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先日、MOTU DP10.13がリリースされました。

2020 年 10 月 19 日 月曜日

Twitterでも書きましたが、先日、MOTU Digital Performer 10.13へのアップデートが公開されました。沢山のバグフィクスを含んだアップデートです。
まだアップデートしてない人は、MOTU Downloadからどうぞ。

MOTUではアップデート内容が書かれてなかったのですが、代理店のハイリゾさんが、いち早くアップデート内容を公開してくれてました。

内容があまりにも多すぎて、すべてを把握しきれてないのが現状ではありますが、数日使ってみて、ちょっと気になることが出てきましたので、書いておこうと思います。

MOTU DP10って何?という人は、国内代理店のハイリゾさんのサイトをチェック

ちなみに、現在、うちはMacOS 10.15.7 Catalinaで使用しています。

ちょっと気になったところ。

🔘起動時、VSTを読み込む部分の「MAS VST Support」と「MAS VST3 Support」で時間がかかるようになりました。
 ➡️これは、VSTを使わない場合は極力VSTをインストールしない事で回避できるようです。試しにVST、VST2、VST3の各フォルダごとゴミ箱に入れたら起動時にまったくひっかからなくなりました。
 ⏩VSTを削除する時に気をつけないといけないのは、いくつかのAUプラグインは、VSTを参照して動いている場合があります。例えばKORG Collectionはその代表例(TRITONは違います)なので、VSTを削除してしまうとAUも動きません。削除してもいいプラグインは自分で見極めましょう。

🔘ファイルを読み込もうとすると「予期せぬエラー」でプロジェクトが立ち上がらない事があります。具体的に言うとプロジェクトを開き切った瞬間にエラーが出る感じです。(開ききると、Mixerのフェーダーが所定の位置で表示されるんですが、その直前ですね。)
 ➡️その挙動なので、一部古いプラグインのせいか?とも思ったのですが、別なプロジェクトを作り、まったく同じプラグインを使った場合は、普通に立ち上がりました。ますます原因がよくわからないので余計にやっかいです。ちなみに、立ち上がる他のプロジェクトでしばらく作業したあと、立ち上がらないプロジェクトを読み込んだら普通に立ち上がりました。もうわけがわかりません。
 ⏩立ち上がらないけど、どうしてもその曲を今開きたい場合は、新規プロジェクトを作ったあとに、Loadしてください。Chunkに読み込む場合は、予期せぬエラーは起こらないようです。

 ⏩10月25日追記です。
  非常に困った話ですが、なんとか回避方法がわかりました。
  立ち上がったあとにサンプルを読み込むようなプラグインが刺さってると「予期せぬエラー」で落ちる模様です。(例えば、NI KontaktとかToontrack Superior Drummerとか)なので、一旦、New Fileを作って、そこにKontaktなどを立ち上げてから、セーブ&クローズ。その後、エラーで立ち上がらないプロジェクトを読み込むと正常に読み込まれる模様です。もし、同様に立ち上がらないって人がいたら、この方法をお試しください。
  ちなみに、DP1011(83650)に戻してみても、予期せぬエラーが出てしまうので、プロジェクトファイル自体に何かしらあるのかもしれません。

🔘Bounce to diskをした時、Conductorトラックの真下に新規トラックが出来上がるのですが、それ以外のトラックが見えなくなるバグが残ってます。DP10の時点からあったバグですが、以前はスクロールしたり、全選択したりしないと正常に戻らなかったのが、トラックの一部をクリックするだけで、正常表示に戻るようになりました。けど、そもそも消える方がおかしいよねーと(笑)

🔘その他、何かあったら追記します。

■バージョン10.13の変更点(以下、ハイリゾさんのサイトから抜粋)


機能強化と最適化
・DPはmacOS Catalinaに対して「公証(Notarization)」を受けました。
・チャンクリストのプレイボタンをシーケンス名の左側に移動しました。
・エフェクトインスタンスからパラメーター名を返すように、AU、VST2、およびVST3ラッパーを更新しました。正しいパラメータ名を取得するために、DPの”インサート”のダイアログを更新しました。これにより、Viena Ensemble Proは各Viena Ensemble Proインスタンスからカスタムパラメータ名を返すことができます(Viena Symphonic LibraryのMAS Viena Ensemble Proプラグインのアップデート版を使用)
・ノート挿入モード時にツールパレット上でカーソルが消えることがなくなりました。これにより、ツールパレットがスコア上で開いているときのツールパレット内の選択に関する問題が修正され、より密度の高いスコアでノート挿入モードを使用しているときのマウスナビゲーションの使いやすさが向上します。
・クイックスクライブカーソルの移動とナビゲーションは、特に密度の高いプロジェクトで高速化されました。
・多数のマルチポートバーチャルインストゥルメンツと、関連するMIDIトラックを使用するプロジェクトのパフォーマンスの機能制約に対処しました(たとえば、それぞれ48のMIDIポートを備えた30のViena Ensemble Proプラグイン、および16の関連するMIDIトラックを備えた各Viena Ensemble Proプラグイン)。
・ビート検出機能が改善されました。
・マーカー名の長さを255文字まで入力できるようになりました。
・トラックオーバービューウィンドウは、動的なフレーズブレークでのみ実行するのではなく、新しいメーターイベントが発生したときに常にフレーズを分割するようになりました。
・トラック数が多いシーケンスでオーディブルモードを有効にした際の、スクラブを高速化するための最適化を追加しました。
・シーケンスエディタでのインサートの表示を、シーケンスごとの設定からグローバル設定に変更しました。
・クリップエディタのパラメータ領域の展開状態を制御する設定を追加しました。
・トラックオーバービューは、多くのクリップを表示するときの応答性が大幅に向上しました。
・以前は読み取れなかったファイルを正常に開くことができる可能性が高くなりました。
・シーケンスエディターでインストゥルメントトラックの名前をダブルクリックすると、インサートされているインストゥルメントが起動するようになりました。
・フォーマット仕様に準拠していないフォーマット1スタンダードMIDIファイルを開く機能が改善されました。
・トラック数が多く、MIDIポートが公開されているバーチャル・インストゥルメントが多数あるプロジェクトでは、トラックの追加と削除がはるかに高速になりました。
・多くのユーザーの要求に応じて、サウンドバイトの途中からサンプルを削除した結果として生じるバイトレイヤーの動作をDP 9.52の仕様と同じにしました(削除前のサウンドバイトは後のサウンドバイトの後ろにレイヤーされます)。
・Digital Performerは、オーディオファイルをインポートするときに同期ポートを自動的に設定しなくなりました。
・Windows OS環境では、DPはシステム画面の解像度設定を使用してUIスケーリングを調整し、100%が妥当で使用可能になるようにしました。
・表示 > スケールメニュー内に、25%刻みで100%から200%にスケーリングするためのショートカットを追加しました。また、UIスケールを5%刻みで拡大/縮小するための高度なコマンドを追加しました。
・DPのデフォルトの試聴ボリュームを-6dBから-12dBに変更しました。
編集しているリージョンが再生位置からかなり離れている場合、再生中にMIDIトラックのデータを編集しても、現在鳴っているノートがミュートされなくなりました。
・ピッチルーラーがルーラーのすべてのピッチキーにノート名を表示できるようにする新しいMIDI編集設定を追加しました(環境設定 > MIDI編集にて設定可)。
・シャープ/フラットに適切な記譜記号を使用して、MIDIノート名の臨時記号の表示を改善しました。水平ズームに関係なく、特に高い垂直ズームレベルで読みやすさを向上させます。
・クリッピングをインポートすると、DPはインポートされたデバイスグループで参照されているバーチャル・インストウゥルメンツMIDIデスティネーションの欠損を解決しようとします。
・DPは、平均テンポをサウンドファイルメタデータに書き込まなくなりました。これにより、サードパーティの編集ソフトウェアが平均テンポ近似を使用してサウンドファイルを誤ってタイムストレッチする可能性がある問題に対処します。
・スプラッシュ画面は、システムの画面解像度設定に基づいて、Windows OS環境で適切に拡大縮小されるようになりました。
 
