UVI UVX80リリース! #UVI #AKAIAX80

UVIの新製品「UVX80」がリリース!UVXシリーズ最新作です。

UVX80」は、AKAI AX80というDCOアナログシンセを丁寧にサンプリングして、UVIならではの味付けをしたシンセです。

AKAI AX80ってご存知な方いらっしゃいますか?
Synth Anthology2にも少し収録されていたので、なんとなく知ってる方もいるとは思いますが、やはり、これまたUVIらしいチョイスの、とてもマニアックな機種です。

AKAIってシンセも作ってたんですよ。知ってましたかー?
今でこそ海外メーカー(アメリカ)のイメージですが、この頃はまだ日本のメーカーでした。
(川崎にあったんですよー。)

発売は1984年。
8Voice、2DCOでアナログフィルター(カーティスCEM 3372)制御。JUNO-106とか、Chroma Polarisと同時期の機種です。
とても贅沢な作りで、パラメーターがグライコのようなFL管のデジタル表示で見えたり(今見ても斬新です)
ボディがカッコよく傾斜していて、近未来的なルックスでした。
デジタル表示のところにある各ボタンを押して、左側にある一つのノブを回して音作りするという、操作感もなかなかです。
個人的には、AKAIのアナログシンセは、OberheimのDCO機Matrix-6やMatrix-1000の音に近いイメージがあります。
VCO機であるAX60やVX600は、とても不安定だった記憶がありますが、AX80や、その後のAX73はDCO機らしく安定してました。
(VCO機の中身はOberheim製だと言われてましたがどうなんでしょう?)
DCO機でも、薄い音ではなく、ふくよかな音だったと思います。

今回、サンプリングされた筐体は、日本のUVIオフィスが発掘してきたモノだそうですよ!


さて、そんな「UVX80」のインターフェイスもAX80をしっかり継承しています。
そのDCO機らしい音、250を超えるプリセットは即戦力です。
1レイヤーで、当時のプリセットを弾くのもいいですが、UVIならではの2レイヤー、Multimode Filter、エンベロープ、エフェクト、モジュレーション、アルペジエーターなどで音作りするというUVIのお家芸!

AX80の、Internal Presetsも収録されてます。
各オシレーターも、WAVEFORMとして収録されてますので、UVI Falconでレイヤーして1から音を作り込むのも面白いと思います。

UVX80は、DCO機らしい、単体で立ち、他の音にも混ざりやすく、使いやすい音です。
しかも、今回のUVX80から、よりアナログ感が増した気がするんですけど、サンプリングの仕方とか変更したのかな。
その辺のことはよくわからないのですが、うちでは、常時立ち上げるシンセになりそうです。

  
さて、公式デモソングです。
UVX80だけで全16トラック(16音色)使ってます。
今回のドラムは、先日発売されたBeatBox Anthology2を使いました。

気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ますよ。
日本の各店舗でも販売されてます。販売店舗は、セールスパートナーを確認してください。
使用するには、最新のUVI Workstation、もしくはUVI Falconが必要です。

UVI Falconを使えば、このインターフェイス内のコントロールだけでなく、さらに深い所までコントロールする事が可能です。各音源のサンプルだけ使って、独自のプリセットを作る…なんて事も出来ますよ。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!


タグ: ,

コメントは受け付けていません。