2023 年 8 月 のアーカイブ

UVI Synth Anthology 4がリリース!人気ハードウエアシンセコレクションがゼロから再構築されて待望のアップデート!

2023 年 8 月 31 日 木曜日

▶️UVI Synth Antholgy 4がリリース!

■約3年ぶり、Synth Anthologyが待望のアップデートです。
今回のSynth Anthology 4は、エンジンを一新。4000を超えるプリセット数です。Synth Anthology 3までは、ハードシンセとサブオシレーターで一つの音を作っていたのですが、今回からUVIのお家芸、デュアルレイヤー構造に進化。いろいろなエフェクトやモジュレーションも追加され、単純なハードウエアシンセのコレクションではなく、新たなシンセとして生まれ変わりました。シンセは、68モデルが追加され、合計200を超えるハードシンセ単体のプリセットも用意されているので安心してください。

■実は、初期Synth Anthologyには、ディアルレイヤーのUVIらしいプリセットが入っていました。Synth Anthologyの前身である、Ultra FocusというUVI初期(00年代初頭)のプラグインがあったのですが、これにはデュアルレイヤーで新規音色が作られていて、Synth Anthologyに進化してからも、そのプリセットは「Ultra Focus Master Presets」として生きてたんですよね。でも、残念ながら2から無くなってしまっていました。なので、今回のデュアルレイヤー構造は、原点回帰と言えると思います。

普段、Falcon上で2つSynth Anthologyを立ち上げてレイヤーして使うことが多かったのですが、今回、それが1つのインターフェイスで行えるのは嬉しいです。

■MPE対応音色も用意されているので、設定など考えずにそのままSeaboardなどで弾けるのもイイです!
その他、新しい機能を見ていきましょう。

・アドバンスド・モジュレーション
新世代のモジュレーションシステムを採用し、わずかな変化から極端な動きまで、様々なパラメーターに変調効果の追加およびカスタマイズが可能です。2つのフレキシブルLFO、バリアブルスムージングを備えた2つのマルチステップモジュレーター、ベロシティとモジュレーションホイールのマルチソースを、便利なパラメーターベースのエディターを介して複合的に利用し、自在なモジュレーションから予想を超えた変調までを実現します。

・マシンラーニング
新設計・新装備の「プロクシミティ・エクスプローラー」。これは、現在、開いている音色の音響特性の解析から、Synth Anthology 4のライブラリーの中から、代替候補のサウンドを8つ提供するインテリジェント提案システムです。このことで、膨大なライブラリーからバリエーションを作成する際や、関連するサウンドの試聴など、ワークフローの時間短縮をもたらすとともに、新たな響きを探求する際の起点となります。

■エミュレーションではなくサンプリングです。
エミュレーションではなかなか再現の難しい、実機の持つDAの質感込みでのサンプリングなので、かなり忠実な音が出ます。ただ、シンセに最初から入ってるファクトリープリセットはサンプリングしてません。 UVIが新たに音色を作成、またはオシレーター自体を、ハイエンドのアウトボードを使って丹念にサンプリングして、 さらにUVIエンジンでエフェクト処理をしてプリセットが作られています。その機材の質感はそのままで、音色は新鮮。そんな音源です。

▶︎さて、公式デモソングです。
今回のオフィシャルデモは、なんとRYPPHYPEで制作!かつ、歌もの!
曲名は「Once Upon a Time」です。
今回は、スパム春日井と2人でデモを作成しました。あえて日本語歌詞の歌で。

シンセはすべてSynth Anthology 4の新しいデュアルレイヤー音色を合計18音色使いました。
ドラムは、Drum Designer(一部Meteor)です。
こんな風に、簡単に歌モノも作れます。

UVI · RyuichiroYamaki SA4 OnesUponATime

Synth Anthology 3のデモソングはこちら。

UVI · Synth Anthology 3 by Ryuichiro Yamaki

Synth Anthology 2のデモソングはこちら。

UVI · Synth Anthology II – Track B by Ryuichiro Yamaki

もう1つのSynth Anthology 2デモソング(Synth Legacy)

UVI · Synth Anthology II – Track A by Ryuichiro Yamaki

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ます。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

🔽RYPPHYPE(ライプハイプ 略称ライハイ)
安室奈美恵、鈴木愛理、東方神起など、数多くのアーティストへの作曲・プロデュースを手がける山木隆一郎と、佐野元春、鈴木雅之などでマルチプレイヤーとして活躍するスパム春日井のユニット。
ユニット名の「RYPPHYPE」は、前身のR.Yamaki Produce Project(RYPP)を改名。RYPPと、英語圏スラングで「ワクワクする 興奮する 盛り上がる」という意味の「HYPE」を組み合わせた造語。

WebSite:http://www.studiow4m.com/RYPPHYPE/
YouTube:https://www.youtube.com/@rypphype
Twitter:https://twitter.com/RYPPHYPE
FaceBook Page:https://www.facebook.com/rypphype/
Instagram:https://www.instagram.com/RYPPHYPE/

Baby Audio.から、シーン切り替えに便利なトランジションデザイナーの「TRASIT」がリリース。マルチエフェクターとしても優秀!

