UVI Vintage Vault 2がセール中(6/16まで)なので、バンドル音源からオススメ5音源を紹介。

UVIの、ビンテージシンセサイザーとドラムマシーンサウンドコレクション「Vintage Vault 2」が、
6月16日までセール中です。

50年を越えるシンセ史を網羅したVintage Vaultの収録モデルは50種類のシンセと、
111のドラムマシン、7,000以上のプリセット…っていう途方もない数が収録されてます。
実機を丁寧にサンプリングして再現したモデルだけでなく、
UVI Engineを駆使しさらに最先端に昇華させた音源も含まれます。
そんな音を、20種類の音源に落とし込んでバンドルしたコレクションパッケージです。

「何故モデリングではなくサンプリングか」というのはよく話題に上がりますが、
実機はのオーディオアウトプットから出る音は、
ハードウエアの最終段にあるDAを通ってアナログで出力されてます。
このDAの癖も、その音源の一つの魅力です。
物によっては電気的な音がしたり、ノイジーだったりするのも特徴ですが、
そのノイズが混ざった音が、その音源をより際立たせていると思います。
そういう部分も含めてサンプリングしているので、
とても実機に近く「実機と同じ帯域で鳴っている」音がします。
なので、物によっては、モデリングよりもレンジが狭い音が出るのですが、
その実機ならではの狭さが、楽曲には混ざりやすく、よく映える音だと思います。

UVI製品は、そんな音を、デュアルレイヤーしたり、
オシレーターと混ぜてみたりして、
幅の広い音を作り出しているので、
単純なノスタルジーだけではなく、最先端な音としても、
様々な楽曲でメインで使う事が出来ます。

とまあ、そんなところが気に入って使っています。

さて、前置きはそのくらいにして、

今回は、収録されている音源の中から、気に入って使っている音源をいくつか簡単に紹介します。
それにしても、全部イイ!ので、5つ選ぶのは、苦労しました。
興味を持ったら、音源の詳細ページもリンクしましたので、
そちらも合わせて読んでみてください。
 


■OB Legacy

Oberheimの6つの音源を1パッケージにした、超強力な音源。
SEM・OB-1・Matrix-12(Xpander)Matrix-6・OB-X・OB-Xa・OB-SX・OB-12・Dave Smith Instrumets OB-6・Marion Systems MSR-2などの音源が収録されています。
シンセブラス、パッド、どれをとっても往年のOberheimサウンド。
「まずはコレを立ち上げる」ことも多い音源です。

詳しくは、こちらを。

UVIから”OB Legacy”、さらに”Vintage Vault2″がリリース! #UVI #Oberheim #vintagevault2

公式デモソングはこちら。

そして、そのデモからRYPPHYPEの楽曲に進化したのがこちら。このバージョンもドラム以外はOB Legacyしか使ってません。
RYPPHYPE – MATANE Stranger (Short Version)

 


■UVX80

日本国産のAKAIのレアな80’sシンセAX80の音源です。
DCO機ではありますが、太く厚い音も出るのが気に入ってます。
特にベースが秀逸。

詳しくは、こちらを。

UVI UVX80リリース! #UVI #AKAIAX80

公式デモソングはこちら。

 


■BeatBox Anthology 2

111マシーン、11000サンプルのドラムマシンコレクションです。
ほとんどのドラムマシンの音が収録されています。
単純な懐古主義な音源ではなく、
1トラックにつき3レイヤー構造。元となる音+胴鳴り+アタックを混ぜていくタイプなので、
まったく新しい音を作り出すことも、
あの機種とあの機種の音が合わさったらなーとか、
夢のドラムマシンも、収録された音で自分でキットを組むことが可能です。
 
詳しくは、こちらを。

UVI BeatBox Anthology2リリース! #UVI

公式デモソングはこちら。

 


■Vector Pro

SCI Prophet-VS、YAMAHA SY22などのWaveTable、Vectorシンセシスの音源です。
個人的には、この両方を合わせてデュアルレイヤー化したVector Pro VXを良く使ってます。
ハードとしては、TG33も良く使っていたので、
Vector Pro 22のAWMとWaveTableとのハイブリッド感も外せません。

詳しくは、こちらを。

UVI Vector Pro.

公式デモソングはこちら。

 


■The Beast

実は、フェアライトよりも、シンクラヴィアの方が憧れが強いので、
よく立ち上げる音源です。
FM音源とサンプラー、シーケンサーが搭載されたワークステーションというのがシンクラヴィアです。
実は、オケヒットが充実しています。
フェアライトの音源である、Darklight IIxにもオケヒットが充実しているのですが、
The Beastのオケヒットの方が出番が多いです。
このVintage Vault 2を買うと、オケヒットマニアにはたまらないラインナップになると思います。

詳しくは、こちらを。

UVI The Beast.

公式デモソングはこちら。
 
 


以上、5つの音源の紹介でした。
これ以外の音源もガッツリ使っているので、20音源の中から5個選ぶって本当に難しいのですね!

興味を持った方は、これを気にVintage Vault 2の購入を。
各音源のレビューは、このブログ内の検索(右カラム下あたりにある)か、UVIタグで遡ってください。

それと、開発秘話も、UVIのFaceBookページに載ってます。
シンセへのこだわりや、サンプリング秘話など、読み応え抜群です。
 

気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ますよ。
日本の各店舗でも販売されてます。販売店舗は、セールスパートナーを確認してください。
使用するには、最新のUVI Workstation、もしくはUVI Falconが必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!


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