MOTU DP11.2リリース!

DP11.2がリリースされました。

寝ようと思うとリリースされるDPアップデートですが、
今回は、新機能、各種最適化とバグフィクスが主。あいかわらず大量です。

ダウンロードは、MOTUのダウンロードページで。

主にARA2対応で、Melodyne 5 Essentialがインクルードされました。
また、Audio to MIDIの強化など!!
■細かな日本語のアップデート内容は、代理店のハイリゾリューションがきちんと翻訳してくれています。そちらもチェックしてください。
https://h-resolution.com/blog/dp11-2-release-notes/

追記します。
■20220921(16:00)
・いまいちARAの設定がわからず四苦八苦。(もともとMelodyne Essentialsは入れてあった)
・って、なんと、Melodyne EssentialsのAU版ではなく、VST3版を使うことが判明!(教えていただいてありがとうございます!)AU版はオフにしないと、VST3版がオンにならないのでご注意を!

⬇️こんな風に3段に並んでるの、すごい不思議な気分!通常のプラグイン起動ではなく、DPウインドウ内でMelodyneが動いてる感じね。

⬇️こちらは、Audio to MIDIのイメージ。どんどんありがたい機能が増えていくね!

▶︎場所はココ。ココをクリックで、上の画像のダイアログが出てきます。

 
■20220921(23:00)
⬇️今回のアップデートで上記以外の嬉しかったと思うところ。
・「多数のサウンドバイトを含むプロジェクトでのパフォーマンスの問題を修正。」▶︎重かったんよ。
・「MPE per note イベントがノートに記録されない不具合を修正しました。」▶︎コレ、バグだったのか・。
・「DP終了時のハングアップを修正。」▶︎ハングアップというより、落ちることが多かったんだよね。
・「バウンストゥディスクが停止することがある不具合を修正しました。」▶︎そう言われてみれば多かった!

⬇️前回のDP11.11でおこってた問題についての言及は無いので、そこが直ってるかどうかは数日使ってみてからまた追記します。

■20221004
・DP11.11で起こっていた、「開くと落ちるファイルがあるんだけど、開けるファイルを開いた後だと、さっき開けなかったファイルも開けるようになる。」という謎のが直ってない模様。ただ、頻度は減った気がする。

Enhancements introduced in version 11.2
⬇️新機能、機能強化、および最適化

* ARA2 のサポートを追加しました。 最新のARA2プラグイン・テクノロジーを使用して、個々のサウンドバイト、またはトラック全体に最先端のオーディオ処理を適用します。

* Melodyne 5 Essential™。Digital Performer 11に同梱されたMelodyne 5 Essential™は、グラミー賞受賞のアルゴリズムを使用して、比類なき最先端のピッチ編集とビート編集をあなたのトラックに提供します。

* オーディオからMIDIへの変換。新しい「Copy Audio to MIDI」機能(エディットメニュー内よりアクセスできます)により、ピッチ情報のあるオーディオまたはドラムループをMIDIノートに変換することができます。

* 五線譜テキストではなく、リハーサルマークとしてエクスポートするために、マーカーのMusicXMLエクスポートを微調整しました。

* MusicXMLのコード書き出しで、マイナーコードとして “m “を認識します。

* 特定のトラックに結びついた場合、MusicXMLエクスポートにタイムド・ページテキストを含めます。

* ポップアウト・クリップエディタにズーム/マキシマイズボタンを追加しました。

* クリップエディタのタイトルバーをダブルクリックして、コンソリデイト・ウィンドウにポップイン・アウトする機能を追加しました。

* 「Auto Triplet」グリッドモードを追加。「オート」グリッドモードと同じですが、最大のグリッド値を超えてズームインすると、3連に細分化されます。

* Windowsのカスタムメニューを更新し、新しいバージョンのWindowsの視覚的なスタイルとよりマッチするようにしました。

* DPのDPIを意識して、コンテンツのスケーリングをサポートするVST3を、メインシステムのDPIで表示するようにしました。これにより、スケーリングをサポートしているが、システム設定を自動検出しないVST3プラグインの表示が改善されます。

