GENELEC 6010A!

up_102072
■先月中旬くらいから写真の中でいつもと違うスピーカーが見え隠れしてたので、何となくアレ?と思った人もいるんじゃないかと思いますが、この白くてカワイイヤツ、GENELEC 6010Aを使い始めました!楽器店で見かけてた時に、可愛すぎる!欲しい!と思っていたのですが、遂に手に入れましたー!って事で、GENELEC x Syncl x Ryuichiro Yamaki、開始です!!

・まず、白、黒、シルバーのラインナップがあったので、「白でお願いします」と。やっぱココは白を押さえておかないとー!と思って(笑)でも、自分の環境をよく考えて色は選びましょう。黒の環境で揃えてる人もいると思うので。

up_102073_pc
外箱。

up_102074_pc
内箱。
・届いた時は、「箱ちっちゃ!(笑)こんなに小さいのかー!」と思いながらも、ずっしりと重さはあって、「おー」とか言いながら(笑)ドキドキしながら箱を開けてました。何から出てきたのは、やっぱり小さいけどかなりしっかりした高級感のあるスピーカーで、まず見た目だけで大満足(笑)

up_102075_pc
・足部分はゴムになっていて、背面のワイヤーで止まっているので、そのゴム部分を動かす事によって、傾斜角度を調整する事が出来る模様。角度によって音のバランスも変わってくるので、要注意です。
・RCAケーブルや、ステレオミニ〜RCA二股ケーブルなどなど、必要な物はすべて入ってます。5.1で使用される事も考えられているので、壁取り付け用金具も完備。

up_102076_pc
・さて、まずは音を出してみなきゃ!と。最初はニアフィールドで使ってみようと思っていたので、普段使ってるスピーカーの上に置いて、マスター(Presonus Central Station)のいつもはラジカセが繋がってるスピーカーアウトBに自前のTRS-RCAケーブルで繋いで音を出してみた。いきなりの低音!うおー、しっかりGENELECの音〜!小さいのにちゃんとGENELEC〜!スゲー!!と、もう感動(笑)超低音ではなく100Hz〜200Hz周辺がものすごく出てる感覚。MIX前のシンセからの低音出過ぎ感が丸わかりー!ヤベー!(笑)なんつって、websiteにあるマニュアルを見てみると、やはり70Hz以下の超低音域はバッサリ切られてるので、こちらはサブウーハーの役目だなと思いましたが、その時はまだソレ届いてなかったので、また次回にでも。
・6010Aの背面には、Levelノブと、音量調整Bass Tiltディップスイッチがついていて、初期設定のBass TiltはそのままでLevelノブを最高値から少しづつ下げてみました。好きな音量感と低音感の所でストップ。小さい音でも100Hzあたりの低域がわかります。便利。でも、ノブがステップ式じゃないので、左右バランスを合わせるのが若干面倒かもしんないです。
・さて、このスピーカーの位置だと耳の高さよりも上になっちゃうので、それだけで違和感があるから、今度はスピーカーの位置を各種変更。

up_102077_pc
間に入れてみるとか。

up_102078_pc
10Mをどけて耳の高さでこんな所とか。それでもまだしっくりこなかったので、とりあえずまずは最初の位置に戻す。

・マスターセクションのCentral StationのスピーカーアウトB(+4)は、もともとラジカセを繋がってる端子だったので、RCAのセレクターを買うか何かしかないかなと思ったんだけど、でも、この端子からだと音量も足らないし、Volumeを上げすぎちゃうと、音が暴れて歪んでしまうし、どうもニアフィールドとしてはちょっと違うような何か違和感があったので、友達のアフロエンジニアに相談してみたら、「Cueアウトでいいんじゃないですか?」って話になったので、CueBoxのヘッドフォン端子に6010Aに付属してたステレオミニ〜RCAで繋いでみたら、音も少し高域よりに落ち着いて、音量も問題なくなり、これならオッケー!って事に。
・で、これでしばらく使ってみてたんだけど、それでも、やはりどうしてもニアフィールドとして何かが違うなー、どうしたもんかなーと思いながらGENELECのサイトを見てたら、この写真が。あれ!?ヘッドフォン端子に繋がってる!!しかも、ニアフィールドじゃなくて、デスクトップ…。ハッ!!っと気がついちゃったわけですよ。っていうか、おせーよ!と突っ込まれそうですが、そうなんです、ニアフィールドよりもデスクトップで使われる事の方に重点を置いてるような写真じゃないですか!って事は、Inputのインピーダンスもヘッドフォン端子に合わせてあるんじゃ!?(説明書で確認は出来ませんでしたが)よし!って事で、PCのモニタの脇に移動。うわー、コレだよコレ!バッチリじゃん!って感じで(笑)パソコンでDAW作業しながらダイレクトにに伝わってくる感覚。スピーカーから耳までがかなり近いからか、ヘドフォンと同じような感覚で薄いDelayやReverbの成分までしっかり聞えてきて、まさにデスクトップ。普段は基本的にパソコンに向かって作業する事が多く、スピーカーが左側にあるので、常に左耳の方から音が鳴っていて、音を確認する時とか鍵盤を弾く時にスピーカーの方へ向く事が多かったのですが、これなら、そのままパソコンに向かったまま音の確認がしっかりと出来るようになりました。

up_102089_pc
最終的にココに。ちなみに、Macのディスプレイは20インチ。

・CueBoxのアウトからとってたのも、スピーカーセレクターのヘッドフォンアウトからとった方が音が落ち着いたのと、これなら、10M Studio、Auratone 5C、GENELEC 6010Aと切り替えが出来るので、どれかが同時に鳴る事もなく一石二鳥。1個のマスターヴォリュームで調整出来るしね。
・って事で、ラジカセも含めれば4種類のスピーカーと1サブウーハーでモニタリングって事になりました。何でそもそも沢山あるのかっていうと、どのスピーカーでも同じ感覚で聞えるのが良いmixなんじゃないかと思うので、それぞれの聞え方を確認しながら音を作ってるからなんですよー。
・そうそう、付属のステレオミニ〜RCAのケーブルなんですが、RCAのL/Rがどっちかわかりません(笑)繋げてみるまでわからないので、これは書いておいて欲しかったかもー。

■とまあ、そんな感じで。最終的に落ち着くまで2日くらいかかりましたが、新しいスピーカーが来た時というのは、より良いセッティングに結構時間がかかるもんなんですよね。とにかく、小さい音でも上から下まで良くわかるスピーカーなので、みんなも自分に最適なセッティングを見つけてもらって、よりよいGENELEC 6010Aライフをお送りくださいー。

次回はサブウーハー5040A!お楽しみにー。


タグ: ,

コメントは受け付けていません。