されているとき、シーケンスエディターでMIDIノートドラッグボックスのハイライトの色がおかしくなるバグを修正。
• 新しい開始点、または終了点が無効な選択範囲を作成する場合、挿入点を作成する「選択開始点/終了点をカウンターに設定する」動作を元に戻しました。
• メモリータイムを選択範囲にリンクし、挿入ポイントを作成する際に、長さゼロのサイクルを作成する以前の動作を復元しました。
• メモリータイムを選択範囲にリンクした状態で挿入ポイントを作成すると、メモリータイムが正しくリセットされないバグを修正。
• クリップの始点がループの終点に設定されている場合、シーケンスエディターでループクリップが正しく描画されない場合があるバグを修正。
• ウェルカムウィンドウの「Open 」ボタンがスペイン語で動作しているときに機能しないバグを修正。
• インサートパラメーターを開いた後、終了時に EUCON がクラッシュする不具合を修正。
• ラインモードでMIDI CCデータを編集した結果が、ビジュアルプレビューと一致しないバグを修正。
• クリップエディター内で時間範囲選択をコピー/ペーストすると、正しい結果が得られないバグを修正。
• トラック内のクリップを部分的に選択した状態でAudition Selectionまたはバウンストゥディスクを使用すると、正しくない結果になるバグを修正。
• ミキサーがセカンダリディスプレイ上にあるときにトラックセレクターを開くと、ミキサーのサイズが正しく変更されないバグを修正。
• タイムルーラーから挿入ポイントを作成する際の問題を修正。
• サードパーティ製のインストゥルメントプラグインを特定のテンポで再生すると、同じ音程で連続した音符が繰り返し発音されない不具合を修正しました。
• Move Selection to Next Event “が次のイベントをスキップする不具合を修正しました。
• Move Selection To Next/Previous Event “がクリップを無視するバグを修正。

🔽DP11の過去の各種アップデート内容はこちらから。

MOTU DP11.31がリリースされました。

MOTU DP11.3がリリースされました。

MOTU DP11.23リリース!

MOTU DP11.22リリース!

MOTU DP11.21リリース!

MOTU DP11.2リリース!

MOTU DP11.11リリース。

MOTU DP11.1リリース。

MOTU DP11.04リリース。

MOTU DP11.03リリース。

MOTU DP11.02リリース。

MOTU DP11.01がリリース。

MOTU DP11へアップデート! M1 Mac対応。DAW内MPEデータサポートなど、魅力的な機能が満載!

Nektar IMPACT GX61をゲット。

2024 年 5 月 26 日 日曜日

先日、どうしてもデスクの上に61鍵盤が欲しくなったので、
いろいろ悩んで、Nektar IMPACT GX61をゲット。

ここ1年くらい、この場所(auratoneの間)には、KORG wavestateを置いていて、結構、快適に使っていたのだけど、
時々困ったのが、36鍵という鍵盤数の少なさ。弾いてるとやっぱり鍵盤数が足りなくて。
デスクの下には、88鍵のKORG D1があるので、そっちでやればいいじゃんとずっと思っていたものの、
ハンマーアクションで、シンセベースのグリッサンドとか、やっぱり指が死んでしまう。
なので、せめて49鍵、いや、やっぱ61鍵が欲しいなと思ったことが一つ。

あと、もう一つは、wavestateは、電源が入るのに時間がかかってすぐに作業に移れないというのが、実は結構なデメリットということ。
その前にこの場所に置いて使ってたのが、Novation LaunchKey 49 mk3だったので、
電源入れるとすぐにアクセス出来る快適さは、何ものにも変え難いなと。

ただ、昨年、スピーカーを増やしたことで、auratone 5Cがデスクの上に来たので、
LaunchKeyのような、奥行きのあるMIDI鍵盤はNG。
デスクの奥行きが60cmなので、Auratone、MIDI鍵盤、Macのキーボードで、1:1:1になるのが望ましいなと。