* カーソルのスケーリングは、システムの分数倍率に基づいて行われます(Windows環境)。

* Windowsのポップアップ警告ダイアログのテキスト位置が改善されました。

* 多数のサウンドバイトを含むプロジェクトでのパフォーマンスの問題を修正(プロジェクトを開くのが遅い、コピーペーストが遅い)。

* バイトレイヤーの読み方を若干変更しました。これにより、何十万ものバイトを含む大きなテストファイルの読み込み時間を半分に短縮しました。

* Komplete Kontrolコントロール・サーフェスのボリュームとパンのノブの応答性を改善しました。これはコントローラーの微調整モードが期待通りに反応しない問題を修正しました。

* 時代遅れのMIDIイベント検出/アップグレードの警告を改善しました。 廃止されたデータが明らかに無効である場合、プロジェクト全体を自動的にアップグレードすることを申し出ないようにしました。

* OSCプラグインの11.1バージョンに対応するため、OSCのドキュメントを更新しました。

* 「バックグラウンドでもパッチスルーを使用」、「MIDIパッチスルーモード(オフ、ダイレクト、オートチャンネライズ)」、「パッチスルーを考慮したMIDI録音を実行」を、ドキュメントに保存するのではなく、環境設定に変更しました。

* 「パッチスルーを考慮したMIDI録音を実行」の設定をデフォルトでオフに変更しました。

⬇️修正

* Windowsでプロジェクトを旧バージョンとして保存する場合、旧フォーマットのVST3エフェクトIDを保存するようにしました。

* バウンス・ダイアログのトラックリストが、インストゥルメントトラックで正しく動作するよう、選択項目から設定する方法を修正しました。

* SoundToysの最新ベータ版プラグインがVST3 Validatorで動作するように調整されました。

* VST3ラッパーで、正規化されていないパラメータをプラグインに送信していたバグを修正。

* VST2パラメータの処理を変更し、リスト型パラメータでも常に正規化された値を送信するようにしました。

* 追加情報を含まないエラーメッセージから、余分な視覚的パディングを削除しました。

* Windows環境にて、コンソリデイト・ウィンドウからポップアウトしたエディター・ウィンドウのサイズを変更すると、 ウィンドウメニューが消えてしまう不具合を修正しました。

* PureDSPを使用してオーディオをMIDIに変換する際のベロシティのマッピングを調整しました。

* MIDIトラックを削除した後、MIDIグラフィック・エディターに切り替えるとクラッシュするバグを修正しました。

* 既存のオフスクリーン・セレクションを使用して編集を行う際に、アーティキュレーション・エディターでセレクションの動作がおかしくなるバグを修正しました。

* アーティキュレーションを左にスクロールすると、MIDIエディターで正しく表示されない場合がある不具合を修正しました。

* MPE per note イベントがノートに記録されない不具合を修正しました。

* アーティキュレーション・エディターを表示し、「アクティブなエディット・タイプのみを表示する」を有効にして保存したプロジェクトで、MIDIエディターのCCエディターの状態が正しく復元されないバグを修正しました。

* オートメーション・レーンのルーラーでテキスト・ラベルが切れてしまうWindows環境のバグを修正しました。

* オートメーション・レーンをシーケンス・エディターに挿入すると、保存時にクラッシュするバグを修正しました。

* インストゥルメント・トラックを選択すると、エフェクト・ウィンドウのトラック選択メニューが MIDIエフェクト・セクションにデフォルトで移動する不具合を修正しました。