バグフィックス
・MIDI編集設定画面内の、”マーキー選択”の設定に関するバグが修復されました。
・特定の状況下でWindowsで最も一般的に見られる、不要な「MIDIデバイスの再マップ」ダイアログアラートを排除しました。
・クリップエディターを最初に開いたときに、クリップパラメーター領域がクリップエディターのフォーカス状態を正しく反映しないバグを修正しました。
・垂直方向にズームすると、ウェーブフォーム・エディターでオーディオ波形の選択したセクションが正しく描画されないバグを修正しました。
・MIDIグラフィックエディタに表示されているトラックを削除すると、DPがクラッシュする可能性があるバグを修正しました。
・トラック情報ウィンドウでのトラックアイコンの垂直位置に関する長年の問題を修正しました。
・カーソル情報ウィンドウの垂直方向の配置の問題を修正しました。
・情報ストリップ/UI全体のノート名表示を修正しました。グラフィック・エディタでは音楽記号が使用されるようになり、その他の場所ではテキストベースの (b/#) 記号が引き続き使用されるようになりました。
・特定のWindowsディスプレイ解像度設定に関連するWindowsディスプレイの不具合を排除しました。
・Macの設定に一致するように、Windowsのツールチップの遅延を減らしました。
・サンプルレートインジケーターの「kHz」を「k」に変更し、凝縮されたフォントを使用せずに、より多くのレートを表示できるようにしました。
・特定のMIDIフィールドの編集テキストボックスがアイコンと重なるイベントリストの視覚的な不具合を修正しました。
・キーボードショートカットで開いてキーボードのEnterキーを押すと、現在の設定に関係なく、デフォルトで新しいトラックが作成されることが多い[スプリットノート]ダイアログのバグを修正しました。
・ステップレコードのオフセットメニュー内の「デュレーションからオフセットを減算」UIの反転ロジックを修正しました。
・ドラムエディター使用時にトラックセレクターを使用してマスタートラックを選択する際に、DPがクラッシュするバグを修正しました。
・「スケールタイム」ダイアログと「スプリットノート」ダイアログの表示の不具合を修正しました。
・非標準のチャンネル数を含むオーディオトラックが含まれたムービーを開いたときに、DPがクラッシュしないようになりました。
・チャンネルストリップが選択されていない場合(新しいプロジェクトファイルが作成されたとき、トラックが追加される前など)にチャンネルストリップミニメニューから「情報バー設定」をクリックするとDPがクラッシュする問題を修正しました。
・ビートクリックを使用してMASをシャットオフするときに発生する可能性があったクラッシュを修正しました。
・ミキシングボードのナロービュー表示の問題を修正しました。
・セレクション情報ウィンドウの垂直方向の高さの配置の問題を修正しました。
・V-Rackを参照するMIDIトラックを含むチャンクが、独自のソースプロジェクトにロードされると、MIDIの送信先が切断されるバグを修正しました。
・「トラックを作成」コマンドを実行時に発生する可能性があったまれなクラッシュを修正しました。
・トランスポートの場所を設定するときにオートメーション値が正しく更新されない原因となっていた問題を修正しました。
・同じトラック内の同じタイプの複数のプラグインによってオートメーション化される、同じデータタイプ(バイパスなど)の問題を修正しました(1つの値のみが追跡されます)。
・オートメーション設定ダイアログのフィルターが正しく動作しない原因となっていたバグを修正しました。
・パスエンドポイントの前方に既存のポイントがある場合、オートメーションレコードパスを終了するときの動作を、タッチ、ラッチ、または上書きモードの場合にのみリターンランプを挿入するように変更しました。
・Windows OS環境での水平スクロールの操作に関する問題が改善されました。
・Windows OS環境で使用するトラックパッドでのピンチからズームへの検出を修正しました。
・ポップアップメニューとドロップダウンメニューへのアクセスが改善され、意図しないアクションにつながるミスクリックを防ぐことができます。
・ファイルの破損を引き起こす非常に長いマーカー名のバグを修正しました。
・タップテンポでのユーザー入力が適切に平均化されないという長年のバグを修正しました。
・以前にクリップを選択せず​​に新しいプロジェクトで矢印キーを押したときに、DPがクラッシュする問題を改善しました。
・クリップウィンドウを開いている際のアイドル状態時のCPU使用率が低下しました。
・以前のバージョンで作成された一部のDPプロジェクトを開くことができない問題(ピッチデータに関係する)を修正しました。これらのプロジェクトは、バージョン10.13で開くことができます。
・UIが拡大されたときの印刷に関するMac固有の問題を修正しました。
・MacでのRetinaカーソルの外観を改善しました。
・コンテンツブラウザからアイテムをドラッグすると、ドラッグを実行する前にアイテムが選択されるようになりました。
・クリップエディターで選択したノートでシザーツールが機能しない問題を修正しました。
・複数のMIDIファイルを一度にシーケンスエディターにドラッグアンドドロップできなかった問題を修正しました。
・プロジェクトを開いているときに「ファイル」>「新規」を選択し、表示された保存ダイアログをキャンセルすると発生する可能性があったクラッシュを修正しました。
・テンプレートプロジェクトから新しいプロジェクトを作成するときに発生する可能性があったクラッシュを修正しました。
・表示されるディレクトリに、存在しなくなったファイルを指すエイリアスファイルが含まれている場合に「名前を付けて保存」などの標準のファイルダイアログを開くときに発生するクラッシュを修正しました。
・DPを実行中に特定のタイプのMIDIデバイスが切断された場合に発生する可能性がある、Windowsのフリーズ/クラッシュを修正しました。
・新しいプロジェクトを作成するとき、すべてのトラックとドキュメントのプロパティはデフォルトを適切に継承します。
・クリップエディタでMIDIデータのCCを編集する際に、数字キーでパラメーターの変更を行うことができるようになりました。
・クリップウィンドウ内でクリップを録音中に、途中でクリップを新しいトラックまたはシーンに移動すると、録音が停止するようになりました。
・MIDIルーラーを拡大させても常にキーボードスタイルのレイアウトで表示するように変更しました。
・変更メーターが、要求された開始メジャーで新しいメーター変更イベントを挿入しない可能性があるバグを修正しました。
・バウンストゥディスクで作成された32ビットフロートファイルがインポートされないバグを修正しました。
・ループのある古いプロジェクトを開くときに発生する可能性があったクラッシュを修正しました。
・曲のチャンク再生を有効にして、バウンストゥディスクのエクスポート操作(LAMEまたはCoreAudioの使用など)を実行すると発生する可能性があったクラッシュバグを修正しました。
・ディスプレイ間でムービーウィンドウを移動すると、ビューがウィンドウに対して間違ったサイズになるか、まったく表示されないというMacのバグを修正しました。
・ロックされたトラックでMIDI編集を元に戻すと、元に戻されたアクションによって作成されたよりも多くのデータが削除される可能性があるバグを修正しました。
・リアルタイムバウンス中にMIDIタイミングが正確でない可能性がある問題を修正しました。
・トラックの最初のいくつかのMIDIイベントがリアルタイムバウンス中に2倍になる可能性がある問題を修正しました。
・スケールテンポウィンドウの問題を修正しました。
・トラックオーバービューで選択範囲のハイライトとトラックフォルダを描画するときのグラフィックアーティファクトを修正しました。
・コンソリでイトウィンドウにポップインされたトラックセレクターが開いている場合に、クリップウィンドウでマウスをドラッグすると、自動スクロールホットスポットがウィンドウの境界の外側で開始するバグを修正しました。
・PLOGUE製のプラグインに関する問題を修正しました。
・複数の画面にウィンドウを表示する際の問題を修正しました。
・トラックオーバービュー上の非常に長いクリップの表示に関する問題を修正しました。
・1つのMIDIフレーズに含まれるノートが多すぎる場合に、トラックオーバービューでクラッシュを引き起こす可能性があるいくつかのバグを修正しました。
・クリップの長さが非常に長い場合、クリップの中央をクリックすると、クリップを選択するのではなく、エッジ編集するというシーケンスエディタのバグを修正しました。
・MIDIノートの角丸表示のデフォルト設定を修正しました。
・プラグインインスタンスによって公開されたMIDIの送信先をターゲットとするカスタムコンソールおよび、MIDIデバイスグループが、「読み込み」コマンドを介してインポートされたときに、ターゲットを見つけることができないバグを修正しました。
・個々のトラックをバウンストゥディスクでマルチ出力するときに発生する可能性があったクラッシュを修正しました。このクラッシュは主にWindowsで発生していたようです。
・トラックが録音待機中であるときにトラック録音モードでクリップシーンをキューに入れると、録音が有効なトラックに録音するためにクリップがキューに入れられるバグを修正しました。
・トラックにまったく同じティックで値が異なる複数のCCイベントがある場合に、MIDI CCの描画に一貫性がなくなる可能性があるバグを修正しました。
・リージョンメニュー操作を含むウィンドウセットを呼び出すときのクラッシュを修正しました。目的のリージョン操作ウィンドウを開いた状態でウィンドウセットを再保存するまで、リージョン操作ウィンドウはウィンドウセットに表示されなくなります。
・トラックデータをシーケンスの最初の測定より前の時間にシフトするときに発生する可能性があったクラッシュを修正しました。
・ズームツールで(ドラッグせずに)クリックすると、グラフィックエディタウィンドウがズームされないバグを修正しました。
・クリップエディタをコンソリデイトウィンドウの下部ではなく上部に配置する可能性があったバグを修正しました。
・ドロップ先がクリップエディタで現在開いているクリップを保持しているクリップセルである場合に、クリップエディタからクリップウィンドウにデータをドラッグするとクラッシュする問題を修正しました。
・MIDIエディターコンダクタートラックのメーター/キー情報のペンシラーに関する問題を修正しました。
・クリップウィンドウで新しいサウンドバイトクリップの録音を元に戻すときに発生する可能性があったクラッシュを修正しました。
・サウンドファイルをクリップエディターのタイムラインにドラッグすると、サウンドファイルがクリップ自体ではなく、クリップの所有トラックに挿入されるバグを修正しました。
・トランスポーズコマンドのダイアログ(およびその他)の視覚的な不具合を修正しました。
・トラック内のクリップで使用されていたサウンドバイトをサウンドバイトウィンドウから削除するときに発生する可能性があったクラッシュを修正しました。
・サウンドバイトウィンドウでサウンドバイトの削除を元に戻すと、それらを使用したクリップに常に復元されないバグを修正しました。
・クリップウィンドウでクリップへの記録を開始すると同時に再生を開始するとクラッシュする可能性があったバグを修正しました(停止から、クリップキューで再生を有効にした場合)。
・プロジェクトファイルを開くときに、デフォルト以外のクイックスクライブトラックオプションが、含まれてはならないトラックに追加されるバグを修正しました。これにより、デフォルトのオプションが無視されます。
・SysExイベントをクリップエディターにて入力すると、実際にイベントがクリップの所有トラックに挿入されるバグを修正しました。
・「トラック再生」クリップをキューに入れると無音がキューに入るバグを修正しました。
・トラックの色に関係なく、クリップの色が設定されていない場合、クリップのパラメータ領域に常に黒い四角が表示されるバグを修正しました。
・画面を拡大すると、ワイパー再生ヘッドがUIの他の部分に対してピクセル化されて表示されるWindowsのバグを修正しました。
・システムUIスケール設定が150%以上の画面でWindowsに2倍のカーソルアセットを使用するように強制し、残りの非Retinaカーソル用にRetinaグラフィックアセットを追加します。
・ツールパレットが初期化時に冗長にスケーリングされ、UIスケーリングが100%を超えると、その周囲に過剰な空きスペースが作成されるクイックスクライブウィンドウのバグを修正しました。
・オーディオ波形の描画時に発生する可能性があったクラッシュを修正しました。
・オーディブルモード時にMIDIノートが半音上がって聞こえることがあるバグを修正しました。
・シーケンスエディタやクリップエディタでトラックストリップの一見何もないように見える領域をクリックすると、”アクティブな編集タイプのみを表示する”が有効になっていてイベントが見えなくなっていたとしても、クリックポイントでイベントを保持しているレイヤーにストリップが切り替わってしまうという長年のバグを修正しました。
・Windowsで実行する場合のモーダルウィンドウに関する長年の問題を修正しました。
・最初にトラックに記録されたときにクリップイベントのループインジケーターが表示されない可能性がある問題を修正しました。
・再生中にページの下部近くの表記を表示できなくなることがあるクイックスクライブウィンドウのバグを修正しました。
・クイックスクライブウィンドウで解像度を変更すると、ワイパーが消えるバグを修正しました。
・クイックスクライブウィンドウで「システムマージンの編集」を使用できなくしていたバグを修正しました。
・スマートセレクションが有効になっている場合「スニップ」が編集境界で追跡される連続データとテンポイベントを適用しない可能性があるバグを修正しました。
・バウンストゥディスク進行状況ウィンドウのキャンセルボタンが機能しなかったWindowsのバグを修正しました。
・フローティングプラグインの前に表示すると[ディスクへのバウンス]進行状況ウィンドウが使用できないほど点滅するWindowsのバグを修正しました。
メインメニューバーをクリックすると速度が低下する可能性があるMac固有のバグを修正しました。
・クオンタイズインサートエフェクトを再生するときに、特定のMIDIコントローラーイベント(特にサステインやその他のスイッチタイプ)がドロップされることがあるバグを修正しました。
・「ストレッチ」が有効になっている別のトラックから複製されたトラックで「ストレッチ」が有効にならないバグを修正しました。
・クリップエディタまたはシーケンスエディタでMIDIノートをドラッグしているときにピッチルーラーが正しく更新されないバグを修正しました。
・長年のシーケンスエディタのバグで、ピッチルーラーを “ピアノスタイル “で表示しているトラックをゆっくりスクロールすると、ピッチルーラー上の最上段と最下段のキーが正しく再描画されず、その結果、黒キーの横に奇妙なギャップが表示されることがある問題を修正しました。
・複数のディスプレイを備えたシステムでデフォルトおよびファクトリテンプレートプロジェクトからプロジェクトを作成するときに、奇妙なウィンドウサイズを引き起こす可能性があるMac固有の問題を修正しました。
・ピッチとタイムシフトオーディオの無関係なオプションが、クリップレイヤーのMIDIトラックで無効なコンテキストメニュー項目として表示されるバグを修正しました。
・サウンドファイルのオーディション中にコンテンツブラウザを閉じるときに発生する可能性があったクラッシュを修正しました。
・MIDIデータをコピーしてクリップウィンドウの空のセルに貼り付けると、コピーされたデータに存在しないデフォルトのコントローラーイベントが誤って貼り付けられるバグを修正しました。
・スケールテンポコマンドの領域操作で「新しいエンドタイムに合わせて全体を変更」オプションを使用すると、誤った結果が生成されるバグを修正しました。
・「オーディオファイルの変換」が最後に使用されたインターリーブオプションを記憶しないバグを修正しました。
・テンプレート内のバーチャルインストゥルメントに割り当てられたMIDIデバイスグループが、そのテンプレートから新しいプロジェクトを作成した後、それらのバーチャルインストゥルメントを見つけられないバグを修正しました。
・同じプロジェクト内の他のデバイスグループの複製から作成されたデバイスグループ(たとえば、シーケンスの複製時)が保存して再度開いた後に失われるバグを修正しました。
・ミュートツールがクリップエディターで選択したすべてのノートをミュートしないバグを修正しました。
・「ツールパレットオプション」設定パネルのミュートツールのラベルと説明を修正しました。
・イベントが開始時間またはループ開始時間に正確に発生した場合、クリップ内のサステインペダルイベントがドロップされる可能性があるバグを修正しました。
・サウンドバイトウィンドウを水平方向にかなり右にスクロールすると、列を正しくドラッグして並べ替えることができなかったバグを修正しました。
・別のプロセスが現在フォアグラウンドである場合、特定のタイプのクリックがウィンドウのアクティブ化に失敗する可能性があるWindows固有の動作の違いを修正しました。
・プラグインUIがDPのコントロールの下ではなく、上で初期化される可能性があるWindowsの問題を修正しました。
・テンポイベントのリージョン操作として使用される場合のヒューマナイズを修正しました。
・プラグイン形式を使用してサウンドバイトをエクスポートするとクラッシュする可能性があるバグを修正しました。
・強制リアルタイムバーチャルインストゥルメントを含むシーケンスでバウンストゥディスクがハングする可能性があるバグを修正しました。
・macOS10.11または10.12で実行しているときに、DP起動時のウェルカムウィンドウでUIスケーリングを無効にして、ウェルカムウィンドウが正しくスケーリングされず、ウィンドウフレームサイズを超える問題を回避しました。

