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MOTU BPM デモソング解説編。

2013 年 7 月 29 日 月曜日

bpm_box先日公開したMOTU BPM(楽天amazon)のデモソングを解説しました。ヴェロシティやロールの設定部分や、実はキックがドラムシンセとか、やっぱりムービーは太って見えるなあ(ムービーのせいじゃない)とか、見所満載。

MOTU BPM デモソング 解説編 with KMI QuNeo by 山木隆一郎

デモパフォーマンスはこちら。
MOTU BPM デモソング パフォーマンス with KMI QuNeo by 山木隆一郎

MOTU BPM 1.5。

2010 年 8 月 3 日 火曜日

MOTUからBPM 1.5が発表になりました。今回のバージョンからUVI Sound Bankから発売されているBeat Box Anthologyが付属になりました。さらに、ver.1の時のようにHip Hop/R&B系だけじゃなく、さまざまなジャンルのパターンが追加されたので、オールジャンルで使えるドラムソフトウエアにアップデートしたようです。詳しくはムービーやオーディオサンプルを聴くといいかもしれません。BPMのもっとも良い所は、ドラムループがループ素材ではなくシーケンスパターンで組まれている事。ループでスライスしても、たまにかゆい所に手が届かない事がありますが、これは大丈夫。また、ループ素材なども組み合わせてこのBPM内だけで1曲作る事も可能なのですが、結構な量のパターンが追加された事で、より一層出来る事が増えたように思います。早く使ってみたいですねー。

しかし、気になるのは$79の有償アップデートだという事。これ、Beat Box Anthologyを単体で買ってしまっている俺みたいな人はタダになったりしないのかな(笑)

MOTU BPM 1.02アップデート。

2009 年 4 月 18 日 土曜日

up_108131MOTUからBPM 1.02アップデータが数日前に出てました。ダウンロードしてたんですが、まったくインストール出来なかったので、やっとさきほどインストール。

・待望のOne Shot機能が付きました。One Shotした上でAMPのADSRで調整が行えます。

その他、いくつか改善されているようですが、まだOne Shot以外確認出来てないので、オフィシャルサイトを見てください。

MOTU BPM。

2009 年 3 月 26 日 木曜日

■いやー、発売されてから気になっていたのだけど、遂に手に入れました。MOTU BPMです。インターフェイスとデモソングで、Ultimate Sound Bankから一時アナウンスがあって、あっというまにラインナップから消えて幻のソフトになりかけた「BEAT Inc.」というソフトをMOTUが買い取って新たな機能を付けて発売したノリなんじゃないかと思われますが、真相はさだかじゃありません。んが、そんな事はどうでも良いくらいに良いソフトだったので、いつものごとくここに紹介を!

・約15GBの容量なので、インストールには、さほど時間はかからない。付属DVDも3枚。そのうち1枚はインストーラー。KORG padKONTROLや、AKAI MPD、M-Audio Trigger用のpadデータも入っていて、さらに好印象。早速うちのpadKONTROLにもインストール。nano用は無いので、自分で作ろうかな。
・起動がちょっと遅い。MacPro 8-coreだけどちょっと待たされる(笑)
・画面がでかい!!最初立ち上がった時にちょっとだけビビる(笑)うち、20inchモニタなんですけど、半分以上BPMで埋まっちゃいました(笑)
・とりあえず、音を出そうと右側のブラウザ部分で1Kit+Patternを選んでテキトーにライブラリを読み込んで再生。音出してびっくり!え?あれ?コレ、俺のオリジナルライブラリが鳴ってるわけじゃないよね?と、思わず確認してしまったくらいにR&B/Hip Hop系の音色。同じサンプル使ってるよー、ウケルー!とか一人でニヤニヤしちゃいましたが、古いのから新しい感じのR&B/Hip Hop系ドラム定番音色はほとんど網羅してるような感じ。各種Kit名は解りづらいんですが、ジャンルは「Acoustic Mood」や「Beat City」「Machine」とかはまだしも、「Old School」「South」「West Coast」なんて、超解りやすすぎる!「Big Star」ってヤツは、あのプロデューサー達のあの感じの音がいくつも入っていたり。
・いわゆるリズムマシン系の音色も沢山あるんだけど、きちんと明記されているのは、808、909、drumtraks、HR16、QY10のみ。ブラウザでKitのみを選ぶ2 Kit、もしくは単音を選ぶ5 Soundから、「Xtra Classic Boxes」の中に入ってます。単音の方は、Kitに登録されていない音も入ってますが、そのドラムマシン内の音が全部入ってるわけじゃないので念のため。

