曲の作り方。 #studiow4m

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 この数年で作曲時の仕事の仕方がかなり変わった。沢山の機材も必要なくなってきた。作曲時〜仮歌を入れるプリプロ時まではほぼ9割はパソコン内だけで完結。ハードシンセも単純なMIDIキーボード状態。UVIや、その他、優秀なプラグインデベロッパーのおかげでMac内で完結。この方がスピード感が出るし、何より、エフェクターもプラグインになったおかげで好きに大量にかけられるので、本チャンに近い音でやれる事が多い。

 と、この時点まで、メイン鍵盤以外のシンセや音源の電源を入れない事もしばしば。

 ハードのシンセが活躍するのは、仮歌を入れたあとのアレンジ作業に入ってから。ソフトシンセを使ってなんとなくの音で打ち込んでいたのを、ハードに置き換える作業。深みを持たせたり、目立たせたいのは大概ハードシンセで弾き直す。どんどん音を引いて、足してを繰り返す。それをDAW上にAudioで戻してミックスして、簡易的にマスタリングして、やっとデモ提出。

 逆に、作曲時にハードだけしか使わない事もあるのだけど、それほど多くはなくなってきてる。とはいえ、エフェクト関連を考えるととてもめんどくさい作業になるので、今時はあまりお勧め出来ない。

 まー、そんな感じなので、ハードシンセの役割が自分の中で変わってきた事と、今の仕事部屋が狭くなった事で、機材もなかなか増やせなくなってきたりしたので、今年は少しづつ断捨離。とはいえ、なかなか減らせられないのだけど。


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コメント / トラックバック 2 件

  1. ゆりpapa より:

    いや〜いつ見てもコックピットみたいでカッコイイ!
    ただ何でこんなに沢山のキーボードいるの??と、
    素人女子みたいな事も思ったり。素人ですけど(笑)

  2. r.yamaki より:

    同じ機能で鍵盤が無いタイプが発売されればいいんですけど、
    なかなかそういうのが無かったりもします。
    (一時期は沢山あったのですが…)