UVI Synth Anthology 3がリリース!ハードウエアシンセコレクションが待望のアップデート!

UVIから「Synth Anthology 3」がリリース!

ハードウエアシンセコレクション、4年ぶり、待望のアップデートです。

■新しくサンプリングされたシンセは55機種。
定番からレアものまで、新たに55機種が仲間入りして、総勢132機種の音が詰まったコレクションです。プリセットも1000プリセット以上追加されて、全部で3500プリセット以上を超えるという膨大な量!
目当ての音を探す方が大変なレベルですが、プリセットには元になったシンセの写真が表示されたり、音色名には略されたシンセ名もついてたりするので、検索も簡単。
2の時にも書きましたけど、Analog、VA、FM、Wavetable、Vector、Addtitive、PCM、Sampler…と、主要なハードシンセはコレでまかなえます。
エフェクトやアルペジエーターもUVIエンジンの進化によって新しくなりました。

■エミュレーションではなくサンプリングです。
エミュレーションではなかなか再現の難しい、実機の持つDAの質感込みでのサンプリングなので、かなり忠実な音が出ます。
ただ、気をつけないといけないのは、シンセ自体のプリセットはサンプリングしてないということ。 そのシンセでUVIが新たに音色を作成、それをハイエンドのアウトボードを使って丹念にサンプリングして、 さらにUVIエンジンでエフェクト処理をしてプリセットが作られています。
機材の質感はそのままなのに、音色は新鮮。そんな音源です。

Moog、Oberheim、Arpはもちろん、当時は高くて買えなかったデジタルシンセや、最新のSequential Prophet-6やKORG Prologue、Novation PEAK、Moog One、Waldorf Quantumまで、そのままの質感で収録されました。

■サンプリングだからと言って、エディットが出来ないわけでもないんです。
Synth Anthology 3のインターフェイスは、ピッチ、ステレオ、フィルター、ホイール、LFO、ADSR、Step Modulation、FXなどなど、かなりのエディットが出来るようう設計されてます。
また、サンプリングされたメインの音に、レイヤーでサブオシレーターを加えることも出来ます。サブオシレーターは膨大なハードウェア波形を含む、フェイズディストーションオシレーターです。音色EDITの幅がとても広がりますよね。
さらに、Falconを使えばそれ以上のエディットも可能なので、挑戦してみるのもいいかもしれません。

■新たに加わったシンセ一覧。

-Arp 2600, Behringer DeepMind 12、Casio HZ-600とVZ1、Cavagnolo Exagone、Clavia NordLead 3、Crumar Spirit、Davoli Davolisint、Dotcom Modular、EML ElectroComp 101、SynKeyとSynthi AKS、JEN SX1000、Kawai Synthesizer-100F、Korg PS3100、MS-50、01RW、M3、Prologue、Polysix、800DVとX3R、M-Liberation、M-One、M-Subsequent 37、M-Modular 3pとM-Sonic Six、Novation Peak、Oberheim Matrix-12とSEM、Powertran Transcendent 2000、PPG 1020とModular、RLD D-110、RLD Fantom-G6、RLD J-6、RLD SH-5、RLD JD-990、RLD System-100とRLD System-700、RSF BlackBoxとModular、Sequential Circuits Six-trak、Studiologic Sledge、Teenage Engineering OP-1、OP-Z、PO-14とPO-16、Vermona Synthesizer、Waldorf Pulse 2、WaveとQuantum、Yamaha SY-2とV50、Yusynth。

機種ごとのプリセット一覧を見たい場合は、今回のバージョンから付いた11-Sorted by Machinesから選ぶか、Falconの検索機能を使うといいと思います。例えば、Roland Juno-6のプリセットから選びたい時は、検索窓に”RJ6“と入れるだけです。

今回収録された、Arp 2600などの音の太さ!聴いてびっくりします!
なので、初期の頃にサンプリングされたシンセを、そろそろ新しくサンプリングしなおして欲しいところです。この辺は次回に期待!

■公式デモソングです。

ドラム以外は、すべてSynth Anthology 3で新しく加わった音色の中から全19音色を使って作りました。ドラムはDrum DisignerBeatBox Anthology 2を使用してます。
また、今回は、先日発売したエフェクトプラグインUVI Shadeを、イントロや、後半で使用してます。Shade便利すぎでしょう!

UVI · Synth Anthology 3 by Ryuichiro Yamaki

気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ますよ。2からのアップグレードもUVIから直でどうぞ。
新規に国内で買う場合は、beatcloudや、PowerRec鍵盤堂がオススメです。
ではでは、そんな感じでー!Enjoy!


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