MOTU DP10を使い始めてます。

2019 年 3 月 11 日 月曜日

先月からDP10を使い始めてます。
でも、DP9.52までとほぼ同様の使い方しかしてなかったので、
ブログに書くタイミングをすっかり逃しちゃって、今になっちゃいました。
みなさま、DP10使ってますかー?

DP10はmojave対応になりました。

DP9.52の時点でも、USモードで使ってる分には何の不自由もなく使ってました。
でも、いつのまにか「ことえり」が日本語モードになっていて、
トラック名に日本語で打っちゃって、間違えた!とdeleteキー押しちゃった日にゃー、
ズトン!と、DPが落ちちゃって。

そもそも、英語圏のアプリケーションで、
トラック名やオーディオファイルに日本語(2バイト文字)を使うのはご法度だと思ってるので、
(日本語のファイル名だと読み込まないor見えないことがあるアプリorプラグインもある)
DP内で歌詞以外の「日本語を打つ」ってことは無いんですが、
別アプリからDPへ戻った時に、不意に「ことえり」に変わっているのが
怖くて怖くて。
まー、その辺がDP10で解決してくれたのが俺的な一番のアップグレードポイントです。
mojave使ってない人にはあまり関係ないかもですが。

あ、そうそう、今、3月11日時点では、DP10内に日本語のマニュアルpdfが無いのが残念ですね。
初めてDP買った人は、ひとまず英語のマニュアルを読みましょう。
「つかえねー」って言ってる人は、大概マニュアルを一切読んでない人じゃないかなと。
分厚いマニュアルが一番の参考書なので、早期日本語化希望です。
 

さて、気になる新機能や変更点をいくつか見ていきましょうー。
チェックしながらなので、追記していくこともあると思います。

■Clip Window
DP10の一番の目玉っぽいんですが、今のところあまり使えてません。
Ableton liveのような、ループなどのネタをどんどん仕込んでいって再生させる…
というイメージですが、そもそもループ自体をあまり使わないので、使い所を模索中です。
新しいオーディオストレッチのお陰で、tempo追従は素晴らしいので、
いろんな素材をストックするのに良い機会になるかなと。
あとは、Clipping機能に貯めてある自分で作ったドラムループのMIDIとかも、
もうちょっと簡単に使えるかもしれないなーという気もしてます。
しかし、Clip Windowsの専用トラックなのかと思ってたら、
通常のトラック上でびっくりしました。
Ableton Liveを使ってる人からすると、全然違うそうですが、
日本語マニュアルが出てかららもうちょっとじっくり考えたい機能です。
でも、Polarの二の舞になりそうな気も若干(笑)

まずは、腐るほど持ってるLoop素材を、暇な時間を見つけて分類分けしておこうかな。
気が遠くなるなー。

あ、そうそうUVI Falconの右カラムからループをClip Windowに直接入れようかと思ったら出来なかったんだけど、
UVI Workstationで読み込んでからならOK。
右下のDrag&Dropを使いましょう。


 

■オートでのストレッチAudio機能の追加
前述もしたけど、オーディオストレッチの追従はすごいなと。
テンポを変えれば自動でストレッチされます。
(トラックのSTCとCSHをオン)
DP9.5からのZynaptiqエンジンのお陰で、いろいろ出来ることが増えていってますね。

これのお陰で、オーディオが沢山並んだプロジェクトでテンポを変更しても、
オーディオの配置とかの見た目まんまでテンポだけ変わります。
すごいです。
ランダムにテンポ変えたり、Tempo Sliderで動かしても、
キッチリついてくる。音切れもなくテンポ変わります。
もうビックリ。

Aさん「Tempo2上げてー」
俺「トラック沢山あるので10分待ってー!」
が、無くなってしまった。
嗚呼!休憩時間ナシじゃん!

