DP 9.02 Update. #MOTU

DP9.02アップデートが出ました。MOTUからダウンロードを。
今回はトラックオーバービューが改良されている事と、かなりのバグフィクスが行われてる模様です。前回のDP9.01で、変だった部分が直ってるといいなー。Softube Console 1対応との事で、ちょっと気になります。

・とりあえずインストールして、トラックセレクタ部分は確認しました。
・9.01で起こっていた、チャンネルを変えようと思ってポップアップさせて、やっぱ辞めたと別な場所をクリックすると、選ばれてたのがそのままにならず、違うinputやoutputになっちゃうバグ、一部は直ってますが、一部は直ってない模様です。
・一部ソフトシンセで音量などがフルテンになっちゃう問題、これ直ってないので、おそらく仕様になったのかもしれません。これについては、Event Chasing…で、CCをオフで対処できます。
・Tunerの動作がおかしかったのも直ってます。
・多少、表示が速くなった気がします。
・Pre-Genモードのインストトラックで、一部のソフトシンセでウインドウを閉じるとステレオだった音がモノになる現象があります。

・追記です。
スクリーンショット 2016-03-09 21.07.34
・ファイルを開くと、上のようにあらかじめ開いてるプラグインの表示がズレる事がある。何度か遭遇してます。どのプラグインでも同様です

バージョン9.0.2の新機能:
サードパーティビデオ機器対応
― (Macのみ)OS X 10.7以降の環境では、Blackmagic Design社、及びAJA Video Systems社の機器へDigital Performerのビデオアウトプットをストリームすることができます。

Softube Console 1対応
― ハードウェア/ソフトウェア環境にSoftube Console 1を統合しました。Console 1に含まれるSSL SL 4000 Eは、4バンドEQ、コンプレッション、アナログコンソールサチュレーション、ユニークなダイナミックシェーパーを装備します。詳しい説明は、http://www.softube.com/console1.phpを参照くださ い。

トラックオーバービューの縦方向ズーミングの拡大
― トラックオーバービューの縦方向ズームをより拡大しました。

表示メニュー
― 表示メニューには、表示関連のコマンドを表示します。「表示フィルター」コマンドは、セットアップコマンドから表示メニューへ移動しました。トラック表示関連のコマンドを新たに追加しました。これらのコマンドは、トラックセレクタのミニメニューにも表示されます。

トラックセレクタの改良
― トラックオーバービューに、その他のウインドウと同様にトラックセレクタを追加しました。トラックセレクタは、コンソリデイトウインドウから切り離して独立したウインドウとすることができ、グローバルなトラックセレクタとして全てのウインドウの表示をコントロールします。トラックセレクタでは、録音選択されたトラックをボールド表示、無効なトラックを斜文字表示で見ることができます。表示メニューの新しいコマンドでは、トラックセレクタの状態をトラックレイアウト (スナップショット)として保存し、いつでもその設定を呼び出すことができます。トラックレイアウトの設定はシーケンスのチャンクに属し、プロジェクトと共に保存されます。

「全てを選択」コマンド
― 「全てを選択」コマンドを選択すると、シーケンス内の全てのトラックではなく、表示されている全てのトラック(閉じたフォルダ内にあるトラックも含む)をコマンドの対象とします。

「選択域をミュート」コマンド
― 「選択域をミュート」コマンドの対象となる選択域の最後にサウンドバイトの一部が含まれている場合、サウンドバイトの選択域だけをミュートします。

「グリッド」サブコマンド
― 「グリッド」サブコマンドでは、エディットグリッドラインの表示/非表示を設定します。エディット時にだけエディットグリッドラインを表示するには、表示メニュー>グリッド>「エディットライン」の選択を解除し、「スナップ時のエディットライン」が選択されていることを確認します。

外部機器に同期時のカウントオフ機能
― カウントオフ機能が、外部機器への同期時も使用できるようになりました。外部機器への同期時には、パンチイン位置に向かってカウントオフを実行します。

センドノブ値のエディットと表示
― センドノブ上へマウスを移動すると、センドノブ値を表示します。ボックスには、値を入力することもできます。センドノブをオプション-クリックすると、直接センドノブ値のエディットモードへ切り替わります。

