‘Synth’ カテゴリーのアーカイブ

UVI Percussion Factoryがリリース! Percussion Storeが大幅にアップグレード!

2023 年 2 月 22 日 水曜日

▶️UVI Percussion Factoryがリリース!

おそらく2010年くらい(もしくはその前かも?手元のUFSファイルが2010年なんです)にリリースされた、Percussion Storeが、かなりグレードアップして「Percussion Fatory」として帰ってきました。
※Percussion StoreからのアップグレードもUVIストアで対象ユーザーに$49で提供。

1000以上の膨大なパーカッションサウンド、4000以上のシーケンスという、パーカッションライブラリの決定版です。
Hand Drums、Shaken、Metal、 Friction、Wood などのカテゴリーに分類されていて、モダンプロダクションから、アフリカ、 インド、中東、北米、南米、カリブ海などの実際の世界各地域のパーカッションアンサンブルはもちろん、エフェクティブなパーカッションも収録。もちろん、幅広いジャンルとスタイルのパーカッションキットとしてシーケンスとして使用できるだけなく、各個別の楽器としても利用出来ます。さらに、ドラッグ&ドロップでユーザーサンプルの追加をネイティブサポートするという至れり尽くせり。

プリセットでは、シーケンス全体を鳴らすのはもちろん、パートごとのキースイッチや、そのシーケンスに使われている短音も鳴らせます。自分でシーケンスを組むことも可能ですが、シーケンスもプリセットもランダム再生が出来るので、可能性は無限大です。EDITもUVIに慣れた人なら非常にわかりやすいです。

前身であるPercussion Storeは、パーカッションライブラリとしてかなり使ってきました。今回のPercussion Factoryは、さらに音も良くなり、シーケンスまで付いてるので、もうパーカッションはこいつに任せていいのでは?と思っています。何より、楽しいんですよ。プリセット切り替えていくだけでも、ものすごい楽しい。おかげで、オフィシャルデモソングを作るのに、だいぶ時間がかかったくらい!(今回は余裕があったのに!)

▶︎さて、公式デモソングです。
今回のオフィシャルデモは、100%Percussion Factoryで、18個のプリセットの組み合わせのみで作りました。シーケンスをそのまま使ってる音も、短音で鳴らした音も両方使ってます。

UVI · Percussion Factory | Demo 133BPM by Ryuichiro Yamaki

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ます    。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

2023年のE-MU Proteus 2000シリーズのOSアップデート方法。

2023 年 2 月 14 日 火曜日

E-MU Proteus 2000シリーズは、昔は専用アプリのE-Loaderを使わないとOSのアップデートが出来なかったのだけど、
E-MU自体がすっかりヘッドフォンメーカーになってしまっていて、E-Loaderはもう公開されておらず。
本当に古いアプリケーションなので、公開されていたとしても、うちの古いMacでも動くかなー?と思ってたくらい。
でも、現状Ver.1.24だし、やっぱり、どうにか最終バージョンの2.26にしたいな…と。

で、いろいろ調べていたら……
ありがたいことに、E-MU Toolsというサイトが、オンラインでアップデート出来るようにしてくれてた!
もー、びっくりしたのでシェア。
世界中にまだE-MUファンがいるんだなぁと!

以下のURLを、Google Chromeで立ち上げて(Safariは対応してない)
指示通りにアップデートをするだけで完了。
https://www.emu.tools/e-loader/#!/intro

ものすごい簡単にアップデートが完了した。
多分、E-Loaderより簡単。

アップデートを諦めてた人もいると思うのだけど、
こんなに簡単に出来るので、この機会にみんなも是非。
そのうち無くなっちゃうかもしれないしね。

メイン鍵盤をKORG D1にしました。YouTubeに使用感をアップしたのでチェック! #studiow4m

2023 年 2 月 1 日 水曜日

KORG D1〜ピアノがうまく聴こえる鍵盤〜をYouTubeにアップしました。
試奏の動画ではなく、いつものレビューだと思って見てもらえたらと思います。

先日、何年かぶりにマスター鍵盤を変えました。KORG D1です。
これはMIDI鍵盤とかシンセではなく、カテゴリとしてはデジタルピアノです。
スピーカーがついてないタイプのデジタルピアノなので、ステージピアノとも言われます。
いつもだとBlogにちょこっと書いて終わるんですが、
今回のは、それだと伝わらない部分がある気がするので動画にしてみました。

いやー、届いてダンボールあけたとたんに、木の香りですよ!高級な匂い!いいねー!