で、いろいろ調べて、使ったことのあるメーカーのNektar IMPACT GX61にした。
奥行き19.69cmで、デスクの上ではちょうど良いサイズ。
Nektarの鍵盤は独自の箱形で、軽いMIDI鍵盤だし、
価格も61鍵なのに非常に安いので、タッチはそれなりなんだけど、十分かなと。
ノブとか、ドラムパッドは、他のMIDIコンがあるので、そういう機能はいらないしね。

DAWインテグレーション機能もついてるんだけど、
トランスポート周りしかないし、一応、設定はしたけど、多分使わない気がする。
使っても、Clickのオンオフくらいかな。

便利なのは、オクターブと、トランスポーズボタンが別々に付いてること。
NektarのMIDI鍵盤はそこがイイんだよね。

MIDI2.0対応製品は、各社からいろいろ出てきてから考えようかな。
その頃には、値段もこなれてくるだろうしね。

ってことで。
しばらくNektar IMPACT GX61、使います。

🔽Nektar IMPACT GX61 (Nektar)
https://nektartech.com/impact-gx49-61/

Nektar IMPACT GX61(代理店フックアップ)
https://hookup.co.jp/products/nektar-technology/impact-gx49-gx61

amazon楽天

Hookupさんのブログで「Nektar Technology : Impact LX88+ 活用術 by 山木隆一郎」を書きました。是非チェックしてみてください。

nektar SE49。

メイン鍵盤をNektar Technology Impact LX88+にしましたよ。 #nektar

Nektar Technology Impact LX61+にしましたよ。 #nektar

GForceから、impOSCar 3がリリース!

2024 年 5 月 20 日 月曜日

▶️GForceから、「impOSCar 3」がリリース。

■2000年リリースのimpOSCar1時代から、ずっと長い間使ってるシンセ。2011年には、2へアップグレード。そして、2024年、遂に3に。
もともとは、1983年のイギリス、Oxford Synthesizer CompanyがリリースしたOSCarという、DCOでDUOPHONICなシンセがベース。EDP WASPの設計者Chris Huggett(2020年死去)が開発しているのだけど、彼はのちに、AKAIのサンプラーSシリーズや、Novation SuparNova、BassStation、最新のSummitまでの開発も多数やっているので、OSCarって、昨今のNovationの元祖と呼べなくもないかなと。なので、Novationファンとしては、何かこう、好きな音なんだよね。

そんなOSCarのソフトシンセ版、GForce impOSCarは、発売当初からフィルターがとても良くできていたことで有名。プラグインではありながらも、アナログらしさが残る音だし、自分が長く使い続けてるのも、そういう部分が大きいのかもしれないなと思う。
正直、Ver.2でimpOSCarは完成されてたと思っていた。ポリユニゾンは本当に素晴らしいし、もう本当に言うことがなくて。それに、これ以上のOSCarらしさはいらないとも思ってた。

でも、ここに来て、今回のVer.3。
思いもよらなかったのは、新開発のカスタムできるウェーブテーブルが付いたこと。デジタルとアナログのハイブリッドがさらに加速した。とはいえ、やっぱりimpOSCarには、そこまで求めてなかったし、ウェーブテーブルなら他のシンセも沢山あるし…と、アップグレードするのに躊躇していたので、リリース直後にはブログに書かなかったのだけど、自分でカスタムできるウェーブテーブルなら意味があるのかもしれないと思って、思い切って(ってほどのアップグレード価格じゃないのだけど)アップグレードしてみた。結果、正解。ゴージャスで美しいウェーブテーブルサウンド、ポリユニゾンで分厚く広がるPAD、沢山のプリセットも秀逸。2〜8ボイスのポリユニゾンとモノユニゾンも最高で、アップグレードして本当に良かった。引き続き、オリジナルのOSCarのプリセットも入ってるし、impOSCar2のプリセットも入ってるので、OSCarらしい音はそこで再現出来る。新しくなったインターフェイスは、見やすく、使いやすくなったけど、ツルんとしてしまった。まあ、すぐ慣れるかな。

いやー、先日のOberheim DMXや、OB-Xといい、順調に進化するGForceのソフトシンセはよく出来てるなー。

impOSCarの元になった、OSCarについては、代理店のハイリゾのページに詳しく載ってるので、そちらを参照に。
OSCarを使用していたのは、スティービーワンダーとか、ペットショップボーイズですかねー。あと、もちろんJean Michel Jarreも。

