▶️「UVI Falcon3」と、Falcon Expansionの「Modular Noise」と「Organic Pads」3つ同時リリース!
※このポストでは、Falcon3のみの紹介です。次のポストで、2つのFalcon Expansionを紹介します。
▶️Falcon 3
新規ユーザーは期間限定の特別価格で、既存ユーザーにはFalconを無償提供!という、Falconは相変わらずの太っ腹です。
今回のアップデートでも、3つのオシレーター、4つの追加エフェクト、4つのイベントプロセッサーや、その他の新機能が盛り沢山です。
それでは、一つづつ見ていきましょう。
◼️追加シンセオシレーター
▶︎VOSIM:ビンテージ・ボーカル・シンセをトリビュート
→Formant(フォルマント)を使った合成とと、Phonem(フォーネム)で母音フィルターを用いた合成の2種類から音色のキャラクターを決定するオシレーターです。
▶︎Bowed String:バーチャルの弓と弦
→Bow(弓)の設定は、Forceで弓の圧力を設定し、Velocityで速度を、Dynamic Frictionで摩擦を、さらに、Positionで、弓を当て始める弦の位置を決定します。弦(Strings)については、Violin、Viola、Celloを選択し、4弦の各弦の設定が可能で、Tensionで、弦の張力を設定して、Inharmで響きの不調性を調整し、Dampingで低域と高域の減衰量を調整します。さらに、Bridge Volumeで、弓の音量も調整が出来るという優れた弦の物理モデリングです。もう十分な機能ですね。
▶︎Harmnic Resonator:マルチレイヤーエキサイターとレゾネーターバンク
→3つのExciterのレイヤー(Transient、Texture、Noise)で混ぜた信号を、6chのResonator Bankで音を出すオシレーター。
◼️追加エフェクト
▶︎Opal:物 理モデリング光学コンプ
→先にリリースされていたOPALがFalconに内蔵。LA-2Aの物理モデリングです。
▶︎Ladder:定番の東海岸シンセフィルター
→Moogに代表される定番Ladderフィルターをモデリング
▶︎Dispersor:独自のトランジェントシェイパー
→Spreadで分散時間、Frequencyでトランジェント、OrderとStagesで処理段数を調整
▶︎Harmonic Resonator:エフェ クト版
→オシレーターで採用されたののエフェクト版。マルチレイヤーエキサイターとレゾネーターバンク
◼️追加イベントプロセッサー
・シーケンススクリプトプロセッサー
▶︎Node Arp
→16×16のXYグリッドシーケンサー
▶︎Motion Grid
→4つのノードの方向性によって駆動するグリッドシーケンサー
▶︎Snowflakes
→スティンノートを短く繰り返すスタッカートシーケンサー
・ユーティリティスクリプトプロセッサー
▶︎MIDI CC SMOOTHER
→時間経過を伴うMIDI CC値の変化に、滑らかさを加えることが可能
◼️その他
▶︎新しいUI(ワークフロー)
→カテゴリごとに美しいUIへと進化しました。
▶︎プログラムテンプレート
▶︎スタートアップスクリーン
↪︎このスタートアップ画面にあるプログラムテンプレートがなかなか良いんです。音色を一から作るのが簡単になりました。右側のGETTING STARTEDから、音色タイプを選ぶだけで、基本的な設定が出来上がってるテンプレートで音色作成が始められます。もちろん、今までのように真っさらな状態から、セミモジュラー的にパッチして作るところからも始められますが、今回のテンプレートが備わったことで、最初の煩わしいパッチングから解放されたのは喜ばしいところでしすね。
▶︎UIスナップショット機能
▶︎MPEスクリプトの最適化
▶︎MIDI Outによる外部音源のコントロール
↪︎MOTU DP11.23の場合、AUはMIDI Out非対応なので、VST3版を使用しましょう、Multi Recordsにすれば、MIDI InputにFalconが出てきます。
▶︎Slice Remixerスクリプトの強化
▶︎付属の音色ライブラリーは、完全再構築。プリセットは、1500以上に拡充。
→⚠️注意:この新しいFalcon Factory.ufsですが、残念ながらver2までと互換性がありません。新UI、カテゴリ名の変更など、3ではかなりのアップデートているので、まったく新しいFalcon Factoryで、ファイル名が「Falcon Factory rev2.ufs」になりました。例えば、ver.2までのプリセット名のあとにバージョン名が書いてあったプリセットは、ver.3ではバージョン名が書かれていなかったり、同じ名前の音色でも、音が変わってしまった音色があります。
Ver.2.8も自動で残ってますので、過去曲は2.8で、新曲はrev2で作るのがいいと思います。
↪︎「Falcon Factory rev2」は、UVI Portalからダウンロード可能です
以上です。本当に盛り沢山ですよね。
新しい機能を把握するだけでも大変!頑張って覚えます。
さて、今回はFalcon3のデモソングは作っておりません。申し訳ありません!
ver.1で作ったのが今でも公開されてます。
この曲について、詳しくは、当時のブログをご覧ください。
同時リリースされた、2つのFalcon Expansionでは、オフィシャルデモソングを作ってますので、
そちらも併せて是非に!
Falconを持ってない人は、まずFalconを買うと$100バウチャーが付いてくるので、そのバウチャーでFalcon Expansionを買うのが賢い買い方だと思います。
既存ユーザーは無料でアップデート出来ますので、UVI Portalからダウンロードしてください。
先日から、サーバが強力になりましたので、ダウンロードも速いですよ!
🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ます。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
ではでは、そんな感じでー!Enjoy!
UVI Falconの新しいExpansion「Modular Noise」と「Organic Pads」もFalcon 3と同時リリース! #PR
※ #PRについて:オフィシャルデモソングや、プリセットを制作している場合、当然ですが、発売よりも前に物品をもらったり、お借りしたりしないと作れません。ただ、これがおそらく成果報酬以外の報酬に当たる可能性がありますので、記事のタイトルに、#PRを載せてます。
タグ: UVI