GENELEC 6010A+5040A 3rd


シリーズ3回目です!GENELEC 6010Aは堪能してますかー?小さいのにパワフルでカワイイこのスピーカーなんですが、今回は6010Aとベストマッチなサブウーハーとして発売されている5040Aも借りてみましたので、合わせて書いてみようかと!


ずどーん。このMacの真ん前にあるのが5040A。大きさが解ってもらえますでしょうか。うちに来る人ほとんど全員が、「その、お風呂のイスなんすか?」と聞いてきます(笑)うーん。確かに見た感じお風呂のイス。だけど、ものすごくパワフルなサブウーハーです。実は、この部屋、サブウーハーこれで4台目だったりします…。どんだけ低音好きなんだ!と言われそうですが、いわゆる「ラージ」と呼ばれている、スタジオの壁にドーン!と埋まってるようなドでかいスピーカーは自宅だと置けるわけもないので、どうしてもニアフィールドモニタのみになってしまうんですが、そうなると、Kickやベースの音などの超低音成分だいたい80Hz以下あたりのちゃんとした超低音がどーなってるのかまったくわからず、mixはしてみたけど、実際クラブや、マスタリングに持ってってみると「低音出過ぎ!」とか、「あれ?低音足らなかった。」とか(経験あるでしょ?)何だかよくわかない変なmixになってる事が多くなりがちなのですが、そこをカバーするのがサブウーハーです。いや、もちろん、単純に超低音を体で感じたいからサブウーハーを使うのもアリです!が、ここではそういうのはちょっと置いておきましょう。


さて、まずはセッティング。ヘッドフォンアウトから6010Aのinputに直接刺さってるケーブルを6010Aから抜いて、5040Aをぐるっと回転させて裏っかえしにして、5040Aのinputに刺します。さらに5040AのOutputから6010Aへ行くわけですが、この5040Aの特徴として、2.1chだけではなく、5.1chも考慮に入ってるので、フロント、リア、センターとアウトが別れてるので、サラウンドな人にも最適なんですが、うちでは2.1で使用するのでフロントに刺します。ウーハーレベルはまずは最小に。音を鳴らしつつ、自分の部屋に最適な低音レベルを調整します。最小にしても結構出ますので、近所迷惑にはご注意を。そのあとは、6010Aの後ろでBass Tiltの設定とレベル調整を細かく。実は、6010Aに5040Aを加える事によって、6010Aから出る85Hz以下の音がバッサリ切られて、それ以下の低音は5040A担当になるんです。6010A単体だと73Hzから減衰されてる感じなので、低域から中域がガッツリモッコリしてる感じがあったのですが、5040Aを通す事によって、6010Aから出る音がスッキリして、さらにツイーターからの高域が聞えやすくなっていくので、かなり扱いやすい音へと変化していくはずです!この組み合わせを付けた瞬間、「うわー!これだよこれ!」って感じでした!とまあ、そんな感じで、自分で丁度良い音になるように、6010AのBass TiltとLevelを調整すると良いと思います。それをやってから、少し超低音が足らないという事であれば、5040Aのレベルを上げるなどして微調整をしていきましょう。


この6010Aの隣にある小型5040Aみたいな形をしたのは、なんとVolumeノブ!!可愛すぎる!!実は、6010Aだけだと、他のスピーカーに比べて出力がかなり大きく、その前段階でVolume調整をしないといけなかったのですが、これが手元にあるだけでかなり重宝します。


とまあ、そんなこんなで、6010Aは、5040Aと組み合わせてこそ真の力を発揮する!と言っても過言ではないです。周波数の事にしろ、Volumeの事にしろ、しっかりしたモニタリング環境がこれで作れます。なので、もう5040Aは無くてはならない物になっちゃいました。いやー。

え!?返さないといけないんですか!?ガーン!!このままくれたりはー!!

くれたりはー!!
くーれーたーりーはーーーー!!

しないっすよねぇ?オタリテックさん…。しくしく。

※最初サムネイルで写真表示されてたんですが、何かこー、どーん!って感じが伝わらない気がしたので、大きな写真のままにしました。どーん!って伝わりましたでしょうか?
※オタリテックさんのニュースでも紹介していただけましたー。どうもありがとうございます!

次回へ続く…。


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