2022 年 10 月 のアーカイブ

UVIから、エレクトリックベース音源「Soul Bass」がリリース!ただのエレキベース音源じゃないのがUVIらしい!

2022 年 10 月 26 日 水曜日

▶︎UVIから、新製品「Soul Bass」がリリース!

Soul Bassは、ソウルフルなビンテージエレクトリックベースとシンセベースを加えたハイブリッドなサウンドのベース音源です。

1960年代のFender Jazz Bassのあらゆる演奏テクニック、同音異弦の異なる響きもすべてレコーディング。サンプル数は合計75000以上という、相変わらず気の遠くなる量です。さらに、AnalogやFMなどのシンセベースも多数収録されていて、エレクトリックベースとシンセベースをレイヤーしたハイブリッドなプリセットサウンドは、実にUVIらしい高いクオリティです。

もちろん、シンセサイズされた音だけでなく、Fender Jazz Bassライブラリとしても生々しい音源です。同弦内を移動させるスライドは、ピッチベンド的ではなく、少し物理音源っぽい挙動の音がしているので、そのあたりもよく考えられてるなと思います。
さらに面白かったのが、今回の生ベースの方のライブラリにSlap奏法は収録されてないんですが、シンセレイヤーの方にSlap音が入ってたことです。Fingerの低音と、シンセレイヤーのSlap音を混ぜることで、Slapを実現させてます。

・最近のUVIのインターフェイスはかなり良いのですが、今回も洗練されたGUIです。
・Hammer、Glide、Legatoのパフォーマンスモードと、Sustain、Harmonic、Ghostのプレイモードは、キースイッチで切り替えられます。
・ハンドポジションは、数値が小さいほど高域の響きがチョイスされるそうです。
・EDITは、それぞれのレイヤーで、Pitch、Filter、Ampをいじれます。エフェクトもBassらしいエフェクトですね。
・シーケンス画面では、沢山のMIDIフレーズが内蔵されています。残念ながらSoul Bass内でのシーケンス変更はできませんが、MIDIパターンをドラッグ&ドロップで書き出すことが出来るので、自分のDAW内で調整しましょう。

▼公式デモソング
ドラムは、UVI Drum Designerと、UVI Soul Drumsです。シンセブラスだけOB Legacyを使ってますが、Pluck的な音とか、ギターっぽい音など、他の音は全部Soul Bassの音です。Soul Bassだけで10トラック使いました。(いわゆるBass音としては4種類)

UVI · Soul Bass by Ryuichiro Yamaki

気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ますよ。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

MacOS Venturaの連携カメラとデスクビューをM1 Macminiで使う。

2022 年 10 月 25 日 火曜日

■連携カメラ

以前、iPhoneをカメラにしてZoomで使うCAMOというソフトを紹介したんだけど、
今日リリースされた、MacOS Venturanの新機能で、
iPhoneをMacのカメラに出来る「連携カメラ」という機能がついたので、早速試してみた。

iPhone 14 Pro Maxということもあってか、画質もすごい綺麗だったので、
「ああ、もうCamoいらないや。Uninstallしよう…」と、
Camoアプリからuninstallしたとたんに、iPhoneとMacの連携が途絶えた…。

もうわけがわからない。

どちらも、再起動してみてもダメで、システム設定見てみたりしてもダメだったので、
試しに、以前と同じ状態に戻してみようと、
Camoをインストールして、iPhoneをケーブルで繋いでみてCamo上で映るのを確認してから、
iPhoneをケーブルから外して、再度FaceTimeを立ち上げて、iPhoneのカメラを起動してみたら、
今度はiPhoneが認識された。

むむむむむ。
これって、もしかして?と、
再度Camoをアンインストールすると、やはりiPhoneは認識されず。

試しに、普通のWebカメラを繋いでみたとたんに、iPhoneも認識された!

WebカメラをUSBから抜いてみると、やはりiPhoneは認識されない。

もうわけがわからない(2度目)

もしかして、iPhone単体だとダメなの?
そんなのどこかに書いてあった?

