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2021年 買って良かったプラグイン その1「WAVES」

2021 年 11 月 23 日 火曜日

▶️今年の第一回目はWAVES。

以前、「WAVESをアップグレードしたので、お気に入りプラグインのご紹介を。」というブログを書いたので、導入のキッカケは読んでくれた人もいると思うんだけど、V13にアップデートされて、M1対応もして、数あるプラグインの中でおそらく今年一番使ったんじゃないかと思うので、まずはWAVESから行ってみたい。

🔽M1対応はデカイ(一部はまだ未対応)

WAVESMercury+Studio Classicsや、Abby Road Collection、各音源など、その他すべてのWAVESを5月ごろに導入。それまでも、いくつかのバンドルは持っていたのだけど、M1 Macminiにして、古いバージョンが使えなくなったのでW-UPしたのがキッカケ。最近のWAVESは価格破壊が起きていて、本気で安く手に入るのも魅力的なので、あれよあれよというまに全部揃えてしまった。

V13からはM1 Silicon対応という事もあり、DP10からDP11のM1 Native環境をメインに切り替える事を踏み切ったのもWAVESが対応してくれたオカゲだったりする。

M1 Native対応プラグインって、いまだに結構少なくて、せっかくDAWがNative対応していても、未対応だとものすごい負荷がかかったり、そもそも使えなかったりして、各種プラグイン選びには本当に困ってるのが現状だ。PAもUADも、11月現在、いまだに未対応なので、そういうビンテージシミュレーション系ははもちろん重宝したし、独自のシグネイチャープラグインも時短にはもってこい。ラフミックスは「とりあえずWAVESがあればどうにかなる」と思うし、ミュージシャンとのデータのやりとりもスムーズ。音源系も使えるのが一通り入ってる。実は昔はWAVESはあまり好きではなかったけど、一気にファンになってしまうという現象付き。

というわけで、今回は、以前紹介したプラグインとは別なものを紹介。

SSL EV2 Channel
先日リリースされたのが、SSL 4000 Collentionや、Studio Classic Collectionに入ってるSSL 4000Eの新しいバージョン。SSLコンソールのシミュレーション系プラグインは、4000Eか4000Gを使うんだけど、「SSLのプラグインは、通すだけでスタジオの音になる」とは良く言ったもので、本当にそんなイメージ。全チャンネル入れたいくらい。近年の波形の見える新しいプラグインより、SSLで処理した方が思った音になる事も多いので本当によく使うし、特に、このEのEQはわかりやすい。今回のSSL EV2 Channelは負荷高め(もしかしてまだRosetta?)なので、全トラックさすのは無理かなとは思うけど、ココゾというところで使っていきたい。そうそう、WAVESのプラグインは、プリセットが大量に入ってるのも嬉しいポイント。そのトラックと完全に一致するわけではないけど、近いプリセットからいじっていくとかなりイイと思う。

Flow Motion
4つのオシレーターからなるFMと+減算方式を組み合わせたハイブリッドなFM音源。FM音源って、世の中に沢山出てると思うんだけど、Flow Motionは、みんなの頭の中で鳴るFM音源とはちょっと違う、比較的新しい音がするFM音源だと思う。モジュレーションマトリックスがわかりやすくて、エンベロープとLFO、シーケンサー/アルペジエーターを使用したプリセットが1000以上入ってるのも嬉しい。EDM以降の近年の音が満載なんだけど、冷たさを感じるようなPADや、ヴェロシティで変わるアタックが、FM感ある。変わり物好きとしては大好物なシンセ。

LoAir
Renaissance Bassをよく使うって話を書いたけど、最近はこちらもよく使う。ベースにかけるのか、キックにかけるのかは、音によりけりだけどね。ただ、ついついやりすぎて、ものすごい低音になっている事もあるので要注意。適量って難しいよね!