追記(20240522):
・ver.3で新しく入った音色の一部でCPUパワー食うのがあるなと思ったのだけど、ほとんどがウェーブテーブルかつポリユニゾンで作られた音色みたい。これはしゃーない。

🔽アップグレードは、本国サイトにて£29.99. 約6千円ちょい。
新規購入は、やはり代理店経由の方が安いかなということで、ハイリゾさんからどうぞ
https://h-resolution.com/product/imposcar3/

GForce全製品をバンドルしたEverything Bundleと、アナログシンセ関連のみのHeritage Synth Bundleも登場。
本当は教えたくないGForce製品(笑)まとめて欲しい人は、こちらからどうぞ。

Axxessと、M-Tron Pro IV, MkII, & VSM IVの4つは、買うタイミングを逃したままなのでした。そのうち買うつもり。)

impOSCar。

GForce Softwareが再上陸! #ハイリゾ #impOSCar

UVIから、4レイヤー構造のQuadraシリーズ第四弾「Quadra:Modular」がリリース!

2024 年 5 月 15 日 水曜日

▶️UVIから、「Quadra:Modular」がリリースです。

■2021年3月にリリースした第一弾、Quadra:Muted & Harmonics(弦楽器系)、2021年11月にリリースの第二弾、「Quadra:Metal and Wood」(金属と木材系)、2023年1月リリースの第三弾、Quadra:Traveler(World Music系)、そして、今回の「Quadra : Modular」は、モジュラーシンセ系をフィーチャーしたライブラリが登場。

4パート音源(4レイヤー)と、沢山のシーケンスが内蔵されていて、モジュラーシンセらしい音が満載。今までリリースされてきた上記3つのライブラリの中にも、モジュラーシンセ系の音は沢山入っていたけど、今回は、それの集大成的な意味もあるのかなという気も。収録されたモジュラーシンセも、非常に大型のものから、小型のものまで様々で面白い。

インターフェイスはこれまでと同様、4つのレイヤーで組み合わせたシーケンスや、コード、シネマティックなサウンドなど、XY PADでそれぞれの音量バランスを決めたり、4つの音をモーフィングしたりと自由自在。もちろん、シーケンスではない音で弾くのもグッド。

■収録シンセ一覧。
大型システム: Colossus XL, Custom 55, Big 2500, EMU Modular, Custom 3P, SEModular, PPG Modular, RSF Modular, Sys 700
クラシック : Synthi, Serge, Easel, West Clone, MosLab
セミモジュラー : Double 2600, Sys 100, PS-3100, EML Modular, MS20, Crave
小型 : Noise Coast, Pocket 400, DotCom, Mini Modular
デジタル : Nord G2X, Digital Modular, C15 Digital
ドラム : Drum Analog, Drum Eurorack, Drum Digital

機材について、詳しくは、下記リンクからどうぞ。
UVI FOCUS – Quadra Modularの背後にあるレジェンドを探る

UVIエンジンの持つ、強力な64ステップアルペジエーター(フレーズシーケンサー)や、ユークリッドエンファシス、ピッチドリフトなど、多彩なサウンドを、1レイヤーごとに独立してコントロールして、レイヤーごとのフィルター、エンベロープなどのコントロールや、エフェクトも使え、かなり突っ込んだ音色作成とEDITが可能。さらに、音色のランダマイズと、アルペジエーターのランダマイズが独立して付いているので、音色の組み合わせは無限大かなと。

■公式デモソング。
ドラムも含め、全部Quadra:Modularを使用。
今回は、ほぼほぼ鍵盤のF#を押してるだけでという、1KEYで内蔵シーケンスを鳴らして、必要なパートをオンオフしたり、シーケンスをEDITしたりしたものを、何トラックも重ねて1曲に。全部で17プリセット。
シーケンス、アルペジエーターが充実してるとこれだけで出来ちゃうっていう。簡単でいいよねー。

UVI · Quadra Modular | Quadrant Circle by Ryuichiro Yamaki

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられるので、安心して購入出来ますよ。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードしよう。
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

UVIから、4レイヤー構造のQuadraシリーズ第三弾「Quadra: Traveler」がリリース!