■オーディオストレッチレイヤー
SequenceEditorとWaveform Editorにストレッチのレイヤーが出来ました。
ループ内のこの部分だけをストレッチしたい!とか、今までCUTしてズラして…ってやってたのをカットせずに出来ます。
画像は、もともとはジャストタイミングだったのをズラしてます。

■ビート検出機能の強化(BEAT DETECTION 2.0)
レコーディングしたり、ドラッグ&ドロップしたりしたオーディオファイルの、
BEAT(tempo)を自動で検出する機能なんですけど、
ストレッチAudioが新しくなったことによって、機能が強化されました。

■ウェーブフォームエディターの改良
便利になったらしいです。
普段は、あまりWAVEFORMエディター内で何かをすることって無かったので、よくわかんないんですが、
例えば「この音のLchのココだけいらねーんだよな。」っていうのが、削除できます。
便利な気がします。

こんな感じで。
最初のブロック、ハットが消えてるのわかりますか?
(次のブロックと同じような感じで並んでました)

■コンテンツブラウザ
Mutantのような、ファイルブラウザーが付きました。
Clippingsや、Audioファイルのフォルダを登録しておいて、
確認の再生や、トラックへのDrag&Dropが出来ます。
DPは、SD2ファイルに対応しているので、SD2ファイルも再生出来るっていうありがたい機能です。
ただ、サンプリング周波数が違う場合、例えば、48kHzのAudioファイルを96kHzのプロジェクトでクリックしちゃうと、
再生速度が速くなっちゃいました。
この辺は次のバグフィクスで直って欲しいです。
あとは、コンテンツブラウザ上で変換も出来ちゃうとありがたいなー。
それと、ダブルクリックするとWAVEFORMエディターが立ち上がって欲しいですねー。
今後に期待です。

■VCAフェーダー
今までもMIX時に、VCAトラックがあればなーと思ったことが多少あるので、
付いてくれて良かったなーと思う機能です。
簡単に言うと「グループ化しているトラックのオートメーションを1本のフェーダーで。」
という感じですが、VCAフェーダーでオートメーションすると、
グループしてあるフェーダー操作をいっぺんに出来るようになります。
説明が難しいんですが、Auxでまとめた音の音量の上げ下げとは違う音になるよーって感じです。

■VST3対応
MacだとAUがメインなので、あまり関係ないかなと思うんですけど、
フリープラグインだとVSTのみとかあるので、そういうので使う可能性もあるのかも。

■MOTUインストルメントサウンドバンク
シンセサウンド以外の総合音源です。
元はUVI PlugSound Pro(現在ディスコン)からの抜粋であり、
基本的には、MOTU MachFive3(マークファイブと読みます)に付属されていた「Universal Loops & Instruments」と、ほぼ同じものです。
UVI Workstationか、UVI Falconで読み込みが出来ます。
内容はそれほど変わらないようですが、音質が調整されてたり、macroの数が違ったりしてます。
MachFive自体は、UVI Falconとして進化してますので、最新版が欲しい人は是非Falconをご購入ください。
先日、ProToolsに、Avid版PlugSoundProが付いたりして、
あちらは、スクリプトもちゃんとしてて、インターフェイスも出来上がってたので、
MOTU版も!?と期待したのですが、こちらにはインターフェイスがありませんでした。
残念です。時期バージョンで付けて欲しいです。

■ユーザーインターフェイススケール
これは待ってた人多いんじゃないでしょうか。
インターフェイス全体のスケールを変更出来ます。
cmdと+で全体を拡大、cmdと-で全体を縮小です。
4Kモニタを使ってる人などは、「文字が小さすぎて読めない!」って謙さんバリに叫んでた人多いと思うんですが、
これで読めるようになると思います。
謙さんには内緒だよ。

個人的には、拡大するのは好きじゃないので、細かい文字のまま使います。
23インチ2560×1440で使ってます。
乱視ギミなのでメガネ必須ですけどー。

あのメガネ(ルーペ)は、先日かけてみたんですけど、クラックラしました。俺にはまだ早そうです。

■コマンド実行ウインドウ
Shift+SpaceBarらしいです。
コマンドラインでDPを制御出来るらしいです。
一瞬スポットライト検索が立ち上がったのかと思う画面ですが、
「機能名はわかるけど、何処にあるかわからない」って時に、
機能名を入れると、実行できるみたいです。

■クオンタイズ、グルーヴクオンタイズ機能の改良
MIDIノートやオーディオオートメーションなどのクオンタイズ時に、
CC#やオートメーションのクオンタイズの有無を指定することができるようになりました。
そうか、今まで出来なかったのか。あまり気にしてなかった。
間違えたらもう1回やればいいと思ってたくらいで。

■オルタネートツール

こんな感じでフルでツールを表示させてる身としては、
オルタネートツールがどういうものなのかよくわからないので調べてみました。


PreferenceのControl Panelに「Keep Tool Palette Visible When Displaying Editpr Tools」ってあるんですけど、
フルで表示させる時は、ココにチェック。
うちはフル表示なので、チェック入ってました。
で、ココをオフっておくと、コントロールパネルには、こんな感じで表示されるようになります。

今、これ、上下に同じカーソルアイコンが出てる状態で、
下のカーソルをクリックしてツールパレットを表示させてます。
そう、上下でそれぞれツールパレットがあるという感じです。

なんで2つに分けたのか…はよくわかんないんですけど、
よく使う項目2個を置いておくとかですかね。
うーん。
「狭い画面で使う時に便利」という理由以外で、
何でオルタネートツールの方が良いのかわかるまでは、
フル表示に戻しておきます。ポチっとな。

■絶対vs.相対グリッドスナッピングと、グリッドに吸着機能のオートモード。
グリッド吸着機能ですね。
どう使うかはこれから考えます。

■トランスポートキューイングの移動間隔

トランスポートコントロールにあるキューボタン(早送り/巻き戻し)の移動間隔を設定することができるようになりました。
例えば、低速早送り/巻き 戻しボタンを1小節に、早送り/巻き戻しボタンを4小節に設定することができます。
設定単位には、ビート、ティック、フレーム、秒等を使用することができます。

便利な機能だと思います。
もともと、そのボタン、まったく使ってなかったので、(テンキーで数字打っちゃう)
使うかどうかはわかんないですけど、覚えておきます。

■リージョンコマンドプリセット
クオンタイズ、トランスポーズ、デュレーション、スプリットノートでプリセットを作成することができるようになった模様です。
クオンタイズ以外、使うかなー?
今までも、最後に使った数字が残ってたから、それで良かったんだけど
まー、でも、プリセットとして残しておけるのは、何でも便利なんだと思う。

▶︎追記(20190316)
これ、9.52までは、トランスポーズはDPを1度落とすとデフォルトに戻っちゃってたんですけど、
プロジェクトごとに、最後に使った数値を覚えてる模様です。
例えば、半音アップの「B2 → C3」とか。
クオンタイズに関しては、今までも最後に使った数字で表示されていました。

■イベントリスト”クイック”フィルター
Event Listの上部にフィルターセクションのボタンが出来たそうです。
いちいちフィルターウインドウまで行かなくていいのは助かるね。

■シーケンスエディターのエフェクトインサート
これだ。便利かも。

■トラック表示の改良
これ、待ってました!
トラックリストで複数のトラックを選択して、上下にドラッグ移動することが可能に。
やっと!
今までは、必要なトラックをフォルダ化して移動、移動後にフォルダを削除していたので、
その手間が無くなったのがありがたい!

▶︎追記(20190316)
トラックを移動する時のアニメーションも変わりました。

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トラック移動時のヌルヌル感。 . #motu #dp10

Ryuichiro Yamaki/山木隆一郎さん(@yamaki74)がシェアした投稿 –


 

■MIDIコントローラーデータのオーバーダブ

MIDIコントローラーデータのオーバーダブ時、トラックのオートメーションモード設定(タッチ、ラッチ等)に
応じて新しいデータを古いデータの上に上書きできるようになりました。

▶︎追記(20190316)
これ、体験しました。
書き換えるのにはこっちの方が便利ですね。
今までだと、「ここから変えたい」ってところを削除してからやってたので、
変えたいところから動かすだけで変更されます。
PitchBendもCC#も。

■トラックデータクリッピングの改良

トラックデータを含むクリッピングをトラックリスト、トラックオーバービュー、シーケンスエディターへドラッグ&ドロップ可能になりました。
ドラッグ&ドロップ時には、1オペレーションで新規トラックを作成し、
タイムラインの任意の位置へドロップすることができます。
また、クリッピング内の複数のトラック間のバス設定も保持します。

トラックのコピペが便利になったっちゅーことだな。

■ズームメニューの統合
表示メニューのZoomに統合と。

■サウンドバイトドラッグの改良

シーケンスエディターでサウンドバイトをドラッグ移動する際、
サウンドバイトの外枠だけではなくウェーブフォームも表示したまま移動できるようになりました。
また、新しい位置情報やオフセット、スタートタイム、エンドタイム等を示した情報タブも併せて表示します。


ドラッグした時の表示の仕方が変わってた。
上のトラックを2つ下にドラッグしたところ。
これなかなか良いかも。
グラフィックに負荷はかかりそうな気はするけど。

■MIDIノート表示設定

環境設定のMIDI編集に新しい設定事項を追加しました。
グラフィックエディターのノートグリッドに表示するMIDIノート内に
ノートナンバーやオンベロシティバーを表示することができます。


(わかりづらかったので原寸大にしました)
普段はこの表示。昔からずっとコレなので、拡大することもあまり無いんだけど、
今回からは、拡大するとノートナンバーが見える。
拡大率は左上を。


(わかりづらかったので原寸大にしました)
ノートナンバーが見える最小の拡大がこれくらい。
最初のままだと全体が見えなかったので、Pitch BendとCC#の表示領域を若干狭くした。
上のより3段階ほど拡大。
俺が拡大するとしたら、これくらいかなー。
これ以上大きく拡大しちゃうと、全体を把握出来なくて。
ヴェロシティ関連の表示も変わってます。
ノートの右側が白くなってると思うんだけど、これ、左から0〜128のヴェロシティで、
どの音がどれくらいのヴェロシティで自分が弾いてるのかが、一発でわかるようになってます。

まー、慣れですかね。

■ドラッグのキャンセル

エスケープキーを押して、ドラッグのキャンセルを行うことができるようになりました。

ほー。

■フォーカスセル

コンソリデイトウインドウ内のセルのタイトルバーをクリックすると、
セル枠を強調表示にし、そのセルがフォーカスセル(現在作業中のセル)になっていることを示します。

うん。枠付くね。
でも、どっちのセル?って確認してる時間は無いからクリックしちゃうよね。多分。

■バイトゲインフェーダー

シーケンスエディターでオーディオトラックを縦方向に十分にリサイズした場合、
サウンドバイトの左下隅にバイトゲインの設定、及びフェーダーを表示します。


ByteGain自体はもともとあったんだけど、
ココにフェーダーが付いたことによって、さらに使うようになりました。
新機能の中で一番使ってるかもしれない。
ボーカルの上げ下げとかね。

■プレイバックワイパーのグリッド吸着

プレイバックワイパードラッグ時に、プレイバックワイパーをグリッドに吸着する機能を追加しました。

小節がグリッドになってたら、小節の頭に吸着するってことね。
あまり使わないかもしれないなー。(テンキーで小節数打ってしまうので)

■その他、気になった部分
▶︎追記(20190316)

あれ?立ち上げてすぐの画面、右側のNEWS表示の「>>」押してもNEWS表示されなくない?