むむー。
まぁ、とりあえず出来たからいいんだけど、なんか解せないねー。

ちなみに、
ディスプレイの後ろに、こんな感じのブームの卓上マイクスタンドを置いて、
IK Multimedia iKlipを使って、
iPhoneを固定しました。

現状の置き方だと、だいぶ高い位置にカメラがあるので、
もう少し場所考えないといけないなと思うけど、
まあ、やりながら調整します。

ちなみに、センターフレーム、ポートレート、スタジオ照明は、
右上にあるコントロールセンターに出てきます。

■デスクビュー

合わせて、デスクビュー機能も新機能。

上と同じく、コントロールセンターに出てくるので、そこから切り替えるか、
「デスクビュー」アプリは、システム / ライブラリ / CoreServices / Applicationsの中にあるので、
これでチェック出来るんだけど、こちらもなかなか調整が難しそう。

下の写真が、デスクビュー。
なんというか、もうちょっと…だよね。
多分iPhoneの置き場所の問題だと思うので、
使う時に調整してみようと思います。

先日のZoom会議でiPhoneをMacのWebカメラ化するCamo Studioを使ってみた。

MOTU DP11.21リリース!

2022 年 10 月 20 日 木曜日

▶︎MOTU DP 11.21がリリースされました。

今回は、主に各種最適化とバグフィクスです。

ダウンロードは、MOTUのダウンロードページで。

■細かな日本語のアップデート内容は、代理店のハイリゾリューションがきちんと翻訳してくれてますので、そちらもチェックしてください。
https://h-resolution.com/blog/dp11-2-release-notes/

DP11.21リリースノート

機能拡張と最適化
・ ビート・ベースのAudio to MIDI変換機能のプログラムを変更し、無効なビートを無視するようにしました。
・「Add Multiple Unassigned Instruments」コマンドのデフォルトのキーバインドを、command+shift+option+Iから、command+shift+option+U に変更しました。これは「インストルメントを追加…」コマンドとコンフリクトしていたためです。
・ VST3バリデーターがArturiaプラグインをパスするように調整しました。

修正
・Polar I/Oを設定する際のクラッシュを修正しました。
・トラックの複製時にARAプレビュー・エフェクトがインストールされない問題を修正しました。
・V-RackにルーティングされているMIDIトラックを削除する際に、クラッシュが発生しないようコードを修正しました。
・VST2およびVST3ラッパーで、現在のメーターが分母に8を持つ場合、テンポが2倍になってしまう不具合を修正しました。
・長い名前のエフェクトを含むインストーラで、コントロール・サーフェス・エフェクトの選択リストを開くとクラッシュすることがあった問題を修正しました。
・MIDIとインストゥルメントを組み合わせたトラックで、トラックアサイン・ダイアログが使用できない問題を修正しました。
・トラックアサイン・ダイアログを使用した際に、トラックのMIDI入力の表示が更新されない不具合を修正しました。
・ウェーブフォーム・エディタのスクラブツール使用時のクラッシュを修正しました。

■追記します。
・今回はバグフィクスがいつもより少ないのですが、個人的にリクエストしていた「V-Rackからトラックを削除するとDPが落ちる」のが直ってるようなので一安心。
・あとは使いながら何かわかったら追記します。

■20221025追記
・MacOS Venturaにしましいた。今のところ問題なく動いてますが、自己責任でどうぞー。

■20221121追記
・DP11.11から起こっている「開くと落ちるファイルがあるが、開けるファイルを開いた後だと、さっき開けなかったファイルも開けるようになる。」という謎の症状、Venturaにしたら、ほぼ出なくなったのですが、それでも落ちる場合、どうもiLok Cloudを使ってるプラグインが原因のような気がします。通常、そのプラグインを読み込む時にiLok Cloudのバナーが出るんですが、落ちるファイルではバナーが出ずにそのまま落ちるので、なんらかの原因でiLok Cloudが開けてないという現象が起きているものと思われます。iLokの物理キーのみの場合は問題なし。

■20221206追記
・Save Preset…がうまく機能してない気がします。読み込みはok。

■DP11の過去の各種アップデート内容はこちらから。

MOTU DP11.2リリース!

