‘Synth’ カテゴリーのアーカイブ

UVI Auroraがリリース!UVI Austrian Grandをベースにした、UVIの新しいアトモスフィア系ピアノ音源!

2024 年 2 月 16 日 金曜日

▶️UVI Auroraがリリース!

◼️Austrian Grandがベース
パリにある世界トップクラスのレコーディングスタジオ、Guillaume Tellで収録されたUVI Austrian Grandをベースに、テクスチャー要素とアトモスフィアを重ねた、3レイヤーのまったく新しいピアノサウンドライブラリが誕生しました。

カテゴリーは、Attack、Keys、Machines、Material、Nature、Orchestra、Electronic、Keyboard、Worldなどで、沢山のプリセットが入ってます。UVIのサウンドデザイナーの他に、今回は、Julia Gjertsen、Ben Crosland、Akira Kosemura、Joe Kirby、Ole-Bjørn Talstad、Arvid Holst、Dustin O’Halloranなど、様々なアーティストによる独自のプリセットも収録されていて、かなり面白いラインナップです。日本人ピアニスト/ソングライターの小瀬村晶さんがサウンドデザインをしているのも興味深いですね。

ちなみに、生々しいAustrian Grandも入っていますので、ピアノ音源としても優秀です。

メイン画面には、Color、Dynamics、Mute、Intensityのノブがあるんですが、ココで簡単にサウンドコントロールが出来ます。各レイヤーごとの細かいEDITはもちろんですが、自由にアサイン出来る3つのスロットを持った新設計のセミモジュラーエフェクトエンジンが、今回の特徴だと思います。

※UVI Autrian Grandユーザーには、限定クロスグレードも用意されているとのことなので、UVIストアでご確認を。

▶︎さて、公式デモソングです。
今回のオフィシャルデモは、100% Aurora
12個のプリセットを使いましたが、Motionをオンにして設定を変更したりなどのEDITをしてます。
音数少なくて済んでるのは、Motionを使うと1つのプリセットで結構空間が埋まるからです。
コード弾いてるだけで気持ちいい曲が出来ちゃう!

UVI · Aurora | Demo by Ryuichiro Yamaki

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ます。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

Baby Audio.から、フィジカルモデリングシンセ”ATOMS”がリリース。

2024 年 2 月 9 日 金曜日

▶️Baby Audio. ATOMS

Baby Audio.からシンセ第二弾「ATOMS」がリリース。
フィジカルモデリングシンセとは、主に弦楽器などのアコースティック楽器を、物理的にモデリングしたシンセのことを言います。
250以上のプリセットも、非常に面白いものが入ってます。
ただ、いかにもアコースティック楽器というよりは、完全にシンセ音色の方が得意なシンセじゃないかなと思います。

物理モデリングといえば、小難しいイメージがあるかと思いますが、
このATOMSは、主に6つのパラメーターで音作りをしていくので、
いじってるうちになんとなくわかってくるような気がするっていう、そんなタイプのシンセサイザーです。
習うより慣れろ。みたいな。

それと、各パラメーターは、LFOや、MPEを設定してモーションすることが可能なので、
かなり動きのある音が作れます。
特にMPEとの親和性は高いのも好印象です。

MonoとPolyの切り替えや、動作を軽くするECOボタンなんてものも付いてます。
インターフェイスは、黒か白か。山木は黒が好きです。

◼️上部の各パラメーターを簡単に紹介
・Chaos
原子の仮想質量とスプリングは、互いを前後に押し合う際に非線形性をもたらします。
って説明通りに書いてしまうと、なんのこっちゃだと思うのですが、
Chaosコントロールは、ピッチの揺らぎや、グラインド、デチューンを調整します。

・Order
Chaosで作った音は、質量バネネットワークで、減衰するにつれて徐々に高周波エネルギーを失います。
このOrderコントロールを上げると、スプリングに大きなダンピングがかかり、ローパスフィルターのように機能します。
Chaosと対で処理すると良い効果が出てくると思います。

