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昨日の、DTMステーションPlus!を見ていただいた方々、どうもありがとうございました!

2023 年 9 月 6 日 水曜日

今回は、UVI Synth Anthology 4特集。
オフィシャルデモソングをRYPPHYPEで作ったので、メンバー2人で出演して、SA4の解説と、デモソングのデータを少しだけ公開しました。
まだ見ていない!という方は、YouTube、ニコ生もアーカイブが残ってますので、そちらをご覧ください。

SA4やデモソング詳細については、UVI Synth Anthology 4のブログを。
http://www.studiow4m.com/?p=20628

集合写真はこちらから。(現在、X(旧Twitter)上で、埋め込みコード生成が出来ないので、直リンで)
https://twitter.com/dtmstationplus/status/1699009453394391326

手元はこんな感じでした。
https://twitter.com/yamaki74/status/1698981950965555427

それと、RYPPHYPEの番組内で新曲告知も!
「Love You Like Me feat. MIMORI」が、9/20に配信リリースされます。
詳しくはまたのちほど。

🔽RYPPHYPE(ライプハイプ 略称ライハイ)
安室奈美恵、鈴木愛理、東方神起など、数多くのアーティストへの作曲・プロデュースを手がける山木隆一郎と、佐野元春、鈴木雅之などでマルチプレイヤーとして活躍するスパム春日井のユニット。
ユニット名の「RYPPHYPE」は、前身のR.Yamaki Produce Project(RYPP)を改名。RYPPと、英語圏スラングで「ワクワクする 興奮する 盛り上がる」という意味の「HYPE」を組み合わせた造語。

WebSite:http://www.studiow4m.com/RYPPHYPE/
YouTube:https://www.youtube.com/@rypphype
Twitter:https://twitter.com/RYPPHYPE
FaceBook Page:https://www.facebook.com/rypphype/
Instagram:https://www.instagram.com/RYPPHYPE/

UVI Synth Anthology 4がリリース!人気ハードウエアシンセコレクションがゼロから再構築されて待望のアップデート!

UVI Synth Anthology 4がリリース!人気ハードウエアシンセコレクションがゼロから再構築されて待望のアップデート!

2023 年 8 月 31 日 木曜日

▶️UVI Synth Antholgy 4がリリース!

■約3年ぶり、Synth Anthologyが待望のアップデートです。
今回のSynth Anthology 4は、エンジンを一新。4000を超えるプリセット数です。Synth Anthology 3までは、ハードシンセとサブオシレーターで一つの音を作っていたのですが、今回からUVIのお家芸、デュアルレイヤー構造に進化。いろいろなエフェクトやモジュレーションも追加され、単純なハードウエアシンセのコレクションではなく、新たなシンセとして生まれ変わりました。シンセは、68モデルが追加され、合計200を超えるハードシンセ単体のプリセットも用意されているので安心してください。

■実は、初期Synth Anthologyには、ディアルレイヤーのUVIらしいプリセットが入っていました。Synth Anthologyの前身である、Ultra FocusというUVI初期(00年代初頭)のプラグインがあったのですが、これにはデュアルレイヤーで新規音色が作られていて、Synth Anthologyに進化してからも、そのプリセットは「Ultra Focus Master Presets」として生きてたんですよね。でも、残念ながら2から無くなってしまっていました。なので、今回のデュアルレイヤー構造は、原点回帰と言えると思います。

普段、Falcon上で2つSynth Anthologyを立ち上げてレイヤーして使うことが多かったのですが、今回、それが1つのインターフェイスで行えるのは嬉しいです。

■MPE対応音色も用意されているので、設定など考えずにそのままSeaboardなどで弾けるのもイイです!
その他、新しい機能を見ていきましょう。

・アドバンスド・モジュレーション
新世代のモジュレーションシステムを採用し、わずかな変化から極端な動きまで、様々なパラメーターに変調効果の追加およびカスタマイズが可能です。2つのフレキシブルLFO、バリアブルスムージングを備えた2つのマルチステップモジュレーター、ベロシティとモジュレーションホイールのマルチソースを、便利なパラメーターベースのエディターを介して複合的に利用し、自在なモジュレーションから予想を超えた変調までを実現します。

