UVI Drum Designer リリース!

UVIの新製品「Drum Designer」がリリース!

Beat Box Anthology2(以下BBA2)とは違う、新しいドラム音源が発売です。
BBA2が大量にサンプリングされたドラムマシンの音を組み合わせて音を作っていくのに対して、
Drum Designerは、5736個のサンプルとシンセオシレーターを組み合わせて音を作ります。
こちらは、どちらかというとアナログのドラムやシンセドラムに近い操作性で音を作っていきます。
プリセットは2040。キット数も316とかなり多く、様々なジャンルで使える事が揃ってます。

Kick、Snare、Clap、Cymbalと、4つのセクションに別れていて、
Kitでは、ドラッグ&ドロップでMIDIファイルとして書き出しが可能な8トラックのシーケンサーも内蔵。
各個別に立ち上げる事も可能です。

本当にいろんな音が用意されていて、EDITの幅も広く、いろんな音が自分でも作れます。
なので、ちょっとどこに何があるのか、把握するのに迷うかもしれません。
パターンも、ブロック表示ではなく、棒表示なので、慣れが必要かなとは思います。

さて、それぞれのセクションを見てみましょう。

▶︎Kick
Kickは、サンプルベースのBodyと、シンセオシレーターのToneの2つの音で構成されてます。
Pitch、Decay、Filter、エンベロープはもちろん、位相のコントロールも可能です。

▶︎Snare
BodyとTone、さらにNoiseオシレーターが2つの、4つの音で構成されてます。

▶︎Clap
ClapのShotサウンド3つと、Noise1つの計4つの音で構成。

▶︎Cymbal
2つのレイヤーで構成。HHやCymbalがこのセクションです。

▶︎Kit
Kick1、Snare2、Clap1、Cymbal4の計8トラックです。
ドラムキットとしても鳴らせますが、
キースイッチで「頭から再生」、「2小節目から再生」〜「8小節目から再生」まで計8つのスタートポイントを指定する事も可能です。

それぞれで各種調整、エフェクトなど、個別に行えます。
各レイヤーでは、音程表示や、音程と音程の間の数値等も設定可能です。
個別音源の方では、鍵盤でトータルのピッチコントロールが出来ます。
キットでは、さらにトータルでエフェクトもかけられて、
かなり凝ったサウンドデザインも可能です。

なんていうか、パッと見よりも、複雑な事が出来るというのが正しいのかも。
詳しくは、Drum Designerのページ、一番下にあるPDFマニュアルを参照してください。

このDrum DesignerとBBA2があれば、生ドラム系以外はバッチリです。
ちなみに、完全にドラム音として使うだけではなくて、ピッチもいろいろいじれるので、
頑張ればシンセとして使う事も可能です。

  
さて、公式デモソングです。
100% Drum Designerです。Falconを14個使いました。
基本的にはDrum Designer内のシーケンサーで組んで、1つづつ2mixで落としてますので、トラックも14トラックです。
エフェクトも内蔵のみ。
自分で作った音と、プリセットパターンの半分くらいを混ぜてます。
頭から鳴ってるシーケンスも、元は普通のHi-Hatの音です。

気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ますよ。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!


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