メニュー
・RH3鍵盤について
・ダンパーペダルについて
・MIDI関連
・サイズ感
などのことを語ってます。

KORG D1
https://www.korg.com/jp/products/digitalpianos/d1/

KORG D1 Black
amazon楽天

白もあります。
amazon

ハーフペダル:KORG DS-1H
amazon楽天

動画が良かったよーという方は、チャンネル登録と高評価ボタン、コメントなどお待ちしております!
https://youtube.com/@RyuichiroYamaki

-20230619追記
・電源を入れるとProgram Change #001をMIDI出力してしまうのが時々困る。

机の上 2023.01 – Desktop Tour #YouTube #StudioW4M

2023 年 1 月 25 日 水曜日

机の上 2023.01 – Desktop Tourです。
写真はアップした事があっても、紹介はしたことが無かったなと思って。
現在、いや、一昨日までの机の上だけの紹介です。
あくまでも机の上のみ。
他はまたそのうち。

※「けんぼうろく」ではなく「びぼうろく」ですね。何年も間違って使ってました(汗)

以下、紹介した機材たち(現行品のみ)
MOTU DP11:https://bit.ly/3wpC3If
MEINL SH8BK:https://amzn.to/3ZYWlFX
KORG GA Custom:https://amzn.to/3kFaqIu
ARTIPHON ORBA:現行品はORBA2。https://amzn.to/3H8xHKi
TOCA Egg Shaker:https://amzn.to/3DcUweM
Novation Launch Key 49 mk3:https://amzn.to/3H3IQMn
Auratone 5C Super Sound Cube:https://a.r10.to/hugz4e
MOTU M4:https://bit.ly/3kHaUhj
SPL MTC:現行品は、MTC2。https://a.r10.to/h6XO6Q
Moog MININAUR:https://a.r10.to/hu4uaC
Waldorf Blofeld:https://a.r10.to/h6PH64
Expressive E Touche:https://a.r10.to/huPlIl
PreSonus Faderport:https://a.r10.to/hPJZti
KORG minilogue xd:https://a.r10.to/huRzct
Rode Wireless GO:現行品は2。https://amzn.to/3WFviMN
Shure SE215:https://amzn.to/3H8iXLq
KORG wavestate:https://a.r10.to/hkrXjn
W Lab Virus Samurai ウイルス侍:https://amzn.to/3H2rsYx

動画が良かったよーという方は、チャンネル登録と高評価ボタン、コメントなどお待ちしております!
https://youtube.com/@RyuichiroYamaki

UVIから、4レイヤー構造のQuadraシリーズ第三弾「Quadra: Traveler」がリリース!

2023 年 1 月 18 日 水曜日

▶️UVIから、「Quadra: Traveler」がリリースです。

■2021年3月にリリースの、弦楽器系統をメインにしたQuadra Muted & Harmonicsと、2021年11月にリリースの第二弾、金属と木材の共鳴をベースにした「Quadra: Metal and Wood」に続く、第三弾!今回は、World Musicをベースにしたライブラリーです。

■収録楽器一覧。
フレット楽器:
バグラマ、バンジョー、中国琵琶、ウード、サズ、ベース、ケルト12弦ギター、 チョグールなど
木製楽器:
バラフォン、ガムラン、カリンバ、サンザ、ムビラ、スチールドラム、ハンドパン
鍵盤楽器:
キャビネットオルガン、アコーディオン、インディアンハーモニウム、ノルディック アップライトピアノ
弦楽器:
ジター、ツィンバロム、ダルシマー、二胡、古琴、和琴、ライラ、カーヌーン、三味線、 ヴァリハ、ビオラ
管楽器:
アルプホルン、様々なフルート、ドゥドゥク、尺八、バグパイプ、パンフルートなど
シンセサイザー:
アナログ、FM、モデリング、PCM、スピーカーシンセ

