サンプリング日和。 #uvifalcon

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数年間、まったくアップデートされる気配が無くて、いつ動かなくなるかヒヤヒヤなソフトシンセがいくつかある。
今、立ち上げる&使う事は可能だけど、そのうち、OSやアプリのアップデートでまったく動かなくなる事も沢山経験してきた。
Macを買い換えて、チャレンジ&レスポンスで認証しようとしたら、メーカーが潰れてしまって認証サーバーすら無い事もしばしば。

みんな1度は経験した事があるはず。

今日は、そんな存続が怪しいソフトの中で、普段かなり使ってるんだけどマイナー系某ソフトシンセの、いくつかのパッチを全鍵サンプリング。
VAとかモデリング系なら、別なソフトシンセで簡単に代用出来るけど、
プレイバックサンプラー(PCM音源)は、コレにしか入ってない音が結構あったりしてね。
ものすごくニッチな音だけど、俺にとってはとても重要で。

作業としては、オートでパッチを作ってくれるAuto Samplerとかは持ってないので、完全に手動作業で。
(めんどくさい作業なので時々しかやらないんだけど)

まずはDP上で、鍵盤の左から弾きながら全鍵分レコーディング。
頭から1音ごとリージョンカット、余計なファイルは削除して、必要な音だけをExport。
(DPの場合、頭からリージョンカット始めていけば、リージョンの番号も鍵盤通りにナンバリングされる)
そうやって出来上がったWAVファイルを、UVI Falconの鍵盤部分の上にドラッグすると、ナンバリングされたWAVファイルが、クロマティックで並ぶ画面になるので、そこでドロップ。
(1音づつ手動で並べる事や、opt+ドラッグ&ドロップで決める事も可能)
単純なものならこれだけで終わり。

スタートポイントやループポイント、フィルター、エフェクトなどの調整とか、さらにサンプリングして、ヴェロシティレイヤーを作ったり、キースイッチを作ったりと、出来る事は沢山あるので、元のシンセよりも使い勝手はよくしつつ、好みの音にセーブ。

今日は10パッチほど作成。
サンプラー部分は、初代MachFiveの時から今のFalconまで、操作性はあまり変わってないので手慣れたものとはいえ、
非常にめんどくさい作業であるのは、いつの時代も変わらないなーと。
それに、自分が歳をとっていってるのもあって、年々、目がショボショボしてくるしね(笑)

とまあ、こうやって作ったFalconライブラリも、ソフト/ハード問わず、かなりの量に。
MachFiveを使う前、AKAI S6000やCD3000XLの頃のデータもMachFive形式に変換してあるので、未だにFalconで使います。
さすがにその前に使ってたTX16Wの音は残ってないですけど、
20数年分の貴重な財産ですね。

さて、次のサンプリングは、32bitのまま、全然64bitになってくれない某シフトシンセの予定。
でも、ちょっとめんどくさそうなので、沢山時間のある時にでも少しづつ。

あー、UVI版のAuto Sampler作ってくれないかなー。


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