‘Synth’ カテゴリーのアーカイブ

UVI Synth Anthology 4がリリース!人気ハードウエアシンセコレクションがゼロから再構築されて待望のアップデート!

2023 年 8 月 31 日 木曜日

▶️UVI Synth Antholgy 4がリリース!

■約3年ぶり、Synth Anthologyが待望のアップデートです。
今回のSynth Anthology 4は、エンジンを一新。4000を超えるプリセット数です。Synth Anthology 3までは、ハードシンセとサブオシレーターで一つの音を作っていたのですが、今回からUVIのお家芸、デュアルレイヤー構造に進化。いろいろなエフェクトやモジュレーションも追加され、単純なハードウエアシンセのコレクションではなく、新たなシンセとして生まれ変わりました。シンセは、68モデルが追加され、合計200を超えるハードシンセ単体のプリセットも用意されているので安心してください。

■実は、初期Synth Anthologyには、ディアルレイヤーのUVIらしいプリセットが入っていました。Synth Anthologyの前身である、Ultra FocusというUVI初期(00年代初頭)のプラグインがあったのですが、これにはデュアルレイヤーで新規音色が作られていて、Synth Anthologyに進化してからも、そのプリセットは「Ultra Focus Master Presets」として生きてたんですよね。でも、残念ながら2から無くなってしまっていました。なので、今回のデュアルレイヤー構造は、原点回帰と言えると思います。

普段、Falcon上で2つSynth Anthologyを立ち上げてレイヤーして使うことが多かったのですが、今回、それが1つのインターフェイスで行えるのは嬉しいです。

■MPE対応音色も用意されているので、設定など考えずにそのままSeaboardなどで弾けるのもイイです!
その他、新しい機能を見ていきましょう。

・アドバンスド・モジュレーション
新世代のモジュレーションシステムを採用し、わずかな変化から極端な動きまで、様々なパラメーターに変調効果の追加およびカスタマイズが可能です。2つのフレキシブルLFO、バリアブルスムージングを備えた2つのマルチステップモジュレーター、ベロシティとモジュレーションホイールのマルチソースを、便利なパラメーターベースのエディターを介して複合的に利用し、自在なモジュレーションから予想を超えた変調までを実現します。

・マシンラーニング
新設計・新装備の「プロクシミティ・エクスプローラー」。これは、現在、開いている音色の音響特性の解析から、Synth Anthology 4のライブラリーの中から、代替候補のサウンドを8つ提供するインテリジェント提案システムです。このことで、膨大なライブラリーからバリエーションを作成する際や、関連するサウンドの試聴など、ワークフローの時間短縮をもたらすとともに、新たな響きを探求する際の起点となります。

■エミュレーションではなくサンプリングです。
エミュレーションではなかなか再現の難しい、実機の持つDAの質感込みでのサンプリングなので、かなり忠実な音が出ます。ただ、シンセに最初から入ってるファクトリープリセットはサンプリングしてません。 UVIが新たに音色を作成、またはオシレーター自体を、ハイエンドのアウトボードを使って丹念にサンプリングして、 さらにUVIエンジンでエフェクト処理をしてプリセットが作られています。その機材の質感はそのままで、音色は新鮮。そんな音源です。

▶︎さて、公式デモソングです。
今回のオフィシャルデモは、なんとRYPPHYPEで制作!かつ、歌もの!
曲名は「Once Upon a Time」です。
今回は、スパム春日井と2人でデモを作成しました。あえて日本語歌詞の歌で。

シンセはすべてSynth Anthology 4の新しいデュアルレイヤー音色を合計18音色使いました。
ドラムは、Drum Designer(一部Meteor)です。
こんな風に、簡単に歌モノも作れます。

UVI · RyuichiroYamaki SA4 OnesUponATime

Synth Anthology 3のデモソングはこちら。

UVI · Synth Anthology 3 by Ryuichiro Yamaki

Synth Anthology 2のデモソングはこちら。

UVI · Synth Anthology II – Track B by Ryuichiro Yamaki

もう1つのSynth Anthology 2デモソング(Synth Legacy)

