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MOTU DP11.11リリース。

2022 年 6 月 15 日 水曜日

DP11.11がリリースされました。

今回は、各種最適化とバグフィクスが主。あいかわらず大量です。

ダウンロードは、MOTUのダウンロードページで。

■細かなアップデート内容は、代理店のハイリゾリューションがきちんと翻訳してくれてますので、そちらもチェックしてください。
https://h-resolution.com/blog/dp11-11-update/

■機能強化および最適化

●MusicXMLエクスポートにコードシンボルが含まれます。
●一部のArturiaヴァーチャル・インストゥルメントに対するVST3サポートの改善。
●Windows環境でのグラフィック・リソースの効率を改善し、主に多数のレベルメーターを含むビューでのパフォーマンスを向上させました。
●大量のノートやクリップを含むファイルを開く際のスピードアップを図るためのマイナーな最適化を追加しました。

■修正

●カラー設定ウィンドウが、結合されたインストゥルメント・トラックのトラックカラーを正しく更新しないバグを修正しました。
●MIDIエディターで、リシェイプツールが選択されたデータに対してのみ機能しない不具合を修正しました。
●クイックスクライブ・スコアに含まれるコード記号が積み重なった場合に、表示上の問題が発生するWindows環境のバグを修正しました。
●シーケンス・エディターの再生ボタンをドラッグした時に、インストゥルメント・トラックのUIが更新されない不具合を修正しました。
●ミキシングボードでオーディオ・トラックの有効/無効を切り替えるとクラッシュする不具合を修正しました。
●グラフィック・エディターにおいて、オートスクロール中にMIDIノートの長さがマウスに即座に追従せず、マウスを動かし続けてノートの長さを可視ウィンドウより長くしなければならなかった不具合を修正しました。
●グラフィック・エディターでMIDIノートをペンシルツールで入力しながらシーケンスの先頭にオートスクロールすると、グラフィックの不具合が発生する問題を修正しました。
●Windows環境にて、膨大な数のトラックを含むプロジェクトのシーケンス・エディター上で発生するクラッシュを修正しました。
●インストゥルメント・トラックのスナップショットがCC 7と10ではなく、オーディオのパンとボリュームを使用するように修正されました。
●相対モードでのピッチ編集で、後続のピッチ・セグメントが誤ってリセットされることがあるバグを修正しました。
●特定の右クリック・サブメニュー(クイックスクライブ、サウンドバイト・ウィンドウ)で最後の項目が省略されてしまうという微妙なバグを修正しました。
●DPがパラメーターをコントロールしていたMIDIを受信するとクラッシュすることがある問題を修正しました。
●クイックスクライブのダイレクトテキスト・アーティキュレーション編集の動作が不正になる問題を修正しました。
●特定の非クリティカルなプレイバック・グリッチがプレイバックを停止させ、一般的な「-50」エラーを表示する原因となるMacのバグを修正しました。
●アーティキュレーション・マップの遅延が、Tick zeroの前に再生が巻き戻ろうとする問題を修正しました。
●ルーラーが小節を表示しているときに、タイムフォーマットをリアルタイムに設定している場合、トラック・ウィンドウのMIDIノートをドラッグしてコンダクター・トラックのテンポを変更すると、混乱した結果になるバグを修正しました。
●ミキシングボード上のインストゥルメント・トラックでグループを作成する時に発生するクラッシュを修正しました。
●オートメーション設定「Send default MIDI vol and pan〜」を有効にした状態で、インストゥルメント・トラックからヴァーチャル・インストゥルメントにCCパン/ボリュームを送信すると、「デフォルト」の値が表示されないというバグを修正しました。
●nanosamplerのループ・パラメーターが正しく更新されないバグを修正しました。
●クリップ・ウィンドウがコンソリデイト・ウィンドウからポップアウトされた時に、コントロールサーフェスAPIを通してクリップ・ウィンドウのナビゲーションが機能しないことがあるバグを修正しました。
●ポリタッチ・イベントがノート単位のプレッシャー・イベントに正しく変換されない不具合を修正しました。
●ドラッグでノートを試聴すると、間違ったチャンネルで再生されてしまう不具合を修正しました。
●ノート単位のイベントを含むクリップ・データを編集すると、チェイスに関連するクラッシュが発生することがある不具合を修正しました。
●DPに複数のオーディオファイルをインポートするとクラッシュする不具合を修正しました。
●スラーを追加したときの動作が選択範囲と正しく一致しない場合があり、その後に再アンカーリングが必要になるケースを修正しました。
●スタートタイムをカスタマイズした後、Scale Timeダイアログの動作がおかしくなる不具合を修正しました。
●Windowsでクイックスクライブの特定のアーティキュレーションの組み合わせを表示するとクラッシュすることがある不具合を修正しました。
●トラックを削除するとクラッシュすることがある不具合を修正しました。
●Windowsでコードネームをシングルクリックするとページ上の位置が不正にリセットされる不具合を修正しました。

