MOTU DP11.22リリース!

▶️MOTU DP 11.22がリリースされました。

ダウンロードは、MOTUのダウンロードページで。

今回は、主に各種最適化とバグフィクスです。
バグフィクスが大量なので、いろいろ直ってるといいなー。

俺的気になるポイント。
・起動時にRosettaモードかどうかがわかるようになったとのこと。
・Track WindowからTrack Groupの順序を変更するときに順序が乱れる不具合を修正。
・もう仕様なのかと思ってた「サンプルレートの変更によってサウンドバイトの長さが不正に影響される長年のバグを修正。」コレ、なんとバグだった!(笑)
・他のチャンネルのノートを含むトラックで、MIDIファイルが正しくエクスポートされないことがある不具合を修正。
・Core Audioのエクスポートにおける Venturaのバグを回避。

この辺かな。

▶︎細かな日本語のアップデート内容は、代理店のハイリゾリューションがきちんと翻訳してくれてます。そちらもチェックしてください。
Digital Performer 11.2リリースノート

DP11.22リリースノート

(ハイリゾさんの翻訳版)

機能拡張と最適化
• ハードウェアi/oとインストゥルメント・サイドチェインのチャンネル・アサイン機構を改善しました。
• 大規模なスコアでのクイックスクライブの表示速度を向上させました。
• Apple Silicon Mac上でRosettaを実行するときのみ表示される、Rosettaモード・インジケータをDPスプラッシュスクリーンに追加しました。
• EUCONの通信フローを最適化しました。
• Cubaseから出力されたMIDIファイルとの互換性を向上させました。
• Windows環境での「フルスクリーン表示」コマンドを削除しました。

修正
• シーケンス・エディターのストリップメニューで、オートメーションのパラメーター名が正しく表示されない不具合を修正しました。
• 特定のMIDIバインディングのコマンド・バインディングの競合を不正に報告するバグを修正しました。
• MacのFinderウィンドウを開いた際にファイルを選択できないバグを修正しました。
• Windows環境にて、ウィンドウが垂直にサイズ変更されたときに、MIDIエディタで視覚的なグリッチを引き起こすバグを修正しました。
• 特定のチャンクの長さが1ずれているプロジェクトファイルを読み込む際の問題を修正しました。
• Mixのテイクを複製する前に、現在のコントローラ(MB)の状態が保存されないケースを修正しました。
• スナップショットで複数のチャンネルに余分なMIDIデータを生成するバグを修正しました。
• macOS13環境で、バンドル・ウィンドウや「ベロシティを変更…」ウィンドウなどで、縦書きのテキストが切り捨てられ、位置がずれてしまう不具合を修正しました。
• 本体なしでICON社製の拡張ユニットのみを使用した際に発生するクラッシュを修正しました。
• トラックオーバービュー・ウィンドウからトラックグループの並び替えを行う際に、トラックの順序が乱れる不具合を修正しました。
• プロジェクトを保存/再開するたびに、開いているエフェクト・ウィンドウの位置が下に移動してしまう不具合を修正しました。
• OSのファイル・ダイアログが開いているときに、MacのForward-DeleteキーがDPに送信されるバグを修正しました。
• Windows環境にて、エクスプローラーからサウンドファイルをDPにドラッグすると、トラックが逆順でインポートされるバグを修正しました。
• Windowsでツールチップの位置がずれてしまう不具合を修正しました。
• スリップ・ツールでオーディオを編集するときに、波形がちらつく不具合を修正しました。
• コントロールサーフェス・メニューにて追加や編集を行った後、インサートやAuxのコントロールが正しく更新されないEUCONのバグを修正しました。
• ミキシングボードのレベルメーターの視覚的な不具合を修正しました。
• クイックスクライブ画面上のスラー、タイ表示のバグを修正しました(時折、望ましくない結果を引き起こすことがあります)。
• クイックスクライブ画面のオルタネート・バー・メニューが、ページスケーリング・ファクターを尊重しないバグを修正しました。
• クレッシェンド/デクレッシェンド・シンボルが、改行の変更により大譜表上で再初期化されたときに、 誤って配置される可能性があるバグを修正しました。
• MusicXMLエクスポートで、歌詞のテキストが重複してしまうバグを修正しました。
• 大譜表を使用しているトラックで、MusicXMLエクスポートでコードが重複したり、不正確にエクスポートされるバグを修正しました。
• コーダとセーニョのシンボルが正しく機能しないバグを修正しました。
• アレンジされたスコアビューの特定の構成で、ダブルリピートバーラインが正しく描画されないバグを修正しました。
• VST3プラグインのプリセットデータを保存する際の不具合を修正しました。
• MIDIエディターでキーボードスクロールのショートカットが反応しないバグを修正しました。
• DP初回起動時に、セレクション情報ウィンドウが悪い状態で止まってしまう不具合を修正しました。
• バンドル・チャンネルが右に1ノッチずれることがある問題を修正しました。
• シーケンス・エディターのサウンドバイトに表示されているスペクトラルビューでサンプルレートを変更するとクラッシュすることがある問題を修正しました。
• サンプルレートの変更により、サウンドバイトの長さが不正に影響される長年のバグを修正しました。
• カスタム・タイムフォーマットのドロップダウンが正しく動作しないバグを修正しました。
• Windows環境にて、カスタム・タイムフォーマットの名前を編集した後に、カスタム・タイムフォーマットの編集ダイアログに選択ハイライトが表示されないバグを修正しました。
• チャンネル1以外のチャンネルのノートを含むMIDIトラックのMIDIファイルが、不正にエクスポートされるバグを修正しました。
• 古いプラグインのMASレイヤーの一部で、プレイセレクションやバウンストゥディスク中にオートメーションを失う可能性がある問題を修正しました。
• ジェスチャーを開始するときに発生する可能性があるVST3のデッドロックに対処しました。 これは特定のUADプラグインで起こっていました。
• macOS10.14環境にて、「オーディオの読み込み…」と「選択されたサウンドバイトを出力…」ダイアログで不安定な動作を引き起こすバグを回避しました。
• macOS13環境にて、Core Audioのエクスポートする際のバグを回避しました。