▶︎追記(20190317)

Regionメニューから「Insert Continuous Data…」を選ぶと必ず落ちます。
「Reassign Continuous Data…」も同様ですね。
「Thin〜」と「Change〜」は大丈夫。

▶︎追記(20190317)
DP9.52まで、ソフトシンセのバウンス時、途中から音が無くなってしまうバグがあったんですが、
DP10では、今の所そのバグが出てません。
何度やっても大丈夫。

▶︎追記(20190317)
DP9.52&Mojaveで、
SoundbyteのExportの時のダイアログがどんどんどんどん広がっていっちゃうバグがあったんですが、
こちらも解消された模様です。
本当によかった…。

 
 

▽以上、新機能や変更点一覧でした
俺としては、アップグレードしてよかったです。
最初に書いたみたいに、落ちることも無くなったしね。
今のところすごい安定してるし、PreGenの最適化が進んだ気も若干するし。
軽くなったのか重くなったのかは、そこまで重いプロジェクトを走らせてないのでわからないけど、
MIDI(プラグイン)30トラック、Audio30トラックくらいのは、楽に動いてます。


Audio Performanceの表示が変わったのもあってか、CPUバーストも減った気がするし、
PreGenが裏で動いてるか動いてないかもなんとなるわかるようになったしね。

全体的な部分で、一つ要望があるとしたら、Magic Track Padに対応して欲しいです。
拡大縮小が、ピンチして出来ないのがツライ。

その他、詳しくは、代理店ハイリゾのDP10ページへ。
DP9.52とmojave使ってて、アップグレード迷ってるなら、した方がいいと思います。
古いOS使ってるなら、そのOSに合ったバージョンを使った方がいいです。(その方がトラブルは少ないです)
でも、是非、新しいOSで、新しいDP10を使ってみてください。

ではでは、そんな感じで。
もし、使ってるうちに何かあったら追記する可能性あります。
でも、その前にアップデートが来る可能性もあるので、
その時はアップデートを優先で。


パッケージ版はこちらから

MOTU DP 9.52アップデートが出ました。 #MOTU

2018 年 5 月 4 日 金曜日

MOTU DP 9.52アップデートが出ました。

最大1024ステレオバス、1024バンドル機能を追加。(128くらいで十分なんだけど…)
各種バグフィクスが結構されているようです。

ユーザーはダウンロードしましょうー。

#使っていて何かあったら追記するかもしれません。

バージョン9.5.2の改良点
– 最大1024ステレオバスのスタジオコンフィギュレーション対応。
– 最大1024バンドル追加機能。
– Quicktimeムービーを使用したプロジェクトで、有効になっていないチャンク内ではQuicktime関連スレッドを無効にすることにより効率化を図りました。
– カウントオフ、及びカウントオフ-ウエイトモード時のクリックを安定。
– High Sierra対応によりファイルやフォルダの並べ替え機能用コードを追加。
– ファイル読み込み時のファイル拡張子認識を大文字と小文字を区別しない方式に変更。
– 読み込み…コマンド、及び読み込みメニューに「チャンクを示す」オプションを追加。
– チャンクウインドウのシーケンスをトラックオーバービューやシーケンスエディターにドラッグした際のトラックフォルダの階層バグを解決。
– エフェクトウインドウを連続して開いた際に起こり得たGUIの表示ズレ問題を解決。
– プラグインのバイパスUIエレメント(プラグインGUIのバイパスボタン、インサートストリップの斜文字名等)がプラグインの正しい状況を示していない場合があったバグを解決。
– ProVerbのバイパスボタンが正しい状況を示していない場合があったバグを解決。
– ムービーのオーディオが「無」に設定した場合、無音になります。
– ムービーオーディオアウトプットを新規バンドル、または新規auxトラックへ送信サブメニューが表示されなかった問題を解決。
– 「ムービーのスタートタイムを設定にコマンド設定が可能になりました。
– 出力時にプラグインのMIDIアウトプットが重複していた問題を解決。

何度目の正直? High SierraでMOTU DP9.51 + UADが動きました。きっと最終回。

2018 年 4 月 25 日 水曜日


「同じ話題を何度書くんだよ」って話ですが、多分今回で最終回。

結論から言うと、High Sierraで、MOTU DP9.51とUAD(最新版)が、ちゃんと動きました。

海外でも、やはり同じように「動かない」って話題になっていたのですが、解決策がありました。
High Sierraにアップデートしたあとに、UADをアンインストーラーでアンインストールして再起動。
UADをインストールしてさらに再起動。
これだけでDP9.51上で動きます。

前回も、一時的に動いていたのは、これをやっていたからかな?という気がします。
また動かなくなったら、上記を試せばOKな模様ですが、今回は1度目でうまくいったようで、数日問題なく動いてます。

前回から時間が経っているので、UADソフトウエアが2つくらいバージョンアップしてるのですが、
それが功を奏してるのかどうかは定かではありません。(そこまで検証してません)
ですが、海外で特に話題になってないみたいなので、関係ないのかもしれません。

そんなUADが問題なく動いたDP9.51の動作なんですが、いくつか問題が。
・Sierraより重くなります(しゃーない)。
・CPUが何度かオーバーロードすると、20000小節とか、1265小節とか、-80000小節とか、ランダムに一気に小節が飛ばされるようになってしまいました。
 音はしばらく元の再生が止まることはないのですが、そのうち一つづつ楽器が少なくなっていきます。
・何度もオーバーロードしていると、全体で音が歪み始めました。Mac再起動で直ります。

ひとまず、そんな感じです。
Sierra上でも重いプロジェクトを作ってるので、しゃーないかなと思ってるんですけど、
レコーディングしてる最中にオーバーロードして、テンポがぐちゃぐちゃになったり、
いろいろ二度手間になっちゃったり、タイムロスするのがHigh Sierraの方が多くなっちゃったのが難点です。
今回は、必要にせまられてHigh Sierraにしたので、Sierraに戻ることはないと思います。

ってことで。

MOTU DP9.13 update. #MOTU #DP

2017 年 4 月 19 日 水曜日

寝ようと思ったら、@motutechからDP9.13 Updateのツイート。

バージョン9.1.3の改良点

– ハードウェアインサートプラグインのレイテンシー認識を強化。レベルメーターを追加し、設定ペースト時のバグを解決。
– 32,000以上のMIDIトラック/プロジェクトを実現。
– Softube対応を強化。
– Melodyne対応を強化。
– VST2プラグインのレイテンシー補正を強化。
– VEPと可変レイテンシーを持つバーチャルインストルメントの対応を強化。
– RME Firefaceドライバの対応を強化。
– あるプラグイン(MX4等)でサイドチェインバス名に数字が付かないバグを解決。
– フェードを持つサウンドバイトを含んだリージョンを削除する際に起こりうるクリックバグを解決。
– フェードを持つサウンドバイトの最初をエディットした際に起こりうるフェードのテールに発生するクリックバグを解決。
– イベントチェイシング機能でフェーダーや他のウインドウ上のコンポーネント表示が正しく更新されない問題を解決。
– 既存プロジェクト起動時にメインカウンターのフォーマットが正しく再現されない問題を解決。
– タイムスタンプが> 0x7FFFFFFFのWaveファイルが正しく機能しないバグを解決。
– ポップエディット時のサウンドバイトのインサーションポイントへデータをペーストした際にデータが正しい位置に配置されない問題を解決。
– トラックセレクタ表示中のチャンクを削除した際に起こりうるクラッシュ問題を解決。
– ポップアップメニューの動作問題を解決。
– ピッチベンドデータ削除直後のMIDIノートのエッジエディティング時に起こりうるクラッシュバグを解決。
– サウンドバイトボリュームでスケールツールを適用した際、再生時に変更が正しく反映されない問題を解決。
– エディターウインドウを閉じる際に起こりうるクラッシュバグを解決。
– ミキシングボードレイアウトの読み込み問題を解決。
– ピッチバーエディット時のマウストラッキングを向上。
– ムービーバウンス時のフィルムスコアリングイベントのフレームレート問題を解決。
– Windowsインストーラーのコード署名問題を解決。

もし、何か気になることがあれば、追記します。

・基本的にバグフィクスかな。
・ハードウェアインサートプラグインの、レベルメーター追加はとても助かるね。
・ミキシングウインドウで、SENDあたりをクリックするとDPが落ちるバグ、やっと直った!

