2022 年 12 月 のアーカイブ

大晦日。

2022 年 12 月 31 日 土曜日

なんだか、かなり駆け足で過ぎていった2022年。
私事では生まれて初めて骨折したり、父が亡くなったりといろいろあった年でした。
でもまあ、基本的にはずっと仕事部屋でコツコツやっていた気がします。
仕事としては、現段階では、まだ表立って言えないことばかりやっていたので、
来年に花咲くといいなと。
って、毎年同じような事言ってる気がしますが、その時はまたお知らせします。

大晦日は、いつもの時間に起きて、
いつもの通り過ごし、散歩も行き、
スパム春日井が出る紅白を見ようと思ってます。

今年1年も、ブログを見てくれてどうもありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。

では、みなさま、良いお年を。

※喪中なので、新年のご挨拶はいたしません。
※写真は、秋、葬儀帰りに新幹線から。

RYPPHYPE 2022年、年末のご挨拶を、YouTubeにアップロードしました。

2022 年 12 月 28 日 水曜日

「バーボン and コーヒー」配信中。
各配信サイトへ。
https://bit.ly/3JCOohe

「KORG Gadget2 for Mac/PC」がアップデート。山木が担当したFairbanks用サウンドパック「mimoPop」が収録されました。

2022 年 12 月 28 日 水曜日

昨年の12月に、iOS用のKORG Module内で使える、山木の作ったサウンドパック「mimoPop」をリリースしたんですが、
一年越しにアップデートされたKORG Gadget 2 for Mac/PC内の「Fairbanks」にも収録されました。
プリセットナンバー341:AhhChorus 1〜382:mimo Merryまでの音色です。
KORG Gadget 2ユーザーは無償でアップデートして使用出来ます。

KORG Gadget2単体で使うのはもちろん、
Gadget2の音源は、一つ一つがプラグインとしても使用出来るので、
どんどん使って、良い曲を作ってください!

リリース時のオフィシャルデモソングはこちらの2曲。
※「mimoPop」のプリセットのみ。

KORG · mimoPop Demo 2

KORG · mimoPop Demo 1

詳しくは、「mimoPop」リリース時のブログを!

iOS用「KORG Module」に内蔵のハイブリッド音源”Hybrid(Fairbanks)”用エクスパンション・サウンド・パック「mimoPop」がリリース!kolmeのMIMORIの声をオシレーター素材に、総合プロデュース、プリセット、デモソングを山木が担当しました!

「80s Dance Pop」も合わせてチェックを!

先日アップデートされた「KORG Gadget2 for Mac/PC」内の音源「Fairbanks」に、山木が担当したModule用サウンドパック「80s Dance Pop」が収録されてます。

サウンド&レコーディングマガジン2023年2月号でMOTU M6のレビューを書きました。

2022 年 12 月 24 日 土曜日

昨日発売のサンレコ2月号にて、先日リリースされたMOTU M6のレビュー記事を書きました。
表紙は、SKY-HIさん。

普段、MOTU M2とM4をサブで使用しているのですが、
M6では、やっぱり電源別っていうのが結構大きいことだなと感じました。
その辺も書いててますので、是非、チェックしてください。

写真のように3台積み上げて、切り替えながら音質チェックしました。

サンレコ2月号のご購入はamazonや、最寄りの書店にて。
MOTU M6は、代理店のハイリゾから直で買うと早いかもしれません。
https://h-resolution.com/product/m6/

Web版はこちらをチェック!
https://www.snrec.jp/entry/product/motu_m6

UVIから「PX Guitar Syn」リリース!ギターシンセの始祖、激レアのRoland GS-500/GR-500をサンプリング!

2022 年 12 月 8 日 木曜日

▶️「PX Guitar Syn」は、Roland GS-500/GR-500をサンプリングしたギターシンセ音源!

