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青いヒカリモノ。

2011 年 3 月 10 日 木曜日

「やっぱり、どんなに大容量ソフトシンセだ、大容量ハードシンセだつってても、TrinityやTritonの頃の質感って結局はアレンジする上で必要なんじゃね!?」と、深夜ですが、声を大にして言いたいアレンジ中なYamakiです。「あー、TR-Rackがまた欲しい!でもまた買ったら5回目になっちゃうから辞めるよちくしょう!」的な感じと、「最近のPCMシンセだのは音が厚すぎんだよ。てやんでい!」的な感じで、皆様いかがお過ごしでしょうか?俺的には暑いので冷房いれちゃうぞこのやろー的な感じです。っていうか的ってうるさい。

さて、本題です。先日青いLEDの話は書いたのですけど、この青く光るAKAI XR20っていうドラムマシンのmidnamを先日から密かに公開しております。midnam自体はたいしたもんじゃないです。プリセット100、ユーザー100しか無かったのであっというまに書き終わってます。けど、このXR20、ソフトサンプラーから出るドラムの音に飽きてしまったR&B/HIPHOPな人にちょっとオススメです。結構前に出てたドラムマシンだし、伝説のL.A.RIOTシリーズを作った所のサンプリングネタなので、何を今更と思うと思うんですけど、何かちょっとたまには目線を変えてみるって重要だと思うんですよね。そこで、XR20なんですよ。もちろんXR10も愛用してましたよ。PADがおかしくなっちゃったのでもう無いですけど、このXR20は、XR10のいわゆる80’sサウンドとは違い、R&B/HIP-HOPのソレ系な音が満載デス。しかも、ちゃんと最近のAKAIサンプラー的な音がするのが好印象。1shot音が700以上入ってるので、自分で好きなキットを組んでおくのがいいと思います。さらにオケヒット系(ハイファイではない)も結構入ってて便利だなと。早速、今、アレンジしてる曲でスネアをXR20に差し替えてみたりしたんですけど、それだけで音が前に出てくるんですよね。ほぼ同じ音なのにハードって不思議ですよね。

これ書くといろんな意見があるのであまり書きたくない事ではあるんですけど、ソフトシンセとハードシンセの出音が大して変わらなく聞こえますと言う人が本当に多いんですが、10万〜20万前後のオーディオインターフェイスと、ちゃんとしたモニター環境があると違いに気がつくと思います。どちらが良いか悪いかは人それぞれありますので別にして、違いには気がついてくれるはず。多分ね。とはいえ、俺はもう最近はソフトメインですよー。でも、ハードを知っててソフトをいじるのと、ソフトしか知らないのとでは話がまるで違うと思うので、一度はその体験をしてみて欲しいなと思います。

さて、お買い物はPowerRec/鍵盤堂へレッツゴー。