MOTU DP11.11リリース。

MOTU DP11.1リリース。

MOTU DP11.04リリース。

MOTU DP11.03リリース。

MOTU DP11.02リリース。

MOTU DP11.01がリリース。

MOTU DP11へアップデート! M1 Mac対応。DAW内MPEデータサポートなど、魅力的な機能が満載!

ギプス取れました。

2022 年 10 月 19 日 水曜日

約1ヶ月前、Twitterに「仕事部屋のドア枠 vs 右足の小指でタイマンを張ってまんまと負け、生まれて初めての骨折。全治1ヶ月でギプス😭」なんて書いたんですが、やっと今日、ギプスが取れました。

とはいえ、まだ治ったわけではなくて、まだちゃんとくっついてないので、テーピングとサポーターをして、もうしばらく過ごします。

普通に靴履いてOKってことになったけど、うーん、散歩はまだまだだね。

※写真はギプス中。

ルーツ。

2022 年 10 月 17 日 月曜日

先日、父が亡くなりました。
84歳の誕生日直後のことで、父にとっても家族にとってもあっというまの出来事で、コロナ禍で数年会えなかったこともあり、正直、まだあまり実感がないのですが、こんなご時世なので、先週末、家族と近所にいる親類のみで葬儀をして、そのまま東京に戻ってきました。

父は、栃木県の塩原(今の那須塩原市)や、九州の福岡市にある視力障害センター、所沢のリハセンターなどで長年教員をしておりました。目が見えないということもあり、早いうちからパソコン(PC9801シリーズ)と音声合成の読み上げ機や点字ソフト(確かAOKやブレイルスターという名前だったと思います。)を導入して、教材の製作をしたり、私が書類の読み上げを手伝うなどもしておりました。大量の辞書が入ったハードディスクも早いうちに導入したりしてたので、私のパソコン好き、新し物好きはこういうところから来てるのかもしれません。

父の趣味は、大きなスピーカーのステレオセット(アンプ、チューナー、レコードプレーヤー、カセットデッキなど、それぞれ単体の)を持っていて、レコードやラジオを、そのステレオで聴くというステレオマニアみたいなところがありました。いや、家に夢のマイ電柱とマイFMアンテナを立ててしまうくらいだったので、「みたいな」どころではなかったと思います。

そんなステレオシステムで、クラシックを中心に沢山の音楽を聞いて育ちました。今、私が音楽を職業にしているのも、小学生の頃に父が聴かせてくれた、冨田勲氏の「惑星」という、全編シンセサイザーで作られたレコードから始まってます。このことは、以前にブログで書いたので、ご存じな方も多いと思いますが、父がこのレコードを聴かせてくれたからこそ、シンセサイザーに興味をもって、今へと繋がっています。
そうそう、そういえば写真(カメラ)も父の影響ですね。

私が学生時代は、お互いが頑固者なので衝突もあったりしたのですが、本当に尊敬できる、仲の良い父でした。
晩年は、猫と戯れたり、ラジオで聴く野球(巨人ファン)に一喜一憂したりと、毎日のんびり暮らしておりました。

東京出身の父のいつもの江戸弁が、今でも聞こえるような気がします。

※写真は、数年前の父の後ろ姿とミーちゃん。

UVI Falcon 2.8がリリース!

2022 年 10 月 6 日 木曜日

▶︎UVI Falcon 2.8がリリースです。

ユーザーは無償アップデートなので、すぐにダウンロードしましょう。
Falcon Factoryもアップデートされてるので、こちらもダウンロードを忘れずに。
ダウンロードは、My Productからか、ポータルを使用しましょう。

▼新機能は以下の通り。

■新オシレーター

Textureオシレーターは、2チャンネルのサンプル再生、合理化されたコントロール、
フィルター、ブレンド、および大規模ライブラリーの駆使して、複雑かつ変化するテクスチャとノイズ作成に役立ちます。

