ZOOM R16.


この間もチラっと出しましたが、ZOOM R16を少し前から使ってます。そもそも発表になって広告が出だした時に、広告の写真を見て、厚めの本と同じ横幅じゃん!本より全然軽そう!しかもキャノンインだし!と思っていて、家ではミキサーがわりになるし、ライブとかイベントとかで小回りが効くしバックに入るしいいじゃんって事で買う気満々でした。ありがとうございます。さて、ここまで小さく軽くなったのは、HDじゃなくてSDを使うからだと思いますが、昨今のSDカード事情は皆様もご存じの通り、容量十分なので何の問題もありません。最初から1GBのSDが付いてますが、全然普通に録れますし、オケとクリックを何曲か入れておくだけならバッチリです。足らないならば、最大32GBSDHCに対応しています。フォーマットは24bit/16bit、96kHzまで対応しています。


何と言っても魅力的だったのは8chのキャノンイン(フォンプラグ兼用)。うちでは、オーディオインターフェイスも、パッチベイもキャノンだったりするので、ほとんどのケーブルがキャノンプラグ。フォンだけだとまたケーブルを作らないといけなくて面倒なのです。あ、もちろん8ch同時録音出来て、16ch同時再生も可能です。


全チャンネルのゲインは、Line〜micまでしっかりとして、Line側最小でももともと結構ゲインがあるのか、結構大きいので、ゲインの上げ過ぎでノイズが目立っちゃうって事もなくかなりの好印象。さて、1chにはHi-Z端子(DI)がついていて、ファンタム対応マイクは、5-6chに、左右についてる内蔵マイクは7-8chにそれぞれ繋ぐようになってます。


左側の写真の左はじにあるのが、内蔵マイク。これが両側についていて、リハスタとかでマイクを立てずに録音が可能。なんて便利!!ちなみに、フェダーが1つづつしか上がってないのは何故かというと、右の写真を見てもらうとわかる通り、Track 1&2をステレオリンクさせてるからなんです。これだと左右のフェダーが1本にまとめられて片方だけいじれば両方変わってくれます。安いミキサーにありがちな分離の悪さも感じません。


デジタルミキサーでもあるので、フェーダー情報等視覚的に見る事が出来ます。EQ、インサートエフェクト、 send/returnエフェクトなど、ZOOMらしいギターエフェクトも内蔵!これだけでもかなり便利でお買い得。


そして何と言っても電池駆動。どこでも単三6本でレコーディングできます。もちろんACアダプターでもokです。

・とまあ、そんな感じです。とにかく気に入ったのは、ノイズが本当に少ない事。10万以下の小型ミキサーだと最終的にいろんなノイズが混ざってしまってマスターから「シュー」とか「ブーン」とか鳴ってしまう事が、過去の経験上多かったんだけど、これは本当に少ないのでかなりの好印象。また、表紙込みでジャスト100ページのマニュアルは本当にわかりやすい。まあ、これ系のを少し触った事ある人なら、マニュアル見なくてもほとんどの操作が可能。実際俺も保存部分以外は見なくてもある程度は触れてしまったしね。
・そうそう、まだ試せてない機能で、8in/2outのUSBオーディオインターフェイスとしての機能と、コントロールサーフェスとしての機能もあるんだけど、これはまだドライバがSnow Leopard対応してないので、対応したらまた報告します。Cubase LEも付いてるので、買ったその日からレコーディングが可能!メインオーディオインターフェイスとしてもサブ機としても使い勝手はよさそうです。
・実際、パソコン1台と、これ1台持ってれば、パソコンで曲作って、R16に転送しておいて、リハスタや友達の家とか、たとえ屋外だとしても、生楽器recやフィールドレコーディングして、家に帰ってきたら、R16をUSBで繋ぎ直してドラッグ&ドロップでDAWに録ったのを貼付けて編集なんて芸当も可能!8chのマイクinで4万円そこそこのインターフェイスってだけでも安い!と思うのに、他にも沢山いろんな事が出来ちゃうので本当に便利!電池だし!軽いし!この軽さをお知らせ出来ないのが残念。その辺はまた今度どうにか考えます(笑)

とまあ、そんな感じで。
ではでは。


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