■使いながら追記します。

2022.06.15
・何が嬉しいって、MIX画面でTrack Gourpすると落ちるのが直ってること!あと、複数のオーディオファイルをインポートすると落ちちゃうやつね!
当たり前のことが当たり前に出来るだけでほんと助かります。
・トラックを削除するとクラッシュすることがあるのも修正された。これバグだったのか!プラグインのせいだと思ってた。

2022.06.25
・11.1より、今回の11.11の方がPreGenが重い気がする。
・あと、どうも開くと落ちるファイルがあるんだけど、開けるファイルを開いた後だと、さっき開けなかったファイルも開けるようになる。謎。
・Mixerウインドウのトラックレイアウトが機能してない時がある気がする。

2022.07.21
・Monterey 12.5にアップデート。今のところ動いている。

2022.09.06
・V-RackのInstTrackを削除するとアプリごと落ちることがある。
・上記のトラックがある状態で、CHUNKからV-Rackを削除するとアプリごと落ちることがある。
・オーディオのトランスポーズがうまくいかないことが多い。結構、素っ頓狂な音程になるのは困りもの。

■DP11の過去の各種アップデート内容はこちらから。

MOTU DP11.1リリース。

MOTU DP11.04リリース。

MOTU DP11.03リリース。

MOTU DP11.02リリース。

MOTU DP11.01がリリース。

MOTU DP11へアップデート! M1 Mac対応。DAW内MPEデータサポートなど、魅力的な機能が満載!

M1 Silicon/Monterey上のMOTU DP11.04で初代PreSonus Faderportを動かす。

2022 年 2 月 1 日 火曜日

先日、MIX仕事があったので、初代のFaderportを再ゲットしてみた。
ここ数年は、フィジコンではなくMIDIコンでやってたんだけど、
細かいフェーダーを記録するには、やはりフィジコンの方が敏感でいい。
フェーダー書いたあと、細かい修正を画面上で行うのも圧倒的に減った。

MOTU DPは、DP7までの32bit環境ではFaderportのドライバがあったものの、
DP8以降の64bitドライバは結局リリースされなかった。
HUIモードで動くという話もあったのだけど、
2012年当時、うちではうまくいかなかったので、売却した。

昨年、MOTU DP11.02(現在は11.04)のリリースで、
Faderportなどのシングルフェーダーがデフォルトで使えるようになったのアナウンスがあったので、
これは初代Faderportも使えるのでは?淡い期待を持っていたんだけど、
結論から言うと、このドライバだと初代Faderportは動かなかった。
(多分現行品Faderport2018ならいけると思われる。)

調べてみると、初代Faderportは、M1 Silicon/Montreyをサポートしていないという情報。
案の定、M1 Macminiに繋いでも、Audio/MIDI設定上には出てくるけど、DPのControl Surface設定をしてもうんともすんとも。
でも、Audio/MIDI設定に出てくるなら、きっとどうにか出来るに違いない!と思って、
PreSonusのKnowledge Baseでいろいろ探してみた。

