UVIから、Roland MKS-7を丹念にサンプリングした音源「Super-7」がリリース!!もちろん今回もオフィシャルデモ作ってます。

UVIから、新製品「Super-7」がリリース!

■今回の「Super-7」は、有名なRoland JUNO-106のDCO構造とTR-707をドッキングしたRoland MKS-7という機種を丹念にサンプリングして、好評だったUVI Program-24のコンセプトと構造を踏襲。シンセウェーブやニューウェーブ、エレクトロ、80’sシンセポップなどのシーケンスフレーズが沢山内臓されたアレンジャーキーボード的な音源です。もちろん、シーケンスだけでなく、単音シンセとしても使えます。

メインストリームなJUNO-106ではなく、MKS-7ってところがUVIらしいですよね。

■Main画面はProgram-24と同様にミキシングに特化。Rhythm、Bass、Melody、Synth1、Synth2、Synth3の計6パートでは、それぞれの音色とシーケンスパターン、アルペジオパターン等が設定出来ます。沢山のプリセットを片っ端から聴いてアイデアを膨らませるのもヨシ、単音のプリセットを使ってMKS-7の音色を堪能するのもヨシです。リズムにはMIDI書き出しがあるので、MIDIトラックに書き出して自分好みにパターンを組み替えるのもいいかもしれません。ちなみに、MKS-7のプリセットが全部入ってるわけではありません。念のため。

リズムの音色は、707の音色だけでなく、505、606、727、808、909と、Drum Designerで作成したサウンドが入ってます。しっかり作り込んである音がするので、そのままバッチリ使えます。

■1986年に発売されたRoland MKS-7は、そもそも、メロディ(2音ポリ)、コード(4音ポリ)、ベース(モノ)、PCMのリズム音源という4パートのマルチ音源で、DTMの走り的な存在です。JUNO-106と同等チップを使用したDCO方式の音源なので、同じ系統の音が出ます。ドラムも707とほぼ同等のサンプリングドラム音源が内蔵されています。ただ、各パートの音量と、ダイナミクスセンシティビティー、あとは音色を選ぶ為のテンキーくらいしか付いてなかったので、音色EDITにはシステムエクスクルーシブを使うしか無かったんですよね。さらに、MIDIアウトが無いので、作った音色を外部保存が出来ないという。なので、プリセットで使うことが大前提なマシンでした。

実は持っていた時期もあったのですが、それほど思い入れもなく。JUNO-106の音は欲しいけど、鍵盤はなーと思ってMKS-7でいいかーと買ったんですが、やっぱJUNO-106じゃないと…と。結局、JUNO-106を買ったあとに売ってしまいました。ラックに入っている写真も無かったので、ほんとに短い間だけ持ってた気がしてます。

■さて、公式デモソングです。
Super-7だけで15トラック(14音色)です(ドラムパッチ含む)
いろいろ悩んだんですが、やはりシンセウェーブ系の曲を作りました。
シンセは、単音の音色を簡単にEDITして作ってます。リズムは、707の音色を選んで、シーケンスもプリセットから選んだものを多少EDIT、レイヤーして、さらにキックとスネアだけは別で打ち込んでます。

UVI · Super-7 by Ryuichiro Yamaki

気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ますよ。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!


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