H-Delay
アナログとデジタルのハイブリッドディレイ。M1 Silicon化して一番困ったのがディレイ。普段使っていたプラグインがなかなか対応してくれなかったので、急遽コレを使ってみたら、ドハマりしたプラグイン。Lexicon PCM42的な音が出るのはもちろん、わかりやすいインターフェイスなのもお気に入りポイント。フランジャーとして使うのもGOOD。

▶︎他にも紹介したいプラグインは沢山あるんだけど、キリが無いので今回はこの辺で。

🔽今年のブラックフライデー
今年もフリープラグインが出るというアナウンスが出てるので、登録まだな人は登録をしておこう。あと、W-UPの25%オフは今日までかな。明日からは何が始まるのか、期待しておこう。(何も無かったらスマン)

WAVESをアップグレードしたので、お気に入りプラグインのご紹介を。

 

 

WAVESをアップグレードしたので、お気に入りプラグインのご紹介を。

2021 年 5 月 20 日 木曜日

今年は、M1 MacminiにしたのをキッカケにWAVESMercury+Studio Classicsへアップグレードした。

Mojaveまではv9が使えていたのでW-upしてなくて、今年はBig Sur(M1)を早々に入れようと思っていたので、昨年のCatalinaに移行時には普段使うものだけW-up。M1 Macmini購入後に段階的にMercuryまでアップグレード。SPEND $120 GET 3 FREE PLUGINSとかをうまく使って、Mercuryに入ってないプラグインの一部をキャンペーンでもらったり、アップグレードのSaleを狙ったり、使いたかったAbbey RoadOvox、各シンセ系も全部じゃないけど揃えたりしながら、結局、ほぼほぼ全部(残5個くらい?)までゲット。

WAVESをアップグレードしようと思ったキッカケは、V12になってインターフェイスが変わったRenaissance Bassが、より良い音になった気がしたことと、フリーで配られたCLA EchoSphereの音の印象がとても良かったこと。で、WAVESのWebsiteを改めて見直してみたら使ってみたい魅力的なプラグインがあることあること…。あれよあれよというまにMercuryStudio Classicsは以前から使ってたので、Mercury単体よりも、Mercury+Studio Classicsのアップグレード価格が$50くらい低かったのも決め手。

というわけで、以前からヘビーに使ってるものと、最近気に入った(比較的)新しいものをいくつかご紹介。

▼以前からヘビーに使ってるプラグイン3つ


Renaissance Bass日本語
サブハーモニクスを加えて、Bass成分を際立たせるプラグイン。キックやBass、震えるような低音を出すにはコレ一択。


Doubler日本語
ピッチモジュレーション。LFOで緩やかに変化するプリセットを使う事が多く、VocalやPad系シンセに薄く足すのが好み。


CLA-2A日本語
LA-2Aをモデリングしたプラグイン。トラックに挿しただけでグッと持ち上がる、わかりやすい変化が好き。
「とりあえずCLA-2A刺しとけ」って何か合言葉みたいな。

▼最近気に入ったプラグイン4つ


CLA Epic日本語
CLAの4つのDelayと4つのReverbの絶妙な組み合わせ。プリセットも大量で使いやすい。
フリーで配られたCLA EchoSphereのアップグレード版。


Vocal Bender日本語
ピッチとフォルマントのパラメーターで、Vocalをベンドさせるプラグイン。
変わったオクターブを足したり、ピッチを動かしたり、近年のダンスミュージックには欠かせない処理を簡単に。
発売からまもないので、まだコレを使った曲はリリースしてないんだけど、今んとこ毎回使う。


Scheps Parallel Particles日本語
この手の簡単シグネイチャーシリーズで、Schepsは抜きにでている気がする。
サブハーモニクス、Air(空気感)、Bite(エネルギー)、Thick(ボディ)の4つのパラメーターで音をコントロール。
Vocalやスネアがパキっと前に出てくる。


Manny Marroquin Delay日本語
これもシグネイチャーシリーズ。とても歌に合うディレイ。

以上。
実際使ってるのはもっとあるんだけど、紹介してたらすごい量になっちゃうのでまた別な機会に。
今年はWAVESガンガン使うぞー。

MIXとMasteringが死ぬほど難しい。 #RYPPHYPE #waves

2018 年 7 月 29 日 日曜日


東京は台風が思ったほどじゃなかったのですが、
みなさま、大丈夫でしょうか?
西日本は朝にかけて、これからだと思うので、
気をつけてお過ごしくださいませ。

さて、今日はMIX作業とMastering作業をいったり来たり。
曲を完成させる上で何が一番難しいって、やっぱココだと思うんだけど、
今回は、久しぶりにMasteringまで全部自分でやってみようと決めてから、
いろいろ文献を漁って、何度もテストを繰り返して。
今日も何度2mixを作ったかわかんないけど、
やっと納得できるものが出来上がった。
あともう1曲。朝までに仕込みをしたら一旦寝て、起きたら始めます。
もうちょっと。