・マシンラーニング
新設計・新装備の「プロクシミティ・エクスプローラー」。これは、現在、開いている音色の音響特性の解析から、Synth Anthology 4のライブラリーの中から、代替候補のサウンドを8つ提供するインテリジェント提案システムです。このことで、膨大なライブラリーからバリエーションを作成する際や、関連するサウンドの試聴など、ワークフローの時間短縮をもたらすとともに、新たな響きを探求する際の起点となります。

■エミュレーションではなくサンプリングです。
エミュレーションではなかなか再現の難しい、実機の持つDAの質感込みでのサンプリングなので、かなり忠実な音が出ます。ただ、シンセに最初から入ってるファクトリープリセットはサンプリングしてません。 UVIが新たに音色を作成、またはオシレーター自体を、ハイエンドのアウトボードを使って丹念にサンプリングして、 さらにUVIエンジンでエフェクト処理をしてプリセットが作られています。その機材の質感はそのままで、音色は新鮮。そんな音源です。

▶︎さて、公式デモソングです。
今回のオフィシャルデモは、なんとRYPPHYPEで制作!かつ、歌もの!
曲名は「Once Upon a Time」です。
今回は、スパム春日井と2人でデモを作成しました。あえて日本語歌詞の歌で。

シンセはすべてSynth Anthology 4の新しいデュアルレイヤー音色を合計18音色使いました。
ドラムは、Drum Designer(一部Meteor)です。
こんな風に、簡単に歌モノも作れます。

UVI · RyuichiroYamaki SA4 OnesUponATime

Synth Anthology 3のデモソングはこちら。

UVI · Synth Anthology 3 by Ryuichiro Yamaki

Synth Anthology 2のデモソングはこちら。

UVI · Synth Anthology II – Track B by Ryuichiro Yamaki

もう1つのSynth Anthology 2デモソング(Synth Legacy)

UVI · Synth Anthology II – Track A by Ryuichiro Yamaki

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ます。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

🔽RYPPHYPE(ライプハイプ 略称ライハイ)
安室奈美恵、鈴木愛理、東方神起など、数多くのアーティストへの作曲・プロデュースを手がける山木隆一郎と、佐野元春、鈴木雅之などでマルチプレイヤーとして活躍するスパム春日井のユニット。
ユニット名の「RYPPHYPE」は、前身のR.Yamaki Produce Project(RYPP)を改名。RYPPと、英語圏スラングで「ワクワクする 興奮する 盛り上がる」という意味の「HYPE」を組み合わせた造語。

WebSite:http://www.studiow4m.com/RYPPHYPE/
YouTube:https://www.youtube.com/@rypphype
Twitter:https://twitter.com/RYPPHYPE
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Instagram:https://www.instagram.com/RYPPHYPE/

UVIから、光学式コンプのOPALがリリース!さらに、UVIの全てのエフェクトをバンドルしたTHE EFFECTS BUNDLEも同時リリース!

2023 年 7 月 6 日 木曜日

▶️UVI OPALがリリース!

◾️光学式コンプレッサーをフィジカルモデリングしたコンプレッサー。

遂にUVIからコンプレッサーがリリースされました。
UVI OPALは、世界中のスタジオで使用された7台の実機がベース。見た目はLA-2Aだし、公式の写真もLA-2Aが出ているので、世界7カ所のスタジオにあるLA-2AのT4光学セルの動作(アタック/リリース/特性/ダイナミックレンジ/応答時間)を、忠実にフィジカルモデリングしたものかなと思いま。ヴィンテージ機材は、同じ機体でも個体ごとに感じが違うんですが、それぞれのプロファイルを切り替えることで、個々の動きを再現します。
(LAX/SFO/PAR/DTW/NYCclassic/NYCcustam/LONという7種類。都市名の略ですね。)

また、VUメーターだけでなく、GR(ゲインリダクション)がグラフィックで表示されるのもわかりやすいです。さらに、Tube サチュレーション、サイドチェインでの周波数ごとのプレセンス(実機のR37/Emphasisに相当)にも対応します。OPALは、通常のLA-2A系統のコンプとしても使いやすいですが、一歩先を調整できるのが嬉しいですよね。
LA-2Aは各社から沢山出てますが、世界7カ所のLA-2Aをモデリングしているプラグインは、他にはあまり無いんじゃないかなと思いました。

▶️UVI The Effects BundleLもリリース!

