iPad Pro 11とUSB-C変換で音源化。


iPad Pro11が届いて数日です。
iPad Pro9.7からの買い替えなので、なんだかとても最先端な物を触ってる気分がします。
iPhone Xs Maxの時よりも一層そんな気分です。
使ってるアプリはまったく一緒なのに、
画面が大きい、ベゼルが少ないのはもちろんですが、
体感速度が圧倒的に速いからというのもあるのかもしれないですね。

ただ、思ったより厚く感じるのと、重いのが難点です。
iPad Pro 9.7が444gだったのに対して、11は468g。
数字的にはほんの少しの差ですが、左腕がだんだん痛くなりがち。
本体が大きくなったから、持ち方の工夫が必要になってきそうです。
ま、そのうち慣れるんでしょうけどー。

それと、昨日発見したんですが、キーボードを分割出来ず、
フリック入力が出来ないという現象。
12.9の方は出来ないのは知ってたんですが、まさか11まで出来ないとは。
俺の使い方だと、Smart Keyboard Folioはいらないと思っていたので、
フリック入力が出来ないとなると、
キーボードを考えないといけなくなる日が来るのかもしれません。
いやー、やっぱいらないっしょー…。これ以上重くなるのはちょっとー。
…げふんげふん。
フリック入力の復活希望です。


 

さて、今回の本題です。
今回のiPad Proから、端子がLightningからUSB-Cに変更になりました。
うちにはUSB-C機器が無いので、
急いでamazonベーシックのUSB-CからUSB-Aへの安いケーブルを購入。
iPad自体に付いてるのは、USB-C – USB-Cのみなので、
MacのiTunesにバックアップした9.7のデータから移行することも出来ずで。
(iCloudバックアップはしてなかった)
iPadが届く日にamazonさんも届いたので、無事移行作業が出来ました。

で、ここまではいいんですけど、
普段の使い方として、うちではiPadは音源の1つなんですよ。
なので、音源として使えないと意味が無くて。
しかも、オーディオアウト端子も無くなっちゃったので、
USB-Cだけ…となると、どうしたらいいの?と。
でも、iPhoneを充電出来るくらい電力強そうだし、
USB-CからAに変換すれば何でも繋がりそうじゃん?と思ったので、
またamazonさんで、
安い変換アダプターLENTION USB-C to USB 3.0 変換アダプタ【2個セット】を購入。
実際2個セットってなんで?と思ったし、2個もいらないんだけど、
何故か2個セットしか無いので2個セットを購入です。

今日ポストに入っていたので、早速チェックしてみました。
まずは、KORG microKEY25
何の問題もなくバッチリ繋がりました。
ド安定してます。

 
気をよくしたので、Instagramにも書いたように、
USB-Cのハブがあれば大丈夫じゃないと思ったのですが、
いや、つーか、普通にUSB-Aのハブで行けるんじゃ?と思って、
普段MacBookProで持ち運び時にiLokとか挿す時用の、
エレコムのSTUDOLAというUSBハブ(生産終了)を繋いでみたら、
バッチリハマりまして。


 

さらに気をよくしたので、DACも繋がっちゃうんじゃーん?と、
製作に関わったDeff SoundのDAC、DDA-A20RCBKも繋いでみたら、もうバッチリ。

 
ここまでで鍵盤を繋いで外部出力することが出来たってことは、
あとはMIDIを繋ぐことでしょう。
iPadには、Bluetooth MIDIが備わってるので、それでもいいんですが、
うちではBluetoothの電波が阻害されてうまく動かないことがあるので、
余っていたMIDIインターフェイスのiConnectivity mioを繋いで、
MIDI端子側をMacのインターフェイス(シンセとか)にグサ。
Mac側のAudio/MIDI設定をしたら、
いやー、バッチリMIDIが送受信されました。
これで、Audio出力とMIDI入力が可能になったので、仕事でも使えます。
ちなみに、MIDIインターフェイスと、microKEY、
どちらも同時に繋いで、同時に使えます。

 
iPad用には、過去にいくつかAudioインターフェイスを持っていたのですが、
iPad Pro9.7のヘッドフォン端子の音の方がなかなか良くて、
それに対してインターフェイスの出音があまり気に入らなくて手放してるので、
今は他の機材で検証出来ないのが残念ですが、
この調子だと、結構いろんなものが繋がると思います。
各ニュースサイトでも「ストレージ以外はほぼ繋がった」という話も書いてあるので、
USB-Cになった恩恵は大きいと思います。

とまあ、そんな感じで、iPad、フリック入力以外は快適ですよって話でした。(違うか)

参考までに、普段使ってるiPadの定番音楽アプリをいくつか紹介。
最近はMac版プラグインとして出てるものも多いので、使うものは少なくなってきました。

■音源として使ってるもの。
KORG iMono/Poly
基本的にはプラグインのKORG Collectionに入ってるMono/Polyと同じものです。
が、インターフェイスが新しくなってたり、KAOSS PADが付いてたりと、
使い勝手が良くなってるので、こちらを使うことも多いです。
iPadで使ってたら当たり前なんだけど、
タッチでノブを動かせるのも気に入ってます。

KORG iWAVESTATION
こちらもKORG Collectionに入ってるもの。
Mono/Poly同様にインターフェイスが格段に良くなっていて、
特にWAVE SEQUENCEの画面は秀逸。
WAVE SEQUENCEのランダム生成も良く出来ているので、
ほぼこっちしか使ってません。

UVItouch RAVENSCROFT 275
VI Labが作ってるRAVENSCROFT 275のiOS版が、UVIから発売してます。
こちらもプラグイン版があるのですが、
iPadで音の良いピアノはコレ以外に考えられず。
ピアノ音源としても、簡単にボイシングを考えたりする時にもよく使ってます。

 
■外出先でのスケッチや、DAWの変わりとして使ってるもの。
UVItouch BEATHAWK
UVIサウンドがギュっと詰まったアプリです。
音源としてというよりは、楽曲スケッチに使ってます。
MIDIファイル書き出しも可能なので、非常に便利です。
MOTU BPMの進化版という感じなので、
Macへ移植してくれたらなーと毎回思います。

KORG Gadget
ド定番。
このアプリだけで楽曲を作り込めるというのもあって、
iPadで音楽してる人は一番使ってるアプリなんじゃないかと思います。
Mac版が出てくれたおかげで、ファイルのやりとりもスムーズになりました。
とにかく使いやすいDAWです。

以上です。
他にも使ってるものは多数あるのですが、また別な機会にでも。
では!


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