先日、MOTU 16Aを導入しました。

SNSで、MOTU 16Aが届いた日に写真をアップしてたので、ご存知な人もいると思いますが、遂に導入しました。

■音が良いと評判の流石のMOTUクオリティ。
ずっとMOTUのI/Oを愛用してきてもう何台目なんだか数えてもわかりませんが、今回の16Aは、16chのアナログIN/OUTなので、うちでは基本的にシンセの入力用、もしくはエフェクターも常時接続して、DPから操作しています。今までは828mk2をUA Apolloの後ろ(Thunderbolt2→FireWire800→FireWire400という変換)に繋いでたんですが、そろそろ8chのI/Oだと足らないという事もあって。

現在、UA Apollo、MOTU 16A、MOTU 828mk2、MOTU M4を同時使用して、合わせてアナログ36ch。オーディオインターフェイスのみのミキサーレス環境にしてからずいぶん経ちますが、こんだけ入力があれば、しばらくは大丈夫でそう(笑)
あと、DPでは、Hardware Insertというプラグインがあって、ハードウエアをレイテンシー無くプラグインのチェインに加える事が出来るので、常時接続しておくのは非常に便利なんです。

MOTU Ultralute mk3 Hybridも持ってるんですが、これは電源ボタンをいちいち押さないといけないんですよね。スタジオ使用だとそれが面倒なので、ライブ専用にしてます。

で、肝心の16Aなんですが、MOTUのフラグシップ機だけあってダイナミックレンジも広く、本当に音が良いです。ESS SABRE 32DACってコンバータを搭載していると書かれているようなんですが、型番言われてもわかんないですよね。俺も「何かイイヤツ使ってるらしいよ」ってくらいしかわかりません。なので、細かいところはともかく、「音が良い」とだけ覚えておいてもらえたらと(笑)

もう少し具体的に言うと、今年、MOTU M4を買った人は多いと思うんですが、コレを、さらにガッツリと解像度上げた感じ。というのがイメージしやすいかなと。シンセもさらに良い音で録れます。

■設定画面は専用アプリではなく、Webブラウザ。
面白いのが、設定がアプリではなく、Webブラウザ内でコントロールするんです。Safariにミキサーや設定画面が立ち上がります。専用アプリではなく、ネットワーク上にあるすべてのプラットホームからコントロール出来るのは便利だなーと。もちろん、iPad上からもOK。

■ルーティング画面
この画面は、ルーティングを決める設定画面です。Safari上で立ち上がってるのがわかると思います。

ルーティング設定なんですが、うちの場合は、Inputから入ってきたものは、そのまま、Out1-2へダイレクトに出力されるようにしつつ、「to computer」側(DAW側)へInputされるように設定してます。Out1-2から出力された音は、モニターコントローラーのSPL MTCへ行ってます。

うちみたいに、古い828やUltraliteをCueMix FXで使ってる人は、今までとちょっと違う設定画面を見て少し戸惑う事もあるかなと思いますが、すぐに慣れると思います。あと、ルーティングが複雑に見えるんですが、一度決めてしまえば問題は無いのと、逆に複雑なルーティングが出来ることで、それぞれのシチュエーションに応じたプリセットを作っておけば、オーディオインターフェイスとして、ミキサーとして、自宅でも、ライブでも、どこでも使えるなーと思いました。

■ミキサー画面
High Pass Filter、Gate、EQ、Compなどがレイテンシー無く使用出来ます。EQは、DPに内蔵されているMasterWorksEQ譲り。Compは、LA-2Aをモデルにしてるので、クオリティは折り紙つき。リバーブもDSPでかけられるので、デジタルミキサーとしても非常に優秀です。

■重量
あと、本体が軽いんですよ!2.27kgしかない!ライブで持ち運ぶ事考えたら、1Uだと重いよねーと思ったりするんですが、軽いので、Ultraliteの代わりにしてもいいくらい!会場で16out出来ると、いろいろ便利ですからねー。

■CV信号も出せます。
それから、MOTUのオーディオインターフェイスは、CV信号が出せるので、モジュラーシンセとの組み合わせもバッチリなので、その辺使ってる人は調べてみてください。ただ、MOTUが発売していたVoltaというCV信号を出すプラグインはもう売ってないが残念です。32bitプラグインのまま、64bitにもならなかったので、本当に残念です。これ、DPの機能にしちゃった方がいいと思うんだけどなー。いやー、心底残念です。

とまあ、そんな感じで。メインアウトを16Aからにするか、今まで通りApolloから出すか悩むところです。常に、どのオーディオインターフェイスからも聴けるようにはしてあるので、切り替えながら使っていこうと思います。

ではでは。


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