■新エフェクト

7つのエフェクトが新たに装備。
新設計のピッチシフトエンジンによるShifter(単音)とHarmonizer(和音)をPitchカテゴリーに追加。
単体製品と同じ分散、拡散、デジタルグリッド、テープサチュレーションコントロールを装備したDual Delay X、
サウンドを芳醇なアンビエントウォッシュに変貌させられるDiffuse DelayとVelvet Delayの2つのディレイ、
サウンドに質感とバリエーションを与えるグラニューラベースのGranulizer、
ビンテージコンプレッサーの設計にモダン機能を備えたFeedback Conpressor。

■新シーケンサーとスクリプト

クリエイティブなパターンジェネレーターや強力なパフォーマンスユーティリティーが更に拡充。
シーケンスカテゴリーでは、特徴的なビデオゲームアルペジオサウンドを即成するChip Arp、
変化する4パート構成パターンを生み出すOstinato Arp、
Sliceオシレーター用のパワフルエクスパンダーであるSlice Remixerは、
専用画面でスライスパターン再構築のためのスライスシーケンスとランダム化の明解操作を提供するモジュールが追加されました。
そしてパフォーマンススクリプトでは、MIDI CCを使用したギターやハープの弦をかき鳴らす演奏を操作するStrum Wheel、
エフェクトカテゴリーでは、ワウフラッター操作でローファイ感を演出するTape Modなど。

■新プリセット

Falcon Factoryもアップデート。
新カテゴリーの“Organic Texture”に、バージョン2.8で追加されたTextureオシレーターをはじめ、
新装備のエフェクトやスクリプトの効能を肌と耳で感じ取れ、新たな可能性の模索に有用な100のプリセットパッチを用意。
合計1500以上のプリセットに。

■モジュレーターの強化!

Multi Envelopeもひっそりと強化されました。
以前のアップデートで、オーディオファイルのドラッグ&ドロップでゲインエンベロープの適用を追加しましたが、
今回さらに進化し、同じ操作で、明るさ、トランジェントおよびピッチエンベロープの適用が可能になりました。
見た目はそのままでも、サウンドデザインの扉が沢山増えました。

その他、詳しくは、YouTubeや、サイトで確認を!
UVI Falcon 2.8 | オーバービュー

UVI Falcon 2.8 | プリセットショーケース

UVI Falcon 2.8 | Textureオシレーターを深堀

気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ますよ。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

ライフログアプリ「Arc App」がサブスクリプションになってしまいました。 #iOSapp

2022 年 10 月 1 日 土曜日

2018年にブログに書いた「ライフログアプリ「Moves」が7月末でサービス終了。代替えどうする? #moves #googlemap」から、ずっとArc Appを使用してライフログ(自分がどう移動したか)を取ってきたんですが、つい数日前のVer.3.6アップデートから完全にサブスクリプションになってしまったようで、立ち上げると右の画面のままで、残念ながら過去データすら見れなくなってしまいました。最近は、地図データも、精度も、当初よりかなりよくなっていたので、サブスク化するのはしょうがないのかなと思うのですが、なんだか高い。やっぱ、そこにそこまでお金かけなくてもって気もするので、再度、代替えアプリどうしようかなーと。

Arc Mini
Arc AppのMini版という位置付け。使ってみたけど、地図がスッカスカでかなり残念。
Arc Appのデータをそのまま読み込んでくれないかなーと思ったんですが、
しっかり新規で立ち上がりました。とほほ。
精度はArc Appとそれほど変わらない気がしますが、
地図データがちょっといまいちってことで、コレは無しかなと。

Googleマップ
結局、「無料で」と考えたら、
Googleマップのタイムライン機能が一番いいのかもしれない…と思いました。
Arc Miniでひっかからなかったロケーションも、
Googleマップではしっかり表示されたので、
もうコレでいいんじゃない?という気がしてます。

▼というわけで、今回もいろいろ調べてみたものの、他のはいまひとつ。
そのうちApple純正アプリのヘルスケアやフィットネスあたりが
ライフログを取ってくれるようになると嬉しいのですが、
それまでは、Googleマップで行こうかなと思います。

Arc Appが過去データまで見れなくなってるのが一番残念なんですが、
もしかして、次のバージョンでその辺もとに戻ったりするのかも?
と淡い期待をしたんですが、サクっと削除しました。

ライフログアプリ「Moves」が7月末でサービス終了。代替えどうする? #moves #googlemap