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MOTU DP9.51アップデート。再度High Sierra入れてみたんですが…。 #MOTU #DP9 #highsierra

2017 年 11 月 2 日 木曜日

MOTU DP 9.51がリリースされました。High Sierra対応版です。
以下アップデート内容。

バージョン9.51の改良点
– macOS High Sierra 10.13対応を向上。
– 旧機種Mac環境のピッチシフティング、及びタイムストレッチング機能を可能に。
– 旧バージョンのMASプラグイン関連によるクラッシュバグを解決。

さて、Twitterにも書いたのですが、まとめておきます。
今回のバージョンは、High Sierra対応版ということだったので、
SierraをTime Machineにバックアップをとって、
再度High Sierraをインストールしてみました。
今回のDP9.51でも、このエントリの時と同様にUADプラグインが使えなかったので、
速攻でTime MachineからSierraに戻しました。
これって同じ人いますか?
うちだけの症状だったら嫌だなー。

High Sierraについては、前の日にアップデートしていたので、
ネットワークでフリーズしちゃうのも直ってるといいなと思っていたのですが、
急いでSierraに戻したかったので、今回は確認してません。
また、次のアップデートで確認します。

DP9.5についてはこちら
個人的には、時期バージョンでクリプトンのMutantみたいな、波形も表示されるオーディオのライブラリ機能が付いてくれると嬉しいです。

—追記です。 20180202
・iZotope Stutter EditやReaktorなどの、エフェクトのオートメーションをノート#でも制御出来るプラグインなんですが、
 リアルタイムで弾く分には問題ないんですけど、録ったMIDIチャンネルを再生するとノート#が無視されてしまいました。
 Stutter Editとか、Reaktor5など、最近アップデートの無いプラグインで起こる模様です。
 内臓のMultimodeFilterとか、Reaktor6は大丈夫です。
 これはプラグイン対応待ちということですかねー。

MOTU DP9.5リリース!! #MOTU #DP9

2017 年 9 月 13 日 水曜日

まさかのApple Special Event中の公開です。ちょうとiPhone8の話題にぶつけてきました。
空気よめよMOTU…。

MOTU Digital Performer 9.5リリースです。ユーザーの方はダウンロードしましょう。

・目玉は、zynaptiq GmbH(Hzynaptiq.com)社製の新しいタイムストレッチ&ピッチシフティングが内蔵。これは下のムービーを見てもらうとわかりやすいと思います。言うことなしの素晴らしいクオリティ。ピッチシフトすげーーーー…。

・新しくEffect Performanceウインドウが付きました。こんな感じなんですが、メーターが常に動いてます。このウインドウのプラグイン名をクリックしても、プラグインのウインドウが開きます。RTはリアルタイム、PGはPre-Gen。思ったよりCPUを使うプラグインを覚えておくのにいいかもしれません。常に開いておく気にはならなそうです(笑)

・「プロセッシングを適用したサウンドバイトでフェードインにクリックサウンド生じていたフェードレンダリングバグを解決。」これ、気になっていたバグなのですが、修正された模様です。

・9.5は、かなり安定したバージョンな気がします。

・再生中、cmd+sでセーブするとプチって鳴るようになったような。

何かあれば追記します。

以下、新機能とアップデート内容。

バージョン9.5の新機能:
エフェクトパフォーマンスウインドウ
― エフェクトパフォーマンスウインドウ(スタジオメニュー)は、現在起動している全てのバーチャルインストルメントとエフェクトプラグインの状況をリアルタイムで表示します。

ZTXTMタイムストレッチングとピッチ シフティングテクノロジー
― Digital Performer 9.5には、Zynaptiq GmbH(Hzynaptiq.com)社製のZTXタイムストレッチング/ピッチシフティングテクノロジーを新たに搭載しました。最先端、最新式のオーディオタイムストレッチング、及びピッチシフティングのDSPテクノロジーであ るZTXは、ZynaptiqのDSPエンジニアリングチームによる長年の研究と開発を経て完成されました。

相対モードのピッチエディティング
― 相対モードは、オフセットを使用してピッチを表します。

バージョン9.5の改良点
– (グリッド吸着機能オン時)シザーズツールでピッチレイヤーバーのエディットを行うと、その結果をグリッドに吸着。
– ウェーブフォームオーバービューの再構築時に起こり得たレインボーサークルの問題を解決。
– Windows Audioドライバ使用時のいくつかの問題を解決。
– プロセッシングを適用したサウンドバイトでフェードインにクリックサウンド生じていたフェードレンダリングバグを解決。
– いくつかのテーマで表示を向上。
– ピッチシフティング(トランスポーズ)モード初期設定を追加。
– サウンドバイト上を右クリックでピッチシフト、及びタイムストレッチモードの設定を可能に。(オプションキーを併用して複数のサウンドバイトで設定を実行)。
– ピッチデータエディティング時のクラッシュバグを解決。
– シーケンスエディターコンテキストメニューの問題を解決。。
– フェード計算後にサウンドバイトのボリュームが正しく反映されなかった問題を解決。
– サウンドバイトのエッジエディティング時のDPフリーズ問題を解決。