◾️OPAL、Shade、Plate、Sparkverb、Dual Delay X、Relayer、Rotary、Phasor、Thorus、Drum Replacerが含まれたバンドルがリリースされました。

今回のOPALでダイナミクスプラグインが加わったことで、ダイナミクス、EQ、モジュレーション、空間系など、一揃えした感があるので、UVIもエフェクトバンドル化に踏み切ったのかなと思います。

うちは、ShadeとSparkverb、Relayerの3つのヘビーユーザーなんですが、今回のOPALもそこに加わる気がしてます。
ちなみに、Sparkverb、Relayer、Plateは、BUSトラックに常に立ち上がっていて、Shade、Dual Delay X、Rotary、Phasor、Thorusは、インサートで使うことが多いです。Drum Replacerは今のところそこまでの出番がないので模索中という感じです。

いくつかの製品をすでに持ってる人は、所有数に応じてアップグレード割引金額が違うそうなので、UVIにログインして確認してみてください。

※今回はエフェクトなので公式デモソングは作ってません。

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ます。
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ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

UVI Unlockがリリース! 今回はなんとドア音源!

2023 年 6 月 14 日 水曜日

▶️UVI Unlockがリリース!

◾️今回は、なんとドアに特化した音源!「どこでもドア〜」というよりかは「なんでもドア〜」とか、そんな感じです😅

足音音源の「UVI Walker2」と同じシリーズと言っていいと思いますが、UVIの新しいサウンドデザインツールです。

UVI Unlockは、住宅や施設の玄関から部屋などのみならず、ノック音、サッシ、棚などの家具、生活家電から車両にいたるまで、様々な扉の開閉音がデザイン可能です。さらに、強力なマルチレイヤーシステムによって、開閉に伴う装飾音をサブレイヤーとして追加し、要求の高い映画、テレビ番組、ゲーム制作に対応します。そのベースは高品位に収録されたサンプルで、UVIエンジンに実装された編集機能、IRリバーブを含むスタジオエフェクト、ユーザーサンプルの使用など、ほぼ全てのサイズ、環境に適合できるドアフォーリーの決定版です。

ドアの種類も、屋内、屋 外、住宅、商業、ロッカー ビューロー、キャビネット、オーブン、食器洗い機、冷蔵庫、電子レンジ、ガレージドア、シャワードア、エレベーター、車のドアなどを含む120種類以上。さらに、開閉時の擦れ音、ヒンジの軋み音、鍵/ロック、ハンドル、スライドとローリング、空気、 金属、ドラッグ、ベル、ガラス、木材などのカテゴリーから最大3つのサブレイヤーを追加でき、ほぼすべての状況に最適な要素を提供します。

ドアパネルとハンドルの音を個別に調整し、必要に応じて速度、強度、距離、ピッチ、アタック、ディケイやランダム性の調整が可能です。そして4つの異なるマイクオプションから響きのニュアンスを選択し、含まれるすべての要素とサブレイヤーに提供されるラウンドロビンによって、自然な開閉効果を実現します。最終仕上げは、UVIエンジンに備え付けの強力な EQ、コンプレッサー、リミッター、コンボリューションリバーブで行え、リバーブの IR には本製品のために用意された、小規模オフィスやバスルームからロビー、野原、街路、 森林まで、サイズ別に整理された 46の空間が含まれます。

という、ニッチなヤツです。これさえあれば、どんなドアの音でも作れます!
通常のドア音源としてポスプロやサウンドデザイナーが使うもヨシ、ポップス業界では、上のトレイラームービーのように、キックやスネアの代わりに使うもヨシなので、結構なんでもいけそうな気がしますね。
ユーザーインターフェイスも非常に分かりやすいので、どんな音にしようか悩んでも、使うことに悩むことは無さそうです。

※今回は公式デモソングは作ってません。なんせドアなので😆

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ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

UVI KAWAI Vintage Legacyがリリース! 今回はなんと河合楽器公認!