・Force
質量バネ相互作用モデル。
主に、弓を使った奏法で、振動によって音を発生させるためのエネルギー源がForceです。
スプリングにかかる弓の圧力をコントロールし、大きくするとノイズが増え、倍音が鋭くなります。

・Overtones
Forceが圧力だったら、こちらは、弓の位置をコントロールします。
これを上げると、境界線に近い位置で弓を引くことになり、
ブリッジに近い位置で弓を引いたヴァイオリンのような明るい倍音が生まれます。

・Drive
いわゆるドライブです。ウェーブシェーピングで倍音をハーモナイズします。

・Resonant Low-Pass Filter
Resonance付きのLow Pass Filer。LFOフィルター・スイープのオートメーションが可能です。

・Motion
各パラメーターのMotionサウンドオートメーションです。
LFOやMPE(ポリフォニックアフタータッチ)で、選択範囲と動作が設定可能で、Tempo Syncにも対応してます。

・Visualizer
中央のグラフィカルなディスプレイです。それぞれのパラメーターで設定したのが、ここにフィードバックされます。
実際にどのように動作しているのかが表示されてると思ってください。

◼️以下下部のパラメータです。
・Root & Profile
Rootでは、オクターブ・レンジを、Profileでは、4種類の音色の方向性を決めます。
上部の6パラメータで音を作ってから、ココを変えてみるのも結構面白いです。

・Attack & Release
物理学に由来したAttackとReleaseパラメータ。ちょっと通常のADSRのARとはかかり方が違う気がします。
この辺がフィジカルモデリングならではという部分かも。
Attackは、バーチャルな弓のかかり具合を急激から緩やかまで変化させます。
Releaseは、マス・スプリング・ネットワークのダンピングに影響し、短い減衰から長いSustainまで、あらゆるサウンドに対応します。

・Movement, Modulation & Vibrato
ここは物理法則のモジュレーション。
スプリングのピックアップ位置の変更、硬さの変更などによるコーラスやビブラートが生成されます。
弓の弾き方の深さやスピードを変えると、微妙にうねるような動きが生まれるのが特徴ですね。

・Space
いわゆるリバーブです。
X/YパッドでサイズとMIXのコントロールしましょう。

◼️とまあ、そんな感じの簡単パラメーターです。
今回は、オフィシャルデモソングを作ってないので、(前回のBA-1では作ってたんですが)
オフィシャルのYouTubeをご覧ください。

🔽お求めは以下より。

Baby Audio本家で買う。
https://babyaud.io/ba-1

日本のBeat Cloudで買う。(円安の為、現時点では、Beatcloudが一番安いです。)
https://beatcloud.jp/product/2356

Plugin Boutiqueで買う。
https://www.pluginboutique.com/product/1-Instruments/4-Synth/11906-Atoms

UVI Glass Orchestraがリリース!14の手作りガラス楽器をサンプリングした、UVIの新しい音源!

2024 年 1 月 24 日 水曜日

▶️UVI Glass Orchestraがリリース!

■ガラスを使った楽器コレクション!
UVIから、非常に変わった楽器コレクションがリリースされました。
Jean-Claude Chapuis(ジャン=クロード・シャプイ)というガラス楽器製作者/奏者と名門パリ・フィルハーモニーが作り出したガラス楽器のコレクションを、丹念にサンプリングしたのが、このUVI Glass Orchestraです。

14のガラス楽器を様々な演奏スタイルで収録。75000以上のサンプルをレコーディングして、そこから構成された400以上のプリセットが収録されてます。
Gamelan、Glass Bells、 Seraphin、Cristal Baschet、Marimba、Harp、Glass Armonica、Cymbal Bells、Verrophone、 Chimes、Tympanon、Balafon、Carillon、Triangleなどの14の楽器は、3つのマイクのトーンで形成。伝統と実験的なスタイルの両方を収録しています。リリースが演奏時そのままの長さのも、Loopされているのも別で収録されているので、本当に様々なジャンルで使えるなと思いました。

さらに、MPEもサポート。コレ、親和性高いです!

