2023 年 4 月 のアーカイブ

UVI KAWAI Vintage Legacyがリリース! 今回はなんと河合楽器公認!

2023 年 4 月 28 日 金曜日

▶️UVI KAWAI Vintage Legacyがリリース!

1980年代の河合楽器製作所による、K1、K3、K4、K4と、R100、XD5などのシンセサイザーで、UVIが新たに音色を作成して丁寧にサンプリングした音源です。K1はVM音源(アディクティブとPCM)、K3はアディクティブ、K4はPCMとDC波形のハイブリッド、K5はアディクティブ、ドラム音源であるXD5は、PCMをレイヤーしてシンセサイズが出来る音源としても話題になりました。R100は、12bitドラムマシンです。

昨今、初期デジタルシンセも見直されてきていて、価格も徐々に上がっています。そんなシンセサイザーを、ハードの音の質感そのままにサンプリングしたライブラリは、重宝する事間違いないと思います。後から処理したものではなく、最初からこのデジタル臭さ、ロービット感がイイんです。

KAWAI Vintage Legacyは、他のLegacyシリーズのインターフェイスとほぼ同様で、各シンセは、シンセ好きならマニュアルを見なくても操作が出来ると思います。よくやるのは、Amplitudeで音の長さを調整したり、Filterをいじったりですかね。MWに割り当てるのも、Vibratoなのか、Tremoloなのか、Filter LFOなのかも、組み合わせて使えます。別ページには、FX設定や、アルペジエーターもあるので、あまり困る事はないと思います。

今回は、各音源の他に、5パート仕様のマルチ音源も付属しています。これには沢山のパターンと、単体で完結できるようにBUSエフェクトが2系統ついてます。

それでは、音源を1つづつ見ていきましょう。

◾️K1u
Kawai K1/K1mをベースにしたシンセ音源です。1988年にリリースされた、256のPCM波形とアディクティブ音源のハイブリッド方式のVM音源を採用しています。
このローファイなノイズ感は、この頃のデジタルシンセならでは。
シンセウェーブやローファイヒップホップにも使える音源です。

デモソングでは、メインのメロディや、Pluck的な音で使ってます。

個人的に思うのは、欲を言えばK1に付いてたジョイスティックもギミックで欲しかったかなと!(笑)
あれも音量の混ぜ具合調整だけみたいな感じですけどねー。

◾️K3u
K1より少し前、1986年にリリースされたK3の音源です。
音源方式は、デジタルウェイブメモリー。
いわゆるアディクティブ方式ですが、フィルターはVCF、アンプはVCAなので、デジアナハイブリッド的はシンセサイザーでした。
同時期の多くのDCO機と感じが似ていますが、さらにザラザラした質感がお気に入りです。

デモソングでは、2つ目のBassや、カウンターメロディのPluck、Mute Guitar的なPluckを使ってます。
 
 

◾️K4u
K1の次の年、1989年にリリースされたK4の音源です。
デジタルマルチスペクトラム音源と言いますが、ようするにDCOとPCMのハイブリッドです。
より現代っぽい音色が入ってますが、やはりこの質感は他ではなかなか無い気がしますね。

デモソングでは、一番多く使った音源かもしれません。
イントロのアルペジオ、PAD、Bass、Lead、Pluck、シンセブラスなどなど。
 
 

◾️K5u
1987年リリースのK5の音源です。
アディクティブを発展させたADD音源のARTS(Addictive Real Time Synthesis)という音源が乗ってました。
音程を決めるDFG、波形を作るDHG、音質を決めるDDF、音量を決める2系統のDDAがあり、通常のDCO-DCF-DCAという音の流れに似ていますが、音質や音量の時間変化まで設定が可能でした。
基本的な音はDHG(SINE波)で作り、DDF、DDA、DFTで音作りを助ける構造です。
とまあ、そんな難しい話は置いておいて、非常にザ・シンセサイザーな音がするシンセです。