2023 年 4 月 28 日 金曜日

▶️UVI KAWAI Vintage Legacyがリリース!

1980年代の河合楽器製作所による、K1、K3、K4、K4と、R100、XD5などのシンセサイザーで、UVIが新たに音色を作成して丁寧にサンプリングした音源です。K1はVM音源(アディクティブとPCM)、K3はアディクティブ、K4はPCMとDC波形のハイブリッド、K5はアディクティブ、ドラム音源であるXD5は、PCMをレイヤーしてシンセサイズが出来る音源としても話題になりました。R100は、12bitドラムマシンです。

昨今、初期デジタルシンセも見直されてきていて、価格も徐々に上がっています。そんなシンセサイザーを、ハードの音の質感そのままにサンプリングしたライブラリは、重宝する事間違いないと思います。後から処理したものではなく、最初からこのデジタル臭さ、ロービット感がイイんです。

KAWAI Vintage Legacyは、他のLegacyシリーズのインターフェイスとほぼ同様で、各シンセは、シンセ好きならマニュアルを見なくても操作が出来ると思います。よくやるのは、Amplitudeで音の長さを調整したり、Filterをいじったりですかね。MWに割り当てるのも、Vibratoなのか、Tremoloなのか、Filter LFOなのかも、組み合わせて使えます。別ページには、FX設定や、アルペジエーターもあるので、あまり困る事はないと思います。

今回は、各音源の他に、5パート仕様のマルチ音源も付属しています。これには沢山のパターンと、単体で完結できるようにBUSエフェクトが2系統ついてます。

それでは、音源を1つづつ見ていきましょう。

◾️K1u
Kawai K1/K1mをベースにしたシンセ音源です。1988年にリリースされた、256のPCM波形とアディクティブ音源のハイブリッド方式のVM音源を採用しています。
このローファイなノイズ感は、この頃のデジタルシンセならでは。
シンセウェーブやローファイヒップホップにも使える音源です。

デモソングでは、メインのメロディや、Pluck的な音で使ってます。

個人的に思うのは、欲を言えばK1に付いてたジョイスティックもギミックで欲しかったかなと!(笑)
あれも音量の混ぜ具合調整だけみたいな感じですけどねー。

◾️K3u
K1より少し前、1986年にリリースされたK3の音源です。
音源方式は、デジタルウェイブメモリー。
いわゆるアディクティブ方式ですが、フィルターはVCF、アンプはVCAなので、デジアナハイブリッド的はシンセサイザーでした。
同時期の多くのDCO機と感じが似ていますが、さらにザラザラした質感がお気に入りです。

デモソングでは、2つ目のBassや、カウンターメロディのPluck、Mute Guitar的なPluckを使ってます。
 
 

◾️K4u
K1の次の年、1989年にリリースされたK4の音源です。
デジタルマルチスペクトラム音源と言いますが、ようするにDCOとPCMのハイブリッドです。
より現代っぽい音色が入ってますが、やはりこの質感は他ではなかなか無い気がしますね。

デモソングでは、一番多く使った音源かもしれません。
イントロのアルペジオ、PAD、Bass、Lead、Pluck、シンセブラスなどなど。
 
 

◾️K5u
1987年リリースのK5の音源です。
アディクティブを発展させたADD音源のARTS(Addictive Real Time Synthesis)という音源が乗ってました。
音程を決めるDFG、波形を作るDHG、音質を決めるDDF、音量を決める2系統のDDAがあり、通常のDCO-DCF-DCAという音の流れに似ていますが、音質や音量の時間変化まで設定が可能でした。
基本的な音はDHG(SINE波)で作り、DDF、DDA、DFTで音作りを助ける構造です。
とまあ、そんな難しい話は置いておいて、非常にザ・シンセサイザーな音がするシンセです。

デモソングでは、アルペジエーターを使ったり、Bell系の音色などを使ってます。

◾️R100u
1986年リリースのドラムマシン、R100がベースの音源です。
12bit/32kHzのローファイなドラムマシンです。
今回収録されたR100の個体には、追加のEPROMでカスタマイズされたものが乗っていて、モダンな音が入ってる仕様のものだったそうです。
さらに、1990年リリースのパーカッションシンセサイザー音源のXD-5でシンセサイズしてサンプリングされた音も多数収録されてます。

