自宅完結。

前にも話したかもしれないけど、去年あたりから、レコーディングからMIXまでの、マスタリング以外のほとんどの行程を自宅でやるようになってしまったのと、アレンジだけの仕事の場合は、スケジュールが合わなかったり、ディレクターに任せちゃったりで、mixの時にスタジオにも立ち会えない(立ち会わない)仕事もいくつかやってみたりして、より一層、なかなか外スタジオを使う機会が無くなってきちゃいました。外スタジオは大好きだし、ちゃんとしたエンジニアとレコーディングやMIXをするのを毎回楽しみにしてるので、そういう機会が増えればいいなあとはいつも思ってるんだけど、なかなか時代が許してくれそうにありません(笑)そこそこの機材と技術があれば自宅で何でも出来ちゃう時代だしね。
ギターとかアンプで鳴らして録ったりは出来ないけど、アンプシュミレーターならなんとかとか、アコギは部屋鳴りやマイクの関係もあるので、外スタジオじゃないと困るかなーとか。なんつって、結局はどっちもソフトシンセにアンプシュミレータープラグイン刺して鍵盤で弾いて「これでいいじゃないですか!」って言われて終わるパターンも非常に多いですが(笑)生ベースはラインなのでちゃんとしたDIとプリがあれば問題ないです。とか言ってこれもソフトシンセ(サンプラー)で打ち込んで「これでいいじゃないですか!」と言われちゃう事も多いんですが(笑)、で、生ドラムは…、あれだ、Superior DrummerとかDFHとかオーシャンなんたらとか、その手のソフトでどうぞ(笑)
さて、そんで、自宅で完結できる事のメリットとしては、すべてを自分でコントロール出来るという事かな。ヘタなエンジニアやヘタなスタジオでやるよりも数倍ストレスが無いのが良い所。とはいえ、自信を持って世に出せる「売り物」としての音楽を作る為には、しっかりした環境と技術が必要になってくるので、これから始めようと思う人は、試行錯誤しつつ、結構時間がかかるとは思いますが、がんばってください。あ、その前に、外スタジオへ行って、ちゃんとしたエンジニアの技術を見る事と、真実の音を聴くのも重要ですよ。

いや、っていうかね、自宅でずっと仕事するってかなりのストレスなんすよ(笑)いやはや。ま、そんな今日も夕方からプリプロして、終わってから前の日までやってた曲のEditがまだまだ続いてるわけですが、今日の所はそんな感じで。写真は秘密兵器のProphecyでした。

あ、そうそう、最近だけがKORG製品が多いわけじゃないです。この10年間に発売したCDで俺の曲聴いてもらえたらすぐにわかると思いますが、ほとんどの曲で使われてるシンセはKORGサウンドが基本です。WAVE STATION(初代/EX/AD/SR)、M3R、TRINITY(Pro/TR-Rack)、TRITON(Rack)、Mono/Poly、Prophecy、microKORG、microX、R3、RADIAS、M50と、多分まだあるはずですが、ざっと上げてもこんだけ使ってきてます。一時期はドラム以外、Trinity ProとTR-RackとTriton-Tackだけで作った曲もありました。なので、KORG好きは今に始まった事ではないんですよ…。多分KORGを使い始めて19年ですかね。来年20周年かー(笑)いやー。


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