どうやらファームウエアを最新にすればHUIモードで動く…という話があったので、
早速UniversalControlをM1 Macminiにインストール。
ファームウエアのバージョンは、v1.0。
これを最新のv1.45まで上げたいのだけど、
アップデートを何度やってもエラーで先に進めず。

よくよく読んでみたら、「USB2.0ネットワーク上で使え」とあったので、古いMacにインストールしていみることに。
まずは、MacBookPro2014(Mojave)でやってみたけど、USB3.0ネットワークだからか、Macmini同様に出来ず。
さらに古い、MacBookPro2011(High Sierra)でやってみたら、すんなりアップデート完了。
(これより古いのはMacOS9のiBookしか残ってなかったので、本当に良かった。)

Macminiに繋ぎ直して、DP11.04のControl Surface設定上で、
試しにシングルフェーダー設定でやってみたけど、やはり動かず。
HUIモードでやってみると、無事動いた。
セッティングは、右の画像を参照。

このHUIモードだと、シングルフェーダー特有の
「トラックを選ぶとフェーダーもそのトラックに対応する」が出来ないのだけど、
本体のChannel Selectボタンで移動すれば問題なし。
Bankボタンで8chづつ移動も可能。

DPでは、下の画像のように、Mixerの一番下に8つのラインが表示されていて、
選択しているトラックは濃い色に変化している。
この選択された8トラックの中であれば、
各トラックを選ぶだけで、フェーダーも切り替わってくれる。

というわけで、無事、MIX仕事も予想より時短して終了。
やっぱりフィジコンって便利。
Faderportは、比較的コンパクトなところが有難いよね。
他社のは大きいのが多くて。

今から買うなら、新しいFaderportを買いましょうー。
という感じで。

※MacOS Venturaで、動作が怪しくなったので、諦めて新しいFaderportへ移行しました。

MOTU DP11.04リリース。

2022 年 1 月 26 日 水曜日

早くもDP11.04がリリース。
今回もスピードアップなどの各種最適化とバグフィクスがメイン。
日本語は、代理店のハイリゾリューションがきちんと翻訳してくれてます
ダウンロードは、MOTUのダウンロードページで。

各種最適化
・ファイルの開閉速度を最適化しました。
・チャンクペーストの速度を最適化しました。
・チャンクが複製された場合、オートレコード及びメモリーサイクルメニューで保存したバーのタイムも複製されるようになりました。
・あるチャンクで保存されたオートレコード及びメモリーサイクルのタイムは、別のチャンクやグローバルリストで保存されたタイムと同じ名前を持つことができます。
・保存されたタイムのダイアログが正しい場所に表示されるようになりました。

バグフィクス
・プラグインの表示/非表示のメッセージに対応するようにEUCON を更新しました。 これにより、インサートを開いたり閉じたりする際に、EUCON サーフェイス上でプラグインの表示/非表示のUI動作が一貫していなかったバグが修正されました。
・Auralizerプラグイン(パンナープラグイン)のクラッシュの原因となっていたIntelのバグを修正しました。
・N-Channel Delayプラグインのチャンネル毎のディレイUIを修正しました。
・オンラインバウンス時の問題を修正しました。
・オフラインのバウンストゥディスクをキャンセルすると、トランスポートが再生されてしまう不具合を修正しました。
・オートレコード及びメモリーサイクルのタイムを保存したチャンクを削除した後に発生するクラッシュを修正しました。
・スプラインツールで、開始点を基準として特定の方向に移動すると、正しく再描画されない不具合を修正しました。
・デフォルトではないアーティキュレーション・スロットにシンボルを手動で割り当てた場合、MusicXML に “XML_SPACE_ENCODE”で書き出されるバグを修正しました。
・最長音符の計算にMIDIチャンネル1だけが使用され、異なるチャンネルの音符を選択する問題が発生していたバグを修正しました。
・MIDI録音時に発生する可能性があったクラッシュの問題を修正しました。
・シーケンス画面でクリップを選択する際に発生するクラッシュを修正しました。