デモソングのドラムは、すべてこのR100uに入ってる音です。
 
 
 

▶︎さて、公式デモソングです。
今回のオフィシャルデモは、なんとトレイラー!
シンセは23音色+R100uのドラムトラックで合計35個のFalconを立ち上げて作ったのですが、今回は、mission6のデモソングをUVIが物凄く気に入ってくれていて、今回もこの感じで行きたい!という話だったので、新しく作った曲のデータと、mission6のデモソングのMIDIデータもUVIに渡して、合体した感じに仕上がりました。UVIがトレイラー映像に合わせる為に楽曲の調整をしてくれているので、音色数は多少変わってると思います。

UVI · KAWAI Vintage Legacy | Trailer by Ryuichiro Yamaki

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UVIからFalcon Expansion新作「Organic Arps」がリリース! #UVI #FALCONEXPANSION

2023 年 4 月 5 日 水曜日

▶️UVIから、UVI Falcon専用のエキスパンジョン最新作、「Organic Arps」がリリース!

昨年の同月にリリースした「Organic Keys」がシリーズ化。今回は、アルペジオとシーケンスに特化した「Organic Arps」です。Falconのシーケンサーを最大限活用したアルペジオ、シーケンスパターンで構成されていて、Circular、Generative、 Repetitive、Rhythmicの4カテゴリー、計100音色が入っています。

最近のFalcon Expansionや、その他のUVIライブラリでは、お馴染みのシーケンスパターン集なんですが、UVI Augmented Orchestraで好評だったコード機能が付いてます。この機能、今回のデモソングでも使いましたが、ジャンルごとにコードが設定されていて、楽曲制作のアイデアの一つとして、非常に役立ちますね!

Organic Arpsのインターフェイスだけを見ると、出来ることは最小限ですが、Falcon Expansionなので、そのままFalconの中でガッツリとしたEDITが可能です。1音色につき3レイヤーくらいなのですが、組み込まれたシーケンスパターンのレイヤーを1つづつチェックして、ON/OFFしたり、エフェクトを変化してみたり、シーケンスも変更してみたりすると、よりオリジナリティが出せると思います。

このFalcon Expansionシリーズは、UVI Falcon2を持ってないと使えません。
是非、Falcon2をゲットしてからお楽しみください。

▶︎さて、公式デモソングです。
Organic Arps」のプリセット12音色と、
Drumは、UVI Mayhem of loopsのループを多少組み替えて使いました。
トラック数も少なめですが、結構出来上がってるパターンが多いから、組み合わせるだけでガッツリ1曲が完成します。
超便利。

UVI · Organic Arps | Demo by Ryuichiro Yamaki

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UVI Phasorがリリース!Falcon内蔵Phasorがアップデートして単体エフェクター化!

2023 年 3 月 16 日 木曜日

▶️UVI Phasorがリリース!

UVI Falconに内蔵されているエフェクターが、また一つ単体プラグイン化されました。
特徴は、やはりフルパラメトリック・モダン・フェイザーかなと思います。

モジュレーション、フィルター、歪み効果の幅広いパレットを提供、
味わい深いステレオ⾳像の強化から、⾃由⾃在に変形できるLFO波形とスイングによるリズミカルなソニックサプリメント、
最⼩と最⼤の周波数範囲設定、フィードバック、ドライブを活⽤したよりクリエイティブな効果まで、
Phasorはこれまでのフェイザー効果の枠にとらわれない新たな体験をもたらします。

って事なので、通常のPhasorよりも、だいぶ突っ込んだ音作りが出来ます。
UVIのエフェクトは、プラグインの名前は普通なのに、機能は普通じゃないんです(笑)
インターフェイスもわかりやすいですよね。

山木がPhasorを使う時は、わりとPAD系やエレピ、ギターで、
ジュワーーーーっと、ジェット系の音に加工して使う事が多いんですが、
このUVI Phasorだと、もっといろいろ遊べそう。
これから使い込むのが楽しみです。

今回のオフィシャルデモは、エフェクトプラグインなので作ってません。
YouTube等をご覧ください。

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UVI Percussion Factoryがリリース! Percussion Storeが大幅にアップグレード!