写真はwavesのGEQ (classic)。ピンポイント加減が結構好きで使います。
左がリファレンス。右が今回の自分の曲のカーブ。

続き。

2014 年 11 月 22 日 土曜日

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20日は起きてから流し込み作業。一時中断して、昼すぎからRYPP新曲の最終レコーディング。1時間で終わって、今度は眼科で視野検査。何の異常も無くほっと胸をなで下ろして帰って、午前中やってた作業を再開。この日の深夜にMIXからマスタリングまで終了して、ftpにアップロードして納品。通常3日かかる行程を、1日で終わらせてみたり(もちろん手は抜いてないぜ)。通常の3倍の動きをするにはプラグインは欠かせない。これ、ハードシンセだったら絶対うまくいってない。プラグインさまさま。マセラッティさんありがとう。
その後は、RYPPの最終EDIT、ほどなく倒れるように寝て、今日(というか昨日)、起きてからその続きのEDIT。音を足したり引いたり。同時にMIX作業も開始。夜には終わって、この曲に関しては自分でマスタリングせずに、エンジニアに送信。夕飯を食べてから、昨日の作業に戻って、今度は原盤となるデータ作りをしながら今に至る。これは朝までには終わるはず。

少しづつ動き出す。

2011 年 5 月 28 日 土曜日


震災で一時ストップしていたプロジェクトが少しづつ動き出したので、数日前に、圭一さんにギター入れておいて!ってデータ送って頼んでおいたのが、昨日上がってきてくれたので、今日は夕方からそれを貼り付け、EDIT、ラフミックスして先方に送信。前の家よりもこの部屋の方がMIXが解りやすい気がするんだけど、どうだろうかー?自分の家だけじゃよくわからないので、次に都内のスタジオ行った時にでも確認しなければね。

そうそう、WAVESの新しいプラグイン、MPX Master Tapeなんですが、とても使いやすいですよー。音を鳴らすたびにテープが回るのが笑えます。

MIX。

2010 年 2 月 12 日 金曜日

IMG_1359
Canon EOS 20D+EF 24mm F1.4L USM
画像アップロード出来ないだの、ブログメールとか変などーでもいい機能のせいでどーでもいいメールが届くだの(オフれたのでオフったけど)、何だかもうずっとイラっとしっぱなしなので、今日から日々の仕事の事もこっちに書こう。って事で、synclの方はオフィシャルなので、告知(リリースinfoとか)とsynclガラミの事を書くようにして、それ以外はこっちに戻します!ただ、こちらもiPhoneモードでコメントが出来ないってバグがあるようです。プラグインのアップデート待ちで対応かな。ま、いいよね別に。

って事で、先日R.Yamaki Produce Projectの第11弾のMIXを完了させましたー。近々マスタリングしてきます。しかし、もう11弾。あと1曲でファーストシーズン終わっちゃいますよー!!早いなぁ。最後の曲はある程度考えてはあるんだけど、ちょっとどうしようか悩み中。さらにお待ちを。さて、そのMIXなんだけど、RYPP楽曲はすべてMIXまでうちでやってます。エンジニアの勉強とかをちゃんとしたわけではないので、ここ数年の経験だけでやってますが、歌処理だけはいつも悩みます。内部でプラグイン処理してみたり、外部でハード処理してみたり。何度か繰り返して今回は合わせ技にしてみたのだけど、これも今後の課題かなと。たまにWAVESのToni Maserati入れただけでどうにかなっちゃう事があるんだけど、今回Maseratiを2個さして作業してたら、DP7.1が突然「ぶつ!」って音とともに鳴らなくなるって事態が!Maseratiを抜いてConfigure Hardwareをやり直すと音が鳴るんだけどね。そもそもMaseratiってかなり重いけど、プロジェクトによっては平気なので、何かの相互作用なんだろうなあ。いやはや。まー、そんなこんなで、写真は外出しの途中にぶっささってるOrban 536A。機嫌が悪いと1chが使えない(音が出なくなる)んだけど、このmixの間はお利口さんでした。良かったよかった。