UVIの激レアなシンセやプロトタイプをサンプリングして、再構築するPXシリーズに、今度は、Rolandのギターシンセの始祖、Roland GS-500、GR-500を丁寧にサンプリングした「PX Guitar Syn」が仲間入り。

▶︎Roland GR-500/GS-500とは
1977年にリリースされた、世界初のギターシンセサイザー。
Roland GR-500は、CV方式のアナログモノシンセと、エレクトリックギターにCVピックアップが付いたGS-500というギターコントローラーの組み合わせたもの。当時はまだMIDIも、ポリフォニックも無かった頃の激レアなマシンです。
YAMAHA CS-80が同じ1977年なので、当時はポリフォニックがいかに高価だったかわかると思います。
使用していたのは、日本だと、和田アキラ氏や寺内タケシ氏が有名かもしれません。

山木がギターシンセっていうのを知ったのは、永野護氏のマンガ「Fool For The City」でのことだったかもしれません。マンガのカラーページに、永野護氏の所有のギターやベースが載ってました。多分、サントラでも使われていたはず。ただ、さっき読み直してみたら、これに出ていたのはG-77/GR-77Bだったので、ベースタイプでしたね。同じ頃(80年代)のギターシンセだとG-707/GR-700(ポリシンセ)なんですが、どちらもボディからヘッドに伸びるスタビライザーがカッコよくて。今でも憧れのギターシンセ/ベースです。

実は、生まれて初めて買ったギターが、アコギでもエレキでもなく、Casio DG-20っていうギターシンセなんですよ。だいぶ前に壊れてしまったのですが、そんなこんなでギターシンセには結構思い入れもあったりします。

▶︎ギターシンセについて
イケベ楽器のサイトに、「ギターシンセの進化と歴史」という、ありがたいページがありました。
とてもわかりやすくギターシンセについて書いてあります。
https://www.ikebe-gakki.com/web-ikebe/grandy_GR-GK/

それと、つい先日、ITmediaの記事で、開発秘話が公開されてました。タイムリー。こちらも合わせてチェックを。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2211/25/news164.html

■PX Guitar Synに話を戻しましょう。
相変わらず機材のレストアから始まるPXシリーズ。やはり今回もメンテナンスが大変だったのだとか。

PX Guitar Synは、ギタートーンと、シンセトーンが融合したライブラリで、さらに各種ストンプボックスを通した音や、S550テープエコーを通した音などなど、本当に大量にサンプリングした音を、UVIのお家芸、2レイヤー方式(2つの音色で1つの音を作る)でプリセット音色が作られている音源です。

いわゆるよくあるギター音源ではないので、フツーのギターの音は出ません。一応、GS-500本体のギターの音もDI経由とamp経由の両方が一応入ってるんですが、プリセットではなくレイヤーの中にあるので、initプリセットを読み込んで自分で確認をするのがいいと思います。ただ、やはりPCMシンセ的な音。でも、これがシンセレイヤーと混ざると、いかにも当時のギターシンセの音がするようになります。面白いですよねー。(最近のギターシンセとはまた全然違うそうです)

プリセットのカテゴリも、Arp系や、Bass、Bells、Brass、FX、Key、Lead、Pad、Pluck、Polysynth、Stringsなど、一通り入っていて、ヴィンテージギター風のインターフェイスもバッチリやる気が出ます。Editもレイヤーごと、もしくは2レイヤー同時でもOK。シンセレイヤーには、UVIが独自に作った沢山の音のほかに、基本的なオシレーター(waveform)も入ってるので、1から音作りも面白いと思います。

いや〜、実にUVIらしい!

▶︎さて、公式デモソングです。
PX Guitar Synのプリセットを18音色(一部EDITしてます)、ドラムは、TR-808を強烈にサンプリングした音源のUVI Prime8+

今回は、UVIの鬼畜っぷりが久しぶりに発生して「明日までにデモお願い」と世の中はサッカー日本戦の直前の深夜0時前に言われ、「ガッデム!」と同じテンションで「トーマス!」(UVIの担当の名前)と、(いつもの通り)相変わらず叫んでしまったのですが、幸いなことにPX Guitar Synは、プリセットの読み込みが速いのもあって、結局2時間で作曲が終わり、1時間半でAudio化をして、1時間半で最終調整とMIXしました。人間やればできる。

一部の音はEDITしました。例えば、ド頭から最後まで鳴ってるアルペジオ。これは、リリースを短くして、DelayとReverbをオフってます。その直後に入ってくるリードギターのような音は、2レイヤーのうち、片方のピッチを変更してます。他の音はMWを駆使してたり、オートメーションを書いてたりしてますが、プリセットそのままのがほとんどです。

UVI · PX Guitar Syn | Demo by Ryuichiro Yamaki

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ますよ。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!