2023 年 2 月 22 日 水曜日

▶️UVI Percussion Factoryがリリース!

おそらく2010年くらい(もしくはその前かも?手元のUFSファイルが2010年なんです)にリリースされた、Percussion Storeが、かなりグレードアップして「Percussion Fatory」として帰ってきました。
※Percussion StoreからのアップグレードもUVIストアで対象ユーザーに$49で提供。

1000以上の膨大なパーカッションサウンド、4000以上のシーケンスという、パーカッションライブラリの決定版です。
Hand Drums、Shaken、Metal、 Friction、Wood などのカテゴリーに分類されていて、モダンプロダクションから、アフリカ、 インド、中東、北米、南米、カリブ海などの実際の世界各地域のパーカッションアンサンブルはもちろん、エフェクティブなパーカッションも収録。もちろん、幅広いジャンルとスタイルのパーカッションキットとしてシーケンスとして使用できるだけなく、各個別の楽器としても利用出来ます。さらに、ドラッグ&ドロップでユーザーサンプルの追加をネイティブサポートするという至れり尽くせり。

プリセットでは、シーケンス全体を鳴らすのはもちろん、パートごとのキースイッチや、そのシーケンスに使われている短音も鳴らせます。自分でシーケンスを組むことも可能ですが、シーケンスもプリセットもランダム再生が出来るので、可能性は無限大です。EDITもUVIに慣れた人なら非常にわかりやすいです。

前身であるPercussion Storeは、パーカッションライブラリとしてかなり使ってきました。今回のPercussion Factoryは、さらに音も良くなり、シーケンスまで付いてるので、もうパーカッションはこいつに任せていいのでは?と思っています。何より、楽しいんですよ。プリセット切り替えていくだけでも、ものすごい楽しい。おかげで、オフィシャルデモソングを作るのに、だいぶ時間がかかったくらい!(今回は余裕があったのに!)

▶︎さて、公式デモソングです。
今回のオフィシャルデモは、100%Percussion Factoryで、18個のプリセットの組み合わせのみで作りました。シーケンスをそのまま使ってる音も、短音で鳴らした音も両方使ってます。

UVI · Percussion Factory | Demo 133BPM by Ryuichiro Yamaki

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UVIから、4レイヤー構造のQuadraシリーズ第三弾「Quadra: Traveler」がリリース!

2023 年 1 月 18 日 水曜日

▶️UVIから、「Quadra: Traveler」がリリースです。

■2021年3月にリリースの、弦楽器系統をメインにしたQuadra Muted & Harmonicsと、2021年11月にリリースの第二弾、金属と木材の共鳴をベースにした「Quadra: Metal and Wood」に続く、第三弾!今回は、World Musicをベースにしたライブラリーです。

■収録楽器一覧。
フレット楽器:
バグラマ、バンジョー、中国琵琶、ウード、サズ、ベース、ケルト12弦ギター、 チョグールなど
木製楽器:
バラフォン、ガムラン、カリンバ、サンザ、ムビラ、スチールドラム、ハンドパン
鍵盤楽器:
キャビネットオルガン、アコーディオン、インディアンハーモニウム、ノルディック アップライトピアノ
弦楽器:
ジター、ツィンバロム、ダルシマー、二胡、古琴、和琴、ライラ、カーヌーン、三味線、 ヴァリハ、ビオラ
管楽器:
アルプホルン、様々なフルート、ドゥドゥク、尺八、バグパイプ、パンフルートなど
シンセサイザー:
アナログ、FM、モデリング、PCM、スピーカーシンセ

インターフェイスはこれまでと同様、これらを4つのレイヤーで組み合わせ、グルーヴィーなシーケンスや、コード、シネマティックなサウンドなど、世界中の様々な地域の楽器などの個性のある音色が沢山詰まっています。XY PADでそれぞれの音量バランスを決めたり、4つの音をモーフィングしたりと、自由自在です。もちろん、シーケンスではなく、普通に弾ける単発の音色も沢山入ってます。

