‘KORG’ タグのついている投稿

SAKAEドラム復活!SAKAE OSAKA HERITAGE @DrumsSakae のTrailer動画の音楽を担当しました。

2019 年 9 月 9 日 月曜日

2019年1月のNAMMショーで復活が発表されていたSAKAEドラムが、遂に始動!
SAKAE OSAKA HERITAGEの、Trailer動画の音楽を担当しました。

SAKAE OSAKA HERITAGE
https://sakae-drums.com/jp/

Twitter:https://twitter.com/DrumsSakae
FaceBook:https://www.facebook.com/Sakae-Osaka-Heritage-116529049715643
Instagram:https://www.instagram.com/sakaedrumsofficial/

KORG Pitchclip 2+を買いました。

2019 年 8 月 16 日 金曜日

先日、アコギをもくもくとレコーディングしてた時に、
ずっと使ってた、D’Addarioの小さいクリップチューナーの表示がどうもおかしかったので、
KORG PitchClip2+を買ってみました。
新宿散歩のついでに楽器屋さんに寄ってみても、PitchClip2はあっても、+は置いてなかったので、
今回はamazonでポチっと。

KORGのチューナーを買うのは久しぶり。
見やすい&正確なのはもちろんだけど、
やっぱ画面の角度(120度)が変えられるのがいいなと。
ココ、結構重要な気がします。

今日はKORGへ。

2019 年 5 月 29 日 水曜日


シンセ触ってると何時間も経っちゃって眠れないよね。
って話を少々してきました。
(楽しい時間はあっというまなのです)

KORGへ行くのは、車で行くことがほとんどなんだけど、
ドライブには、ちょうどいい距離感。
気分転換にもバッチリ。

みんなもKORG本社にあるショールームに足を運んでみるといいですよー。

KORG Gadgetがver.2になったのでアップグレードしました!

2019 年 3 月 6 日 水曜日


先日、KORG GadgetがVer.2になりました。
今回のバージョンから、iOS版、Mac版、そしてWindows版も登場です。

KORG Gadgetがあれば曲が簡単に作れます。
シーケンサーと音源が一体になったアプリです。
iOSではもうド定番ですよね。
他のDAWを使わなくてもアプリ内だけで完成させる事が出来るので、
簡単なDAWだと思ってくれると間違いないんではないかと。
さらに、Mac/Win版では、Gadget(モジュール)が、
AU/VSTプラグインとして立ち上がるので、
かなりの量の音源(KORGサウンド)が一気に手に入る事にもなります。
 

■Ver.2の機能追加は以下。
・新しい6つのGadget(現在は4種類のみ。)
 Memphis:MS-20
 Pompei:POLYSIX
 Taimei:MIDIアウトモジュール
 Durban:Bassエフェクトプロセッサー
・カラーを見直した新デザイン&ユーザーインターフェイス
・テンポチェンジ
・Fade in/out
・エフェクトも3つ追加
・Windows版は、今のところGadget数に制限あり。
・後日、セガの「OTORII」とタイトーの「EBINA」という2種類のGadgetが追加予定。
 

■俺の場合の使い方。
iOS版もMac版も両方使ってます。

まず、iOS版では、曲のスケッチがメインです。
(現在は、iPadPro 11インチを使ってます)

最近は、あまりノマドワークをする事もなくなってきたのですが、
例えば、実家に帰った時とか、出張先のホテル、新幹線の中、公園とか、カフェとか。
出かける時はMacBookProは持ち歩かず、
iPadProのみをバッグに入れておく事が増えました。
那須塩原に約4年ほど戻っていた時期に比べると、
長期間家を開ける事がなくなっているので、
1泊2日程度ならば、iPadProだけで十分です。
(急ぎ対応しなきゃいけない事があるってわかってる時はMacBookProを持ちますが)