新しいコマンド
― その他にもいくつかの新しいコマンドを追加しました。

バージョン9.0.2の改良点
– (Mac)ある種のサードパーティ社のプラグインによりようこそウインドウがトリガーされた際に起こり得たクラッシュ問題を解決。
– (Mac)スポットライトヘルプメニューを修復。(日本語)
– サンプルレートが一致しない複数のサウンドファイル読み込み時のクラッシュ問題を解決。
– MEからクリッピングへパッチチェンジをドラッグした際に起こり得たフリーズ問題を解決。
– コンテキストメニュー経由でサラウンドパナーを有効にした際のクラッシュ問題を解決。
– トラックオーバービューウインドウのコンダクタートラックに表示された最後のテンポイベントのグラフが正しく表示されない場合がある問題を解決。
– ポップエディットしたサウンドバイトのマージ時のクラッシュ問題を解決。
– トラックオーバービューに表示されたトラックの表示順で次の/前のトラックを録音選択コマンドを実行。
– トラックオーバービューでもトラックセレクタを表示/隠すコマンドが使用可能になりました。
– コンソールアイテム削除時のクラッシュ問題を解決。
– シーケンスエディターのトラックセレクタにあるスクロールバー表示問題を解決。
– サラウンドセンドパナーで送信先変更時のクラッシュ問題を解決。
– Kontakt 5.5.1 VSTプラグイン検査時の問題を解決。
– WAVEファイルへの出力時に非常に大きなタイムスタンプが正しく出力されない問題を解決。
– ムービーウインドウのパフォーマンスを改良。
– 多くのオーディオ録音時の画面表示のパフォーマンスを改良。
– トラックオーバービューにトラックセレクタを装備。
– カスタムカテゴリーからエフェクトの削除時の問題を解決。
– シーケンスエディターのコンダクタートラックでズーム時の問題を解決。
– ミュートツールの取り消しコマンドの問題を解決。
– 44.1kHz以外のサンプルレート時のクリック再生問題を解決。
– エフェクトウインドウの表示サイズ変更時の問題を解決。
– (Win)L.A.M.E exportプラグインの日本語問題を解決。
– (Mac)10.10+環境のメニュー表示で使用されるシステムフォント問題を解決。
– 他のアプリケーションに切り替えた際、フローティングウインドウ(ツールバーを除く)が隠れる問題を解決。
– 初期設定で「エッジエディットコピー」機能を有効に変更。
– 新規サウンドバイト作成時の名称を”bite.4”から”bite#.4”へ変更。
– 多くのトラックを含んだ大きなテンプレートのプロジェクトサイズ、及び読み込み/保存時にかかる時間を改良。
– (Win)Windows 10環境のようこそウインドウ問題を解決。
– プラグインUIやコンソリデイトウインドウのセル表示がウインドウドラッグ時に崩れる問題を解決。
– クイックスクライブウインドウを含んだウインドウセットのリストア時のクラッシュ問題解決。
– エフェクトセレクタのカテゴリーへ複数のアイテムをドラッグした場合の問題を解決。
– コンソールアイテムコピー時のクラッシュ問題を解決。
– MIDI学習モード時のミキシングボードにアイテムを追加した際のクラッシュ問題を解決。
– アナリシス中に取り消しコマンド実行した際のクラッシュ問題を解決。
– (Win)MP3出力時にファイルの拡張子が付かなかった問題を解決。
– シフト-Fキーで空のプラグインウインドウを開いた場合、フローティングウインドウにならなかった問題を解決。
– (Win)インターナショナルキーボード対応問題を解決。
– 現在のテンポより早いタップテンポが正しく機能しなかった問題を解決。
– ナッジ機能をミリセカンドで実行した際の問題を解決。
– ムービーのオーディオ読み込み時に、タイムスタンプが正しく読み込まれなかった問題を解決。
– ピッチバイパスボタンの問題を解決。
– 多くのトラックを対象にしたコマンドのパフォーマンスを改良。
– MAS終了時に起こり得たクラッシュ問題を解決。
– MIDIエディターへCC挿入時のクラッシュ問題を解決。
– ウェーブフォームの再描写時に正しく描写されなかったバグを解決。
– ミュートされたサウンドバイト、及びMIDIノートの表示を改良。
– イベントのコンテキストメニューに「開くウインドウを選択」コマンドを追加。
– 初期設定の選択色をシステムの選択色からテーマの選択色へ変更。
– 「イレース」コマンドとデリートキーの関係を修復。
– 暗い背景のテーマでインサーションポイントを見やすく改良。
– 32ビット環境でVSTやCarbonベースのAUが正しく表示されなかった問題を解決。
– レーンの表示/表示解除時のクラッシュ問題を解決。
– 多くのトラックを対象とした「取り消し」コマンド機能のパフォーマンスを改良。
– (Win)シーケンスエディターでペンシルツールを使用したコンティニュアスデータ挿入時の問題を解決。
– (Win)シーケンスエディターのムービートラックリサイズ時のフリーズ問題を解決。
– 多くのトラックを含んだプロジェクトでEuConコントロールサーフェイスドライバのパフォーマンスを改良。


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