インターフェイスはこれまでと同様、これらを4つのレイヤーで組み合わせ、グルーヴィーなシーケンスや、コード、シネマティックなサウンドなど、世界中の様々な地域の楽器などの個性のある音色が沢山詰まっています。XY PADでそれぞれの音量バランスを決めたり、4つの音をモーフィングしたりと、自由自在です。もちろん、シーケンスではなく、普通に弾ける単発の音色も沢山入ってます。

UVIエンジンの持つ、強力な64ステップアルペジエーター(フレーズシーケンサー)や、ユークリッドエンファシス、ピッチドリフトなど、多彩なサウンドを、1レイヤーごとに独立してコントロールして、レイヤーごとのフィルター、エンベロープなどのコントロールや、エフェクトも使え、かなり突っ込んだ音色作成とEDITが可能です。さらに、音色のランダマイズと、アルペジエーターのランダマイズが独立して付いているので、音色の組み合わせは無限大です。

■さて、公式デモソングです。
ドラムはUVI Drum Designerを使ってます。それ以外は全部Quadra: Travelerです。が、今回はプリセットを9音色使いました。シーケンスのプリセットが5、単音プリセットが4です。

UVI · Quadra Traveler | Demo by Ryuichiro Yamaki

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ますよ。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

UVIから、4レイヤー構造のミュートとハーモニクス音源「Quadra: Muted & Harmonics」がリリース!今回もオフィシャルデモ作ってます。

UVIから、4レイヤー構造のQuadraシリーズ第二弾「Quadra: Metal and Wood」がリリース!

UVI Digital Synsations Vol.1が、Ver.2にアップデート!M1、SY77、D50、VFXの音が入った音源で、なんと既存ユーザーは全員無償提供!

2023 年 1 月 12 日 木曜日

▶️UVI Digital Synsations Vol.1が、Ver.2にアップデート!

UVI Digital Synsations Vol.1 ver.2がリリースされました。
10年前の2013年にリリースされたUVI Digital Synsations Vol.1。いろんなものにバンドルされていたり、無料で配布されていた事も多いので、おそらくUVIの製品の中で一番ユーザーが多い音源だと思います。え?持ってないよ?って人は、もしかすると持ってるハードウエアにバンドルされている可能性もあるので、チェックを。

KORG M1、YAMAHA SY77、Roland D-50、Ensoniq VFXを丁寧にサンプリングした音源ですが、プリセットまんまではなく、それぞれのシンセでUVIが新たにプリセットを作ったものをサンプリング。さらにUVIエンジン上で音作りがされている音源です。プリセットそのものではないのが注意点ですが、非常にその音源らしい音が満載です。M1やD50は、メーカーのそのもののプラグインがリリースされてますが、このDigital Synsationsは、実機のDAを経由した音をサンプリングしているので、音そのものに実機感があり、楽曲にはこっちの方が合う場合も多い印象です。

DS77▶️YAMAHA SY77:1989年リリース。PCMとFM音源のハイブリッドシンセサイザー。
DS1▶️KORG M1:1988年リリース。最初期のPCM音源。非常にリアルな音で世界中で大ヒット。
DSX▶️Ensoniq VFX:1989年リリース。今は亡きEnsoniqのPCM音源。
DS590s▶️Roland D-50:1987年リリース。PCMとVAを合成したLA音源。

今回のVer.2では、Ratina表示対応、高度アルペジエーター搭載、さらに合計140の新プリセットが追加されました。
新プリセットでは、各シンセのアイコニックな音が追加されてます。上でも書いた通り「そのもの」ではないのですが、もうかなり近いです。
さらに、今までのバージョンでは、全鍵サンプリングではなく、鍵盤数を間引かれてサンプリングされているのですが、今回のバージョンで追加された新プリセットでは、全鍵サンプリングされていたり、さらにVelocityで変化するようにマルチで録られている音源もあったりして、かなり強化された印象です。

▶︎さて、公式デモソングです。
今回の新しいオフィシャルデモは、Digital Synsations Vol.1 Ver.2で追加されたプリセットだけで作りました。全部で21音色。ドラムは、Drum Designerのプリセットを使ってます。

UVI · Digital Synsations Vol.1 | Demo by Ryuichiro Yamaki

Ver.1の時のオフィシャルデモもあります。
こちらは100% Digital Synsations。全16音色。ドラムは、DS1に入ってます。

UVI · Digital Synsations | Digital Synsations by Ryuichiro Yamaki

また、Digital Synsationは、Vol.2も出ています。こちらは、KAWAI K5000S、Roland JD880/JD990、Ensoniq FIZMOの音が入ってる音源です。こちらも合わせてチェックを!