非常に倍音の多い音が共鳴して、弾いていて非常に気持ちがいい音です!
サウンドトラックはもちろん、Popソングやエレクトロニカにも取り入れられると思います。

▶︎さて、公式デモソングです。
今回のオフィシャルデモは、21個のプリセットを使いました。
ドラム(Kick、Clap、HH、Cymbal、Tomborineのみ)は、UVI Drum Designerを使ってます。Triangleは、Glass Orchestraのプリセットです。

UVI · Glass Orchestra | Glass Nocturne by Ryuichiro Yamaki

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ます。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

UVI Noctuaがリリース!YouTubeでお馴染みのVenus Theory制作の完全無料のライブラリ!

2023 年 12 月 15 日 金曜日

▶️UVI Noctuaがリリース!

■無料です!UVIからのギフト!
UVIから、2023年最後のリリースは、完全無料のライブラリ「Noctua」。

ハードウエアシンセとエフェクトを駆使したサウンドコレクションで、100のプリセットを制作したのは、UVIのYoutubeでもお馴染みのVenus Theoryと、UVIのサウンドデザインチーム。

アナログシンセと、ペダルエフェジクトを駆使したサウンドを、グラニューラー処理した2つのレイヤーと、サブレイヤーの合計3レイヤーで音が作られています。シネマティックでダーク、ドライブしたサウンドスケープ。Venus Theoryのオリジナルサンプルを元に構築されました。インターフェイスもよく出来ていると思います。また、Falcon上で開けば、さらにEditが可能です。

▶︎さて、公式デモソングです。
今回は、Noctuaから16音色使いました。ダークな音が多かったので、結構悩みましたが、こういう曲にしようと思いついて打ち込み、各トラックをAudio化して、MIX、マスタリングして2mix落とすまでは約3時間。だいぶ早く出来上がりました。音色のEditはあまりやってません。エフェクトもプリセットそのままで使ってます。

それと、Noctuaにはドラム音色が無かったので、今回は、UVI Drum Designerで。

UVI · Noctua | Demo by Ryuichiro Yamaki

🔽気になる!という方は、UVIから無償でダウンロード!
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

UVI HX-20がリリース!KORG MS-20をベースに、サンプリングとフィジカルモデリングを組み合わせた、UVIの新しい音源。

2023 年 12 月 6 日 水曜日

▶️UVI HX-20がリリース!

■新シリーズ「HX」の第一弾!
次世代のシンセエンジンを駆使した新シリーズ”HX”音源の第一弾。今回は、KORG MS-20がベース。
ハードウエアからサンプリングした2つのウェーブテーブルと、MS-20の物理モデリングフィルターを組み合わせたハイブリッドシンセです。

今までのUVI製品は、作り込まれたサンプルオシレーターを組み合わせて鳴らすという音源が多かったのですが、このHXシリーズは、ハードウエアからサンプリングした素のオシレーターをウェーブテーブル化したものが2基(2レイヤー)と、サンプルオシレーターが1レイヤーの合計3レイヤー、そこに、MS-20をフィジカルモデリングしたフィルターが入って、音を作りこむ事が出来るようになりました。まあ、簡単に言ってしまえば、1から音を作れるので、音作りの幅がかなり広がるって事です。

プリセットは222個。出音の質感はMS-20らしい荒々しさを感じる音が多いなという印象です。トップのインターフェイス上にあるマクロは、音を劇的に変化してくれるものが多いので、非常に面白いですよ。

▶︎さて、公式デモソングです。
今回のオフィシャルデモは、シンセもドラムも、すべてHX-20のみ。
19個のプリセットを使用しています。少しEDITはしてますが、マクロ部分をいじった程度で作りました。

UVI · HX-20 | Demo by Ryuichiro Yamaki

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ます。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