■何かあれば追記します。
・起動、ファイルの読み込みなど、速くなってる気がします。
・今となっては、バグなのか仕様なのか全然わからないことが多いので、
 「へー、MIDIにバグなんてあったんだー」とか「へー、バウンスのアレ、バグだったんだー」とか思うレベル感。
 ちょっとしたバグはあまり気にしないことにしてます。
・オーディオインターフェイスを2台以上繋ぐと、繋いだ分だけ負荷が倍増していくのは、やはり直ってない模様。
 前にも書いたけど、やっぱりM1 Siliconの仕様なんだろうか?誰か何か知らない?
 現状は、2台目以降は単純にデジタルミキサー化して、1台目にADATケーブルを繋いで2chないしは4ch(96kHzなので)で送ってる。3台目も同様に。
 あとは、DP上で、1台ごとインターフェイスを選択し直して、録音したら戻す。という作業。
 と、思ったけど、入力の多いMOTU 16Aに集約させることにしました。UA Apolloは一旦ドングル化。
・DP11.02から、PreSonus Faderportなどの1本フェーダーが対応したとの話だったので、
 仕事上必要だったこともあり、初代Faderportをゲットして試してみました。
 結論から言うと、古いFaderPort(Classic)はHUIモードで動きます。(新しいFaderPortは、新しいモードで動く)
 ブログ化しました。

M1 Silicon/Monterey上のMOTU DP11.04で初代PreSonus Faderportを動かす。

■1月27日追記
・いつのまにか一部プラグイン(特にPA)のノブなどがうまく動かなくなりました。
 ノブを動かすと一時的に画面が固まったりして、明らかにオカシイんですが、
 11.03に戻しても同様だったので、DPのせいではないのかもしれません。
 原因わかりません。謎です。OS(Monterey 12.2)の問題かも?

■2月9日追記
・Twitterにも書いたんですが、アーティキュレーションマップ作りが、地味な作業だけど、 MIDIレーン内で切り替えられるのほんと便利です。
 わざわざキースイッチ用のトラック作らなくてもいいし、これなら弾いたあとに試しやすい。
 ただ、Sequenceエディタでしかアーティキュレーション名が見れないので、MIDIエディタでも表示してくれたら言う事ないと思いました。
 どちらにせよ、時間を見つつ、地道にマップ作りをしていこうと思います。

MOTU DP11.03リリース。

MOTU DP11.02リリース。

MOTU DP11.01がリリース。

MOTU DP11へアップデート! M1 Mac対応。DAW内MPEデータサポートなど、魅力的な機能が満載!

MOTU DP11.03リリース。

2021 年 12 月 21 日 火曜日

早くもDP11.03がリリース。
今回は、各種最適化とバグフィクスがメイン。相変わらずのかなりの数!
主にレイテンシー補正の最適化や、UIの最適化などだけど、
今回はWindows版の最適化&フィクスが多い気が。

詳しく知りたい人は、インストール時の英語版Read Meをpdf書き出して読むか、
日本語の場合は、代理店のハイリゾリューションが翻訳してくれたのをどうぞー。

ダウンロードは、MOTUのダウンロードページで。
(ダウンロードページ変わっちゃって少々見づらくなっちゃったよね)

■何かあれば追記します。
・長く使ってると、そもそもコレはバグなのか仕様なのかどっちかわかんなくなって、
 バグフィクス一覧を見て、初めて「あ、バグだったのか」と思う事多い。
 (普段、バグをあまり気にしてないという話も)

MOTU DP11.02リリース。

MOTU DP11.01がリリース。

MOTU DP11へアップデート! M1 Mac対応。DAW内MPEデータサポートなど、魅力的な機能が満載!