デモソングでは、アルペジエーターを使ったり、Bell系の音色などを使ってます。

◾️R100u
1986年リリースのドラムマシン、R100がベースの音源です。
12bit/32kHzのローファイなドラムマシンです。
今回収録されたR100の個体には、追加のEPROMでカスタマイズされたものが乗っていて、モダンな音が入ってる仕様のものだったそうです。
さらに、1990年リリースのパーカッションシンセサイザー音源のXD-5でシンセサイズしてサンプリングされた音も多数収録されてます。

デモソングのドラムは、すべてこのR100uに入ってる音です。
 
 
 

▶︎さて、公式デモソングです。
今回のオフィシャルデモは、なんとトレイラー!
シンセは23音色+R100uのドラムトラックで合計35個のFalconを立ち上げて作ったのですが、今回は、mission6のデモソングをUVIが物凄く気に入ってくれていて、今回もこの感じで行きたい!という話だったので、新しく作った曲のデータと、mission6のデモソングのMIDIデータもUVIに渡して、合体した感じに仕上がりました。UVIがトレイラー映像に合わせる為に楽曲の調整をしてくれているので、音色数は多少変わってると思います。

UVI · KAWAI Vintage Legacy | Trailer by Ryuichiro Yamaki

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ます。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

Baby Audio.初のシンセ、BA-1がリリース!

2023 年 4 月 26 日 水曜日

▶️Baby Audio. BA-1

2022年の買って良かったプラグインでも紹介した、デンマークのBaby Audio.から、今度はシンセサイザーが登場です。
テープシミュレーターのTAIPや、ダイナミクスEQ的なSmooth Operator、リバーブプラグインのCrystallineあたりは本当に常時使っていたり、フリーで配られているJUNO-106系のコーラスプラグインMagic Switchなんかも最高。今、本当に気に入っているメーカーでもあります。

そんなBaby Audio.が、今度はシンセをリリース!
1982年にリリースされた、YAMAHA CS01という非常にチープなアナログシンセがあるんですが、これをモチーフに、単純なエミュレートではなく、新しいシンセとして構築しています。
オシレーターは2基。そこにFM変調が付いてます。オーソドックスなシンセ構造なので、間違う事はないと思います。
また、近年、シンセにサイドチェインでダッキングする事は非常によくある事なのですが、このBA-1は、最初から付いてるのがありがたいです。

面白いのは、やはり、BatteryとSpeakerパラメータかなと。
YAMAHA CS01は、電池駆動が可能だったので、よくある事ですが、電池が劣化してくると不思議な音がしてました。その挙動をシミュレートしているのがこのパラメータです。Batteryを0にすると音も出ません…。

また、本物のCS01にはチープなスピーカーが付いてました。今で言うローファイ感あるスピーカーです。
そのローファイな音を再現するのが、このSpeakerスイッチ。
このスイッチを押さないと、わりとキラキラした比較的普通の現代的なVAシンセの音なのに、これを押す事によってLo-Fi感が増し、音像が狭くなって前に出てくる音になるんですよね。これをオンにした音の方がBA-1らしいかなと思います。もともとBaby Audio.には、Super VHSというローファイプラグインがあるんですが、その辺の挙動に少し似てるかもしれませんね。

ちなみにカラーは4色。ブルーがお気に入りです!