MOTUが、SoundCloudでDP9.5のZTX Examplesを公開してます。リリース近い!? #MOTU #DP9

2017 年 9 月 10 日 日曜日

NAMM2017で発表されていた部分ですね。
新しいアルゴリズムが加わり、タイムストレッチや、ピッチチェンジがかなりアップデートされていることが伺えます。
聴いてみると、すごいクリアでスムーズ!
「タイムストレッチがいまいち」と言われていたDPですが、これはかなり期待出来ます。

DP健忘録 -Set Chunk Start- 楽曲の正確な分数が知りたい。 #MOTU #DP9

2017 年 1 月 18 日 水曜日

時々しか使わない機能って、すっかり忘れがち。
そんな忘れがちな機能 “Set Chunk Start
え?忘れちゃうの俺だけ?

■楽曲の正確な分数が知りたい場合などに使います。
・まずは、楽曲のスタートポイントにカーソルを持っていって、分数を記憶しておきましょう。
 今回の場合は、BPM120で、曲のスタートポイントの3小節目頭の時間軸は、0:00:04:00でした。


・”Counter”ウインドウを出してください。
・右上の矢印を押してミニメニューを開きます。
・”Set Chunk Start…”を選びましょう。

・今回は、上の例のBPM120で3小節目から楽曲スタートなので、
 Real Timeの値を、-0:00:04:00に設定。
・これで3小節目が0:00:00:00になりましたので、簡単に分数がわかります。

以上です。
あとは、これの応用で、
「ちょうど何秒の曲を作りたい」という場合にも重宝します。

とまあ、そんな感じで。
自分が忘れてしまう機能で、毎回「どこだっけ…」と思ってしまうので、
こうやって1度書き出しておけば忘れないかなと思ったのでブログにしておきました。
ご参考まで。

※ちなみに、何で3小節目なのかというと、
2小節分のクリックを聴いて、3小節目から弾き始める事が多いからというのが理由です。
それと、1小節目にはCC#や、キースイッチなどの初期値データを入れてたりもしますしね。

MOTU DP9.12 Update. #MOTU

2016 年 9 月 1 日 木曜日

CrNnPEuWYAAeLMxMOTU DP9.12が出ました。こちらからダウンロードしてください。バグフィクスが主な内容ですねー。

・サスティンペダルの件、解決したそうですよ。

・9.1以降、ソフトシンセのウインドウを開いたまま(プリジェンオフ)だと、全体的な負荷が増えたような気がします。積極的にプリジェンを使う事をオススメします。
・同様に、各ソフトシンセの設定がプリジェンオフの状態も結構な負荷になります。

・各プラグインによっては最初からプリジェンオンに出来ないのもある模様です。(VSLとか)

・MacOS Sierraはコンパチブル。特に問題なく動いてる模様。

・どうもBounce to Diskにバグがある模様です。まったく音が入ってなかったり、途中までしか音が入ってなかったりします。途中までしか音が入ってない場合、毎回同じところで途切れる模様。9.1以降、バウンスの音が良くなった気がしていたので、結構使ってただけに困ったもんです。

何かあったら追記します。

バージョン9.12の改良点
– バウンス時にアクティブではないVSTがクラッシュを引き起こす場合があった問題を解決。
– ポストフェーダーエフェクトをインサートするとオーディオのサウンドが途切れる場合があった問題を解決。
– クリッピングウインドウが閉じている場合、クリッピングの再生を行うとクラッシュする可能性があった問題を解決。
– Melodyneより生じていたクラッシュ問題を解決。
– MIDIメトロノーム選択時にバーチャルインストルメントが正しく機能しない恐れがあった問題を解決。
– より多くのトラックを含んだプロジェクトを想定してプログラムコードをオプティマイズ。
– プリジェンモード時に起こり得たIvory VI (Synthogy)の再生時グリッチ問題を解決。
– サスティンコンティニュアスコントロールデータを含んだMIDIデータ録音時にサスティンペダルの現状を消してしまっていた問題を解決。
– MIDIトラックのオーバーダブ時に既存のノートが鳴りっぱなしになる場合があった問題を解決。
– トラック内のシステムエクスクルーシブデータが再生時にクラッシュを引き起こす場合があった問題を解決。

MOTU DP9。

2015 年 7 月 24 日 金曜日

IMG_9126 待ちに待ったMOTU DPの最新阪、DP9が本日より日本での発売が開始。こちらにも届きました。今回のバージョンからMOTU直でダウンロード販売をやっていたので、1ヶ月前からそちらで直でアップグレードしている人も多く、今さら感はあるかとは思うのですが、恒例のヤツ、書いておきます。ただ、今、全然別な作業中(FCPX中)なのでそれほどは触れるとは思いませんので、こちらで気がつかなくて書いてない事がありましたらコメント欄で教えてください。