UVI · Synth Anthology II – Track A by Ryuichiro Yamaki

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ます。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

🔽RYPPHYPE(ライプハイプ 略称ライハイ)
安室奈美恵、鈴木愛理、東方神起など、数多くのアーティストへの作曲・プロデュースを手がける山木隆一郎と、佐野元春、鈴木雅之などでマルチプレイヤーとして活躍するスパム春日井のユニット。
ユニット名の「RYPPHYPE」は、前身のR.Yamaki Produce Project(RYPP)を改名。RYPPと、英語圏スラングで「ワクワクする 興奮する 盛り上がる」という意味の「HYPE」を組み合わせた造語。

WebSite:http://www.studiow4m.com/RYPPHYPE/
YouTube:https://www.youtube.com/@rypphype
Twitter:https://twitter.com/RYPPHYPE
FaceBook Page:https://www.facebook.com/rypphype/
Instagram:https://www.instagram.com/RYPPHYPE/

Baby Audio.から、BA-1用Expansion Packがリリース。CITY POP Vol.1とVol.2のプリセットとデモソングを担当しました。

2023 年 8 月 3 日 木曜日

▶️Baby Audio. BA-1用のExpansion Pack「CITY POP Vol.1」「CITY POP Vol.2」がリリース!

◾️Baby Audio BA-1は、1982年にリリースされた、YAMAHA CS01というアナログシンセをモチーフにして、
単純なエミュレートではなく、新たなものとして構築されたシンセです。
2オシレーターの非常にわかりやすいシンセであることはもちろん、
電池駆動や内臓スピーカーをシミュレートしたBatteryとSpeakerパラメータがあり、
これが、80s的なLo-Fi感、キラキラした音色などの良い効果を生み出します。
詳しくは、BA-1の紹介ブログを参照してください。

◾️今回は、このBA-1用のExpansion Packを、2つ制作しました。
CITY POP Vol.1」と「CITY POP Vol.2」です。
カラフルでスタイリッシュな東京のKAWAIIをイメージしたポップなプリセットパックで、
ポップミュージックには欠かせない音を沢山作りました。
▶️https://babyaud.io/ba1-expansion-packs

GAMEBOYのカードリッジ風デザインもカワイイです!

◾️オフィシャルデモソング
それぞれのExpansion Packごとのデモソングは、このExpansion Packに入れたプリセットだけで作りました。
多少、リリースを伸ばしたり、エフェクトをつけたりはしてますが、100% BA-1サウンドです。
(エフェクトもBaby Audio.のプラグインを使用してます。)
Baby Audio.のサイトでチェックしてみてください。

🔽お買い求めは、Baby Audio.のサイトへ。
購入時に使える15%オフクーポンもご用意しました。
BA-1と、Expansion Pack、両方に適用されますので、
是非、Baby Audio.から直接ご購入ください。

クーポンコード:W415

BA-1 Expansion Bundleという今回リリースされたExpansion Packすべてが入ったバンドルも用意されてます。
こっちの方がかなりお得です。

早速、曲作りのお供に、加えてもらえたら嬉しいです。

余談ですが、YouTubeのウィルの毎日で使ってるBGMは、実は、このプリセットパックの音を使ってます。

それと、このExpansion Packを作る前に、BA-1を知ろうと思って、
デフォルトで入ってるプリセットをEDITしながらオフィシャルデモソングも作りました。
FaceBookや、Instagramなど、Baby Audio.SNSで広告に使用されています。
こちらも、まだチェックしてない人は是非チェックを!
▶︎オフィシャルデモソング

Baby Audio.初のシンセ、BA-1がリリース!

2022年 買って良かったプラグイン その2「Baby Audio. Baby Audio Bundle」

UVI Unlockがリリース! 今回はなんとドア音源!

2023 年 6 月 14 日 水曜日

▶️UVI Unlockがリリース!