▶︎Tips
・MIDI Learnしたあと、必ずOFFにすること。あとMidi Control ChangeをCustomに。このMIDI Learnオフに気が付かなくて苦労しました。教えてくれてありがとうBaby Audio。

▶︎オフィシャルデモソング
実は作ってます!100% BA-1です。

※20230713に加筆・追記しました。

🔽お求めは以下より。

Baby Audio本家で買う。
https://babyaud.io/ba-1

日本のBeat Cloudで買う。
https://beatcloud.jp/product/2052

Plugin Boutiqueで買う。
https://www.pluginboutique.com/products/10497-BA-1

Baby Audio.のプラグイン、全部入り「Industry Pro Bundle」も出ました。
https://beatcloud.jp/product/2136

2022年 買って良かったプラグイン その2「Baby Audio. Baby Audio Bundle」

RYPPHYPE “トーキョー散歩マジック” (Official Lyric Video)を公開しました。

2023 年 4 月 25 日 火曜日

先日配信リリースした、RYPPHYPEの新曲「トーキョー散歩マジック」のMusic Video(リリックムービー)をYouTubeで公開しました。
https://youtu.be/yZC40b223F4

一緒に口ずさみながら、散歩に行きたくなったでしょ!?

チェックよろしくお願いいたします!
また、サブスク、ダウンロードは以下ページから! 
https://bit.ly/3MUDdVC

RYPPHYPE “トーキョー散歩マジック” 配信開始! #RYPPHYPE #ライプハイプ #ライハイ

🔽RYPPHYPE(ライプハイプ 略称ライハイ)
安室奈美恵、鈴木愛理、東方神起など、数多くのアーティストへの作曲・プロデュースを手がける山木隆一郎と、佐野元春、鈴木雅之などでマルチプレイヤーとして活躍するスパム春日井のユニット。
ユニット名の「RYPPHYPE」は、前身のR.Yamaki Produce Project(RYPP)を改名。RYPPと、英語圏スラングで「ワクワクする 興奮する 盛り上がる」という意味の「HYPE」を組み合わせた造語。

WebSite:http://www.studiow4m.com/RYPPHYPE/
YouTube:https://www.youtube.com/@rypphype
Twitter:https://twitter.com/RYPPHYPE
FaceBook Page:https://www.facebook.com/rypphype/
Instagram:https://www.instagram.com/RYPPHYPE/

RYPPHYPE “トーキョー散歩マジック” 配信開始! #RYPPHYPE #ライプハイプ #ライハイ

2023 年 4 月 19 日 水曜日


▶️RYPPHYPEの新曲「トーキョー散歩マジック」配信スタート!!

apple music、spotify、iTunes Storeなど、各配信先は以下ページから!
https://bit.ly/3MUDdVC

—-
RYPPHYPE「トーキョー散歩マジック」
配信開始日:2023年4月19日(水)
配信先:iTunes Storeなど主要配信サイト、Apple Music、Spotifyなどサブスクリプションサイトにて配信
配信レーベル:W4M Recordings

2023年、RYPPHYPE(ライプハイプ)待望の新曲「トーキョー散歩マジック」が、配信限定でリリースされる。

RYPPHYPEは、安室奈美恵、鈴木愛理、東方神起など数多くのアーティストへの作曲・プロデュースを手掛ける、山木隆一郎と、
佐野元春、鈴木雅之などでマルチプレイヤーとして活躍する、スパム春日井のユニット。

「トーキョー散歩マジック」は、RYPPHYPE至上最強POP!と言っても過言ではないくらい、心地よいリズムとキャッチーなサビが特徴!
散歩が趣味なメンバーが、散歩を楽しむこと、歩く事で心身のメンテナンスをして、知らない道や小さな発見を楽しんでいるという楽曲。
歌詞には、2人の散歩の楽しみや心構えを踏まえ、RYPPHYPEではお馴染みのYoko Hijiに作詞を依頼した。一緒に口ずさみながら、散歩に行きたくなる本作、必聴!