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・肝心の音はとてもグッド。ちゃんと使える音になってます。しかし、全部の音色を聴いたり、全部のパターンを試したりしているとあっというまに陽が暮れてしまうので、ほどほどに(笑)
・基本的にはサンプラーなので、BPM内で足らない音色は、自分のライブラリからそのままpadにドラッグ&ドロップで足す事が出来ます。自分でスライスしたのもBPMの機能をふんだんに使える事になります。

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・padごとにpitch、drive、Filter、ADSR、AHDが設定出来るので、簡単なEditならすぐに可能。あ、ココにTransient Design機能が欲しいです。ドラムはコレ必須だと思うのでー。どう?
・さて、各種モードに行きましょう。まずはseqモードから。

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・ステップでもリアルタイムでも打ち込みが出来ます。いわゆるドラムマシンモード。ステップも、8〜128ステップまで9種類選べて、レゾリューションも8、8T、16、16T、32が選べます。GraphsページでそれぞれのVelocityやチューン、Roll、Modなど、細かいエディットも出来るので重宝します。ここで面白いのがGroove機能。sequenceを走らせながらAKAI MPC Swing 70%とかを選ぶとMPCのグルーヴに早変わり!Linnも同様です。drummerモードもあって自然にヒューマナイズされます。カスタムグルーヴも作れるので、自分だけのオリジナルグルーヴにする事も可能です。
・SP ModeをONにする事によって、E-MU SP1200のエミュレーションモードに入って、Lo-Fiだけど押し出しのあるあのサウンドへと変化するのも使えます。でも、いわゆるSPの音が解りやすい名前で入ってくれてるともっと良かったかなと。そこが残念。
・さて、続いてeditモード。

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・普通に波形が出ます。ここでノーマライズやReverse、Fadeなんかが書けます。まあ、普通のサンプラーと一緒です。ただ、BPMにはLoop設定がなく、常にOne Shotです。サンプラーだと、Loop設定があって、単音に対して、noteの長さの分だけ鳴るようにするのか、一度叩けば最後まで鳴るようにするのか(one shot)を決める事が出来て、One Shotではない設定にする事によって独特のノリ(切れ味)を出すのですが、それがありません。音の長さを調整したい場合は、amp部のADSRでSustainとReleaseを調整する必要があります。次回のアップデートでLoop設定は付けて欲しい所ですねー。Loop設定した上でADSRの調整がしたいところ。

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・さて、Editで面白いのが、サンプリングされた波形だけでなく、オシレーターモードに入れる事。MachFive2でもシンセモードがありますが、それのドラム版です。1OSC+1Noiseで音色を作るのですが、OSCには、Sine、Tri、Saw、Pulseがあって、Pitch Modもかけられ、NoiseにはFilterが用意されていて、かなり自由度が高いドラムシンセです。プリセットも沢山あるので、参考にしてみると良いかもしれません。
・続いてFXモード。UVIエンジンのお馴染みのエフェクタです。padごとにかけられます。エフェクトの内容はみなさんご存じの通りなので、これはこの辺で。

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・続いてmixモード。

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・Volume、pan、Aux、パラアウトなど、ここで設定します。パラアウトはMachFive2と同様、DP内のbusを使うので簡単。Masterセクションもあるので、トータルにFXをかける事も出来ます。
・続いてsceneモード。ライブとかで威力を発揮しそう。俺はあまり使わなさそうなので、今んとこスルーで。

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・さらにsongモード。ドラッグ&ドロップでソングが組めるいわゆるソングモードですが、俺はあまり使わなさそうなので、今んとこスルーで。

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■とまあ、使い始めてまだ2日目なので、その他詳しくはmusetexのBPMサイトを見てもらうとして、うちでは、MachFive2、KORG M1とともに、デフォルトテンプレート行き決定デス!!ただ、本当に出たばかりで、ver.1.01なので、まだ造りが甘そうな部分が若干。pattern固定で再生させたままkitをポンポン選んでいったら凍ってしまってそのままDPごと落ちる事もあったりもするので、その辺は気をつけて。BPM触る前に必ずcmd+Sしておきましょう。音と機能はR&B/Hop Hop系はかなりの即戦力である事は間違いなし!!オススメです。その他のジャンルは今後のアップデート待ちかな。説明を読んでるとBPM Expander Packというのも今後出てくるようなので、その他のUVI Sound Cardと組み合わせて自分でキットを組んでいくのも面白いかも。

■あ、ちなみに、Bufferは512です。重いって話も出てるので若干注意してくださいー。MacPro8Coreだとどーでもいい感じではありますが…。