◾️今回は、なんとドアに特化した音源!「どこでもドア〜」というよりかは「なんでもドア〜」とか、そんな感じです😅

足音音源の「UVI Walker2」と同じシリーズと言っていいと思いますが、UVIの新しいサウンドデザインツールです。

UVI Unlockは、住宅や施設の玄関から部屋などのみならず、ノック音、サッシ、棚などの家具、生活家電から車両にいたるまで、様々な扉の開閉音がデザイン可能です。さらに、強力なマルチレイヤーシステムによって、開閉に伴う装飾音をサブレイヤーとして追加し、要求の高い映画、テレビ番組、ゲーム制作に対応します。そのベースは高品位に収録されたサンプルで、UVIエンジンに実装された編集機能、IRリバーブを含むスタジオエフェクト、ユーザーサンプルの使用など、ほぼ全てのサイズ、環境に適合できるドアフォーリーの決定版です。

ドアの種類も、屋内、屋 外、住宅、商業、ロッカー ビューロー、キャビネット、オーブン、食器洗い機、冷蔵庫、電子レンジ、ガレージドア、シャワードア、エレベーター、車のドアなどを含む120種類以上。さらに、開閉時の擦れ音、ヒンジの軋み音、鍵/ロック、ハンドル、スライドとローリング、空気、 金属、ドラッグ、ベル、ガラス、木材などのカテゴリーから最大3つのサブレイヤーを追加でき、ほぼすべての状況に最適な要素を提供します。

ドアパネルとハンドルの音を個別に調整し、必要に応じて速度、強度、距離、ピッチ、アタック、ディケイやランダム性の調整が可能です。そして4つの異なるマイクオプションから響きのニュアンスを選択し、含まれるすべての要素とサブレイヤーに提供されるラウンドロビンによって、自然な開閉効果を実現します。最終仕上げは、UVIエンジンに備え付けの強力な EQ、コンプレッサー、リミッター、コンボリューションリバーブで行え、リバーブの IR には本製品のために用意された、小規模オフィスやバスルームからロビー、野原、街路、 森林まで、サイズ別に整理された 46の空間が含まれます。

という、ニッチなヤツです。これさえあれば、どんなドアの音でも作れます!
通常のドア音源としてポスプロやサウンドデザイナーが使うもヨシ、ポップス業界では、上のトレイラームービーのように、キックやスネアの代わりに使うもヨシなので、結構なんでもいけそうな気がしますね。
ユーザーインターフェイスも非常に分かりやすいので、どんな音にしようか悩んでも、使うことに悩むことは無さそうです。

※今回は公式デモソングは作ってません。なんせドアなので😆

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ます。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

YAMAHA RX8 (Short Demo)を公開しました。

2023 年 5 月 6 日 土曜日

1988年の16bitドラムマシン、YAMAHA RX8でビートを作ってみたのでYouTubeで公開しました。
https://youtu.be/8-20Ivwd6_g

大好きなドラムマシンのRX8!
今回は、先日リリースしたあの曲のドラムは、実はコレだった的な種明かしも少々。
SPX90IIでGateReverbをかけてます。

前回のYAMAHA RX7や、KORG DDD-5もよろしく。

YAMAHA RX7 (Short Demo)公開しました。

80sドラムマシン「KORG DDD-5」のShort Movieを作りました。

UVI KAWAI Vintage Legacyがリリース! 今回はなんと河合楽器公認!

2023 年 4 月 28 日 金曜日

▶️UVI KAWAI Vintage Legacyがリリース!