さらには、リビングでソファーに寝っ転がりながらとか。
宅急便待ちでどうしてもリビングにずっといないといけない時とか、
iPadって便利ですよね。

そんな環境の時は、KORG Gadgetを使って、曲のスケッチをします。
オーディオインターフェイスもMIDiインターフェイスもいりません。
すべて指だけでok。
本当に30分くらいで作ったラフなスケッチですが、こんな感じのを沢山作ります。
(過去に作ったスケッチなので特に新しい機能を使ってるわけではないのでご注意を)


 

で、仕事部屋に戻ってきてから、このiPadProで作ったデータを、Macで再生します。

KORG Gadgetは、iOSとMac間のデータ共有にiCloudを使います。
なので、iOSで作った曲が、そのままMac上でまったく同じ音で鳴るんです。
しかも、それをMIDIデータとして保存して、
DAWで読み込み、必要なGadgetプラグインを立ち上げれば、
普段使ってるDAW内で、完璧に再現ができるという流れです。

Mac版のスタンドアロンのGadgetは、ほぼ確認と変換しか使ってません。

SMFでのMIDIデータの互換性や、
Audio貼り付けによっての互換性は他のアプリでも出来ると思うんですけど、
Mac版のGadgetは、すべてがAU/VSTプラグインとして読み込めて、
DAW上で「MIDIの状態で同じ音で鳴らせる」というのが最大の強みだと思います。
 

■さて、今回のアップグレード内容を見てみましょう。

追加された音源のGadget以外は、 スタンドアロンやiOSでGadget本体を使う人向けなので、
新しく追加された4つの音源Gadgetについてを。

基本的にはMS-20とPolysixの音源と、
MIDIアウトモジュール、Bassエフェクトプロセッサーです。
KORG Collection(元KLC)をもう持ってる人からすると、
今のところ音源は増えた感じはしません。
MIDIアウトモジュールの「Taipei」はプラグインとしては表示されず。
(DAWでは必要ないからかな)
Bassエフェクトプロセッサーは、エフェクトプラグインとして機能します。

プラグイン目当ての人からすると、ちょっとアップグレード内容が薄い気がしますが、
後日モジュールが2つ追加されますので、期待を込めてアップデートしましょう。

余談ですが、「KORG Collectionと、Gadgetのプラグインって音違うの?」って、
よく聞かれます。
結論から言うと同じプリセット名のものなら、ほぼ同じような音がします。
「ほぼ同じような」というのは、エフェクト部分が違ったりするので、
厳密には同じ音は出ません。
Gadgetプラグインの方が軽いので、処理も違うのかもしれませんね。
Gadgetプラグインを気に入ったら、KORG Collectionも買いましょう。
もっとしっかりEDIT出来ます。

KORG Collectionについてはこの辺を。オフィシャルデモ曲も作ってます。

KORG Collectionリリース! #KORG #korgcollection #KLC #korglegacycollection

■現在、全38種類のGadgetの中からお気に入りをいくつか紹介。

Marseille
 TRITONとか、KORGのワークステーション的な見た目です。
 ピアノ、ギター、ベース、シンセ、一通り入ってます。
 音もTRITONです。かなりTRITONに近い音源です。
 なので、そういうPCM音源的サウンドを使う時は、
 まず、コレを使います。

Miami
 シンセベース音源です。
 Wobbleに代表されるLFOを使ったサウンドを簡単に作る事が出来ます。
 オシレーターに変調を加えるCARRIERパラメータが面白いです。
 Wobbleは簡単に設定出来ます。

Amsterdam
 インパクト音が沢山入った音源です。
 ここぞって時に「ドーーーン!」とか「バーーーン!」とか、よく使います。
 4パートなので、音を重ねて出すのもアリです。

Kingston
 8ビットサウンド!
 往年のATARIっぽいアーケードゲームのサウンドが沢山入ってます。
 RUN!ボタンでアルペジエーターを、
 JUMP!ボタンで音の高さを調整するところも面白いです。