2023年 買って良かったプラグイン その8 最終回まとめ。

2023 年 11 月 25 日 土曜日

▶️2023年まとめ

M1 Macminiを買ってからの数年は、以降新しいものを買うよりアップグレードがメインだったように思う。自分の買い物傾向として、あまりトレンドを追いすぎないというのがあるので、なんかものすごく騒がれてるものは買ってないのだけど、「自分に必要なものは何か」を考えて、セール関係なく吟味しながら買うのが好きなんだと思う。あと、やっぱ円安が続きそうだしねー。でも、来年は冒険したいな。

ハード的には、モニタースピーカーを変更したり、メイン鍵盤を変更したり、ハードの音源モジュールを廃して、モノによってはモジュールから鍵盤付きに変更したり、処分したものも多かった年。デスクトップ周りも若干の変更。結構スッキリしてきた。このあたりは、今年の頭にやったようにまた来年にでも、Desk Tourを撮る予定。

というわけで、記事にはしなかったけど、プラグインをいくつか。

🔽アップグレードや新規。
Antares Auto-Tune Pro X & Auto-Tune Unlimited
 Auto-Tuneは、なくてはならないものなので、しょうがなくてアップグレード。Auto-Tune Pro Xにアップグレードすると1年間のサブスクが付いてきたんだけど、今のところ続ける予定なし。
Klevgrand Speldosa
 楽曲にはまだ1度も登場してないけど、なんだかすごい安いオルゴールプラグイン。そのうち使うはず。
Softube Tape
 Tape系を使う時は、UAD、Waves、Baby Audio.、と、いろいろ挿して試すのだけど、そこにSoftubeも入れてみたかった。
Inphonik RX1200
 E-MU SP1200のエミュ。そうそう、12bitの音ってこんな感じ。
ROLI Equator2
 Roli Seaboard Block用にアップグレード。ver.2じゃないとApple Silicon対応してなかったので。
iZotope RX10 Advanced
 iZotopeの中で一番使ってるソフト。プラグインで、というよりは、単体アプリで使う事の方が多い。もしくは、ProToolsとRX Connectで。DPでもRX Connect使えるようになったらいいのにな。
Waldorf Largo2
 なんで単体でブログにしなかったの?って言われそうなくらい使ってるLargo。いや、だって、reFX VANGUARD 2の衝撃の方がデカかったんだよ。
d16 Fazortan 2
 ハマるPhaserを探していたら、コレがハマったので、Apple Silicon用にアップグレード。
Plugin-Alliance SPL PQ
 SPL好きとしては持ってないとダメだろうという事で。沢山バウチャーをくれるメーカーなので、まんまと乗せられてしまったという話もちらほら。
McDSP 6030 Ultimate Compressor Native v7
 今年も気がついたらv7が出てたよね。

🔽今年のブラックフライデー
今年は買い物予定なしなんだけど、気になったものは以下に追記予定。

・Wavesから新プラグインSilk Vocalが無料で。
 これ結構便利かも。
Waldorfは40%オフ。

ブラックフライデーについては、Twitterで情報を書いてくれている、ADSRXさんのツイートをありがたい気持ちで参照しましょう。
ってことで。
毎年同じ事言ってるけど、プラグインを買ったままにせず、
沢山曲を作っていきましょう。
では、今年もこの辺で。