* DPがモード・イベントを正しく読み書きできない不具合を修正しました。

* 無効なモード・ストリームがDPに読み込まれ、プログラムの他の部分が壊れるのを防止します。

* メトロノームのマークがクイックスクライブ・ウィンドウの整数で丸められた表示に合わず、小数でMusicXMLにエクスポートされるバグを修正しました。

* MusicXMLのコード書き出しで、音符のない小節に記号が書き出されないバグを修正しました。

* 特定のマルチパート・シンボルが間違ってフラットとしてエクスポートされるMusicXMLコード・エクスポートのバグを修正しました。

* 小さな音符が通常のサイズでエクスポートされるMusicXMLのバグを修正しました。

* 表示のみの音符がエクスポート時に再生されるMusicXMLのバグを修正しました。

* MusicXMLの書き出しで、連結した休符の書き出しを修正しました。

* オートメーション・スナップショットで、異なるチャンネルのMIDIオートメーションが正しく記録されないバグを修正しました。

* DPに小文字で入力した場合、無効なコード記号が書き込まれるMusicXMLエクスポートのバグを修正しました。

* コードネームを小節の最初に重ねてエクスポートしてしまうMusicXMLエクスポートのバグを修正しました。

* ボリューム・オートメーションでサラウンド・トラックにセンドを追加するとクラッシュする不具合を修正しました。

* クイックスクライブ・ウィンドウが開いていないときに、クイックスクライブ・パレットが表示されることがあるバグを修正し、クイックスクライブのパレット表示/非表示の管理におけるいくつかの不整合に対処しました。

* 古いマーカースリーム・データの読み込みと書き込みを修正。

* 古いミキシングボード・データの書き込みを修正。

* パッチチェンジ・メッセージがSMFに正しく書き込まれない不具合を修正しました。

* マージ・サウンドのアンドゥ・リドゥを修正しました。

* DPがフォアグラウンドでない時に、バウンストゥディスク・ウィンドウの出力セレクタリストの選択状態が消えてしまう不具合を修正しました。

* Windows環境にて、マルチバウンス・ウィンドウにファイルを追加したり、モーダル・ダイアログを開いたまま他のアプリケーションを切り替えたりすると、リストの選択状態が正しく描画されなくなる不具合を修正しました。

* バウンストゥディスク・ウィンドウで出力セレクタペインの表示を切り替えた後、またはバウンストゥディスク・ウィンドウを開いたまま他のアプリケーションと切り替えた後に、バウンストゥディスク・ウィンドウの出力リストの選択状態が正しく描画されない場合がある、Windows環境のバグを修正しました。

* UIを拡大した状態でスタッフ・システムのエッジを越えてバリスピード・ドラッグを行うと、クイックスクライブ・ワイパーが誤動作するバグを修正しました。

* 「トラック内のMIDIをクリップとして記録する」を有効にして、エフェクトのオートメーションを複合インストゥルメント・トラックに記録すると、間違った場所に記録されるバグを修正しました。

* DPのトラックカラーを知りたいプラグインのために、不適切なカラー変換を修正しました。

* Console 1のカラーオーダーを修正。

* MIDIエディターで特定のタイプの編集(ナッジ、エッジ編集)を行う際に不具合を起こし、他の不具合を引き起こす可能性があったWindows上のグラフィックのバグを修正しました。

* WindowsでProtonのUIが間違ったフォントを使用する原因となっていた長年の問題を修正しました。

* DPプロジェクトで、Vラックにあるインストゥルメント・トラックを結合していたバージョンを修正するコードを追加しました。

* 自動保存先のフォルダが見つからないと、プロジェクトが開かない問題を修正しました。

* Windowsで発生するクラッシュオンクイートを修正しました。

* VST3のエフェクト名の末尾にメーカー名が含まれているケースを修正しました。

* ツールガイドを描くツールでホバリングしている時、非整数のUIスケーリング・レベルで発生するサウンドバイト(コンプテイク、ビート、テンポライン)のピクセル割れのビジュアル・グリッチをいくつか修正しました。