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ますよ。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

Ver.1の時のブログはこちら。

UVI Digital Synsations.

UVI Falcon2 基本的な音色作成 サンプリング編 #YouTube

2023 年 1 月 2 日 月曜日

UVI Falconで、簡単に音色を作ってみよう!という企画の第2弾
UVI Falcon2 基本的な音色作成 サンプリング編」をYouTubeにアップロードしました。

https://youtu.be/aDG4m3qlkLo

今回はサンプラー編です。
PCM音源モジュールのE-MU Morpheusの音色を、DAWでレコーディング、切り出しして、
Falcon上に並べて音色作成という、一連の流れを動画にしました。
内容は基礎中の基礎なので、マニュアルに載ってるような初心者向けですが、
是非、この動画も活用してもらえると嬉しいです。

動画が良かったよーという方は、いいね!とチャンネル登録お願いします!

第一弾の「シンセ編」はこちらから。
https://youtu.be/HWnXmv7dI2w

UVI Falcon2 基本的な音色作成 シンセ編 #YouTube

「KORG Gadget2 for Mac/PC」がアップデート。山木が担当したFairbanks用サウンドパック「mimoPop」が収録されました。

2022 年 12 月 28 日 水曜日

昨年の12月に、iOS用のKORG Module内で使える、山木の作ったサウンドパック「mimoPop」をリリースしたんですが、
一年越しにアップデートされたKORG Gadget 2 for Mac/PC内の「Fairbanks」にも収録されました。
プリセットナンバー341:AhhChorus 1〜382:mimo Merryまでの音色です。
KORG Gadget 2ユーザーは無償でアップデートして使用出来ます。

KORG Gadget2単体で使うのはもちろん、
Gadget2の音源は、一つ一つがプラグインとしても使用出来るので、
どんどん使って、良い曲を作ってください!

リリース時のオフィシャルデモソングはこちらの2曲。
※「mimoPop」のプリセットのみ。

KORG · mimoPop Demo 2

KORG · mimoPop Demo 1

詳しくは、「mimoPop」リリース時のブログを!

iOS用「KORG Module」に内蔵のハイブリッド音源”Hybrid(Fairbanks)”用エクスパンション・サウンド・パック「mimoPop」がリリース!kolmeのMIMORIの声をオシレーター素材に、総合プロデュース、プリセット、デモソングを山木が担当しました!

「80s Dance Pop」も合わせてチェックを!

先日アップデートされた「KORG Gadget2 for Mac/PC」内の音源「Fairbanks」に、山木が担当したModule用サウンドパック「80s Dance Pop」が収録されてます。

UVIから「PX Guitar Syn」リリース!ギターシンセの始祖、激レアのRoland GS-500/GR-500をサンプリング!

2022 年 12 月 8 日 木曜日

▶️「PX Guitar Syn」は、Roland GS-500/GR-500をサンプリングしたギターシンセ音源!

UVIの激レアなシンセやプロトタイプをサンプリングして、再構築するPXシリーズに、今度は、Rolandのギターシンセの始祖、Roland GS-500、GR-500を丁寧にサンプリングした「PX Guitar Syn」が仲間入り。

▶︎Roland GR-500/GS-500とは
1977年にリリースされた、世界初のギターシンセサイザー。
Roland GR-500は、CV方式のアナログモノシンセと、エレクトリックギターにCVピックアップが付いたGS-500というギターコントローラーの組み合わせたもの。当時はまだMIDIも、ポリフォニックも無かった頃の激レアなマシンです。
YAMAHA CS-80が同じ1977年なので、当時はポリフォニックがいかに高価だったかわかると思います。
使用していたのは、日本だと、和田アキラ氏や寺内タケシ氏が有名かもしれません。

