怒涛のKORG新製品ラッシュ。

KORGは、NAMM Showなどの直前に新製品を発表する事が多いのですが、
今年も怒涛の新製品ラッシュです。

» wavestate

まずは、現代版WAVESTATIONであるwavestateから。
16歳の頃からWAVESTATIONを使ってるので、もうかれこれ30年。一瞬気が遠くなりました…。
ハードは、今持ってるWAVESTATION SRで8台目。
ソフトでも、KORG CollectionのWAVESTATIONは、ほぼすべての楽曲で鳴ってますし、
iPad版iWAVESTATIONで、ランダム機能を使ったWave Sequenceのフレーズを、楽曲の中に忍ばせてたります。

Wave Sequenceは、ポップス業界よりも、劇伴業界でウケたようで、
一時期は、海外ドラマを見るとWAVESTATIONの音がしてました。

さて、そんなWAVESTATIONが、超進化してwavestateという名前で発売されました。
Wave Sequence 2.0、単純な復刻ではなく、まったくの新設計。
4レイヤー構造なので、1から音作りをするのも、かなり面白い事が出来ます。
WAVESTATIONは、EDITが難解だったのですが、
このwavestateは、画面は小さいですが、それほど難しくなかったのが嬉しいところです。
FilterもMS-20やPolysixタイプのFilterを使えます。
各種ノブも、わかりやすく配置してあって、
適当に動かしていても聴いた事ないような面白い音に仕上がります。
あと、iWAVESTATIONにも搭載されているランダム機能!
コレ、絶対使えます。俺的には激アツ!
37鍵はちょっと少ないのですが(49鍵欲しかった!)、今年、本気で欲しい1台です。

そして、SoundCloudのデモに、Ski Jam 2.0という音色デモが!胸アツ!

ちなみに、RYPPHYPEの「Message」という曲のシンセはWAVESTATIONをメインで使ってます。Organもいい音してますよね。

 

» ARP 2600 FS

続いて、リークされていた、ARP 2600の復刻です。
1回限りの生産。完全限定生産です。
あの音が完全に蘇ります。
363,000円で、ARP 2600が買えるって、いいかも。と、思ってしまうところがニクイ価格設定。

そうそう、Stevie Wonderのあの音は、ARP 2600なんです。

 

» KORG SV2

SV1が進化して、SV2になりました。
SV1の10倍の容量を持つSV2は、
ムービーやSoundCloudのデモを聴く限り、いやー、いい音してんなーという印象。
スピーカー付きになったのも好印象です。
スピーカー付きって、1台あるととても便利なんですよね。
部屋がもっと広かったらなー。

 

» KORG i3

同名のシンセが過去にあった気がしますが、KORGジョイスティックで61鍵フルサイズで4kg。
電池駆動も出来て、色もブラックとシルバーがあります。
自動伴奏機能がついてるので、どちらかと言えばアレンジャーキーボードの方のカテゴリに近いのかなと思うので、
同じ初心者向きであるKROSS2との差別化はその辺かもしれません。

 

» RK-00S KEYTAR

短い間だけ販売して、しばらく市場から消えていたRK100Sが、2になって登場!
木目調の赤が美しい。欲しいなー。ライブで使いたい。

RYPPHYPEの前身、2015年のR.Yamaki Produce ProjectのMVでは、RK-100Sを使ってます。
撮影場所も、KORGのショールーム。5年前かー!

 

» MS-20 FS カラバリ

なんと、MS-20のカラーバリエーションが登場。
グリーンのヤツが、ちょっとミリタリーっぽくて素敵。
余裕がある時にMS-20も欲しいんだけど、
いまいちパッチングがよくわからない。
今年はパッチシンセの勉強をしたいと思ってます。

 

» VPT-1 Vocal Picth Trainer

自分のボーカルのピッチが不安定な日は、iPhoneのチューナーアプリで合わせる事が多いけど、
このVPT-1は、ボーカルピッチレッスンもしてくれる。
正しいピッチで歌う事ばかりが、うまいボーカリストとは限らないけど、
自分がちゃんとそのピッチで歌えてるかの指針になるので、
これは良いハードだと思う。

 

» MW-2408/1608

KORGがちゃんとしたミキサーを作りました。
前に作ってたのは、DJ Mixerの延長線上の感じだったけど、
今回のは、アナログ・デジタルハイブリッドなしっかりとしたミキサー。
「Greg Mackie、Peter Wattsの協力」という事は、
Greg Mackieは、その名前の通りMackieを作った人で、Peter Wattsは、トライデントのミキサーを作った人で、のちにMackieへ。
デジタル部はKORG設計だそうなので、MackieとKORGの合体みたいなイメージかなーと思ったんだけど、
商品サイトでは、トライデントの方を推してるので、トライデントのHAに近いのかもしれません。

 

» KORG opsix

まだモックアップの出展でしたが、開発中の6op FMシンセが!
今年のKORGも攻めてるね!

» その他
そのほか、NUTUBEを使ったヘッドフォンアンプHA-Sや、
オーバードライブOD-Sなんかも発表されてます。
どちらもハンダづけが不要の組み立てキット。
あとは、アレンジャーキーボードや、デジピ、ヘッドフォンも発表になってます。
チューナーは、ペダル式「Pitchblack Advance」と、「Pitchblack Mini」。
どちらも色がカワイイ。ミニの紫が欲しいなー。

詳しくは、KORGのサイトをチェックしましょう。


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