1980年代の河合楽器製作所による、K1、K3、K4、K4と、R100、XD5などのシンセサイザーで、UVIが新たに音色を作成して丁寧にサンプリングした音源です。K1はVM音源(アディクティブとPCM)、K3はアディクティブ、K4はPCMとDC波形のハイブリッド、K5はアディクティブ、ドラム音源であるXD5は、PCMをレイヤーしてシンセサイズが出来る音源としても話題になりました。R100は、12bitドラムマシンです。

昨今、初期デジタルシンセも見直されてきていて、価格も徐々に上がっています。そんなシンセサイザーを、ハードの音の質感そのままにサンプリングしたライブラリは、重宝する事間違いないと思います。後から処理したものではなく、最初からこのデジタル臭さ、ロービット感がイイんです。

KAWAI Vintage Legacyは、他のLegacyシリーズのインターフェイスとほぼ同様で、各シンセは、シンセ好きならマニュアルを見なくても操作が出来ると思います。よくやるのは、Amplitudeで音の長さを調整したり、Filterをいじったりですかね。MWに割り当てるのも、Vibratoなのか、Tremoloなのか、Filter LFOなのかも、組み合わせて使えます。別ページには、FX設定や、アルペジエーターもあるので、あまり困る事はないと思います。

今回は、各音源の他に、5パート仕様のマルチ音源も付属しています。これには沢山のパターンと、単体で完結できるようにBUSエフェクトが2系統ついてます。

それでは、音源を1つづつ見ていきましょう。

◾️K1u
Kawai K1/K1mをベースにしたシンセ音源です。1988年にリリースされた、256のPCM波形とアディクティブ音源のハイブリッド方式のVM音源を採用しています。
このローファイなノイズ感は、この頃のデジタルシンセならでは。
シンセウェーブやローファイヒップホップにも使える音源です。

デモソングでは、メインのメロディや、Pluck的な音で使ってます。

個人的に思うのは、欲を言えばK1に付いてたジョイスティックもギミックで欲しかったかなと!(笑)
あれも音量の混ぜ具合調整だけみたいな感じですけどねー。

◾️K3u
K1より少し前、1986年にリリースされたK3の音源です。
音源方式は、デジタルウェイブメモリー。
いわゆるアディクティブ方式ですが、フィルターはVCF、アンプはVCAなので、デジアナハイブリッド的はシンセサイザーでした。
同時期の多くのDCO機と感じが似ていますが、さらにザラザラした質感がお気に入りです。

デモソングでは、2つ目のBassや、カウンターメロディのPluck、Mute Guitar的なPluckを使ってます。
 
 

◾️K4u
K1の次の年、1989年にリリースされたK4の音源です。
デジタルマルチスペクトラム音源と言いますが、ようするにDCOとPCMのハイブリッドです。
より現代っぽい音色が入ってますが、やはりこの質感は他ではなかなか無い気がしますね。

デモソングでは、一番多く使った音源かもしれません。
イントロのアルペジオ、PAD、Bass、Lead、Pluck、シンセブラスなどなど。
 
 

◾️K5u
1987年リリースのK5の音源です。
アディクティブを発展させたADD音源のARTS(Addictive Real Time Synthesis)という音源が乗ってました。
音程を決めるDFG、波形を作るDHG、音質を決めるDDF、音量を決める2系統のDDAがあり、通常のDCO-DCF-DCAという音の流れに似ていますが、音質や音量の時間変化まで設定が可能でした。
基本的な音はDHG(SINE波)で作り、DDF、DDA、DFTで音作りを助ける構造です。
とまあ、そんな難しい話は置いておいて、非常にザ・シンセサイザーな音がするシンセです。

デモソングでは、アルペジエーターを使ったり、Bell系の音色などを使ってます。

◾️R100u
1986年リリースのドラムマシン、R100がベースの音源です。
12bit/32kHzのローファイなドラムマシンです。
今回収録されたR100の個体には、追加のEPROMでカスタマイズされたものが乗っていて、モダンな音が入ってる仕様のものだったそうです。
さらに、1990年リリースのパーカッションシンセサイザー音源のXD-5でシンセサイズしてサンプリングされた音も多数収録されてます。

デモソングのドラムは、すべてこのR100uに入ってる音です。
 
 
 

▶︎さて、公式デモソングです。
今回のオフィシャルデモは、なんとトレイラー!
シンセは23音色+R100uのドラムトラックで合計35個のFalconを立ち上げて作ったのですが、今回は、mission6のデモソングをUVIが物凄く気に入ってくれていて、今回もこの感じで行きたい!という話だったので、新しく作った曲のデータと、mission6のデモソングのMIDIデータもUVIに渡して、合体した感じに仕上がりました。UVIがトレイラー映像に合わせる為に楽曲の調整をしてくれているので、音色数は多少変わってると思います。

UVI · KAWAI Vintage Legacy | Trailer by Ryuichiro Yamaki

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ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

Baby Audio.初のシンセ、BA-1がリリース!

