2021年 買って良かったプラグイン その0。昨年のおさらいから。

▶️M1 Siliconネイティブ対応元年

今年早々にM1 Macminiに移行した当初はMOTU DP10だったので、Rosetta環境でも今まで使ってたMacBookProよりも相当スゴイ!的な記事を書いたけど、MOTU DP11がリリースされたあとは、M1 Native非対応のプラグインは重すぎて使えないので、新しいプラグインを沢山買うというよりは、今後も使うか使わないかの取捨選択をし、使ってる物でM1 Nativeなものはアップグレードをすることの方が多かった年かなと。

🔽ってことで、今回は第0回。

「2020年 買ってよかったプラグイン」が、M1 Native環境の今年はどう使ってるかを、まずは書いてみようかと。

2020年 その0「East West Composer Cloud」
「サブスクに入ったのでー」という話から始まったEastWestComposer Cloudのサブスク契約終了のタイミングで「Hollywood Pop Brass」だけ予定通り単体でゲット。普段の楽曲制作では、大編成のオーケストラとかやるわけでもないので、Hip HopやFUNKでよくある、アクセント的な使い方が主。そういう意味では非常に映える音源だと思う。
ただ、PlayエンジンがまだM1 Native対応していないので、Rosetta上のDP10でフレーズ作ったあとに、DP11にファイルを持っていくという方法で使ってる。MOTU DPは、PreGenという、プラグインのウインドウを閉じておけば、自動的にフリーズさせてプラグイン自体をオフにするという画期的な機能があるので、リアルタイム処理しなければ、M1 Native上でCPUが爆上がりすることはない。MIDI画面上でのフレーズ変更はDP11上でもいけるけど、ガッツリ弾き直しする場合は、DP10へファイル保存し直して作業することが多い。早く対応して欲しいねー。
それと、残念ながら、Opusシリーズが始まるあたりでサブスクを終了したので、Opusは使ってない。

2020年 その1「Roland Cloud」
最初はPro契約で使っていたRoland Cloud。途中で一旦Ultimateにして「自分が必要なものはどれか」をもう1度考えてから、またProに戻した。M1 Native対応していなかった時は、ハードのJV-880を使う事が多かったんだけど、早々にM1対応してくれたので、またZenology Proをメインに戻した。もともとJV-880ではエフェクトオフの状態で使っていたんだけど、ハードのJVで全部エフェクトをオフった音と、ZenologyのXV Collectionでエフェクトをオフった音って、ほとんど一緒かなと。だったらZenologyの方がEDITが簡単で便利ってことで。あと、M1 Native対応はほんとに軽い!Zenologyは、BANKを大量にインストールしていると起動が遅くなるけど、CPUパワーはあんまりくわないので、重宝するよ。
あと、今年から、Pro契約はLegendaryシリーズから2つどれでも選べるようになったので、今は、JUNO-60とJupiter-8にしてる。JUNO-60は、Roland Boutique JU-06Aを使っていたんだけど、4ポリしかないからどうしても困ることの方が多かったので、こちらもプラグインに切り替え。D-50は、Concerto上で使うことに。

Roland Cloudは、このブラックフライデー時期は、「Play 4 Life」というキャンペーンを行っていて、年額のサブスクに入ると、365日後に、ライフタイムキーがProプランの場合は1つ、Ultimateプランは2つ無料でもらえるっていうのをやってるので、そっちに切り替える方が断然お得。この機会に是非。

2020年 その2「Future Audio Workshop SubLab」
昨年は沢山使っていたんだけど、残念ながらM1 Native非対応。DP11(native)上ではCPU負荷がガツンと上がってしまうので、上記のEASTWESTと同様にDP10上で使ってる。早い対応をお願いしたい。切実。

2020年 その3「XLN AudioのXOとRC-20」
XLN Audioは、M1 Native対応しているので、特にRX-20はしょっちゅう使ってる。主にエレピやピアノに使うことが多いけど、先日、マスターにさしてみたら結構ハマったので、曲によってはそういう使い方もアリだなと。

▶︎XLN Audioのブラックフライデー実施中。

2020年 その4「Solid State Logic X-Saturator」
まだNative対応してなくて、Rosettaだけの対応なんだけど、DP11上で動かしてる。上でも書いたけど、PreGen上なら問題ないからね。使い方は変更なし。

2020年 その5「UVI」
UVI Falconは、M1 Native対応したので安心して使える。あとは、各エフェクトプラグインの対応待ちかな。

▶︎UVIのブラックフライデーは30%オフ

2020年 その6「KORG Collection2 (TRITON)」
今年は、KORG Collection3がリリースされて、miniKORGのプリセット音色制作もした事もあってもちろんアップグレード済み。でも、まだM1 Native対応していないので、DP11上では、M1とTRITON、WAVESTATIONを使ってるくらい。音によってはどうしても重いので、早い対応をお願いしたい。あと、KORG Gadget2はM1 Native対応しているので、そっちのプラグインはよく使う。Fairbanksには、自分の作ったプリセットが入ってるし、iWAVESTATION的なMilpitasも大好き。

▶︎KORGもブラックフライデー開始

2020年 その7「Cherry Audio DCO-106」
今、サイト見てたら、ver.1.2でM1 Native対応してた!知らなかった!
ってことで、DCO-106、昨日から使うの再開。
Roland Cloudとどう使い分けてるの?って聞かれるけど、結局は「気分で」としか言えない(笑)
今まで、M1 Nativeで使うとCPUオーバーでバリバリしていたので、Native対応は本当に助かる。
でも、まだ若干負荷高めかな。とはいえ、バリバリは言わなくなったので本当に良かった。

2020年 まとめ
Arturiaは、今年もブラックフライデー50%オフを開始。でも、いまだにM1 Native対応していないので、今年も見送りかなー。対応後に考えることにします。
SoundSpotや、W.A. Producetion、LoopMasters等は、日本のSONICWIREでも買えるようになったのが嬉しい。外国ショップで買うよりSONICWIREで買う方が安いこともあるので要チェック。売り出すのは、Plugin Boutiqueの方が早いので、待てない人はそっちでー。
iZotopeは、RX9へアップグレードしたけど、スタンドアロンではとても良く使う。Ozoneなどのプラグインは非常に重いので、プラグインとしてガッツリ使うには、完全なM1 Native対応まで待つしかなさそう。

■とまあ、そんな感じで。
次回から、本格的に紹介していく予定ですが、まだ何を紹介するか決めてないので、
しばしお待ちを。


タグ:

コメントは受け付けていません。