MOTU DP11.02リリース。

2021 年 10 月 9 日 土曜日

※Twitterでは書いていたのですが、あまり時間が無くてブログ化してませんでした。
 遅くなって申し訳ないー。

さて、早くもDP11.02がリリースされました。
各種バグフィクス等行われてます。
ダウンロードは、MOTUのダウンロードページで。

新機能、バグフィクス等の情報は、代理店のハイリゾリューションが、翻訳したのを公開してくれましたので、
そちらを参考に。
https://h-resolution.com/blog/dp1102-updater/

■新機能
・MCUの「シングルフェーダー」プラグインを追加。iCON Platform Nano、Presonus Faderport
 およびその他のシングルチャネルMCUコントロール・サーフェスを使用する上で役立ちます。

■バグフィクス
・新しいユーザーがマイク(オーディオ入力)にアクセスするためのDP許可を付与するように求められたときの説明メッセージを追加しました。
・Console 1(VST3)を使用する場合、ラップアラウンドを回避するために、コントロールサーフェイスからの値をバインドします。
・ミニメニューで無効になっている場合、クイックスクライブコンテキストメニューで無効なスコア配置コマンドを無効にしました。
・WindowsでPOLARテキストラベルが衝突するバグを修正しました。
・ラインモードでCCエディターの非表示のベロシティ・イベントによってノートを選択できるバグを修正しました。
・トラックにアーティキュレーションマップが選択されていない場合でも、MIDI連続データペインのアーティキュレーションを介してノートを選択できてしまうバグを修正しました。
・レトロスペクティブMIDIレコードがアーティキュレーションマップで機能しないバグを修正しました。
・Akai APCファミリーのコントローラーでシーンのインデックスが作成され、グリッドを移動したときにシーンの起動ボタンがスクロールしないバグを修正しました。
・カスタムコンソールページを切り替えるときのグラフィックの不具合を修正しました。
・レコード・パスの後にカウンターを移動すると、新しく記録されたオートメーションタイプが更新されるように修正しました。
・ノートごとのイベントの追跡方法を改善しました。
・Euconプラグインの開閉動作を改善しました。
・ReWireのサポートを終了しました。

■追記
・世界中からの要望に応えて、どんどんバグフィクスしてくれてるのが好印象。
・Faderportが使えるようになったのって、結構デカイんじゃないかなと思います。
 32bitから64bitへアップデートする時に、Faderport用のプラグインが使えなくなってしまっていたので、
 対応しなさそうだなと思って売ってしまって、ずっとMIDIフェーダーを使っていたのですが、
 対応したとなると買い直してもいいかもしれません。

■2021.10.12追記
UVI Falcon 2.5Waves V13がリリース。どちらも、M1 Silicon対応です。
 Wavesの一部はまだ未対応なようですが、個人的には、この2社が対応してくれたおかげもあり、心置きなくDP11.02をメインで使えそうです。
 ただ、他社のM1未対応プラグインでは、表示が崩れたり(GForceとか)、使用出来ないものもあったり、
 使えても負荷が非常に重かったりするので、プラグインは選びはなかなか難しい気がします。
 DP10までの常識を、DP11(M1 Silicon)では、アップデートしていきながら楽曲制作をしくしか無いなあと思います。
 なんとなく、OS9からOSXへ変わった時と同じ感じです。もしくは、32bitから64bitへ切り替わった時とか。

 以前も書いた気がしますが、DP10までに作ったプロジェクトは引き続きDP10を使用して、
 新しいプロジェクトや、プラグインを整理して、引き継ぎが出来たプロジェクトは、DP11でやって行きます。
 もしくは、RosettaモードでDP11を立ち上げようかな。

・ちなみに、M1 Silicon対応プラグインだけで使うと、DP11は超軽快に動きます。
 立ち上がりも軽快で、プラグインの読み込みも軽快です。
 ココ重要です。

■M1 Silicon Native 対応待ちプラグイン一覧(Rosetta上では立ち上がる)
・Arturia Pigments3:重過ぎ。
・Cherry Audioシリーズ:重過ぎて。
・d16 lush 101:立ち上げた瞬間にフリーズ。
・FAW SubLAB:音出ず。
・GForce impOSCar2:立ち上がるけど、負荷増大。
・GForce Minimonsta / ODDITY2:プラグインがモザイクタイルのような絵に。当然音は出ない。
・GForce OB-E:画面ズレ、負荷増大
・IK Multimedia関連:負荷増大
・Image Line:音は出るが、画面真っ白。
・NI FM8:フリーズ。
・DS Thron:フリーズ
・unfilteredaudio LION:重い
・bx_oberhausen:重い
・UJAMシリーズ:重め
・iZotope関連:重くて無理ぃ。