Recife
 サウンドのEDITスタイルが、AKAI MPCっぽい感じで視覚的にもわかりやすいです。
 音もかなり好きです。

Kamata
 完全なバンダイナムコサウンド。
 あの頃の記憶が蘇ります。
 4bit音源です。

Lisbon
 公式には「Sci-Fiシンセ」って書いてあるので、ちょっとわかりづらいんでけど、
 Gadget内のシンセ音源としては断トツの素晴らしいポリフォニックシンセサイザーです。
 PadにLeadにBrassに何でも使えます。

Glasgow
 iOSでは、KORG Moduleアプリを買わないと使えないGadgetなんですが、
 Mac版では標準装備です。
 これもMarseilleと同様、TRITONです。
 iOS版のKORG Moduleには、TRITON音色を足す追加パッチがあるのですが、
 その辺が入ってます。
 あ、あと、メロトロン音源も入ってるので、
 PCM音源としてバッチリな内容です。

その他、沢山あるGadget一覧はオフィシャルサイトをご覧ください。

■気になる!という方は、iOSはAppStoreから、
Mac/Win版はKORG Shopからダウンロード購入を。

既存のiOS版Gadgetユーザーは無償アップデートです。
Mac版は、KORG IDにログインしてクーポンを発行してから購入してください。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

KORG KROME EXの新プリセットを一部制作しました!

2019 年 1 月 16 日 水曜日


本日発表になった、KORGの新製品「KROME EX」で、
ProgramとCombinationの新プリセット(一部オシレータ含む)の一部を制作しました。

長年のKORGファンとしては、プリセットサウンドに関わるのは本当に嬉しくて!
新しい感じの音色や、思わずニヤリとしてしまう音色など、
「今、使える音色」を目指して、とにかく沢山の音色を楽しく作りました。
音色名でもニヤっとしてしまうかも(笑)

間違いなく即戦力になりますよ!

KROME EXの発売は2月下旬。
NAMMへ行く人は、NAMMでチェックしてください!
発売までもうしばらくお待ちを!
みなさんもKROME EXで曲作りを楽しんでー!
 

作った音色がいくつか紹介されてるOverviewです。チェック!

KORG SC-MICRO-MSGにNovation MININOVAを入れる。

2018 年 9 月 4 日 火曜日


KORGの、使い勝手の良いKORG microKORG/microKORG XL+専用 ソフトケース SC-MICRO-MSGを、
何かと出番の多い、Novation MININOVAを入れるのに購入。
内寸は問題ないけど。ファスナー部分は結構ギリギリでした(笑)

他の用途にも使えそうな、なかなかスタイリッシュで良いケースです。

そうなんです。今、アルバム作ってます。 #RYPP

2018 年 6 月 28 日 木曜日


先日、RYPPfaceBookページや、Twitterでも発表したのですが、
現在、RYPPの初めての配信アルバムを作っています。
「なんか何度も何度もレコーディングしてるっぽいけど、全然出る気配ねーんだよな」と、思ってた人は謎が解けたんじゃないかと。
まだまだ作業は残ってるので、もう少し「作ってます」アピールは続くと思いますが、
期待して待っててくださいませ。

アナログシンセを両手で弾ける楽しさ。 . #KORG #prologue #RYPP

Ryuichiro Yamakiさん(@yamaki74)がシェアした投稿 –

コの字生活。

2018 年 1 月 28 日 日曜日


ここ数ヶ月、左側には鍵盤置いてなかったんだけど、最近復活。
しばらくこの配置で行きます。

KORG Collectionリリース! #KORG #korgcollection #KLC #korglegacycollection

2017 年 12 月 22 日 金曜日

KORG Legacy Collectionに、新たなプラグイン「Arp Odyssey」が追加され、「KORG Collection」としてリリースです!