トーキョー散歩マジック
Lyrics: Yoko Hiji
Music: Ryuichiro Yamaki
Arrangement: RYPPHYPE

Produced by RYPPHYPE
Vocals by Ryuichiro Yamaki & Spam Kasugai
Bass, Guitar & Alto Sax by Spam Kasugai
Other Instruments & Programming by Ryuichiro Yamaki & Spam Kasugai
Recorded, Mixed & Mastered by Ryuichiro Yamaki at Studio W4M

🔽RYPPHYPE(ライプハイプ 略称ライハイ)
安室奈美恵、鈴木愛理、東方神起など、数多くのアーティストへの作曲・プロデュースを手がける山木隆一郎と、佐野元春、鈴木雅之などでマルチプレイヤーとして活躍するスパム春日井のユニット。
ユニット名の「RYPPHYPE」は、前身のR.Yamaki Produce Project(RYPP)を改名。RYPPと、英語圏スラングで「ワクワクする 興奮する 盛り上がる」という意味の「HYPE」を組み合わせた造語。

WebSite:http://www.studiow4m.com/RYPPHYPE/
YouTube:https://www.youtube.com/@rypphype
Twitter:https://twitter.com/RYPPHYPE
FaceBook Page:https://www.facebook.com/rypphype/
Instagram:https://www.instagram.com/RYPPHYPE/

2023年4月19日リリース、RYPPHYPE “トーキョー散歩マジック” 第二弾ティザームービーをYouTubeで公開しました。

2023 年 4 月 13 日 木曜日

▶️YouTubeで「RYPPHYPE – トーキョー散歩マジック (Teaser)」を公開しました。

RYPPHYPE「トーキョー散歩マジック」
配信開始日:2023年4月19日(水)
配信先:iTunes Storeなど主要配信サイト、Apple Music、Spotifyなどサブスクリプションサイトにて配信
配信レーベル:W4M Recordings

リリースまであと1週間!

🔽YouTube: RYPPHYPEのチャンネル
https://www.youtube.com/@rypphype

※RYPPHYPE(ライプハイプ 略称ライハイ)
安室奈美恵、鈴木愛理、東方神起など、数多くのアーティストへの作曲・プロデュースを手がける山木隆一郎と、佐野元春、鈴木雅之などでマルチプレイヤーとして活躍するスパム春日井のユニット。
ユニット名の「RYPPHYPE」は、前身のR.Yamaki Produce Project(RYPP)を改名。RYPPと、英語圏スラングで「ワクワクする 興奮する 盛り上がる」という意味の「HYPE」を組み合わせた造語。

WebSite:http://www.studiow4m.com/RYPPHYPE/
Twitter:https://twitter.com/RYPPHYPE
FaceBook Page:https://www.facebook.com/rypphype/
Instagram:https://www.instagram.com/RYPPHYPE/

RYPPHYPE、4/19リリースの新曲、ティザームービーをYouTubeで公開しました。

2023 年 4 月 8 日 土曜日

▶️YouTubeで「RYPPHYPE – New Song Teaser (April 19, 2023 Release)」を公開しました。

4/19に新曲をリリースします!
詳しいことは後日!

リリースまであと1週間とちょっとなので、
もう少しだけお待ちを!!

レコーディング時の様子など。

RYPPHYPEレコーディング中。

🔽YouTube: RYPPHYPEのチャンネル
https://www.youtube.com/@rypphype

※RYPPHYPE(ライプハイプ 略称ライハイ)
安室奈美恵、鈴木愛理、東方神起など、数多くのアーティストへの作曲・プロデュースを手がける山木隆一郎と、佐野元春、鈴木雅之などでマルチプレイヤーとして活躍するスパム春日井のユニット。
ユニット名の「RYPPHYPE」は、前身のR.Yamaki Produce Project(RYPP)を改名。RYPPと、英語圏スラングで「ワクワクする 興奮する 盛り上がる」という意味の「HYPE」を組み合わせた造語。

WebSite:http://www.studiow4m.com/RYPPHYPE/
Twitter:https://twitter.com/RYPPHYPE
FaceBook Page:https://www.facebook.com/rypphype/
Instagram:https://www.instagram.com/RYPPHYPE/

Last week of March 2023 Tokyo & Osaka VLOG.