🔽使っていて気になるところが出てきたら、以下で追記します。
・重い特定のファイルを開く時、ある程度開いたところでDP本体が落ちてしまう現象、直ってなかった。うちだけなのかもしれない。多分、何らかのプラグインが原因じゃないかと思うんだけど、プラグインの特定は難しいね。
・SSLの特定のプラグインを沢山使ってる時、CPUパワーはあまり気にならないのに、Pre-Genが真っ赤になって音が途切れ途切れになる現象は、そのまま変わらず。これは、SSLのプラグインをあまり使わない方向で回避するしかなさそう。SSL Vocalstrip 2が好きなので、ついつい沢山使ってしまうのだけど、Apple Siliconに対応したとはいえ、SSLはもう少し最適化が進んでくれると助かりそう。
・リアルタイムCPUではなく、Pre-Genの方が頑張ってると、再生音が途切れたり、リズムがヨレたり、Audioの再生位置がぐちゃぐちゃになったりすることがあったんだけど、これも変わってないかな。うーん。もうM1 Macminiじゃ耐えられないって話なのかも(汗)

▶︎20230413追記
・上記のApple Silicon対応と謳われている特定のプラグインを使ってる時のCPUヒーヒー(CPUもPre-Genも赤)で音もぶちぶち途切れていた問題、CPU6割、Pre-Gen5割くらいで余裕で再生されるようになった。SSLのプラグインのせいではないのかも。おそらくVenturaでの CPUバースト問題が、先日の13.3.1アップデートで直ったんだと思うのだけど、ハッキリした事は謎。もしくは、DP11.22がリリースされたあとに、アップデートがあったプラグインがApple Siliconに最適化されたというのもあるのかも。どちらにせよApple Siliconに対応したとアナウンスのあったプラグインが、きちんとApple Siliconに最適化されたかどうは別問題なので、見極めながら使うのが良いと思う。今回、持ってるけど今まであまり使ってなかったプラグインをいろいろ試してる中で新しい発見もあった。

▶︎20230913追記
・上でも書いた、ファイルを開いて読み込み終わったと同時にDP自体が落ちちゃう問題、一度Audio SystemをMIDI Onlyにしてからをファイルを開いて、該当プラグインと思われるトラックのEnableをオフにしてから、Audio Systemをオンにすると無事立ち上がるので、面倒だけどそうしてる。該当プラグインだけど、うちの場合は、UADのどれかのプラグインだと思う。

🔽DP11の過去の各種アップデート内容はこちらから。

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