UVIから、4レイヤー構造のQuadraシリーズ第二弾「Quadra: Metal and Wood」がリリース!

UVIから、4レイヤー構造のミュートとハーモニクス音源「Quadra: Muted & Harmonics」がリリース!今回もオフィシャルデモ作ってます。

GForce Oberheim DMXがリリース!

2024 年 5 月 1 日 水曜日

▶️往年のドラムマシン、Oberheim DMXのプラグインが、GForceからリリース。

GForce Oberheim DMX

1981年にリリースされた前期Oberheim DMX、さらに1983年にアップデートされた後期DMXの両方のサウンド、
また、DMXの弟分であるDXと、同時期のSequential Drumtraksのサウンドも収録。
80年代に流行ったあの音が、そっくりそのまま出たり、
さらには、現代的にブラッシュアップされた音もプリセットされているので、
プリセットから選んでも非常に使いやすい。

Linn LM-1か、Oberheim DMXかって時代があったんだけど、
それだけ沢山の楽曲で使われてきたドラムマシン。
山木も沢山の楽曲でDMXのサンプルをサンプラーで使ったり、実機を持ってたDrumtracksでも、
特にスネアやClapなど、多分、多くの人がよく使ってる音で曲を何曲も作ってきた。

Linn LM-1より、DMX、もしくはDXの方がDirtyな感じの音という事もあるからか、
沢山のヒップホップでも使われている事も有名だし、
2021年に亡くなった、ラッパーのDMXは、このOberheim DMXが由来だったりもする。

Run DMCのあの曲や、PrinceのLM-1以外の音はコレが多い。
個人的には、Alexander Onealとか、Jam&Lewis、Chaka Khanなんかも思い出すけど、
一般的にはHerbie hancock、Madanna、New Order、Phill Collinsあたりが有名だと思う。

もう実機自体、状態の良いのが残ってなかったり、あったとしてもバカ高くなってる昨今、
なかなかフルレストアされている状態で持ってる人は少ないんじゃないかなと。
そんな中で、きちんと「Oberheim DMX」という、そのままの名前でリリースされたことは、
かなり意味のある事だと思う。

ドラムマシンの音って、そのままサンプリングして、サンプラーに並べて、
ピッチをサンプラー側でいじってると、実機でいじってる時と何か違う。(不思議)
でも、このGForce Oberheim DMXは、実機でいじってる感があるから、
きちんと「Oberheim」の冠が乗ってるのは、伊達じゃないんだろうなと。

「Oberheim」の冠をプラグインに付けられるのは、現時点でGForceだけ。
それだけ信頼されているんだろうし、GForceの技術力が高いってことだよね。

▶︎いろいろ使ってて思ったのは、
自分好みに並べ替えてセットを沢山作っておいた方がいいなってこと。
あと、現状のバージョンは、選べる音はそもそも少ないので、
将来的にユーザー波形を読み込めるように出来たらいいのにと。
この12bit感(8bitも)で、他のドラムマシンの音も鳴らしてみたいよね!

そうそう、右下のコンプをオンにすると、よく耳にしてるちょうど良い音になるのが気に入った。
GForce、コンプ作っても良いの出来そう(笑)

あ、あと注意点としては、インストール時にMIDI Packはインストールされないので、自分でフォルダコピーしよう。
DAW上にsmfを読み込んで、そのsmfのファイル名を同じプリセットをDMX上で選ぶという仕様なので、
うちの場合は、DPのContents Browserに全部突っ込んだ。Clippingsに入れてしまうとDP自体が立ち上がらなくなるので注意を!
この辺、将来的にシーケンサーが内蔵されてくれればいいのにね。

🔽気になる!という方は、代理店のハイリゾさんのページからダウンロード購入を。
今のところ、円安の関係で国内で買った方がいいかなと。
https://h-resolution.com/product/oberheim-dmx/

GForceのOberheim製品を持ってない人は、Bundleもあります。超オススメ。いや、実のところ教えたくないのだけど!(笑)
https://www.gforcesoftware.com/products/the-oberheim-bundle/

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