DP健忘録 -Change Tempo- テンポをだんだん速く/遅く。 #MOTU #DP9

2017 年 2 月 1 日 水曜日

時々しか使わない機能って、すっかり忘れがち。
そんな忘れがちな機能、今日は “Change Tempo” です。

Event Listのミニメニューにある “Change Tempo” では、単純に小節/拍/Tickを設定して、テンポを入力しか出来ません。
ですが、Projectメニューにある “Change Tempo” では、アッチェレランドやリタルダンド※の設定が可能です。

同じメニュー名なのに、機能が違うなんて!😤

昔のDP(多分5まで?)では、もうちょっとわかりやすいところにあったメニューですが、
今のDPは、メニューの階層が深くなってしまっていて、
Projectメニュー → Condactor Track → Change Tempo…と、ここまで行かないと辿りつけません。

これは普段使わないと本当に忘れてしまい、先日は探し出すまで半日かかってしまったりして、
かなりのボケっぷりを発揮してしまったので、ココで書いておく事にしました。

いやー、いい加減、Event ListのミニメニューでChange Tempoを選択したら、このウインドウが出てきてくれませんかねー。

くれませんよねー…😰

■テンポをだんだん速くしたり遅くしたりする場合に使います。


・Change Tempoウインドウを開いたら、Startする小節数と、だんだん速く/遅くなるのが終わる小節数を入れます。
 今回は、82小節目から83小節目の1小節内でだんだん速くなるように設定しました。

・次にStart Tempoと、End Tempoを入れます。
 元テンポが105、そこから1小節の中でだんだん140までテンポアップさせていきます。

・カーブを決めます。
 直線がいいのか、ちょっとカーブしながらがいいのかなども決められます。

 ちょっとBPMが曖昧になるランダマイズの機能もありますが、今回は無視しました。

以上です。
おそらく、よく使うんではないかと思う場面は、曲の最後、だんだんrit.していく(遅くなっていく)とかでしょうか。

とまあ、そんな感じで😀
今回も、自分が忘れてしまう機能で、毎回「どこだっけ…😭」と思ってしまうので、
こうやって1度書き出しておけば忘れないかなと思ったのでブログにしておきました。
ご参考まで。

※アッチェレランド(accel.) = だんだん速く
※リタルダンド(rit.) = だんだん遅く

DP健忘録 -Set Chunk Start- 楽曲の正確な分数が知りたい。 #MOTU #DP9

2017 年 1 月 18 日 水曜日

時々しか使わない機能って、すっかり忘れがち。
そんな忘れがちな機能 “Set Chunk Start
え?忘れちゃうの俺だけ?

■楽曲の正確な分数が知りたい場合などに使います。
・まずは、楽曲のスタートポイントにカーソルを持っていって、分数を記憶しておきましょう。
 今回の場合は、BPM120で、曲のスタートポイントの3小節目頭の時間軸は、0:00:04:00でした。


・”Counter”ウインドウを出してください。
・右上の矢印を押してミニメニューを開きます。
・”Set Chunk Start…”を選びましょう。

・今回は、上の例のBPM120で3小節目から楽曲スタートなので、
 Real Timeの値を、-0:00:04:00に設定。
・これで3小節目が0:00:00:00になりましたので、簡単に分数がわかります。

以上です。
あとは、これの応用で、
「ちょうど何秒の曲を作りたい」という場合にも重宝します。

とまあ、そんな感じで。
自分が忘れてしまう機能で、毎回「どこだっけ…」と思ってしまうので、
こうやって1度書き出しておけば忘れないかなと思ったのでブログにしておきました。
ご参考まで。

※ちなみに、何で3小節目なのかというと、
2小節分のクリックを聴いて、3小節目から弾き始める事が多いからというのが理由です。
それと、1小節目にはCC#や、キースイッチなどの初期値データを入れてたりもしますしね。

DP 9.1 Update. #MOTU

2016 年 7 月 28 日 木曜日

DP9.1アップデートが出ました。MOTUからダウンロードを。
当初の予定が6月ごろと言われていたので、少し遅れた感じですが、パッと使ってみた印象では期待以上です!

・バッファのレイテンシーが従来の半分になりました。ということで、9.02だとカクカクしてた今作ってる曲が、9.1だとCPUのProcessingメーターも半分くらいになってます。マジかよ。
・Pre-Genエンジンの改良。これもDPが目に見えて軽くなってる要因かな。期待大!
・新しいSMPTE-Zプラグインは、タイムコードを吐き出してくれるプラグインです。個人的にSMPTEは最近はあまり使うことがないのです。
スクリーンショット 2016-07-28 3.47.27・Hardware Insertプラグイン。これ、待ってましたー!!ハードのコンプやらEQやら、他のプラグインと同様にそのトラックに刺す事で、DP自体のBuffer関係なく、ほとんどレイテンシー感じないでインサート(そのトラックに戻る)出来る!これものすごい事じゃない!?いや〜、こうなると、I/O数足らない!(笑)
・Buffurのレイテンシーが半分になった事で、DP内のAuxで立ち上げた外部音源のレイテンシーも改善されてる気がするね。正確な検証はしてないけど、I/O側のアプリでダイレクトモニタリングするのとそう変わらなくなってきた気がする。今、Buffer512でこの感覚なので、下げたらもっとすごそう。Phaseはするので多少の差はあると思うんだけど、やっとProToolsのようにDAW内でダイレクトモニタリング出来るレベルまでいけるのかも。
・そうやってAuxで立ち上げたハードシンセや、Hardware Insertした後にプラグインを刺しても、DPが自動でレイテンシー補正してくれるので、そういう部分を気にしなくていいというのは、DPの強みなんじゃないかなー。(一部補正されないプラグインがある模様。っていうか、Hardware Insertのプラグインを刺すタイミングが問題なのかも)

・テンプレートの見直しが必要になりそうだね!

・そうそう、逆に重くなったプロジェクトもありました。使ってるプラグインによりけりな感じですね。
・再生してると、音が突然一切出なくなって、1〜2秒くらいで出始めること、ありませんか?俺だけですか?
・DP9.02あたりから起動時に落ちることが増えました。多分何かのプラグインが当たってると思う。でも、2度起動すれば立ち上がるので、個人的には何の問題もないことにしてます。

・各種バグですが、9.01/9.02で起こっていた、チャンネルを変えようと思ってポップアップさせて、やっぱ辞めたと別な場所をクリックすると、選ばれてたのがそのままにならず、違うinputやoutputになっちゃうバグ、直ったような気がしてたんですが、やっぱまだ同様になりますねー。もうここまで直らないと仕様なのかと思うくらい。
・ミキサーウインドウのSENDのPANをクリックするとDPが落ちるバグ、直ったかと思ったんですが、全然直ってない模様です。残念!
・Pre-Genの関係か、CPUスパークが重くないのに起きる事があります。
・DP9あたりからTunerがおかしかったのは、やっと直った模様。

気がついた事があれば追記します。

ハイリゾさんのFaceBookで、細かい記載がありました。
・Hardware Insertに関して「プラグインのボタンで外部機器へピン(ピング)を打ちレイテンシーを計り、レイテンシーの補正を自動的に実行します。Hardware Insertプラグインを使用することにより、様々な外部機器をDPのエフェクトチェインの一部にすることが可能です。」だそうです。なるほど納得。

バージョン9.1の新機能:

OS X環境下のオーディオI/OとVIのレイテンシー改善
― OS X環境下のホストバッファーレイテンシーが従来の半分になりました。例えばバッファーの設定を128に設定した場合、インプットシグナルに128サンプル、アウトプットシグナルに128サンプルの合計256サンプルのホストレイテンシーとなります。(I/Oレイテンシーは 除く)この改善により、I/Oレイテンシー、及びバーチャルインストルメントのパフォーマンスも向上します。

WASAPIドライバの向上
― WASAPI(Windowsオーディオ)ドライバのI/Oレイテンシーを大幅に縮小しました。また、WindowsオーディオドライバのサンプルレートコンバージョンによるCPU消費も改善しました。

小さなバッファー値対応の改善
― DPのMOTUオーディオシステム(MAS)エンジンを小さなバッファー値でもより柔軟に対応できるように再調整しました。

Next-gen Pre-genTM
― DPのNext-generation Pre-genエンジンは、バーチャルインストルメントやプラグインからのアウトプットシグナルをプリレンダーすることにより、CPUの消費を大幅に抑えます。バージョン9.1では、この機能を大幅に調整しCPUパフォーマンスを大きく改善しました。その上、MIDIグラフィックエディターでのエディティングやVIのオンスクリーンキーボード等のバーチャルインストルメントのプレビュー機能を常に使用可能にします。DPでは、プリジェネレートされたオーディオとライブオーディオの境目を無くし、同等に取り扱うことができます。プラグインやバーチャルインストルメントの反応を調整するには、セットアップメニュー>オーディオシステムの設定>スタジオ設定のプライムミリセカンド値を調整します。
MOTUでは、サードパーティ社製のバーチャルインストルメントやエフェクトへのハイレベルな対応を常に心がけております。サードパーティ社製プラグインでプリ-ジェネレーションが正しく機能しない場合には、プラグイン/インストルメントをリアルタイムで使用し、MOTU、及びプラグインの制作元へ状況をお知らせください。
既に開いたバーチャルインストルメントトラックを暫定的にリアルタイムモードにするには、ミニメニューより”このプラグインをリアルタイムで開く”を選択します。Pre-genモードに戻るには、ウインドウを閉じる、またはミニメニューの選択を解除します。この設定は、DP内で使用している同種のプラグイン全てへグローバルに 適用/保存されます。
バーチャルインストルメントを恒常的にリアルタイムモードにするには、インストルメントをターゲットにした MIDIトラックを録音選択します。オーディオトラックのエフェクトを恒常的にリアルタイムモードにするには、 トラックを録音選択、またはモニター選択します。また、チャンク、またはv-rackでエフェクトをauxトラックに配置することにより、エフェクトをリアルタイムモードに切り替えます。

SMPTE-Zプラグイン
― SMPTE-Zプラグインは、DPのタイムライン、またはフリーホイールモードで起動時に Longitudinal Time Code(LTC)を出力します。スティルフレームオプションでは、DPのトランスポートが停 止した場合でもタイムコードの出力を継続します。タイムコードは、オーディオトラックのアウトプット設定経由でどこにでもルーティングすることができるため、様々な状況にも柔軟に対応することができます。

Hardware Insertプラグイン
― Hardware Insertプラグインは、DPのその他のエフェクトプラグインと同様に機能します。このプラグインでは、外部機器でチャンネルのオーディオシグナルをプロセッシングするために、外部機器間とのループを作成します。この機能をその他のソフトウェアプラグインとの接続に使用することもできるだけでなく、エフェクトチェインのクリッピングの一部として保存することも可能です。プラグインのボタンで外部機器へピン(ピング)を打ちレイテンシーを計り、レイテンシーの補正を自動的に実行します。 Hardware Insertプラグインを使用することにより、様々な外部機器をDPのエフェクトチェインの一部にすることが可能です。