🔽2023年買ってよかったプラグインシリーズ一覧。

2023年 買って良かったプラグイン その7 今年の「UVI」 #PR

2023年 買って良かったプラグイン その6「Baby Audio. Transit」

2023年 買って良かったプラグイン その5「reFX VANGUARD2」

2023年 買って良かったプラグイン その4「Universal Audio moog minimoog」

2023年 買って良かったプラグイン その3「PSP Audioware PSP 285 / Lexicon PSP 42」

2023年 買って良かったプラグイン その2「GForce Software Minimonsta2 / Oberheim OB-X」

2023年 買って良かったプラグイン その1「Vidar audio BARRIER」

2023年 買って良かったプラグイン その0。昨年のおさらいから。

2023年 買って良かったプラグイン その7 今年の「UVI」 #PR

2023 年 11 月 24 日 金曜日

▶️2023年のUVIの全製品をチェック。

今年リリースされた、UVIの製品と、それぞれ作ったオフィシャルデモソングを一挙に並べて紹介。でも、エフェクトとか、Falcon3とか、デモソングを作ってないのもあるので、その辺は文章で。昨年の「買って良かったプラグイン」は11月に出してるんだけど、12月にも新作をリリースしているので、そこから今月までの12ヶ月間、ほぼ毎月何かしらリリースしているUVI。今年も沢山!
各タイトルをクリックで、リリース時のブログへ。
(注:「買って良かった」って書いてるけど、オフィシャルデモソングをリリース前に作ってる関係もあり、一応#PR表記。)

◼️PX Guitar Syn

2022年12月リリース。
Rolandのギターシンセの始祖、Roland GS-500、GR-500を丁寧にサンプリングした音源。ギタートーンとシンセトーンが融合したライブラリなので、普通のギターの音は出ないけど、逆にソコが良かった。

UVI · PX Guitar Syn | Demo by Ryuichiro Yamaki

beatcloudで買う:https://beatcloud.jp/product/1983

◼️UVI Digital Synsations Ver.2

2023年1月リリース。
2013年にリリースされたVer.1から10年後にアップデート。新プリセット追加。デモソングは、新プリセットのみで構成。

UVI · Digital Synsations Vol.1 | Demo by Ryuichiro Yamaki

beatcloudで買う:https://beatcloud.jp/product/543

◼️UVI Quadra: Traveler

2023年1月リリース。
2021年3月にリリースの、弦楽器系統をメインにしたQuadra Muted & Harmonics(http://www.studiow4m.com/?p=18564)と、2021年11月にリリースの第二弾、金属と木材の共鳴をベースにした「Quadra: Metal and Wood」(http://www.studiow4m.com/?p=19133)に続く、第三弾!今回は、World Musicをベースにしたライブラリー。

UVI · Quadra Traveler | Demo by Ryuichiro Yamaki

beatcloudで買う:https://beatcloud.jp/product/2003

◼️UVI Percussion Factory

2023年2月リリース。
1000以上の膨大なパーカッションサウンド、4000以上のシーケンスという、パーカッションライブラリの決定版。

UVI · Percussion Factory | Demo 133BPM by Ryuichiro Yamaki

beatcloudで買う:https://beatcloud.jp/product/2021

◼️UVI Phasor

2023年3月リリース。
UVI Falcon内蔵エフェクターが進化して単体プラグイン化。
これが非常に良い!

beatcloudで買う:https://beatcloud.jp/product/2028

◼️UVI OrganicArp

2023年4月リリース。
オーガニックシリーズのアルペジオとシーケンスに特化したFalcon Expansion。とにかく便利。

UVI · Organic Arps | Demo by Ryuichiro Yamaki

beatcloudで買う:https://beatcloud.jp/product/2034

◼️UVI KAWAI Vintage Legacy

2023年4月リリース。
KAWAI楽器公認の、K1、K3、K4、K4と、R100、XD5ライブラリ。このオフィシャルデモソングは、トレイラー!

beatcloudで買う:https://beatcloud.jp/product/2053

◼️UVI Unlock

2023年6月リリース。
なんとドアに特化した音源。なんでもドア〜。
性質上デモソングは作らず。

beatcloudで買う:https://beatcloud.jp/product/2122

◼️UVI OPAL

2023年7月リリース。
光学式コンプレッサー(LA-2A)をフィジカルモデリングしたコンプレッサー。UVIがドメジャーなLA-2Aを!?と思ったんだけど、そこはUVI、世界のスタジオで使用されている7台の実機をモデリング。やっぱ変わってるよね。
このコンプ、本当に良いので、持ってない人は今すぐにゲットすべし。

beatcloudで買う:https://beatcloud.jp/product/2134

◼️UVI The Effects Bundle

2023年7月リリース。
いわゆるエフェクト全部入りパッケージ。いくつか持ってる人は、持ってる量によって割引率が違う。全部どうぞ。

beatcloudで買う:https://beatcloud.jp/product/2135

◼️UVI Synth Anthology4

2023年8月リリース。
約3年ぶりで、大幅アップデート。プリセットが4000を超えた、シンセサイザー万国博覧会。
オフィシャルデモソングは、今回は、RYPPHYPEで制作。デモソングなのに歌入り。あえての日本語で。