* 新しい時間に移動しようとすると、トラックの概要が限られたデルタ数だけスクロールする古い動作を修正しました。

* オーディオキャッシュ・フォルダがない場合、プロジェクトを開くと例外が発生する問題を修正しました。

* UIを拡大した状態で初期化すると、クイックスクライブ・ツールパレットの周りに余分なスペースが発生するバグを修正しました(Windows環境でより顕著)。

* UIを拡大した状態で最初に開いたとき、実行コマンドウィンドウの下に余分なスペースが発生するバグを修正。

* UIスケールとシステムDPIの特定の組み合わせにおいて、ウェルカム・ウィンドウの下部が切り取られるWindowsビジュアルグリッチを修正しました。

* OSレベルのスナップを使用してウィンドウをスナップした場合、Windowsでクリップ・ウィンドウをポップイン・アウトする際にペインの境界がずれてしまうことがあるバグを修正しました。

* KOMPLETE KONTROLとの連携で、パンノブの更新がサーフェスに即座に反映されない場合がある不具合を修正。

* クリップエディタにおいて、オートグリッド・コマンドがキーボード・ショートカットに反応しない不具合を修正。

* Macのビデオシステムでヌルポインターを削除するとクラッシュする不具合を修正しました。

* Windows – POLARウィンドウのラベルの視覚的な不具合を修正。

* InfoBarPaneのコードに関するクラッシュを回避しました。

* トラックアサインメント・ダイアログを使用する際に、選択されていないマスタートラックの出力が変更される可能性があるバグを修正しました。

* DP終了時のハングアップを修正。

* ムービーウィンドウのUIスケーリング座標のバグを修正し、UIが拡大された時に右クリックのコンテキストメニューが間違った場所に開き、UIが拡大された状態で統合ウィンドウからポップアウトした状態でムービーウィンドウをドラッグすると位置がおかしくなる不具合を修正しました。

* オートグリッドを切り替えるためのデフォルトのキーボード・ショートカットが、以前は重複したバインディングで、上書きされていたのを修正しました。Toggle Auto Grid は opt/Alt-G に、Toggle Auto Triplet Grid は opt/Alt-T に割り当てられています。

* バウンストゥディスクとオーディション・セレクションで、合成されたインストゥルメント・トラックのスプリアスを修正しました。

* Windows環境の長年のバグにより、デュレーションのポップアップメニューがシステムのDPIスケールに従わず、高解像度ディスプレイで不適切なサイズになる問題を修正しました。

* 「アクティブなエディットタイプのみ表示」が有効になっているかどうかに関わらず、サウンドバイトのタイトルバーをクリックすることで、シーケンス・エディターのピッチレイヤーからサウンドバイト・レイヤーに切り替えることができる機能を復元しました。

* UIをスケールアップした際、ウィンドウが画面の端に寄っている場合、ウィンドウが画面の外に出ていなくても、プラグインのウィンドウの位置が正しく復元されない場合がある不具合を修正しました。

* バウンストゥディスクが停止することがある不具合を修正しました。

* MPEイベントが正しく再生されない不具合を修正しました。

* サウンドバイトを左端から編集すると、カーソルが低解像度になる不具合を修正しました。

* Windowsイベントディスパッチにおける無限ループを修正し、高負荷時の再生時にDPがユーザー入力に反応しなくなる問題を解決しました。

* コントロールサーフェスからエフェクトインサートを選択・変更できない EUCONのバグを修正しました。

* 選択部分を再生してバウンストゥディスクする際に、複合インストゥルメント・トラックのオーディオボリュームとパンのオートメーションを修正しました。

■DP11の過去の各種アップデート内容はこちらから。

MOTU DP11.11リリース。

MOTU DP11.1リリース。

MOTU DP11.04リリース。

MOTU DP11.03リリース。

MOTU DP11.02リリース。

MOTU DP11.01がリリース。

MOTU DP11へアップデート! M1 Mac対応。DAW内MPEデータサポートなど、魅力的な機能が満載!


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