■ひとまず以上です。これ以外にも、負荷はあるがまあまあ使えるプラグインは多数あります。
 どうしてもイマイチだったら、RosettaモードでDP11を立ち上げて処理します。

■20211015追記
・というわけで、Rosettaモードで立ち上げてみました。
 Finder上で、DP11のアイコンを「情報を見る」すると、「Rosettaを使用して開く」があるので、ココをチェック。
 これでRosettaモードでDP11が立ち上がります。
 DP11.0や、DP11.01では、Rosettaモードであっても、負荷が結構持っていかれていたのですが、
 今回のDP11.02では、かなりDP10で動かしている時にまあまあ近い動きをしていると思います。
・それと、DP10や、DP11.01までは、オーディオインターフェイスを3台以上繋ぐと、負荷が爆上がりしていたのが、
 DP10.11からは、やっと通常の負荷に下がってくれたので、何台も同時に繋ぐことが出来そうです。
 うちの場合は、UA Apollo8、MOTU 16A、MOTU M4の3台をDPで同時に使います。

・一旦、DP11のRosettaモードでへ移行します。
 M1 Siliconで読み込めないプラグインとかが、どうしてもまだあるので、
 しばらくは、Rosetta上で動かすことになりそうですが、
 そもそもRosetta上でもかなりのスピードで動いてるので、M1 Macminiにした恩恵はかなりありますからねー。
 DP10のM1 Macminiでの挙動(突然固まっちゃったりとか)に結構悩まされていたので、
 いけるならこれで!

■20211017追記
・MOTUの各種ドライバが10月13日付けで新しくなってます。ダウンロードはこちら
・RosettaモードにしたDP11.01を数日間使っていたのですが、
 どうもMASがエラーを出したり、動作がいまいちだったので、(何故かDP10でも同様のエラーが出だした)
 プラグインは諦めて、M1 Nativeモードで使い始めました。
 が、一部どうしてもM1 Native対応していないプラグインを使うのですが、
 これがバウンス終了時に負荷がかかってMASエラーで落ちる時がありました。
 これ以外は今のところ問題なく快適に過ごしてます。
・リバーブやディレイは、UADを使っていたので、この辺の空間系の選び直しが悩むところです。
 ひとまずは、付属のProVerbとか、Waves RVerbとか、H-Delayで。(軽いんだもの)
 Wavesでも、まだ対応していないプラグインがあるので、その辺は劇重。
 未対応の重いのはPreGenで使って、Auxなどのリアルタイム処理で刺すのはM1 Native対応プラグインだけで行きます。

■20211019追記
・いやー、M1 Silicon対応プラグインだけ使おうって割り切ってみたものの。やっぱ無理だわー(笑)
 代わりのM1対応プラグインが見つからない。
 ひとまず、DP11.02をRosettaモードで立ち上げるのをメインにします。
 起動(VST Support関連の)が遅いんだけど、もう諦めよう。

・今日のAppleEventで、M1 PROと、M! MAXが出たし、BTOフルスペックで70万超えとか見ちゃうと、
 もう持ち運べるMacProだなと思うわけで。M1の4倍早いって誰が想像しただろうか。
 買う人は問題なく買うんだろうけど、
 ソフト(M1 Native)がまだまだ落ち着いてないので、急がなくても大丈夫だと思います。
 ライブでstem出しして使うだけだよーって人は、PROでもMAXでも無い、普通のMBPもしくはMBAでも十分です。
 慌てない慌てない。一休み一休み。

 (と、書きながら自分を落ち着けてるところ)

・ちなみに、DP10(Rosetta)での負荷は、DP11をRosettaモードで立ち上げた時より、圧倒的に低いです。
 M1 Nativeに対応していないプラグインがほとんどという現状だと、DP10の挙動が不審な部分には目をつぶって、
 プラグインが沢山立ち上がるDP10で作業するのもアリだと思います。
 ま、ほんと悩みます。毎日気分が違う。というか、曲によって使い方が違うのでしょうがないか。

