UVI UVX670リリース! #UVI #AKAIVX600 #AKAIAX73

UVIの新製品「UVX670」がリリース!UVXシリーズ最新作です。

UVX670」は、AKAI VX600と、AX73というVCOアナログシンセを丁寧にサンプリングして、UVIならではの味付けをしたシンセです。

VX600とAX73の2つの機種を重ねてプリセットが作られてます。
UVIのお家芸、デュアルレイヤーです。
インターフェイスもAKAIホワイトを基調に、往年のAKAI感がバッチリ出てます。
各種Editも簡単にできるようになっているので、1つでもUVI製品を持ってる人は迷わないかと。
プリセットについてなんですが、当時のプリセットそのままというわけではなく、
UVIが新たに作ったプリセットが306入っています。
PadにLead、VCOらしいふくよかな音が多く、即戦力として使える音です。
もちろん、VX600だけのプリセットや、AX73だけのプリセットも用意されてるので、
それぞれの機種への思い入れがある方も、バッチリ堪能出来ます。

では、UVX670の元になった2つの機種をチェックしてみましょう。

■VX600
1988年発売の、2VCO、6ポリ(12VCO)シンセです。
わりとEWI1000に繋いで音を出してる人が多かったと思うんですけど、
当時からピッチが結構不安定で有名でした。
中身は、Oberheimが作ってるという話がありましたが、定かじゃありません。
ただ、Matrixモジュレーションが搭載されていたり、
Oberheimの系譜の音なのは間違いないと思います。

■AX73
発売は1986年。AX80がブラックがメインなデザインだったのに対して、
やっぱりAKAI製品と言えばこの色!という、アオボリーホワイトがメイン。
パネル部分がまだブラックの名残が残ってますね。
で、1VCOで、6ポリというシンセですが、
こちらも、とにかくVCOが不安定だった記憶があります。
VX90という、ラックマウント型も発売されました。

とまあ、そんな2台なんです。
音はすごく良いのに、超不安定という…。
VX600は何度か買いたいと思ったんですが、
良い個体に巡り会えませんでした。
なので、この音を安定して出せるというのは、UVIサマサマ!
サンプリング万歳!ありがとうUVI!

このVX600とAX73という2機種は、日本のAKAIがアナログシンセを作ってた時期の機種で、かなりレアなモデルです。
UVIは、AX80もサンプリングしていて、UVX80というのを発売してますが、
そのAX80よりも後に発売されたシンセで、サンプラーのSシリーズに代表されるホワイトを基調としたデザインです。

UVX80についてはこちらを参照ください。

UVI UVX80リリース! #UVI #AKAIAX80

  
さて、公式デモソングです。
UVX670だけで全15トラック(15音色)使ってます。
キラキラした音が結構印象的だったので、そういう音をメインに作ってみました。
今回のドラムは、BeatBox Anthology2に入ってるAKAIの音を使ってます。

気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ますよ。
日本の各店舗でも販売されてます。販売店舗は、セールスパートナーを確認してください。
使用するには、最新のUVI Workstation、もしくはUVI Falconが必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!


タグ:

コメントは受け付けていません。