2023 年 8 月 25 日 金曜日

▶️Baby Audio. X Andrew HuangのFXプラグイン「TRANSIT」誕生。

TRANSITは、任意の7つのエフェクトを組み合わせたマルチエフェクター、Transition Designerです。
Reverb、Delay、OTT、Pump、Auto Pan、BitCrusher、Chorus、Distortion、Filter 12、Filter 24、Flanger、Noise、OSC、Phasor、Pitch Shift、Spread、Tremolo、Utilityという、18種類の各エフェクターのパラメーターを、Transition Controlというマクロにアサイン。この1つのノブで、複雑なFX Transition、例えば、Riser、Drop、Sweep、Pumperや、LFO Toolで、Build Upや、ブレイクなどのシーンの切り替えを彩ります。ちなみに、FXにOSCやNoiseがあるのは、Transitionに、RizerとSweepを加える為。これが結構いい味を出してますよね。Motion Sequencerも内蔵されているいので、DAWとシンクした動きも可能です。

▼マルチエフェクターとしても優秀。
例えば、Filterプラグインは、HighPassとLowPassが一つのプラグインの中に別々であるもの使う事が多いんですが、この普段使っていたFilterプラグインが、なかなかApple Silicon対応してくれず。DP11の場合は、Rosettaプラグインも同時に使えるものもあるのですが、やはり使えはするけど重いんですよね。で、結局使わなくなってしまっていました。それでも、やはり無いと困る…なので、EQプラグインで再現したりしていたんですが、そんな時に、このTRANSITが出てくれました。しかも軽い!もう、バリバリ使いまくってます。
Filterは、Phasorや、Flangerも同時に使う事があるんですが、一つのプラグイン内で出来るのは嬉しいですね。オートメーションもバッチリ!

▼プリセットも200以上入ってるので、目的のTransitionを探すのも簡単。さらに、自分で作るのも面白いです。
ランダマイズエンジンもあるので、すべてをランダマイズ、特定の部分のみランダマイズも可能なので、アイデアに煮詰まったらランダマイズしてみるのもいいと思います。

🔽お求めは以下より。

Baby Audio本家で買う。
https://babyaud.io/transit

日本のbeatcloudで買う。
https://beatcloud.jp/product/2151

Plugin Boutiqueで買う。
https://www.pluginboutique.com/products/11074

お盆に新幹線。 #那須塩原駅

2023 年 8 月 18 日 金曜日

お盆真っ只中に新幹線乗るなんて何年ぶりだろう。
今回は、あらかじめえきねっとで指定席を取っていたので、
もみくちゃにならずに済み、
無事、初盆も終わりました。

戻ってきてからは、途中だった作業の再開で、もう週末。
早すぎる。なんだか今月早すぎるよ😫

Baby Audio.から、BA-1用Expansion Packがリリース。CITY POP Vol.1とVol.2のプリセットとデモソングを担当しました。

2023 年 8 月 3 日 木曜日

▶️Baby Audio. BA-1用のExpansion Pack「CITY POP Vol.1」「CITY POP Vol.2」がリリース!

◾️Baby Audio BA-1は、1982年にリリースされた、YAMAHA CS01というアナログシンセをモチーフにして、
単純なエミュレートではなく、新たなものとして構築されたシンセです。
2オシレーターの非常にわかりやすいシンセであることはもちろん、
電池駆動や内臓スピーカーをシミュレートしたBatteryとSpeakerパラメータがあり、
これが、80s的なLo-Fi感、キラキラした音色などの良い効果を生み出します。
詳しくは、BA-1の紹介ブログを参照してください。

◾️今回は、このBA-1用のExpansion Packを、2つ制作しました。
CITY POP Vol.1」と「CITY POP Vol.2」です。
カラフルでスタイリッシュな東京のKAWAIIをイメージしたポップなプリセットパックで、
ポップミュージックには欠かせない音を沢山作りました。
▶️https://babyaud.io/ba1-expansion-packs

GAMEBOYのカードリッジ風デザインもカワイイです!

◾️オフィシャルデモソング
それぞれのExpansion Packごとのデモソングは、このExpansion Packに入れたプリセットだけで作りました。
多少、リリースを伸ばしたり、エフェクトをつけたりはしてますが、100% BA-1サウンドです。
(エフェクトもBaby Audio.のプラグインを使用してます。)
Baby Audio.のサイトでチェックしてみてください。

🔽お買い求めは、Baby Audio.のサイトへ。
購入時に使える15%オフクーポンもご用意しました。
BA-1と、Expansion Pack、両方に適用されますので、
是非、Baby Audio.から直接ご購入ください。

クーポンコード:W415

BA-1 Expansion Bundleという今回リリースされたExpansion Packすべてが入ったバンドルも用意されてます。
こっちの方がかなりお得です。

早速、曲作りのお供に、加えてもらえたら嬉しいです。

余談ですが、YouTubeのウィルの毎日で使ってるBGMは、実は、このプリセットパックの音を使ってます。

それと、このExpansion Packを作る前に、BA-1を知ろうと思って、
デフォルトで入ってるプリセットをEDITしながらオフィシャルデモソングも作りました。
FaceBookや、Instagramなど、Baby Audio.SNSで広告に使用されています。
こちらも、まだチェックしてない人は是非チェックを!
▶︎オフィシャルデモソング

Baby Audio.初のシンセ、BA-1がリリース!

2022年 買って良かったプラグイン その2「Baby Audio. Baby Audio Bundle」