2023 年 4 月 6 日 木曜日

▶️YouTubeで「Last week of March 2023 Tokyo – Osaka VLOG」を公開しました。

2023年3月最終週は、作業と会議と撮影や、大阪へ日帰りで行ったりと、バタバタと忙しかった年度末。
そんな1週間をVLOGにしてみました。
今回は、ナレーションなしでテロップだけなんですが、たまにはこんな感じでVLOGもアリかなと思ってます。

動画が良かったよーという方は、チャンネル登録お待ちしております!
https://www.youtube.com/@RyuichiroYamaki

※使用している楽曲はオリジナル曲で、UVI Digital Synsations1 ver.2のデモをブラッシュアップしました。

MOTU DP11.22リリース!

2023 年 4 月 6 日 木曜日

▶️MOTU DP 11.22がリリースされました。

ダウンロードは、MOTUのダウンロードページで。

今回は、主に各種最適化とバグフィクスです。
バグフィクスが大量なので、いろいろ直ってるといいなー。

俺的気になるポイント。
・起動時にRosettaモードかどうかがわかるようになったとのこと。
・Track WindowからTrack Groupの順序を変更するときに順序が乱れる不具合を修正。
・もう仕様なのかと思ってた「サンプルレートの変更によってサウンドバイトの長さが不正に影響される長年のバグを修正。」コレ、なんとバグだった!(笑)
・他のチャンネルのノートを含むトラックで、MIDIファイルが正しくエクスポートされないことがある不具合を修正。
・Core Audioのエクスポートにおける Venturaのバグを回避。

この辺かな。

▶︎細かな日本語のアップデート内容は、代理店のハイリゾリューションがきちんと翻訳してくれてます。そちらもチェックしてください。
Digital Performer 11.2リリースノート

DP11.22リリースノート

(ハイリゾさんの翻訳版)

機能拡張と最適化
• ハードウェアi/oとインストゥルメント・サイドチェインのチャンネル・アサイン機構を改善しました。
• 大規模なスコアでのクイックスクライブの表示速度を向上させました。
• Apple Silicon Mac上でRosettaを実行するときのみ表示される、Rosettaモード・インジケータをDPスプラッシュスクリーンに追加しました。
• EUCONの通信フローを最適化しました。
• Cubaseから出力されたMIDIファイルとの互換性を向上させました。
• Windows環境での「フルスクリーン表示」コマンドを削除しました。