山木がギターシンセっていうのを知ったのは、永野護氏のマンガ「Fool For The City」でのことだったかもしれません。マンガのカラーページに、永野護氏の所有のギターやベースが載ってました。多分、サントラでも使われていたはず。ただ、さっき読み直してみたら、これに出ていたのはG-77/GR-77Bだったので、ベースタイプでしたね。同じ頃(80年代)のギターシンセだとG-707/GR-700(ポリシンセ)なんですが、どちらもボディからヘッドに伸びるスタビライザーがカッコよくて。今でも憧れのギターシンセ/ベースです。

実は、生まれて初めて買ったギターが、アコギでもエレキでもなく、Casio DG-20っていうギターシンセなんですよ。だいぶ前に壊れてしまったのですが、そんなこんなでギターシンセには結構思い入れもあったりします。

▶︎ギターシンセについて
イケベ楽器のサイトに、「ギターシンセの進化と歴史」という、ありがたいページがありました。
とてもわかりやすくギターシンセについて書いてあります。
https://www.ikebe-gakki.com/web-ikebe/grandy_GR-GK/

それと、つい先日、ITmediaの記事で、開発秘話が公開されてました。タイムリー。こちらも合わせてチェックを。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2211/25/news164.html

■PX Guitar Synに話を戻しましょう。
相変わらず機材のレストアから始まるPXシリーズ。やはり今回もメンテナンスが大変だったのだとか。

PX Guitar Synは、ギタートーンと、シンセトーンが融合したライブラリで、さらに各種ストンプボックスを通した音や、S550テープエコーを通した音などなど、本当に大量にサンプリングした音を、UVIのお家芸、2レイヤー方式(2つの音色で1つの音を作る)でプリセット音色が作られている音源です。

いわゆるよくあるギター音源ではないので、フツーのギターの音は出ません。一応、GS-500本体のギターの音もDI経由とamp経由の両方が一応入ってるんですが、プリセットではなくレイヤーの中にあるので、initプリセットを読み込んで自分で確認をするのがいいと思います。ただ、やはりPCMシンセ的な音。でも、これがシンセレイヤーと混ざると、いかにも当時のギターシンセの音がするようになります。面白いですよねー。(最近のギターシンセとはまた全然違うそうです)

プリセットのカテゴリも、Arp系や、Bass、Bells、Brass、FX、Key、Lead、Pad、Pluck、Polysynth、Stringsなど、一通り入っていて、ヴィンテージギター風のインターフェイスもバッチリやる気が出ます。Editもレイヤーごと、もしくは2レイヤー同時でもOK。シンセレイヤーには、UVIが独自に作った沢山の音のほかに、基本的なオシレーター(waveform)も入ってるので、1から音作りも面白いと思います。

いや〜、実にUVIらしい!

▶︎さて、公式デモソングです。
PX Guitar Synのプリセットを18音色(一部EDITしてます)、ドラムは、TR-808を強烈にサンプリングした音源のUVI Prime8+

今回は、UVIの鬼畜っぷりが久しぶりに発生して「明日までにデモお願い」と世の中はサッカー日本戦の直前の深夜0時前に言われ、「ガッデム!」と同じテンションで「トーマス!」(UVIの担当の名前)と、(いつもの通り)相変わらず叫んでしまったのですが、幸いなことにPX Guitar Synは、プリセットの読み込みが速いのもあって、結局2時間で作曲が終わり、1時間半でAudio化をして、1時間半で最終調整とMIXしました。人間やればできる。

一部の音はEDITしました。例えば、ド頭から最後まで鳴ってるアルペジオ。これは、リリースを短くして、DelayとReverbをオフってます。その直後に入ってくるリードギターのような音は、2レイヤーのうち、片方のピッチを変更してます。他の音はMWを駆使してたり、オートメーションを書いてたりしてますが、プリセットそのままのがほとんどです。

UVI · PX Guitar Syn | Demo by Ryuichiro Yamaki

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ますよ。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

UVIのブラックフライデーは30%オフ!

2022 年 11 月 24 日 木曜日

▶️今年のUVIのブラックフライデーは30%オフ!

UVI本家から買うも良し、日本のbeatcloudから買うのも良しです。
品切れの時もあるので、ご注意を!
11/30まで!急げ!

UVI
https://www.uvi.net/jp/store

beatcloud
https://beatcloud.jp/manufacturer/4

今年のUVI製品まとめは、「2022年 買って良かったプラグイン その7「UVI」」でチェック!

2022年 買って良かったプラグイン その7「UVI」