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UVI Falcon ミニミニTips “Vibrato & Pitch Bend”編まとめ。

2017 年 10 月 9 日 月曜日

Twitterに書いたのですが、ブログにまとめておきます。

UVI FalconのミニミニTipsをInstagramにアップしました。
本当によく質問されるのは、「モジュレーションホイールでのビブラートのやり方」と、「ピッチベンドレンジの設定がどこにあるか」です。
どちらもoscillatorのpitchをクリックから始めますが、それ以降はインスタを参考に。

VibratoのFreq.は、だいたい6Hzちょいくらいが美味しいところです。
マルチレイヤーの場合は、すべてのレイヤーで設定しましょう。
ビブラートのやり方は、これ以外にもありますが、一番わかりやすいのはコレかなと思います。
それと、プログラム全体でのピッチベンド方法は、下の方で。

「買ったけど持て余してる」という話をよく聞きます。
UVI Falconのユーザーインターフェイスは、初心者にはとっつきづらい部分もありますが、基本的には、シンセとサンプラーの知識を身につければ「ああ、そういうことか」と納得できるインターフェイスです。
あとは、右クリック(もしくはダブルタップやctr+クリック)で、各種パラメータにどんどん追加していく…と思っておけばどうにかなるかと。

プレイバックサンプラーではないんです。
Falcon Expansionや、他のUVIシリーズの音色で「今回の2つのミニTips部分だけEDITしたいから買う」って人も結構いると思います。
間違ってないです。まずはそこから始めましょう。
でも、Falconは、1から音色を作ることが出来るシンセとサンプラーのハイブリッドインストゥルメントなんです。
スクリプトプロセッサーも操ることができるようになれば、夢の自分専用シンセだって可能です。
出来る事は本当に多く、大抵のことはどうにかなるので、自分なりのやり方を見つけていくと、とても楽しくなると思います。

こちらも、すべてを把握しているわけではないので、いろんなプリセットを見ては「奥が深い…」と日々勉強です。
まずはUVIによるチュートリアルビデオは要チェックですよ。

あと「音色作ってる暇があったら曲作るよ」っていうのもごもっとも。
俺もそう思うことしばしばあります。
そういう方は、UVIは沢山の製品が出ているので、膨大なプリセットが手に入りますよ!
是非コンプリートを!


・10月10日追記。
UVI JaponさんのSNSアカウントで、音色全体でピッチベンド設定をするやり方を書いてくれてましたー。
ありがとうございますー!

サンプリング日和。 #uvifalcon

2016 年 11 月 23 日 水曜日

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数年間、まったくアップデートされる気配が無くて、いつ動かなくなるかヒヤヒヤなソフトシンセがいくつかある。
今、立ち上げる&使う事は可能だけど、そのうち、OSやアプリのアップデートでまったく動かなくなる事も沢山経験してきた。
Macを買い換えて、チャレンジ&レスポンスで認証しようとしたら、メーカーが潰れてしまって認証サーバーすら無い事もしばしば。

みんな1度は経験した事があるはず。

今日は、そんな存続が怪しいソフトの中で、普段かなり使ってるんだけどマイナー系某ソフトシンセの、いくつかのパッチを全鍵サンプリング。
VAとかモデリング系なら、別なソフトシンセで簡単に代用出来るけど、
プレイバックサンプラー(PCM音源)は、コレにしか入ってない音が結構あったりしてね。
ものすごくニッチな音だけど、俺にとってはとても重要で。

作業としては、オートでパッチを作ってくれるAuto Samplerとかは持ってないので、完全に手動作業で。
(めんどくさい作業なので時々しかやらないんだけど)

まずはDP上で、鍵盤の左から弾きながら全鍵分レコーディング。
頭から1音ごとリージョンカット、余計なファイルは削除して、必要な音だけをExport。
(DPの場合、頭からリージョンカット始めていけば、リージョンの番号も鍵盤通りにナンバリングされる)
そうやって出来上がったWAVファイルを、UVI Falconの鍵盤部分の上にドラッグすると、ナンバリングされたWAVファイルが、クロマティックで並ぶ画面になるので、そこでドロップ。
(1音づつ手動で並べる事や、opt+ドラッグ&ドロップで決める事も可能)
単純なものならこれだけで終わり。

スタートポイントやループポイント、フィルター、エフェクトなどの調整とか、さらにサンプリングして、ヴェロシティレイヤーを作ったり、キースイッチを作ったりと、出来る事は沢山あるので、元のシンセよりも使い勝手はよくしつつ、好みの音にセーブ。

今日は10パッチほど作成。
サンプラー部分は、初代MachFiveの時から今のFalconまで、操作性はあまり変わってないので手慣れたものとはいえ、
非常にめんどくさい作業であるのは、いつの時代も変わらないなーと。
それに、自分が歳をとっていってるのもあって、年々、目がショボショボしてくるしね(笑)

とまあ、こうやって作ったFalconライブラリも、ソフト/ハード問わず、かなりの量に。
MachFiveを使う前、AKAI S6000やCD3000XLの頃のデータもMachFive形式に変換してあるので、未だにFalconで使います。
さすがにその前に使ってたTX16Wの音は残ってないですけど、
20数年分の貴重な財産ですね。

さて、次のサンプリングは、32bitのまま、全然64bitになってくれない某シフトシンセの予定。
でも、ちょっとめんどくさそうなので、沢山時間のある時にでも少しづつ。

あー、UVI版のAuto Sampler作ってくれないかなー。

サンプル探しの旅。 #SAMPLING

2016 年 3 月 16 日 水曜日

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今日はスネアだけ。旅と言っても、すでに処理済みで放置されたWAVが自分のハードディスク内にあるので、Finder上でオーディションして、使えそうな音を見つけたら、普段使うUVI FalconにDrag&Dropしていくだけ。今のメイン鍵盤の数は72鍵なので、その分だけ並べていく。72個いっぱいになったらNew Programを作ってまた最初から。気が遠くなる作業。眠い時にやるものじゃないと思うけど、これをやっておくと次の自分の為にもなるのだ。と言い聞かせながらも、ながら作業が出来そうなので、iPadでamazonプライムコバート・アフェアを見ながらモクモクと。

思った音が無かったら、探す旅に出ます。
今時は何でもソフトシンセの中にプリセットとして入ってるので、普段あまり困らないんですけど、やっぱり自分のセットは組んでおきたいよね。

スネアが終わったら次はキックだけど、また今度かな。