2023 年 4 月 26 日 水曜日

▶️Baby Audio. BA-1

2022年の買って良かったプラグインでも紹介した、デンマークのBaby Audio.から、今度はシンセサイザーが登場です。
テープシミュレーターのTAIPや、ダイナミクスEQ的なSmooth Operator、リバーブプラグインのCrystallineあたりは本当に常時使っていたり、フリーで配られているJUNO-106系のコーラスプラグインMagic Switchなんかも最高。今、本当に気に入っているメーカーでもあります。

そんなBaby Audio.が、今度はシンセをリリース!
1982年にリリースされた、YAMAHA CS01という非常にチープなアナログシンセがあるんですが、これをモチーフに、単純なエミュレートではなく、新しいシンセとして構築しています。
オシレーターは2基。そこにFM変調が付いてます。オーソドックスなシンセ構造なので、間違う事はないと思います。
また、近年、シンセにサイドチェインでダッキングする事は非常によくある事なのですが、このBA-1は、最初から付いてるのがありがたいです。

面白いのは、やはり、BatteryとSpeakerパラメータかなと。
YAMAHA CS01は、電池駆動が可能だったので、よくある事ですが、電池が劣化してくると不思議な音がしてました。その挙動をシミュレートしているのがこのパラメータです。Batteryを0にすると音も出ません…。

また、本物のCS01にはチープなスピーカーが付いてました。今で言うローファイ感あるスピーカーです。
そのローファイな音を再現するのが、このSpeakerスイッチ。
このスイッチを押さないと、わりとキラキラした比較的普通の現代的なVAシンセの音なのに、これを押す事によってLo-Fi感が増し、音像が狭くなって前に出てくる音になるんですよね。これをオンにした音の方がBA-1らしいかなと思います。もともとBaby Audio.には、Super VHSというローファイプラグインがあるんですが、その辺の挙動に少し似てるかもしれませんね。

ちなみにカラーは4色。ブルーがお気に入りです!

▶︎Tips
・MIDI Learnしたあと、必ずOFFにすること。あとMidi Control ChangeをCustomに。このMIDI Learnオフに気が付かなくて苦労しました。教えてくれてありがとうBaby Audio。

▶︎オフィシャルデモソング
実は作ってます!100% BA-1です。

※20230713に加筆・追記しました。

🔽お求めは以下より。

Baby Audio本家で買う。
https://babyaud.io/ba-1

日本のBeat Cloudで買う。
https://beatcloud.jp/product/2052

Plugin Boutiqueで買う。
https://www.pluginboutique.com/products/10497-BA-1

Baby Audio.のプラグイン、全部入り「Industry Pro Bundle」も出ました。
https://beatcloud.jp/product/2136

2022年 買って良かったプラグイン その2「Baby Audio. Baby Audio Bundle」

UVIからFalcon Expansion新作「Organic Arps」がリリース! #UVI #FALCONEXPANSION

2023 年 4 月 5 日 水曜日

▶️UVIから、UVI Falcon専用のエキスパンジョン最新作、「Organic Arps」がリリース!

昨年の同月にリリースした「Organic Keys」がシリーズ化。今回は、アルペジオとシーケンスに特化した「Organic Arps」です。Falconのシーケンサーを最大限活用したアルペジオ、シーケンスパターンで構成されていて、Circular、Generative、 Repetitive、Rhythmicの4カテゴリー、計100音色が入っています。

最近のFalcon Expansionや、その他のUVIライブラリでは、お馴染みのシーケンスパターン集なんですが、UVI Augmented Orchestraで好評だったコード機能が付いてます。この機能、今回のデモソングでも使いましたが、ジャンルごとにコードが設定されていて、楽曲制作のアイデアの一つとして、非常に役立ちますね!

