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原点回帰。

2010 年 5 月 31 日 月曜日


Canon EOS 20D+EF 24mm F1.4L USM
少し前から、冨田勲の惑星が聴きたくてどうしようもなかったけど、何だかドタバタしててすっかり忘れてた。でも、今日は少し時間が出来たので久しぶりにアナログターンテーブルを引っ張り出してきて針を落としてみた。冨田勲と言えば、1970年代当時、タンスのようなシンセサイザーでオーケストラの組曲を多重録音していた人で(wiki参照)、クラシックばかり聴いていた父親のステレオシステム(1m以上あるでっかいスピーカーの)で、小学校の低学年でこのレコードを最初に聴いた時、「何だかよくわからないけど、シンセサイザーってスゲー!」みたいな、ものすごい衝撃だったように思う。多分ここが一番最初のシンセサイザーへの憧れ。のちに小学校高学年で、友達がCZ-5000ってシンセを買ってもらっていて、彼の家で触らせてもらった時、さらにYMOを聴いてドップリハマっていくわけだけれど、間違いなくシンセサイザーをシンセサイザーとして認識したのはその時だったように思う。


Canon EOS 20D+EF 24mm F1.4L USM
「惑星」を知らない人の為に言っておくと、グスターヴ・ホルストって人が書いた「惑星」という組曲である。平原綾香が歌ってる「Jupiter」の原曲と言ったらもっとわかりやすいかもしれない。Jupiter自体は、この「惑星」の第四楽章にあたるので、もっともっと壮大なドラマがあると思ってくれていて間違いはない。wikiはこちら。第一楽章から度肝を抜かれるんだけれども。


Canon EOS 20D+EF 24mm F1.4L USM
久しぶりにアナログ盤を聴いてたら、ライナーノーツの処に、「冨田勲の制作メモ」というのがある事に気がついた。使用機材もずらりと載っている。しかも、今なら内容はバッチリ理解出来る。成長したなぁ(笑)けど、当時のレコーディングの大変さも感じた。でも、楽しそうだ(笑)そうそう、その楽しそうっていうのが一番重要な部分だと思う。今は時間をかけて1曲を作るという事をしなくなってきてるけど、そのうちじっくりと1曲を楽しんで作る事も必要なんじゃないかと思った次第でありました。いや、短時間で作ってる曲も楽しく作ってるけど、それは何かもっと違う次元の話で。

ま、何だ、で、結局何が言いたかったのかっていうと、最近いろいろあって5月はゴールデンウイーク開けに1曲書いたくらいで、まったく曲が書けてなかったので(ストックは大量にありますが)、初心に戻ってみようかと思ったのがキッカケ。パワー注入。6月もがんばるぞー。

ちなみに、ダフニスとクロエ、大峡谷はCDで持ってるけど、「惑星」聴いてるとアナログのがいいなぁ…。