〆切とプリプロと準備と。 #友莉夏

_MG_1318 今月中旬の早めに終わらせるようにスケジュール組んでた仕事が、途中、風邪を引いてしまったのもあって、俺の中で大幅にリスケ。実際の〆切はまだ先なのだけど、思ってたより11月が有効に使えてなくて大丈夫か!?と思いつつ、ラストスパートをかけている所ではあったりして。今週もやるぜ。

 そんな中で、現在、R.Yamaki Produce ProjectでメインVocalを務めている「友莉夏」とのプリプロや歌唱指導、練習は欠かさず。高校2年生だけあって、使える時間がものすごく限られているので、その日に出来る事を詰め込んで作業。もうちょっと近かったらもっといろいろ時間的にも出来るんだけどなーなんて言ってみてもしょうがないので、今あるお互いの時間を精一杯。毎回会うたび、きっと友莉夏は俺の知らない所でもものすごい努力をしてる片鱗は感じつつ、新たな課題を突きつける。それに答える為にはどうしたらいいか。時間てそんなに無限大じゃない。自分自身で気がつくしかない領域。その手助けはしてあげるけど、その先は自分自身だ。

 俺なんて気がついたらもう41歳になってた。考え方も感じ方も中学高校の頃から大して変わらない41歳。言ってる事は子供っぽいかもしれないし、夢ばかり追ってるのは今でも変わらないけど、怒られながらそこそこなんとかやってる。作曲するペースは落ちたけど、音楽に対する情熱は人一倍持ってると思う。たまに「そんなに細かい所はどうでもいいじゃないですか」って言われるけど、その細かい所にこそグルーヴが生まれ、音楽になっていく。わかってもらえなくても、そういう細かい所を、わからないように差し込んできた。「手抜き」って言われる事もあるけど、でも、その手抜き感の裏に何があるか、その先をこの人は気がついてくれなかったんだなと思ったりもする。でも、音楽の感じ方は人それぞれで、面白い曲は面白い、好きな曲は好き、苦手な曲はそこそこに、嫌いな曲は嫌い。自分には必要の無い曲があってもいいんじゃない。そういう感じ方で。自分がどう思って作ったか、相手がどう思って作ったか、楽曲や歌詞にはそこまで書ききれないし、表現も難しい。同じ曲を歌い手が変わるだけで印象なんてガラリと変わる。だから、何が正解かなんて無いんだから、自分の好きな曲を、音を、鳴らしたらいいと思う。続けていたら、その光の先が見えてくるだろう。

 逆に、好きな曲も嫌いな曲も何もかもひっくるめて書けるヤツこそ、J-Pop商業音楽家だ。確かに片足は突っ込んでる。でも、ちょっと立ち位置が違う気がする。他にあまりいない立ち位置に今の自分がいるような気がしてる。まあ、その不思議な部分を極めてみたら面白いんじゃないかなとは思ってるから、まだしばらくはこのままで。

 さて、現実に戻ろう。
 今週は仕事の〆切と修正の合間に、やらなきゃいけない事がいくつも。セミナーの準備もね。それでも、ちょっとだけリフレッシュする時間を作れたらとは思ってるよ。


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