■まとめ
今年買ったプラグインの中で、本当に使っていて、その中でも気に入ってるものから、
新旧関係なく書いてみたんだけど、参考にしてもらえると嬉しいなと。
今年は、MacOSのCatalinaを新規インストールする機会があったので、
ちょうどMojaveの挙動がおかしかったから、どうせならメイン環境も移行してしまえーと。
ただ、移行したものの、Catalina対応してないプラグインが多くて、
しょうがないからアップグレードしたものも結構あったりして。
でも、これはただのアップグレードなので、そういうのは今回は除外した。
ちなみに、動かなかったのは、シンセよりもエフェクトプラグインがほとんど。
(Mojave時では、最新版じゃなくても問題なかったので)
音楽の好みによって、作ってるジャンルによって、好きなシンセって違うので、
自分とは違うと思う事もあると思うけど、俺の場合、今年はこんな感じ。
コロナの影響もあり、そこまで沢山買ってないっていうのもあるしね。
■自分だけの音作り
先日のDTMステーションPlus!でも言ったけど、
買ったシンセは、まずプリセットを全部聴くところから始めて、気に入ったプリセットを覚えつつ、
どんどんエディットして使っていくのが、俺の昔からのやり方。
ハード音源がメインだった頃は、ノブを回すかボタンを押せば次の音色になったけど、
プラグインだとなかなかそうも言えない時があるので、時間はかかるけど、
どこに何があるかをチェックしておくのは、大切なこと。
ただ、そのプラグインだけでうまくいかない時もあるので、
EQやコンプ入れてみたり。モジュレーションを足したり。
一度Recしてから波形処理してみたり。サンプラーでリサンプリングしたり…などなど。
新曲を作りながら音色も作っていって、
自分なりの使い方、自分だけの音を作る方が早い。と思う。
とはいえ、何やってもどうしようもないとか、肌に合う合わないは間違いなくあるので、
散々やってみて合わないなと思ったら、勉強代として諦めましょう。
そのまま放置して、10年以上経ってから「あ、使えるかも」と思えるプラグインを今年は発見したけど、
こういうのは、他で代用出来るし、やっぱ10年使わなかったら使わないからこれ以上のアップグレードはしないつもり。
あと、今年、やっぱりどうしても思ったことは「Moogはやっぱハードじゃないと腰にこないな」って事。
なんだろうね。あれ。自分の中にある「Moogの音」ってイメージが強すぎるんだろうねー。
■今季のブラックフライデー
今回は、Arturia Pigmentsをゲット。
各社似たようなウェーブテーブルシンセを出してるし、Falconとかぶる部分もあるし、
発売からしばらく経ってるから、今更感はあるんだけど、随分前にデモ版で試してPAD系が良かったのを思い出したのもあり。
Arturiaユーザーはさらに激安でゲット出来る季節だしね!
(My Arturiaにログインしましょう)
ブラックフライデー本番は今日から。
さらにそのままサイバーマンデーに突入してホリデーセールはしばらく続くので、まだまだセールがいろいろ出てくるはず。
でも、ちゃんと本当に欲しいもの、今使うものを買おう。
「そのうち使うかも」は、一生使わない。マジで。
■今回紹介しなかったのの一部を短めに紹介。
・Sound SpotやW.A. Productionの激安プラグイン
国内に代理店が無いので、海外のサイトでしか売ってないんだけど、年中セールしてる激安なイメージのプラグイン。
でも、質は結構良かったりする。ただし、出来ることはピンポイント。
そこが良かったりするのだけど、どこか代理店やったらいいのにね。
・iZotope Tonal Balance BundleとStutter Edit2(アップグレード)
(おーいbeatcloud、在庫ないぞ。がんばってー。)
Neutron2やOzone8が上に書いたCatalinaに対応してない云々で、Neutron3AdvancedとOzone9Advancedへアップグレード。
Ozone8から9に上がって歪み方が変わって良くなった気がする。多少。
他は動いたので、Nectorは次のバージョンでいいかなと思ったのと、RXもアップグレード保留でいいかな。
あれ?さっきTrash使おうと思ったらインストールされてない?
あれ?ポータルにも出てこない?あれ?
webから落としてインストールしようとしたけど、エラーでインストール出来ず。残念。
・Loopcloud
Loopcloud / Loopmastersもブラックフライデー。
前にTwitterでも書いてたけど、スタート直後は、サンプルネタの管理クラウドアプリが無料公開されていたんだけど、
現在はサブスクリプション登録ユーザーのみダウンロード出来るように変更されている。
で、この管理アプリが本当によくできていて、自分のSSDにあるライブラリもすべて登録、自動でキー判別、タグ付けされる。
検索は、手持ちとCloud両方でされるので、手持ちで無い場合は、有料(ポイント)でその音だけダウンロード可能。
サブスクリプションプランによって、無料でダウンロード出来る数が違ったり、ポイント数が決まってるので、どれだけ使うかで決めるのがいい。
あと、ツリー表示でファイルごとに波形が表示されているので、サンプルをいちいち鳴らさなくてもどんな音なのかなんとなくわかるような仕組み。
日本のsonicwireのmutantも同じような感じなのだけど、違うのは、Loopcloudアプリと連携してサンプラープラグインとしても機能する事。
Loopcloud(アプリで選んでいる音が鍵盤に並ぶ)、Loopcloud drum(ドラム音源)、
Loopcloud Play(シンセ)という3つのプラグインで構成されていて、
これがなかなか良くて離れられないくて。
■以上
お楽しみいただけましたか。
今回の「2020年買って良かったプラグインシリーズ」、是非参考にしてみてください。
買って、音出して、満足!ってならないように、
ホリデーシーズンも作曲に励みましょう。
ではでは!
■2020年 買って良かったプラグインシリーズ。
2020年 買って良かったプラグイン その7はこちら。
2020年 買って良かったプラグイン その6はこちら。
2020年 買って良かったプラグイン その5はこちら。
2020年 買って良かったプラグイン その5 「UVI」& 明日24日、DTMステーションPlus!のUVI特集に出演します!
2020年 買って良かったプラグイン その4はこちら。
2020年 買って良かったプラグイン その3はこちら。
2020年 買って良かったプラグイン その2はこちら。
2020年 買って良かったプラグイン その1はこちら。
エピソード0。みたいなもの。