UVIエンジンの持つ、強力な64ステップアルペジエーター(フレーズシーケンサー)や、ユークリッドエンファシス、ピッチドリフトなど、多彩なサウンドを、1レイヤーごとに独立してコントロールして、レイヤーごとのフィルター、エンベロープなどのコントロールや、エフェクトも使え、かなり突っ込んだ音色作成とEDITが可能です。さらに、音色のランダマイズと、アルペジエーターのランダマイズが独立して付いているので、音色の組み合わせは無限大です。

■さて、公式デモソングです。
ドラムはUVI Drum Designerを使ってます。それ以外は全部Quadra: Travelerです。が、今回はプリセットを9音色使いました。シーケンスのプリセットが5、単音プリセットが4です。

UVI · Quadra Traveler | Demo by Ryuichiro Yamaki

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UVIから、4レイヤー構造のミュートとハーモニクス音源「Quadra: Muted & Harmonics」がリリース!今回もオフィシャルデモ作ってます。

UVIから、4レイヤー構造のQuadraシリーズ第二弾「Quadra: Metal and Wood」がリリース!

UVI Digital Synsations Vol.1が、Ver.2にアップデート!M1、SY77、D50、VFXの音が入った音源で、なんと既存ユーザーは全員無償提供!

2023 年 1 月 12 日 木曜日

▶️UVI Digital Synsations Vol.1が、Ver.2にアップデート!

UVI Digital Synsations Vol.1 ver.2がリリースされました。
10年前の2013年にリリースされたUVI Digital Synsations Vol.1。いろんなものにバンドルされていたり、無料で配布されていた事も多いので、おそらくUVIの製品の中で一番ユーザーが多い音源だと思います。え?持ってないよ?って人は、もしかすると持ってるハードウエアにバンドルされている可能性もあるので、チェックを。

KORG M1、YAMAHA SY77、Roland D-50、Ensoniq VFXを丁寧にサンプリングした音源ですが、プリセットまんまではなく、それぞれのシンセでUVIが新たにプリセットを作ったものをサンプリング。さらにUVIエンジン上で音作りがされている音源です。プリセットそのものではないのが注意点ですが、非常にその音源らしい音が満載です。M1やD50は、メーカーのそのもののプラグインがリリースされてますが、このDigital Synsationsは、実機のDAを経由した音をサンプリングしているので、音そのものに実機感があり、楽曲にはこっちの方が合う場合も多い印象です。

DS77▶️YAMAHA SY77:1989年リリース。PCMとFM音源のハイブリッドシンセサイザー。
DS1▶️KORG M1:1988年リリース。最初期のPCM音源。非常にリアルな音で世界中で大ヒット。
DSX▶️Ensoniq VFX:1989年リリース。今は亡きEnsoniqのPCM音源。
DS590s▶️Roland D-50:1987年リリース。PCMとVAを合成したLA音源。

今回のVer.2では、Ratina表示対応、高度アルペジエーター搭載、さらに合計140の新プリセットが追加されました。
新プリセットでは、各シンセのアイコニックな音が追加されてます。上でも書いた通り「そのもの」ではないのですが、もうかなり近いです。
さらに、今までのバージョンでは、全鍵サンプリングではなく、鍵盤数を間引かれてサンプリングされているのですが、今回のバージョンで追加された新プリセットでは、全鍵サンプリングされていたり、さらにVelocityで変化するようにマルチで録られている音源もあったりして、かなり強化された印象です。

▶︎さて、公式デモソングです。
今回の新しいオフィシャルデモは、Digital Synsations Vol.1 Ver.2で追加されたプリセットだけで作りました。全部で21音色。ドラムは、Drum Designerのプリセットを使ってます。

UVI · Digital Synsations Vol.1 | Demo by Ryuichiro Yamaki

Ver.1の時のオフィシャルデモもあります。
こちらは100% Digital Synsations。全16音色。ドラムは、DS1に入ってます。

UVI · Digital Synsations | Digital Synsations by Ryuichiro Yamaki

また、Digital Synsationは、Vol.2も出ています。こちらは、KAWAI K5000S、Roland JD880/JD990、Ensoniq FIZMOの音が入ってる音源です。こちらも合わせてチェックを!

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ますよ。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

Ver.1の時のブログはこちら。

UVI Digital Synsations.