KORG Legacy Collectionが発売になったのが、2004年のこと。
当時は、MS-20と、Polysix、この2つをコンビネーションして音を作れるLegacy Cell、そしてWavetableシンセのWAVESTATION、MDE-Xというエフェクトプラグインの5種類のプラグインからスタート。
しかも、初期ロットは、MS-20型のMIDIコントローラー付きというものでした。
WAVESTATIONを熱狂的に愛用してたKORGファンとしては、すぐに飛びついて、それからずっと第一線で使ってます。
その後も、Mono/Poly、M1と順調に追加されて合計7種類のセットになりましたが、
KORGはiOS方面へとシフトしていって、しばらく、大きなアップデートも無かったので、
無くなったら困るなーと、ちょっと心配していたのですが、
遂に2017年末、メジャーアップデートです。
しかも、「Arp Odyssey」が追加!
KLC時代からのシンセのユーザーインターフェイスも今後アップデートされていくとのこと!
これも嬉しいですね!
Arp OdysseyのUIは大きいので、こっちにシフトしていくといいなと思いました。

さらに、今回はオフィシャルデモ曲まで作らせていただきました!
KORGさんとお仕事するのは久しぶりなのですが、
長年使ってるプラグインのデモ曲を頼まれるなんてとても光栄です!
どうもありがとうございます!
まずは、Youtubeをどうぞ。
(デモ曲の解説は下の方に)

さて、各プラグインの紹介です。
一部、それぞれのみで作った公式デモソングもあります。

▼「Arp Odyssey
1972年に発売されたArp Odyssey。
そして、KORGが2015年に復刻させました。
日本では、オリジナルバージョンを坂本龍一氏が使ってたことで有名だと思います。

今回は、アナログ回路を忠実にモデリングされたiOS版の「ARP ODYSSEi」をプラグイン化です。
白パネルRev1、黒金2、黒オレンジの3の3世代フィルターも内蔵。
見た目もそれぞれのプリセットで分かれてます。
今までのKLCプラグインよりも、よりアナログの張り出し感が増した感じがして、
モデリング技術CMTが進化したように思いました。
プリセットもとても使いやすい音なので、即戦力になると思います。

KORGは、モジュール版のArp Odyssey Moduleも作ってるのですが、
KORG本社にあるショールームで触りながら欲しいなーと思ってるうちに、時間が経っていき…げふんげふん。
結局一度も買ったことが無いシンセではありますが、
このプラグインで良さを再認識しているところです。

さて、今回は、個別にもオフィシャルデモを作りました。
Arp Odysseyのみで、9Track。一部の音色でフィルターはいじってますが、全部プリセットのみです。
内蔵エフェクトのかかりもすごい良くて、DelayとReverbは内蔵のしか使ってません。

  
▼「MS-20
1972年に発売されたセミモジュラーシンセです。
KLC初期からずっと使ってます。
Nintendo DS時代のDS-10(現在はiOSアプリ「KORG iDS-10」)、
iOSアプリのKORG iMS-20のどちらも、
Yamakiが作曲して、発売された曲の中で何度も使ってます。
強烈に自己発振するローパス/ハイパスの同時使用や、ユニゾン機能も魅力的です。
モジュラーのパッチングは、MS-20で多少勉強したのですが、奥が深すぎて、未だにちんぷんかんぷんではありますが(笑)

さて、この曲も、オフィシャルデモを作りました。
MS-20のみで、12Track。フィルターやポルタメントなど、一部いじってますが、全部プリセットのみです。

  
▼「Polysix
1981年に発売された1VCO、6ポリのアナログシンセです。
1VCOのみという先入観があって、普段、単体ではあまり使ってなかったシンセ(Legacy Cellでは使用)なんですが、
今回、単体で使ってみて、1VCO、32ボイス、16ユニゾンの良さを、
そして、出来上がった音にかけるEnsambleエフェクトの良さを実感しているところです。
今後、登場回数が増える予感です。

さて、この曲も、オフィシャルデモを作りました。
Polysixのみで、12Track。一部の音色でフィルターをいじってますが、全部プリセットのみです。

  
▼「Legacy Cell
上記の「MS-20」と「Polysix」、さらに下記「MDE-X」を組み合わせたUIのプラグインです。
とてもKORGらしいCombiモードを持つプラグインなのですが、性質上、単体では売ってません。
ラインナップには書いてないのですが、ちゃんとありますのでご安心を!
(アクティベート後にKORG IDからダウンロード出来ます。)
シンセ2台をコンビネーションして、それぞれでインサートエフェクト、さらにマスターエフェクトで調整します。
127音色あるプリセットも秀逸で、出番が多いシンセです。
UIが、KORG microKONTROLなのが、当時を感じさせるのですが、
結構使いやすいレイアウトなので、そのままでもいいかなーと思ってます。