UVI · RyuichiroYamaki SA4 OnesUponATime

beatcloudで買う:https://beatcloud.jp/product/2153

◼️UVI Soul Bass 1.5

2023年9月リリース。
1年ぶりにアップデートされたSoul Bass。ver.1までは、シンセのSlap Bass音だっけど、今回はちゃんと生のSlap Bassが追加。

UVI · Soul Bass 1.5 | Demo by Ryuichiro Yamaki

beatcloudで買う:https://beatcloud.jp/product/1911

◼️UVI Falcon3

2023年10月リリース。
Falconが待望のVer.3へ。新しいオシレーター、エフェクト、イベントプロセッサー、UI、などなど、多くの機能が追加。
一番メインで使ってるプラグインなので、アップデートは嬉しすぎる。

beatcloudで買う:https://beatcloud.jp/product/582

それと、1月にYoutubeで、「基本的な音色作成 サンプリング編」をアップロードしているので、そちらも是非。

◼️UVI Modular Noise

2023年10月リリース。
Falcon3と同時にリリースされたFalcon Expansion。ハードウェアのユーロラックシステムによる複雑なノイズサンプルから作成。

UVI · Modular Noise | Demo by Ryuichiro Yamaki

beatcloudで買う:https://beatcloud.jp/product/2185

◼️UVI Organic Pads

2023年10月リリース。
もう1つのFalcon3と同時にリリースされたFalcon Expansion。オーガニックシリーズ新作。とても音が良いPADサウンドが100個入り。

UVI · Organic Pads | Demo by Ryuichiro Yamaki

beatcloudで買う:https://beatcloud.jp/product/2187

🔽今年もほぼ毎月リリース。

今年も沢山作って、DTMステーションPlus!にも2度ほど出演。聴いてくれて、見てくれた方々、どうもありがとう。
来年もデモソング作り、頑張ります。

お買い物は、本家UVIか、beatcloudで。

今年のUVI本家のBlack Fridayは、大感謝祭で最大半額。単品だと30%オフ、2品同時購入だと40%オフ、3品以上同時購入だと50%オフという太っ腹セール中。
ドル/ユーロ買いだと本家UVI。大感謝祭もやってるし。

beatcloudもセール中。こちらは日本円。
2製品以上のご購入でさらに “20%” オフ!
決済画面にて以下クーポンコードを利しよう。
UVIBF2311

11月30日まで。

どっちが安いのかねー。
お好きな方からどうぞ〜。

2023年 買って良かったプラグイン その5「reFX VANGUARD2」

2023 年 11 月 22 日 水曜日

▶️reFX VANGUARD2

何年ぶりなのか、もはやわからないくらいのアップグレードで、VANGUARD2へ。

2004年にリリースされて、32bit版のままで止まってしまったver.1。多分、最終アップデートは2012年くらいかな。reFXのラインナップから外れてたし、正直、もうディスコンだろうと思っていたので、まさかアップグレードされるとは思っていなかった。

うちでは、Intel機のMacOS Mojaveに入れて、SoundRadixの32 LivesでWrapperして今でも時々使ってる。一番使ってたのは、00年代なんだけど、当時作っていた楽曲でリリースしてない曲も多いので、掘り出して使う事もしばしばあるから、時々必要で。