・Rosettaモードで使うDP11は、M1 Siliconモードで立ち上げたのとほぼ同様の負荷がかかるようです。
 なので、やはりM1 Native対応物のみをリアルタム処理で使うのが良いと思います。
 PreGenなら、未対応でも使えますが、例えば、弾き直したい時とかでActiveにすると、負荷が爆上がりしてしまうので、現実的ではないです。

・DP11.02の付属プラグインを見直す良い機会になるんじゃないかって気がしてきました。
 M1 Nativeでリバーブをすごい悩んでたんですが、
 eVerbって、久しぶりに使ったらとても良かったです。しかもめっちゃくちゃ軽い。
 ProVerb(IRリバーブ)も同様でした。
 サードパーティだと、WaveArtsのMasterVerb6。WaveArtsはv6でNative対応しています。
・あとはDelayなんですが、M1 Nativeだとしっくり来るのが無かったので、
 Auxでリアルタイム処理せずに、トラックに直接刺してPreGenで処理させるのが一番かもしれません。
 付属プラグインのDelayもイイんですが、もう少し複雑な事をやりたいなと。
 オーソドックスなのは、付属のプラグインでOKです。

MOTU DP11.01がリリース。

2021 年 9 月 15 日 水曜日

各種バグフィクス等行われてます。
ダウンロードは、MOTUのダウンロードページで。

■新機能(抜粋)
・フェーダーの高さ固定が可能に。ミニメミューで設定出来ます。また、「small」セッティングでDP10までの長さに固定も可能。
・アーティキュレーション用に新しくディレイアウトが追加。
・前回アーティキュレーションウインドウを開いた時のフォルダセッティングを記憶。
 また、フォルダ階層に対応。
・VST3ホスティングに、Console 1もサポート
・MIDI Track Protocol Settingsgが追加。MIDI I/Oの設定かな。
・LAME Exportがアップデート。

■バグフィクスは大量なので、書き出しません。
詳しく知りたい人は、インストール時にpdf書き出して読むか、
日本語の場合は、代理店のハイリゾリューションが、翻訳したのを公開してくれましたので、
そちらを参考に。(9/17追記)
https://h-resolution.com/blog/motu-dp1101-updater/

■M1 Native(macmini)で使っていて思うこと。(9/17追記)
プラグイン自体もM1 Native対応してくれないと、DP11上では余計に負荷がかかってしまうこと。
M1対応を謳ってるプラグインは負荷も少なく動いてくれるんですが、
UAD、WAVESなど有名どころのプラグインでも、まだまだ対応してないのも多いので、
実のところ、なかなか最初から最後までガッツリとDP11を使うというところまで行ってません。
DP11をRosettaモードで動かしても、DP10がRosettaで動いてる挙動まで軽くなるわけではないので、
もう少しDP10をメインで使う事になりそうです。
DP10も完璧ではなく、再生中にプラグイン挿したり、I/Oを変更しようとしたり、
トラックをフォルダでまとめようとするとポインタが虹色になったまま戻ってきません。
この場合は、強制終了するしかありません。
そういうエラーが無いDP11は快適なので、
新曲はDP11で、旧曲はDP10でという使い分けで今のところ進めてます。
ちなみに、DP11で作ってもDP10用にセーブすればDP10で使えるので、MIX段階でDP10へ行く事も多いです。

新機能などは、DP11.01を使ってみながら、気になるところは追記していくかもしれません。
pdf読む限り、いくつか、クラッシュしていたバグは治ってる模様です。

■9/15 02:30追記
・M1/Big Sur11.6上で、DP11よりも、かなりスムーズな動きをしてる気がします。
・上記の対応問題でプラグインによってはCPUパワーが跳ね上がりますが、それもDP11よりも多少軽減されてるような気が若干。

そもそものMOTU DP11について知りたい方は、サンレコの記事で。

MOTU DP11へアップデート! M1 Mac対応。DAW内MPEデータサポートなど、魅力的な機能が満載!