※DP9.01 updateはこちらの記事

・BOXが一回り小さくなりました。分厚いマニュアルはなく、190ページのスタートアップガイドのみ。
・そろそろインストールにCD以外のメディアの方がいいんじゃないかな。
・CD-ROMに入ってるのは英語版のpdfのみ。
・インストールします。(と、ここでゲリラ雷雨で一時ストップ。)
・スプラッシュスクリーンが箱と同じに。
・これって、ネットワークアクティベートなのかな?
・でも、ファイルオープンするスタートアップ画面はDP8と同じ。ここももうちょっと変えたらよかったのに。
・ファイルオープンしてみると、プラグインがデフォルトでFloatになってる。うちだと、トラック画面でデスクトップ1、ミキシング画面+プラグインでデスクトップ2にして、2つのデスクトップを4本指でスワイプして切り替えてるんだけど、トラック画面にも、ミキシング画面にも、開いてるプラグインが出ちゃう事に…。オフしよう。オフ。もちろん、個別にオフが可能です。
・Retinaディスプレイに対応。これは目に良いかも。DP8までの霞んだ感じが緩和されてる気がする。
・Themeファイルが増えた。増えたけど、Earthlingのまま使います。
・オーディオプラグインのMIDIラーンにやっと対応。え?出来なかったの?と言われそう。出来なかったのです…。
・MIDIノートのミュートにやっと対応。こちらも出来なかったのです…。
・プロジェクト内にテキストを保存する事が出来るようになりました。今まではEvernoteを同時に立ち上げ、メモする事もあったのですが、DP内にメモを残しておけるのは地味に便利かもしれません。
・シーケンスエディター内にオートメーションレーンが追加されました。これは待っていた機能。今まで切り替えでしか見えなかったオートメーションが横並びで見えるようになります。
・MOTU MX4が標準装備!待ってました!本当に待ってました。プリセットが増えているので、曲の中で使うのが楽しみです。決して分厚いとか、太いシンセではないのですが、繊細な音が出るシンセです。
・周波数スペクトル表示はどんな時に使ったらいいんだろう?誰かご存知?消せないプチノイズ探す時とか?
・Yamakiは多分使いませんが、MusicXMLエクスポート対応です。譜面使いな方、便利になりました。
・inputやoutputなどのアサイン先を最初に決めて、複数のトラックを一気に作る事が出来るようになりました。今までは、複数トラックを作るのに何トラック…と選んでも、inputやoutputがバラバラだったのが、これで統一したり、任意のアサイン先に消める事が出来そうです。
・検索機能をさらに充実したそうですが、今までそれほど検索機能使ってませんでしたので、使ってみます。
・・5つの新しいオーディオプラグイン、1176LN limiting amplifier (リビジョン D/E)をエミュレートしたFET-76、70年代のCraig Anderton のQuadraFuzzをモデリングしたMultiFuzz、ギターやベースのためのポリフォニックオクターブジェネレーター MicroG、MicroB、減算方式のシンセプロセッサーであるMegaSynthを新しく追加したとの事でした。試してはみましたが、やはり曲中で使いながらじゃないとよくわからないの何とも言えないですけど、MicroBはよく使う事になるような気がしてます。シンセベースに使っても良い結果が出そうです。

▪️良くも悪くも大きく変わった感は無いので、今の所DP8からの違和感なく使えてます。新しい機能をどこまで使うかで変わってきそうな気がしてます。個人的には、MX4の復活と、オートメーションレーン、MIDIラーン、MIDIミュートあたりがバシバシ使うようになりそうな機能ではないかと。

▪️DP8よりも動作がキビキビ動くようになったような気がするんだけど、気のせいではないと思う。Retina対応の恩恵か、はたまた最適化か。その両方か。

以下、直った部分。
・DP8で、ウインドウをダブルクリックして、Dockにしまっちゃった場合、cmd+tや、cmd+mで戻した時に、ウインドウの表示が崩れちゃっていた問題が直ってます。
・日本語入力で、文字が二重に入力されてしまう問題も直ってます。

動作がおかしい部分
・新規トラックを作ると、オートメーションがオンになった状態で作られる。
・一部のソフトシンセで、オートメーションがオフなのに、ソフトシンセ側の音量がフルテンになる現象が出る気がします。MachFive3、UVIWSで確認しました。NI Kontaktでは0ポイントになります。CC#でVolume操作出来ないDiscovoryProのようなプラグインでは起きないみたいです。それと、MIDIトラックに立ち上がってないソフトシンセ(単純にV-Rackに立ち上げただけとか)では現象が起きません。
・とりあえずの回避方法です。オートメーションをオンにして、MIDIトラックのフェーダーを適正位置に。これだけでOK。

※続きはDP9.01の方へ