UVIから、4レイヤー構造のミュートとハーモニクス音源「Quadra: Muted & Harmonics」がリリース!今回もオフィシャルデモ作ってます。

UVIから、「Quadra: Muted & Harmonics」がリリースです。

Quadraは、アコギやエレキ、ハープやストリングス、ワールド系弦楽器や、ピアノ、クラビなどの鍵盤楽器、さらにシンセも使用して作られた、ミュートサウンドや、ハーモニクスサウンドを中心に、それらを4つのレイヤーで組み合わせ、Vectorシンセ的なモーフィングを利用して、グルーヴィーなシーケンスや、コード、シネマティックなサウンドなど、個性のある音色が沢山詰まった音源です。

今までのUVIは、2レイヤーを基本にしてきましたが、今回から4レイヤーが仲間入りしました。とはいえ、そもそも今までの音源もFalcon上で見ると何層にもなっているのがわかると思うので、4レイヤーはお手の物だと思います。さらに、このSCI Prophet-VSや、KORG WAVESTATION、wavestate、YAMAHA SY-22などのベクターシンセのようなXY PADでの4レイヤーでもあります。XY PADでそれぞれの音量バランスを決めたり、4つの音をモーフィングしたりと、自由自在です。

単純な4レイヤーというだけではなく、UVIエンジンの持つ、強力な64ステップアルペジエーター(フレーズシーケンサー)や、ユークリッドエンファシス、ピッチドリフトなどのMIDIエフェクトを、1レイヤーごとに独立して設置されてます。リアルタイムで弾いたMIDIを特定のスケールに自動でクオンタイズしたりも可能です。もちろん、レイヤーごとのフィルター、エンベロープなどのコントロールや、エフェクトも使え、かなり突っ込んだ音色作成とEDITが可能です。それぞれのシーケンスやアルペジエーターをオフにすれば普通に弾けますし、自由に音色を組み合わせて独自の音も作れます。元になった音色で作られた、Bass、Guitar、Keyboard、Pad、Pluck、Strings、Synthなど、1レイヤーで弾く音色もあるので、オーソドックスなミュート&ハーモニクス音源としても使えます。

さらに、音色のランダマイズと、アルペジエーターのランダマイズが独立して付いているので、音色の組み合わせは無限大です。

■さて、公式デモソングです。
ドラムはプリセットをちょっといじっただけのUVI Drum Designerを使ってます。それ以外は全部Quadraですが、今回はプリセットを9音色しか使ってません。最初から4レイヤーなので、あまり増やさなくてもいいなと思って。XY PADは、UVI Droneの時にもお話しましたが、X軸にCC#16、Y軸にCC#17をMIDI Learnで当てはめて、今回は、KORG wavestateを利用して操作してます。(nanoPAD2でも同様に出来ます)
メインリフは、低域(左側2レイヤー)はプリセットのまま、高域(右側2レイヤー)はEDITしたもので構成して、XY Padを利用してモーフィングしています。

UVI · Quadra: Muted & Harmonics by Ryuichiro Yamaki

  

気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ますよ。
日本国内は、beatcloudなど、各店舗で販売されてます。
使用するには、最新のUVI Workstation、もしくはUVI Falconが必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!


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