修正
• シーケンス・エディターのストリップメニューで、オートメーションのパラメーター名が正しく表示されない不具合を修正しました。
• 特定のMIDIバインディングのコマンド・バインディングの競合を不正に報告するバグを修正しました。
• MacのFinderウィンドウを開いた際にファイルを選択できないバグを修正しました。
• Windows環境にて、ウィンドウが垂直にサイズ変更されたときに、MIDIエディタで視覚的なグリッチを引き起こすバグを修正しました。
• 特定のチャンクの長さが1ずれているプロジェクトファイルを読み込む際の問題を修正しました。
• Mixのテイクを複製する前に、現在のコントローラ(MB)の状態が保存されないケースを修正しました。
• スナップショットで複数のチャンネルに余分なMIDIデータを生成するバグを修正しました。
• macOS13環境で、バンドル・ウィンドウや「ベロシティを変更…」ウィンドウなどで、縦書きのテキストが切り捨てられ、位置がずれてしまう不具合を修正しました。
• 本体なしでICON社製の拡張ユニットのみを使用した際に発生するクラッシュを修正しました。
• トラックオーバービュー・ウィンドウからトラックグループの並び替えを行う際に、トラックの順序が乱れる不具合を修正しました。
• プロジェクトを保存/再開するたびに、開いているエフェクト・ウィンドウの位置が下に移動してしまう不具合を修正しました。
• OSのファイル・ダイアログが開いているときに、MacのForward-DeleteキーがDPに送信されるバグを修正しました。
• Windows環境にて、エクスプローラーからサウンドファイルをDPにドラッグすると、トラックが逆順でインポートされるバグを修正しました。
• Windowsでツールチップの位置がずれてしまう不具合を修正しました。
• スリップ・ツールでオーディオを編集するときに、波形がちらつく不具合を修正しました。
• コントロールサーフェス・メニューにて追加や編集を行った後、インサートやAuxのコントロールが正しく更新されないEUCONのバグを修正しました。
• ミキシングボードのレベルメーターの視覚的な不具合を修正しました。
• クイックスクライブ画面上のスラー、タイ表示のバグを修正しました(時折、望ましくない結果を引き起こすことがあります)。
• クイックスクライブ画面のオルタネート・バー・メニューが、ページスケーリング・ファクターを尊重しないバグを修正しました。
• クレッシェンド/デクレッシェンド・シンボルが、改行の変更により大譜表上で再初期化されたときに、 誤って配置される可能性があるバグを修正しました。
• MusicXMLエクスポートで、歌詞のテキストが重複してしまうバグを修正しました。
• 大譜表を使用しているトラックで、MusicXMLエクスポートでコードが重複したり、不正確にエクスポートされるバグを修正しました。
• コーダとセーニョのシンボルが正しく機能しないバグを修正しました。
• アレンジされたスコアビューの特定の構成で、ダブルリピートバーラインが正しく描画されないバグを修正しました。
• VST3プラグインのプリセットデータを保存する際の不具合を修正しました。
• MIDIエディターでキーボードスクロールのショートカットが反応しないバグを修正しました。
• DP初回起動時に、セレクション情報ウィンドウが悪い状態で止まってしまう不具合を修正しました。
• バンドル・チャンネルが右に1ノッチずれることがある問題を修正しました。
• シーケンス・エディターのサウンドバイトに表示されているスペクトラルビューでサンプルレートを変更するとクラッシュすることがある問題を修正しました。
• サンプルレートの変更により、サウンドバイトの長さが不正に影響される長年のバグを修正しました。
• カスタム・タイムフォーマットのドロップダウンが正しく動作しないバグを修正しました。
• Windows環境にて、カスタム・タイムフォーマットの名前を編集した後に、カスタム・タイムフォーマットの編集ダイアログに選択ハイライトが表示されないバグを修正しました。
• チャンネル1以外のチャンネルのノートを含むMIDIトラックのMIDIファイルが、不正にエクスポートされるバグを修正しました。
• 古いプラグインのMASレイヤーの一部で、プレイセレクションやバウンストゥディスク中にオートメーションを失う可能性がある問題を修正しました。
• ジェスチャーを開始するときに発生する可能性があるVST3のデッドロックに対処しました。 これは特定のUADプラグインで起こっていました。
• macOS10.14環境にて、「オーディオの読み込み…」と「選択されたサウンドバイトを出力…」ダイアログで不安定な動作を引き起こすバグを回避しました。
• macOS13環境にて、Core Audioのエクスポートする際のバグを回避しました。

🔽使っていて気になるところが出てきたら、以下で追記します。
・重い特定のファイルを開く時、ある程度開いたところでDP本体が落ちてしまう現象、直ってなかった。うちだけなのかもしれない。多分、何らかのプラグインが原因じゃないかと思うんだけど、プラグインの特定は難しいね。
・SSLの特定のプラグインを沢山使ってる時、CPUパワーはあまり気にならないのに、Pre-Genが真っ赤になって音が途切れ途切れになる現象は、そのまま変わらず。これは、SSLのプラグインをあまり使わない方向で回避するしかなさそう。SSL Vocalstrip 2が好きなので、ついつい沢山使ってしまうのだけど、Apple Siliconに対応したとはいえ、SSLはもう少し最適化が進んでくれると助かりそう。
・リアルタイムCPUではなく、Pre-Genの方が頑張ってると、再生音が途切れたり、リズムがヨレたり、Audioの再生位置がぐちゃぐちゃになったりすることがあったんだけど、これも変わってないかな。うーん。もうM1 Macminiじゃ耐えられないって話なのかも(汗)