バージョン9.1の改良点
– トラックのレベルポストフェーダーとプリ-パンにトラックレベルメーターを表示。
– 内蔵オーディオにヘッドフォンを抜き差しした際のMAS停止とハードウェア変更表示の問題を解決。
– プリジェンモードで起動したVIのサイドチェインアウトプットのレイテンシー補正問題を解決。
– ボイストラックを録音可能なauxトラックとして使用した際、ソース素材が正しく配列されなかったレイテンシーの補正問題を解決。
– トラック設定ダイアログボックスのMIDIインプットの設定問題を解決。
– 多くのトラックを含んだチャンクの切り替え時のウエイトタイムを短縮。
– センド数を減らす際のクラッシュ問題を解決。
– エフェクトウインドウリサイズ時の背面ウインドウがメインウインドウに一致しなかった問題を解決。
– オートメーションレーンの最大値を選択可能に変更。
– 閉じたフォルダから開いたフォルダへトラックを移動した際にトラックが直ぐに表示されなかった問題を解決。
– スタジオセットアップダイアログボックスを簡素化。
– MASをオフにした後にVST、またはAUラッパーの認証作業を実行し、MASを再度オン戻した際に起こり得たクラッシュの問題を解決。
– ウェーブテーブルエディターでデリートキーを使用した際に表示されるエラーメッセージの問題を解決。
– いくつかのVSTが認証中にハングアップする問題を解決。
– DPからAudioDeskファイル保存時の問題を解決。
– DP 9.xファイルとDP 8のI/O互換問題を解決。
– コンソールでラベルの複製時に起こり得たクラッシュ問題を解決。
– MIDI学習ボタンをダブルクリックした際に起こり得たクラッシュ問題を解決。
– モノトゥステレオエフェクトを削除すると、トラックが左チャンネルのみの再生になる問題を解決。
– SEミニメニューでチャンクを切り替える際に起こり得たクラッシュ問題を解決。
– オーディオトラックが無いムービーを含んだプロジェクトファイルを開く際に表示されたエラーを解決。
– OSベースのダイアログボックス(例:別名で保存ウインドウ等)内のカット、コピー、ペーストコマンドの問題を解決。
– ページ設定で設定された表示スケールが印刷時に正しく反映されない問題を解決。
– ヘルプメニューのPDFマニュアルを更新。(英語/日本語)
– Avid Artist Mix / EuConサーフェイスにトラック名が正しく表示されない問題、または多くのトラックを含んだシーケンスで作業する際に接続が切れる問題を解決。
– シーケンスの複製時にトラックレイアウトが正しく反映されない問題を解決。
– トラックセレクタ表示の有無に関わらず、TABキーによる検索フィルターのトリガー問題を解決。

DP 9.02 Update. #MOTU

2016 年 2 月 3 日 水曜日

DP9.02アップデートが出ました。MOTUからダウンロードを。
今回はトラックオーバービューが改良されている事と、かなりのバグフィクスが行われてる模様です。前回のDP9.01で、変だった部分が直ってるといいなー。Softube Console 1対応との事で、ちょっと気になります。

・とりあえずインストールして、トラックセレクタ部分は確認しました。
・9.01で起こっていた、チャンネルを変えようと思ってポップアップさせて、やっぱ辞めたと別な場所をクリックすると、選ばれてたのがそのままにならず、違うinputやoutputになっちゃうバグ、一部は直ってますが、一部は直ってない模様です。
・一部ソフトシンセで音量などがフルテンになっちゃう問題、これ直ってないので、おそらく仕様になったのかもしれません。これについては、Event Chasing…で、CCをオフで対処できます。
・Tunerの動作がおかしかったのも直ってます。
・多少、表示が速くなった気がします。
・Pre-Genモードのインストトラックで、一部のソフトシンセでウインドウを閉じるとステレオだった音がモノになる現象があります。

・追記です。
スクリーンショット 2016-03-09 21.07.34
・ファイルを開くと、上のようにあらかじめ開いてるプラグインの表示がズレる事がある。何度か遭遇してます。どのプラグインでも同様です

バージョン9.0.2の新機能:
サードパーティビデオ機器対応
― (Macのみ)OS X 10.7以降の環境では、Blackmagic Design社、及びAJA Video Systems社の機器へDigital Performerのビデオアウトプットをストリームすることができます。

Softube Console 1対応
― ハードウェア/ソフトウェア環境にSoftube Console 1を統合しました。Console 1に含まれるSSL SL 4000 Eは、4バンドEQ、コンプレッション、アナログコンソールサチュレーション、ユニークなダイナミックシェーパーを装備します。詳しい説明は、http://www.softube.com/console1.phpを参照くださ い。

トラックオーバービューの縦方向ズーミングの拡大
― トラックオーバービューの縦方向ズームをより拡大しました。

表示メニュー
― 表示メニューには、表示関連のコマンドを表示します。「表示フィルター」コマンドは、セットアップコマンドから表示メニューへ移動しました。トラック表示関連のコマンドを新たに追加しました。これらのコマンドは、トラックセレクタのミニメニューにも表示されます。

トラックセレクタの改良
― トラックオーバービューに、その他のウインドウと同様にトラックセレクタを追加しました。トラックセレクタは、コンソリデイトウインドウから切り離して独立したウインドウとすることができ、グローバルなトラックセレクタとして全てのウインドウの表示をコントロールします。トラックセレクタでは、録音選択されたトラックをボールド表示、無効なトラックを斜文字表示で見ることができます。表示メニューの新しいコマンドでは、トラックセレクタの状態をトラックレイアウト (スナップショット)として保存し、いつでもその設定を呼び出すことができます。トラックレイアウトの設定はシーケンスのチャンクに属し、プロジェクトと共に保存されます。

「全てを選択」コマンド
― 「全てを選択」コマンドを選択すると、シーケンス内の全てのトラックではなく、表示されている全てのトラック(閉じたフォルダ内にあるトラックも含む)をコマンドの対象とします。

「選択域をミュート」コマンド
― 「選択域をミュート」コマンドの対象となる選択域の最後にサウンドバイトの一部が含まれている場合、サウンドバイトの選択域だけをミュートします。

「グリッド」サブコマンド
― 「グリッド」サブコマンドでは、エディットグリッドラインの表示/非表示を設定します。エディット時にだけエディットグリッドラインを表示するには、表示メニュー>グリッド>「エディットライン」の選択を解除し、「スナップ時のエディットライン」が選択されていることを確認します。

外部機器に同期時のカウントオフ機能
― カウントオフ機能が、外部機器への同期時も使用できるようになりました。外部機器への同期時には、パンチイン位置に向かってカウントオフを実行します。

センドノブ値のエディットと表示
― センドノブ上へマウスを移動すると、センドノブ値を表示します。ボックスには、値を入力することもできます。センドノブをオプション-クリックすると、直接センドノブ値のエディットモードへ切り替わります。

新しいコマンド
― その他にもいくつかの新しいコマンドを追加しました。

バージョン9.0.2の改良点
– (Mac)ある種のサードパーティ社のプラグインによりようこそウインドウがトリガーされた際に起こり得たクラッシュ問題を解決。
– (Mac)スポットライトヘルプメニューを修復。(日本語)
– サンプルレートが一致しない複数のサウンドファイル読み込み時のクラッシュ問題を解決。
– MEからクリッピングへパッチチェンジをドラッグした際に起こり得たフリーズ問題を解決。
– コンテキストメニュー経由でサラウンドパナーを有効にした際のクラッシュ問題を解決。
– トラックオーバービューウインドウのコンダクタートラックに表示された最後のテンポイベントのグラフが正しく表示されない場合がある問題を解決。
– ポップエディットしたサウンドバイトのマージ時のクラッシュ問題を解決。
– トラックオーバービューに表示されたトラックの表示順で次の/前のトラックを録音選択コマンドを実行。
– トラックオーバービューでもトラックセレクタを表示/隠すコマンドが使用可能になりました。
– コンソールアイテム削除時のクラッシュ問題を解決。
– シーケンスエディターのトラックセレクタにあるスクロールバー表示問題を解決。
– サラウンドセンドパナーで送信先変更時のクラッシュ問題を解決。
– Kontakt 5.5.1 VSTプラグイン検査時の問題を解決。
– WAVEファイルへの出力時に非常に大きなタイムスタンプが正しく出力されない問題を解決。
– ムービーウインドウのパフォーマンスを改良。
– 多くのオーディオ録音時の画面表示のパフォーマンスを改良。
– トラックオーバービューにトラックセレクタを装備。
– カスタムカテゴリーからエフェクトの削除時の問題を解決。
– シーケンスエディターのコンダクタートラックでズーム時の問題を解決。
– ミュートツールの取り消しコマンドの問題を解決。
– 44.1kHz以外のサンプルレート時のクリック再生問題を解決。
– エフェクトウインドウの表示サイズ変更時の問題を解決。
– (Win)L.A.M.E exportプラグインの日本語問題を解決。
– (Mac)10.10+環境のメニュー表示で使用されるシステムフォント問題を解決。
– 他のアプリケーションに切り替えた際、フローティングウインドウ(ツールバーを除く)が隠れる問題を解決。
– 初期設定で「エッジエディットコピー」機能を有効に変更。
– 新規サウンドバイト作成時の名称を”bite.4”から”bite#.4”へ変更。
– 多くのトラックを含んだ大きなテンプレートのプロジェクトサイズ、及び読み込み/保存時にかかる時間を改良。
– (Win)Windows 10環境のようこそウインドウ問題を解決。
– プラグインUIやコンソリデイトウインドウのセル表示がウインドウドラッグ時に崩れる問題を解決。
– クイックスクライブウインドウを含んだウインドウセットのリストア時のクラッシュ問題解決。
– エフェクトセレクタのカテゴリーへ複数のアイテムをドラッグした場合の問題を解決。
– コンソールアイテムコピー時のクラッシュ問題を解決。
– MIDI学習モード時のミキシングボードにアイテムを追加した際のクラッシュ問題を解決。
– アナリシス中に取り消しコマンド実行した際のクラッシュ問題を解決。
– (Win)MP3出力時にファイルの拡張子が付かなかった問題を解決。
– シフト-Fキーで空のプラグインウインドウを開いた場合、フローティングウインドウにならなかった問題を解決。
– (Win)インターナショナルキーボード対応問題を解決。
– 現在のテンポより早いタップテンポが正しく機能しなかった問題を解決。
– ナッジ機能をミリセカンドで実行した際の問題を解決。
– ムービーのオーディオ読み込み時に、タイムスタンプが正しく読み込まれなかった問題を解決。
– ピッチバイパスボタンの問題を解決。
– 多くのトラックを対象にしたコマンドのパフォーマンスを改良。
– MAS終了時に起こり得たクラッシュ問題を解決。
– MIDIエディターへCC挿入時のクラッシュ問題を解決。
– ウェーブフォームの再描写時に正しく描写されなかったバグを解決。
– ミュートされたサウンドバイト、及びMIDIノートの表示を改良。
– イベントのコンテキストメニューに「開くウインドウを選択」コマンドを追加。
– 初期設定の選択色をシステムの選択色からテーマの選択色へ変更。
– 「イレース」コマンドとデリートキーの関係を修復。
– 暗い背景のテーマでインサーションポイントを見やすく改良。
– 32ビット環境でVSTやCarbonベースのAUが正しく表示されなかった問題を解決。
– レーンの表示/表示解除時のクラッシュ問題を解決。
– 多くのトラックを対象とした「取り消し」コマンド機能のパフォーマンスを改良。
– (Win)シーケンスエディターでペンシルツールを使用したコンティニュアスデータ挿入時の問題を解決。
– (Win)シーケンスエディターのムービートラックリサイズ時のフリーズ問題を解決。
– 多くのトラックを含んだプロジェクトでEuConコントロールサーフェイスドライバのパフォーマンスを改良。