VANGUARD2は、1と完全に互換があるってわけじゃないので、プロジェクト(セッション)内で、VANGUARDがVANGUARD2に置き換わらないのが残念。でも、同じプリセットがしっかりあるので、プリセット名が分かってれば問題ない。一旦、Mojaveで開いてプリセット名を確認して、VANGUARD2へ戻るという作業を、リリース後に何度かやった。

さて、インターフェイスの見た目は変わったけど、音とか、操作性とかはそのまんま。プリセットは、販売されていた拡張プリセットも全部網羅しているので、かなり増えた印象。リバーブが新しくなったり、ディストーションが付いてたり、新しいWavetableが入ったりと、久しぶりのアップデートとしては少なめ。まぁ、そもそも、ディスコンって思ってたものが戻ってきてくれただけでありがたいよね。変更可能なスキンは、黒じゃなくて、やっぱこの色が好き。

当時は、Transgateを内蔵したソフトシンセは珍しかった。音は、reFXだし、エレクトロ、トランス系音色が多かったので、ソレ系向けみたいな扱いだったけど、いわゆる3OSCのシンセサイザーなので、どんなジャンルにも合うと思う。ただ、同じようなシンセは沢山出ているので、イマサラ感はあるかな。そんなに分厚いわけでも、太いわけでもないところが、なんだか楽曲に混ぜやすい。その辺が気に入ってる。そういう部分って、Waldorf blofeldと同系統なのかもと思った。どんな音なのかは、下にYouTubeを載せておくので、チェックを。

この調子で、QuadraSIDも復活して欲しい。切に願う!

🔽お買い物は本家で。
https://refx.com/vanguard/

BlacFridayセール中。

2023年 買って良かったプラグイン その4「Universal Audio moog minimoog」

2023 年 11 月 21 日 火曜日

▶️Universal Audio moog minimoog

今年は、DSP(UAD)からNativeへと大きく舵を取ったUniversal Audio。最初は、サブスクであるUAD Sparkを3ヶ月ほど試したのだけど、そこからは、必要なプラグインだけ揃えていくという方向へスイッチ。UADで持ってる分については、そのままNative版を貰えるのだけど、今回は、Native版のみでリリースされている音源を紹介。

実は、音出してみて本気でビックリしたのが、このMoog Musicと協力して作ったというUniversal AudioのMoog Minimoog
今までのmoog系プラグインは、なんだかプラスチックな硬い音をしてたり、妙にレンジが広くて綺麗すぎたり、ノブを回した時の挙動も違かったり、アナログな音はしてるけどちょっと違うなってものもあったりと、いまいち、コレ!っていうのが無かった。でも、このUniversal Audio moog minimoogは、現存するModel-D系プラグインの中で、初めて「ちゃんとmoogしてる!」と思ったプラグイン。限りなく似ていると思う。もちろん、実機との差はあるし、厳密には違う(個体差含め)と思うのだけど、さすがUniversal Audio、頭ひとつ抜けてきた。moogの持つ、うなるようなサウンド、VCOのLevelを上げた時のサチュレーション、ノブを回した時の感覚、どれをとってもちゃんと再現されていると思う。

追加機能として、モジュレーションが大幅に拡張されているので、実機には無い、3つのVCOを使った上でLFOがかけられるというのも嬉しいところ。長い間MIDIMINIを使ってきた身としては、3VCO+LFOは必須だったしね。

そんなこんなで、今年のMoog系は全部コレを使った。ただ、Universal AudioのNativeプラグインと、MOTU DP11との相性が悪いらしく、プロジェクトを読み込んでる途中で落ちてしまうので、楽曲を閉じる時は、使ってるトラック自体をDisableしてからセーブしている。もしくは、早々にバウンスしてDisableしちゃうか。まー、どちらにせよちょっとめんどくさいので早く直ってほしい。うーん。いつになる事やら。

minimoogの他にも、オーソドックスな2VCOシンセだけど、音がちゃんとアナログしてるPolyMaxや、今風の音も出るOpalもおすすめ。

プラグインで、こんな音が出る時代になったんだなぁ…。
今年のUniversal Audio、やる気あっていいね。

お買い物は以下から。

beatcloudhttps://beatcloud.jp/product/2067
Plugin Boutiquehttps://www.pluginboutique.com/product/1-Instruments/64-Virtual-Instrument/10188-Moog-Minimoog

🔽Universal AudioのNative版は今が安い!

