UVI Vector Pro.

vector-pro.jpgUVI、どんどん行きます!UVIの続々新製品!あのSCI Prophet-VS、YAMAHA SY22などのWaveTable、Vectorシンセシスを丁寧にサンプリングしたスクリプト音源、Vector Proが発売されました。
恒例ですが、今回もオフィシャルデモソングを作らせていただいてます。
 

VECTOR_PRO_GUI1 DaveSmithの作ったProphet-VSは、4つのデジタルオシレーターを、ジョイスティックでコントロールして混ぜ合わせて、カーティス製のアナログフィルターで音を作るという、ちょっと変わったシンセでした。Brian Enoが使ってる事で有名になってると思います。現在も、DSI Evolverシリーズや、Arturia Prophet-V、KORG KLC WAVESTATIONで同じオシレータ、同じ技術が使われています。

 個人的には、Prophet-VSよりも、その後DaveSmithが関わった、KORG WAVESTATION、YAMAHA TG33、DSI evolver、DSI PolyEvolverを使ってきています。デモソングを聴いてもらえると多分納得してしまうかもしれませんが、今でもYamakiサウンドにはかかせないシンセです。それらのシンセの元となったProphet-VSの波形は、これらすべてのシンセに入っていたので、とても馴染みのある音がこのVector Proにも入ってます。この音、聴いた事あるでしょ?

さて、Vector Proには、3つのシンセが入ってます。

 Vector Pro VSのインターフェイスはいたってシンプル。Prophet-VSを意識して同じ青いラインで構成されていて、音もVSの音を忠実にサンプリングして、UVI独自の味付けがされてます。デジタルなのに独特の前に出てくる音が出てます。残念ながら、肝心のVectorジョイスティックが無いので、弾きながら音を変化していく事が出来ません。ですが、元音がしっかりサンプリングされていて、とても良いプリセットが入ってるので、VSらしさはとても感じる事が出来ます。

 Vector Pro VXは、UVIのお家芸の2レイヤーで1プリセットを作るシンセです。VSのオシレータを使い、自由に組み合わせて音を作る事が出来ます。こちらの方が、Vectorシンセに向いている音作りが出来きて、お気に入りです。

VECTOR_PRO_GUI2 さらに、Vector Pro 22という、SY22をサンプリングした音源も入ってます。これはデモを作る時には入ってなかった音源なので、今から使うのが楽しみです。

 
今回も公式デモソングです。
UVIWorkstation2のみ。全15Track+ドラムトラック。ドラムは、Electro Suiteと、Urban Suiteを混ぜて使用してます。

気になる!という方は、今すぐにUVIからダウンロード購入を。日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ますよ。
使用するには、最新のUVI Workstationが必要です。

また、このVector Proから、1ライセンスで3オーサライズ出来るようになってます!PC本体、iLok、別PCと分けて入れておけるのも魅力的です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!


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