Organic Arpsのインターフェイスだけを見ると、出来ることは最小限ですが、Falcon Expansionなので、そのままFalconの中でガッツリとしたEDITが可能です。1音色につき3レイヤーくらいなのですが、組み込まれたシーケンスパターンのレイヤーを1つづつチェックして、ON/OFFしたり、エフェクトを変化してみたり、シーケンスも変更してみたりすると、よりオリジナリティが出せると思います。

このFalcon Expansionシリーズは、UVI Falcon2を持ってないと使えません。
是非、Falcon2をゲットしてからお楽しみください。

▶︎さて、公式デモソングです。
Organic Arps」のプリセット12音色と、
Drumは、UVI Mayhem of loopsのループを多少組み替えて使いました。
トラック数も少なめですが、結構出来上がってるパターンが多いから、組み合わせるだけでガッツリ1曲が完成します。
超便利。

UVI · Organic Arps | Demo by Ryuichiro Yamaki

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ます    。
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ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

ザ・リターン・オブ・イシターの通常BGMを、KORG minilogue xdのみでカバーしてみました。

2023 年 3 月 22 日 水曜日

namcoのゲーム、The Return Of Ishtar(イシターの復活)から、
“通常BGM”を短めにカバーした動画を、YouTubeにアップロードしました。

https://youtu.be/sri6u-B0rhs

というのも、昨日の散歩中に何故かずっと頭の中で鳴っていて!(汗)
なので、思い切って帰ってから弾き倒しました。
全部で10トラックあるのですが、すべての音は、KORG minilogue xdで鳴らしたものを多重録音しています。
他のシンセやドラムマシン等は一切使用してません。

この曲は、俺にとって中学時代の思い出の楽曲です。
中1、2年生の時は、あまり学校に馴染めず、ゲーセンによく通ってました。
この、リターンオブイシターがリリースされた頃、
この頃に覚えたアーケードゲーム、ゲームミュージックは、ずっと心の支えです。
今でもそれは変わってません。

動画が良かったよーという方は、チャンネル登録お願いします!

https://www.youtube.com/@RyuichiroYamaki

GForce minimonsta2がリリース。

2023 年 3 月 1 日 水曜日

▶️GForceから、minimonstaが2へアップグレード。

GForce minimonsta2は、Moog minimoog model-Dをベースに現代的な機能を追加したプラグイン。
前のバージョンは、残念ながらApple Siliconに対応しなかったので、しばらく使っていなかったんだけど、
やっと、待望のVer.2!
リリース日の昨日は、GForceのサイトが全然繋がらなかったのだけど、
今日は大丈夫だったので、ササっとアップデート。
大幅バージョンアップで、多くの新機能が付いた。

・伝説の「Model D」のアナログ・モデリング
・[New] スケーラブル UI
・[New] パワフルなプリセット ブラウザ
・[New] 新収録 300 以上のプリセットを含む 800 以上のプリセット
・[New] ラダー フィルター
・[New] 4 ステージ エンベロープ
・[New] マトリックス リバーブ エフェクト
・[New] アナログ機器がもつ不調和性を提供するヴィンテージノブ
・[New] サウンドデザインを簡潔にする 4 つのプログラム可能なマクロ
・[New] プログラム可能なアフタータッチと拡張されたベロシティ コントロールにより、演奏性がさらに向上
・3つのオシレーターと4ポール、24dB/オクターブフィルターを含むすべてのオリジナル機能
・モノフォニック、ポリフォニック、レガート、ユニゾン トリガー モード
・X-Modifiers による幅広いモジュレーション オプション
・幅広いステレオ サウンドのパン スプレッド

