2023年 買って良かったプラグイン その4「Universal Audio moog minimoog」

▶️Universal Audio moog minimoog

今年は、DSP(UAD)からNativeへと大きく舵を取ったUniversal Audio。最初は、サブスクであるUAD Sparkを3ヶ月ほど試したのだけど、そこからは、必要なプラグインだけ揃えていくという方向へスイッチ。UADで持ってる分については、そのままNative版を貰えるのだけど、今回は、Native版のみでリリースされている音源を紹介。

実は、音出してみて本気でビックリしたのが、このMoog Musicと協力して作ったというUniversal AudioのMoog Minimoog
今までのmoog系プラグインは、なんだかプラスチックな硬い音をしてたり、妙にレンジが広くて綺麗すぎたり、ノブを回した時の挙動も違かったり、アナログな音はしてるけどちょっと違うなってものもあったりと、いまいち、コレ!っていうのが無かった。でも、このUniversal Audio moog minimoogは、現存するModel-D系プラグインの中で、初めて「ちゃんとmoogしてる!」と思ったプラグイン。限りなく似ていると思う。もちろん、実機との差はあるし、厳密には違う(個体差含め)と思うのだけど、さすがUniversal Audio、頭ひとつ抜けてきた。moogの持つ、うなるようなサウンド、VCOのLevelを上げた時のサチュレーション、ノブを回した時の感覚、どれをとってもちゃんと再現されていると思う。

追加機能として、モジュレーションが大幅に拡張されているので、実機には無い、3つのVCOを使った上でLFOがかけられるというのも嬉しいところ。長い間MIDIMINIを使ってきた身としては、3VCO+LFOは必須だったしね。

そんなこんなで、今年のMoog系は全部コレを使った。ただ、Universal AudioのNativeプラグインと、MOTU DP11との相性が悪いらしく、プロジェクトを読み込んでる途中で落ちてしまうので、楽曲を閉じる時は、使ってるトラック自体をDisableしてからセーブしている。もしくは、早々にバウンスしてDisableしちゃうか。まー、どちらにせよちょっとめんどくさいので早く直ってほしい。うーん。いつになる事やら。

minimoogの他にも、オーソドックスな2VCOシンセだけど、音がちゃんとアナログしてるPolyMaxや、今風の音も出るOpalもおすすめ。

プラグインで、こんな音が出る時代になったんだなぁ…。
今年のUniversal Audio、やる気あっていいね。

お買い物は以下から。

beatcloudhttps://beatcloud.jp/product/2067
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おかしな価格設定ブラックフライデー。安過ぎだろ(笑)
新規の人は、いろんなバンドルも出ているので、beatcloudでチェック!
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