おかしな価格設定ブラックフライデー。安過ぎだろ(笑)
新規の人は、いろんなバンドルも出ているので、beatcloudでチェック!
https://beatcloud.jp/manufacturer/41

2023年 買って良かったプラグイン その2「GForce Software Minimonsta2 / Oberheim OB-X」

2023 年 11 月 16 日 木曜日

▶️GForce Software Minimonsta2

リリースされた時にもブログにしたのだけど、今年はよく使ったので買ってよかったプラグインに入れた。

この手のアナログシンセのエミュレーション系プラグインは、似てる似てないはともかく、「出てくるサウンドががアナログ的かどうか」で使うか使わないかが決まると思う。minimonsta2もそんなイメージのプラグイン。ver.1の頃はそこまでじゃなかったけど、頭の中にあったmoog系音色はわりと作りやすく、その部分がver.2になって、より一層moog感が出るようになった。moogの持つのサチュレーション感というか、DAで倍音が付加される感じのアナログ感や、その先のHAで歪むか歪まないかのギリギリのところを攻めてる感があり、綺麗すぎない、ググッと前に出てくる音が気に入っている。

インターフェイスのスキンが、LightWood、DarkWood、Blackの3タイプがあって、Model-Dではなく、Voyagerな感じがするBlackがいい。音も実際新しめの感じがする。とはいえ、それがVoyagerまんまか?と言われると、多分違う。Voyagerよりプラグインらしくいろいろ出来るので、その辺は比べられないかなと。かと言って、よくあるmoog系プラグインのプラスチックな感じの音ではなく、GForceらしい温かみを感じる音なのが嬉しい。また、プラグインならではの、X-LFOとX-ADSRでのモジュレーション機能、それからユニゾンにした時の音の厚みがとにかく最高。LEADにBASSに、かなりいろいろ使えるシンセだと思う。

お買い物は、代理店から。
BkackFridayセールで安い!
https://h-resolution.com/product/minimonsta2

▶️GForce Software Oberheim OB-X

リリースから約1ヶ月とまもないので、まだあまり使ってないのだけど、発表直後から興奮してしまってすぐに買ったプラグイン。

Oberheimのプラグインは各社から結構出ている。GForceからもSEMOB-E(EightVoice)が出ているが、なかなかコレ!っていうのが無いのも事実。そんな中でGForceが今年10月にリリースしたOB-Xは、Tom Oberheim氏監修による本格的なOberheimサウンドで、コレだよコレ!という、どんぴしゃサウンド。OB-X、OB-Xa、OB-8の80年代のOberheimサウンドが完全に蘇っている。上のminimonsta2でも、書いたけど、「綺麗すぎない」というのが、この手のエミュレーションには重要なんだけど、GForce製品は、そこを理解して作ってると思う。アナログ特有の不安定さを出すヴィンテージコントロール、16ボイス、4つのマクロ、X-LFO&X-ADSRなどなど、音色の幅を広げるのもバッチリな機能で、作曲も編曲も捗りそう。

お買い物は、代理店から。
BkackFridayセールで安い!
https://h-resolution.com/product/ob-x/

🔽GForce製品は、代理店のハイリゾさんでブラックフライデーセール中。
https://h-resolution.com/product-category/gforce-software/

上記以外のオススメは、どれもこれもいいんだけど、やはり長年使ってるIMPOSCAR2。なんと3,399円。マジかよ。
ちなみに、持ってないのはM-Tron系とVSM。他は全部使ってるよ。

GForce minimonsta2がリリース。

2021年 買って良かったプラグイン その2「GForce OB-E」と「Cherry Audio Eight Voice」

GForce Softwareが再上陸! #ハイリゾ #impOSCar