  
▼「Mono/Poly
1981年に発売された4VCOでモノフォニックかポリフォニックかを切り替えることの出来るシンセです。Polysixと同時に発表されました。
4VCOの分厚いサウンドは、すごく魅力的なもので、多彩な音創りに役立ちました。
オリジナルのMono/Polyは、17歳の頃に知り合った友達から、長い間借りて使っていました。
MIDIはついてなかったのと、あまり安定してなかったので、
電源を入れて、良い音が出来たら、YAMAHA TX16Wへサンプリングして使ってました。
その後、時を経て「Mono/Poly」が、KLCで復活した時の喜びようったらもう!
「あの音がプラグインで鳴らせる!しかも、本気のKORGサウンド!中域の張り出しも健在!安定!」と。
そう、ものすごく良くできたソフトシンセなんです。
うちでは、常にDAWのデフォルトのテンプレートにはMono/Polyが鎮座してます。
最大128ボイス、16ユニゾン、あの頃、夢にまで見た仕様になりました。
今後は、iOS版の「KORG iMono/Poly」のようにアップデートしてくれたら、さらに最高です!

さて、そんな絶賛しまくりなMono/Polyですが、残念がらデモは作っておりません。
でも、みんなが聴いてくれてるであろう、あの曲のブラスも、あの曲のパッドも、あの曲のシーケンスも、みんなMono/Polyで作った音です。
Yamakiサウンドには欠かせないシンセになりました。
もしかしてー!と思いながら、Yamaki曲を聴き直すのもアリかもしれませんよ。

  
▼「M1
1988年の発売後、爆発的にヒットしたシンセです。
一家に1台か?というくらいに、そこかしこで見かけたシンセです。
家で、こんなリアルなピアノの音が出るなんて!と、当時は驚きでした。
KLC版M1は、後継機種のT1シリーズの波形も統合して、3000を超えるたくさんのライブラリがカードとして制作されました。
90年代に一世を風靡したM1 Pianoは、今も形を変えて沢山使われています。
90年代以降のダンスミュージックには、M1以降のKORGサウンドがかかせなくなっていきます。
その手のサウンドがすべて入っているのが、このM1なのです。

個人的には、キーボード版のM1は持ってなかったのですが、そのラック版であるM1R、M3Rは所有してました。
特にM3Rは作曲時の要である”キーボードメロディ”を担当していて、
卓のEQでローカットをして色をつけて、長くラックに入っていました。
その後、Trinity Pro、TR-Rack、TRINITY-Rackなどへと変更されていきますが、
KLCのM1が発売されてからは、M1が担当しています。
なので、DAWが立ち上がると、真っ先に立ち上がるのは、このM1なのです。
そして、R.Yamakiサウンドの主力、あのシンバルの音、あのシャラララーンってBellTreeの音、さらに一時期R&Bでものすごく流行ったポポポポポっ。
M1はPianoだけじゃないのです。

  
▼「WAVESTATION
1990年の発売です。当時17歳でしたが、バイトして買った初めてのKORG製品です。
「アドバンスド・ベクター・シンセシス・システム」って、呪文か?と思ってしまいます。
そう、楽器業界においてWAVESTATIONは、Magicだったと思います。
4つのWaveTableオシレーターを、ジョイスティックでモーフィングしたり、
膨大な波形を順番に並べてシーケンスパターンを組んだりという、画期的な魔法でした。
ただ、魔法は難解です。
あの液晶でどこまで出来るのか、毎日頭を悩ませてました。