Ver.1の時から、Moogモデリングのプラグインの中でも、実に使いやすい音で、
Moogハードを使わない時は、このプラグインをわりと立ち上げることが多かった。
ただ、ノブの回した時の挙動が、どちらかというとModel-DよりもVoyagerに近い気がして、
そのあたりもインターフェイスと相まって結構面白くて。

今回、Ver.2になって、Model Dのモデリングをキッチリやったようで、より一層のアナログ感が出たと思う。
OB-Eや、Oddity3なんかもそうだったけど、最近のGForceは本気を感じていい。
大量のプリセットが追加されたけど、新しくなったプリセットブラウザーで使いやすくなったところもGood。
Skinが3種類、LightWood、DarkWoodと、Blackがあるんだけど、
やはりこのプラグインは、Blackが似合う気がするね。

GForceって結構昔からあるプラグインメーカーで、特にフィルターの出来が良くて当時から重宝している。
似てるのか似てないのか?って言われると、比べてないから正直よくわからないけど、
よく知ってる音をノブを回して作ってみれば、ちゃんとお目当ての音になるし、
このオシレーターのVolume上げて歪む感じはまさしくmoogだなとは思う。
あと、このユニゾンにした時の圧倒的な音の厚みの感じ。
いやー、クルねー!

いろんなメーカーから、minimooogのモデリングプラグインは沢山出てるけど、
自分に合ったものを使うのがいいと思う。

俺の場合は、このminimonsta2か、UADxか、かなー。

新規ご購入は、代理店のサイトから。
https://h-resolution.com/product/minimonsta2/

アップグレードはGForceからメールが来てると思うので、
そちらをご確認を。

UVI Percussion Factoryがリリース! Percussion Storeが大幅にアップグレード!

2023 年 2 月 22 日 水曜日

▶️UVI Percussion Factoryがリリース!

おそらく2010年くらい(もしくはその前かも?手元のUFSファイルが2010年なんです)にリリースされた、Percussion Storeが、かなりグレードアップして「Percussion Fatory」として帰ってきました。
※Percussion StoreからのアップグレードもUVIストアで対象ユーザーに$49で提供。

1000以上の膨大なパーカッションサウンド、4000以上のシーケンスという、パーカッションライブラリの決定版です。
Hand Drums、Shaken、Metal、 Friction、Wood などのカテゴリーに分類されていて、モダンプロダクションから、アフリカ、 インド、中東、北米、南米、カリブ海などの実際の世界各地域のパーカッションアンサンブルはもちろん、エフェクティブなパーカッションも収録。もちろん、幅広いジャンルとスタイルのパーカッションキットとしてシーケンスとして使用できるだけなく、各個別の楽器としても利用出来ます。さらに、ドラッグ&ドロップでユーザーサンプルの追加をネイティブサポートするという至れり尽くせり。

プリセットでは、シーケンス全体を鳴らすのはもちろん、パートごとのキースイッチや、そのシーケンスに使われている短音も鳴らせます。自分でシーケンスを組むことも可能ですが、シーケンスもプリセットもランダム再生が出来るので、可能性は無限大です。EDITもUVIに慣れた人なら非常にわかりやすいです。

前身であるPercussion Storeは、パーカッションライブラリとしてかなり使ってきました。今回のPercussion Factoryは、さらに音も良くなり、シーケンスまで付いてるので、もうパーカッションはこいつに任せていいのでは?と思っています。何より、楽しいんですよ。プリセット切り替えていくだけでも、ものすごい楽しい。おかげで、オフィシャルデモソングを作るのに、だいぶ時間がかかったくらい!(今回は余裕があったのに!)

▶︎さて、公式デモソングです。
今回のオフィシャルデモは、100%Percussion Factoryで、18個のプリセットの組み合わせのみで作りました。シーケンスをそのまま使ってる音も、短音で鳴らした音も両方使ってます。

UVI · Percussion Factory | Demo 133BPM by Ryuichiro Yamaki

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
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ではでは、そんな感じでー!Enjoy!