MOTU DP9.01。

2015 年 8 月 19 日 水曜日

MOTU DP9.01が出ました。MOTUからダウンロードしてください。
かなりの数のバグフィクスが行われたようですが、先日、DP9の方で書いたオートメーション ON/OFF、音量フルテンの2つは改良されてない模様です。これって仕様になってしまったんだろうかー。

・Ozone6のバイパス表示、気になってました。てっきりOzone6側の問題かと思ってたのですが、DP9側だったとは。
・日本語ユーザーズガイド、プラグインガイドが付属。英語モードで立ち上げてても日本語pdfが見れたらいいのにー。

・Tuner、検知しない音程があるような気がします。特に低音。DP8までは何の問題もなかったと思うので、これはもしかするとバグなのかもしれません。

・InputやOutputなど、チャンネルを変えようと思ってポップアップさせて、やっぱ辞めたと、別な場所をクリックすると、選ばれてたのがそのままにならず、違うinputやoutputになっちゃう。これは直して欲しい。

▪️他に気がついたら追記します。

・オートメーション ON/OFFの件、なんと「仕様」という事に。@ADSRXさんのツイートにて、「Setup」メニュー内、「Automation Setup…」で設定する事が判明しました。教えていただいてどうもありがとうございます。Preferenceの中を探しても無いので要注意。(設定関連はPreferenceにまとめてくれたらいいのに)
 →デフォルトでオートメーションをオフにする方法。
 下のAutomation Setupの画面右側、まずはTrack:の部分でMIDIのトラックを選んで、Enable Automation PlaybackとRecordingのチェックを外す。一番下にある「Save as Default for MIDI Tracks」を押す。同様の手順でTracks:でオーディオトラックを選んでから
Save as Default for Audio Tracks」を押せば完了。これで、デフォルトでMIDIもAudioも新規トラックを作った時にオートメーションはオフになります。
automation2
・ただし、これをやってもMachFive3やUVIWS、Arturia関連、その他CC#で音量調整の出来るプラグインの音量がフルテンに、NI KONTAKTは0ポイントになる問題は解決出来てません。
 ※ちなみに、ハードウエアのシンセではこの現象起きてません。プラグインのみです。もしかしてこれもどこか設定が!?
 →コメントにて、小西さんより「イベントチェイシングでCCをオフ」というお話をいただきました。とりあえず、今のところこれで対応するしか無さそうです。イベントチェイシングは先読み機能(Playすると各トラックのパッチやCC#などを検索して、再生開始する前に自動的に送信してくれる機能)なので、場面によっては大変便利な機能です。ここをオフにせずに出来るようになるといいんですけどね。(昔、MIDI Time Piece/AVを使ってる時代に、ハードウエアのドラムマシンなどが勝手に再生しないようにする為にこの機能を使っていた事があります)
・DP9から、TrackウインドウのMIDI inputの表示が「any」になっている(DP8までは空欄だったように思います)のですが、試しに日本語表示にしてみたら「どれでも」が並んでいて、ちょっとビックリしました。
スクリーンショット 2015-08-20 19.11.06

バージョン9.0.1の改良点
バージョン9.0.1には、多くの改良点を含みます。以下はその一例です。:
– シーケンスエディターでコンティニュアスデータ挿入時のクラッシュ問題を解決。
– シーケンスエディターのレーンで選択時の問題を解決。
– (Mac)コンソリデイトウインドウセルの後ろに隠れる場合があったプラグインウインドウの表示問題を解 決。
– MIDI学習機能のターゲットにミキシングボードのコントロールを追加。
– MIDIエディターでペンシルツールを使用した場合のメニュー表示の不一致問題を解決。
– シーケンスエディターを開く際のパフォーマンスを向上。
– トラック設定コマンド適用後のMIDIアウトプットメニュー無効化問題を解決。
– YSTプリセット保存時の問題を解決。
– MX4のパッチチェンジ問題を解決。
– 取り消し/やり直しコマンド適用時のコンプテイクセグメントの表示問題を解決。
– 最初のデバイスグループのみ設定可能だった問題を解決。
– ドラムエディターのクラッシュ問題を解決。
– Nineテーマのベロシティを変更ウインドウの表示問題を解決。
– auxトラックがノート、またはピッチエディットレイヤーとして表示される場合があった問題を解決。
– iZotope OzoneやUVI Relayer、またはその他と一緒にバウンスを行った場合、プラグインのテールがカット される場合があった問題を解決。
– 非再生時にiZotope Ozone 6がバイパス表示になっていた問題を解決。
– (Mac)IACバス経由のMMCを認可。
– トラックセレクタとミキシングボードがシンクしない問題を解決。
– ムービーフロートの切り替え時のクラッシュ問題を解決。
– シーケンスエディターのウェーブフォームでサウンドバイトの選択域をハイライト表示。
– ウェーブフォームエディターで「スニップ」コマンド適用時のクラッシュ問題を解決。
– 初期設定の「パーシャルメジャーを自動削除」機能をオンに変更。
– パーシャルメジャーを含んだプロジェクトを開いた場合、パーシャルメジャーの取り扱いを尋ねるダイアログ ボックスを表示。(初期設定の「パーシャルメジャーを自動削除」機能がオンの場合)
– 「ペーストリピート」コマンドの問題を解決。
– (Win)Alt Grキー(German言語)関連のインターナショナルテキスト入力問題を解決。
– トラックオーバービューウインドウのマーカーグリッドライン表示をその他のエディターと統一。
– ミキシングボードとチャンネルストリップのコントロール問題を解決。
– VSTのアイドルレートを引き上げ。(Serum等のプラグインのリドロースピードを向上)
– VSTバージョンBFD3で起こり得たクラッシュ問題を解決。
– ミキシングボードのトラックセレクタで複数のV-Rackトラックを選択した場合のクラッシュ問題を解決。
– トラックオーバービュー等のリスト表示でアイテムをクリックした際にアイテムが移動してしまう場合があっ た問題を解決。
– (Mac)クイックスクライブのパート印刷時の問題を解決。
– 独立したマーカーウインドウで検索フィールドが表示されない問題を解決。
– コンソールアイテムのコンテキストメニューを復活。
– 歌詞を含んだクイックスクライブのクラッシュ問題を解決。
– 日本語版ユーザーガイドを追加。
– (Win)MASプラグインの右クリック問題を解決。
– ミキシングボードのミュート、またはソロボタンのMIDI学習機能問題を解決。
– トラック情報や歌詞ウインドウのテキストスクロール問題を解決。
– コンソリデイトウインドウからムービーウインドウを独立させる際の表示位置問題を解決。
– より多くのトラックを含むシーケンスエディターのパフォーマンスを向上。
– EuCon 3 SDKにアップデート。
– オフライン時の認証ウインドウに表示されていた間違ったボタン表示を修復。
– フリーズ時に正しく更新されないセンド問題を解決。
– エフェクトセレクタのプラグイン名コラム幅を拡大。
– (Mac)正しいDP9ドキュメントアイコンをインストール。
– トラックオーバービューウインドウのディバイダ幅をコンソリデイトウインドウのディバイダと統一。
– VSTインストルメントの読み込み時の問題を解決。
– レーンのズーム表示問題を解決。
– ウインドウの開閉に関するコマンドの問題を解決。
– MX4の値変更にスクロール機能を追加。
– プロジェクトノートウインドウのスクロール機能問題を解決。
– シーケンスエディターのピッチレーンでピアノロールの選択問題を解決。
– Nine(テーマ)のコントラストとカラーを調整。
– Savannah、及びAlloy(テーマ)のボタン表示問題を解決。
– 再生時のバッファーサイズメニュー表示を無効化。
– 日本語版プラグインガイドを追加。
– 日本語版MX4を追加。