最初に買ったのは、WAVESTATION。あの筐体のフォルムも、鍵盤も素晴らしくて、ずっとメイン鍵盤として使ってました。
ウェーブシーケンスが楽しくて、また、Prophet譲りの音色がたまらなくて、一気に虜になりました。
その後、WAVESTATION EXにアップデートして、しばらくすると電源が入らなくなったので手放し、
ラック版のWAVESTATION A/D、WAVESTATION SRと使っていったのですが、
このKLC版 WAVESTAIONが発売になったあとに、ハードは一度手放しました。
それだけ、このKLC WAVESTATIONが素晴らしく出来が良かったんです。
その後も、鍵盤がどうしても必要になって、WAVESTAION EXを手に入れましたが、
やはり電源が入らなくなり、処分。A/Dも手に入れたのですが、
もうその頃には、完全にKLCのみしか使わなくなっていきました。やはりこのソフト版WAVESTATIONの出来が良いのです。
Wave Sequenceを作るには、大きな画面が必要です。
KLC版のWAVESTATIONには、それがありました。
欲を言えばiOS版のKORG iWAVESTATIONが理想なので、次のアップデートに期待したいところです。

友達に「WAVESTATIONと言えばYamakiちゃんサウンド」と言われたことがあります。
WAVESTATIONのシグネイチャー的なWave Sequenceはそれほど多用してませんが、
今まで作ったかなりの曲でWAVESTATIONサウンドを聴くことが出来ると思います。

  
▼「MDE-X
TRITONのエフェクトアルゴリズムを利用した、KORGのエフェクトプラグインです。
Delayや、PolyEnsambleなど、KORGの特徴あるエフェクトが使えます。
ものすごく軽いのも特徴です。
シンセ関連にコレをプラグインするだけでKORGサウンドになるのもオススメです。

  

  
さて、上のYoutubeで使用されていた公式デモソングです。
KORG Collectionだけで全37トラック使ってます。
内訳ですが、M1が15個、WAVESTATIONが6個、ArpOdysseyが4個、MS-20が2個、Polysixが2個、Mono/Polyが8個使ってます。
ドラムはM1とWAVESTATIONです。

気になる!という方は、KORGからダウンロード購入を。
それぞれ単体でも買えますが、やはり全部入りのSpecial Bundleがオススメです。

既存のKLCユーザーは、KORG USER NETにてクーポンを発行して、新規サーバーKORG SHOP / KORG IDへ移行してください。
新しいライセンス発行と、最新バージョンがダウンロード出来ます。
Arp Odysseyの入ったKORG Collectionへのアップグレードも可能です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

KORG iWAVESTAION for iOS発売! #KORG #WAVESTATION #iOS

2016 年 12 月 1 日 木曜日

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本当に出た!KORGサイトはこちら
AppStoreからダウンロード購入可能です。
少し前に、噂をtwitterに書いたんだけど、どうやら本日発売の模様。
WAVETABLE、Vectorシステムは難解と言われてましたけど、これなら見ればわかる!すごい解りやすい!
WAVESTATIONマニアとしては買うしかないでしょう!

Yamakiが初代WAVESTATIONを買ったのが発売された1990年、16歳の時でした。
そこから1992年にEXへアップデートして、Trinity Proが出る1995年までメイン機として、それ以降はサブ機として壊れるまで使いました。
那須に戻っていた2012年にもEXを一度入手して使ってましたが、こちらもすぐに壊れてしまったので処分してます。
ラックタイプとしては、1UのWAVESTATION SRは2004年に、
2UのWAVESTATION A/Dは2003年、2008年、2014年と、何度も買いましたが、壊れたりなんだりして、今はハードは残ってません。
WAVESTATIONの実機は、故障しやすく状態が良い物を探す方が困難だと思いますので、
ソフト化されているKLCやこのiWAVESTATIONを使うのが正解だと思います。

この機種だけは、形は変わってもずーーーっと使い続けてるシンセですね。
KLCが出た時に、「すごい使いやすくなった!」と、思ったものですが、
このiWAVESTATIONを見ると、KLCもバージョンアップしてほしい!と願いたい。
このところのKORGさんは、iOSアプリに夢中なので、なかなかKLCがアップグレードするのは難しいのかもしれませんねー。

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