UVI Emulation IIとDrumulation。

UVIから、80年代に一世を風靡したサンプラー、”E-MU Emulator II” をモチーフにした80s音源、Emulation IIが発売になりました。また、もう聴いていただけた方も多いとは思いますが、今回はさらに、公式デモソングも作らせてもらいましたー!どうもありがとうございます!

最初にこれを見た時、新しいUVIのスクリプト音源ってこんな事まで出来るんだ!と、かなり驚きました。宣伝文句通り、80年代のシンセやサンプラーの音がメインなのですが、今までのようなただのプレイバックサンプラーではない、しっかりしたシンセサイズが出来る音、というのが第一印象です。当時のサウンドを知ってる人は、デモソングを聴いてくれるとわかると思うのですが、「あー!!」って思わずニヤリとしてしまう各シンセの音が沢山入ってます。どうでしょう?わかりますか?最初の音からして、アレですよアレ(笑)それでいてさらに、きちんとEmulatorらしいロービット感があるけどレンジが広い音が250種類(!)という、80sに限らず、ポップスやエレクトロ、R&Bまで様々なジャンルで混ぜやすく、即戦力になる音ばかりで好感度抜群です。

また、新しいスクリプト音源ですので、自分でFilter、ADSR、ステレオ感、ビットレートの調節などが直感的に行えるようになっていて、さらにUVI Workstation2やMachFive2でアルペジエーターやエフェクトを多用する事が可能です。本当に音作りの幅が出てきましたねー。

さらに驚いたのが、付属のDrumulation。これも、12bitドラムマシン、E-MU Drumulatorがモチーフになってますが、こちらは何とグルーヴマシン!ほんとにもー、この新しいスクリプト音源てどこまで出来るんですかねー。本当に感心してしまいました。

で、このDrumulationなんですが、MIDIから短音を鳴らす事も可能(鍵盤の青いキー)ですが、是非、Drumulation内でグルーヴを組んでみてください。独特のグルーヴ感が出てくれたのが驚きでした。鍵盤の赤いキーで再生できます。やっぱりあの頃のドラムマシンの音はもちろん、本当に面白い短音ネタも500種類ほど入ってます。

デモソングには公式にものってるのですが、Radio Edit版なので、こちらはフル版を。イントロのフィルターはDrumulationの各チャンネルでCutoffを使用してます。
エフェクトやバランス等、すべてUVIWorkstation2内のみ。iOSでの試聴も可能です。

今すぐにUVIからダウンロード購入を。お値段は$199.95。日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ますよ。

とまあ、そんな感じです。いやあMachFive3にしろ、UVI Workstation2にしろ、新しいUVI、すごいですね。快進撃だと思います。まだまだ今後にも期待ですねー!


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