▶︎20230413追記
・上記のApple Silicon対応と謳われている特定のプラグインを使ってる時のCPUヒーヒー(CPUもPre-Genも赤)で音もぶちぶち途切れていた問題、CPU6割、Pre-Gen5割くらいで余裕で再生されるようになった。SSLのプラグインのせいではないのかも。おそらくVenturaでの CPUバースト問題が、先日の13.3.1アップデートで直ったんだと思うのだけど、ハッキリした事は謎。もしくは、DP11.22がリリースされたあとに、アップデートがあったプラグインがApple Siliconに最適化されたというのもあるのかも。どちらにせよApple Siliconに対応したとアナウンスのあったプラグインが、きちんとApple Siliconに最適化されたかどうは別問題なので、見極めながら使うのが良いと思う。今回、持ってるけど今まであまり使ってなかったプラグインをいろいろ試してる中で新しい発見もあった。

▶︎20230913追記
・上でも書いた、ファイルを開いて読み込み終わったと同時にDP自体が落ちちゃう問題、一度Audio SystemをMIDI Onlyにしてからをファイルを開いて、該当プラグインと思われるトラックのEnableをオフにしてから、Audio Systemをオンにすると無事立ち上がるので、面倒だけどそうしてる。該当プラグインだけど、うちの場合は、UADのどれかのプラグインだと思う。

🔽DP11の過去の各種アップデート内容はこちらから。

MOTU DP11.21リリース!

MOTU DP11.2リリース!

MOTU DP11.11リリース。

MOTU DP11.1リリース。

MOTU DP11.04リリース。

MOTU DP11.03リリース。

MOTU DP11.02リリース。

MOTU DP11.01がリリース。

MOTU DP11へアップデート! M1 Mac対応。DAW内MPEデータサポートなど、魅力的な機能が満載!

UVIからFalcon Expansion新作「Organic Arps」がリリース! #UVI #FALCONEXPANSION

2023 年 4 月 5 日 水曜日

▶️UVIから、UVI Falcon専用のエキスパンジョン最新作、「Organic Arps」がリリース!

昨年の同月にリリースした「Organic Keys」がシリーズ化。今回は、アルペジオとシーケンスに特化した「Organic Arps」です。Falconのシーケンサーを最大限活用したアルペジオ、シーケンスパターンで構成されていて、Circular、Generative、 Repetitive、Rhythmicの4カテゴリー、計100音色が入っています。

最近のFalcon Expansionや、その他のUVIライブラリでは、お馴染みのシーケンスパターン集なんですが、UVI Augmented Orchestraで好評だったコード機能が付いてます。この機能、今回のデモソングでも使いましたが、ジャンルごとにコードが設定されていて、楽曲制作のアイデアの一つとして、非常に役立ちますね!

Organic Arpsのインターフェイスだけを見ると、出来ることは最小限ですが、Falcon Expansionなので、そのままFalconの中でガッツリとしたEDITが可能です。1音色につき3レイヤーくらいなのですが、組み込まれたシーケンスパターンのレイヤーを1つづつチェックして、ON/OFFしたり、エフェクトを変化してみたり、シーケンスも変更してみたりすると、よりオリジナリティが出せると思います。

このFalcon Expansionシリーズは、UVI Falcon2を持ってないと使えません。
是非、Falcon2をゲットしてからお楽しみください。

▶︎さて、公式デモソングです。
Organic Arps」のプリセット12音色と、
Drumは、UVI Mayhem of loopsのループを多少組み替えて使いました。
トラック数も少なめですが、結構出来上がってるパターンが多いから、組み合わせるだけでガッツリ1曲が完成します。
超便利。

UVI · Organic Arps | Demo by Ryuichiro Yamaki

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ます    。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!