MOTU DP9。

IMG_9126 待ちに待ったMOTU DPの最新阪、DP9が本日より日本での発売が開始。こちらにも届きました。今回のバージョンからMOTU直でダウンロード販売をやっていたので、1ヶ月前からそちらで直でアップグレードしている人も多く、今さら感はあるかとは思うのですが、恒例のヤツ、書いておきます。ただ、今、全然別な作業中(FCPX中)なのでそれほどは触れるとは思いませんので、こちらで気がつかなくて書いてない事がありましたらコメント欄で教えてください。

※DP9.01 updateはこちらの記事

・BOXが一回り小さくなりました。分厚いマニュアルはなく、190ページのスタートアップガイドのみ。
・そろそろインストールにCD以外のメディアの方がいいんじゃないかな。
・CD-ROMに入ってるのは英語版のpdfのみ。
・インストールします。(と、ここでゲリラ雷雨で一時ストップ。)
・スプラッシュスクリーンが箱と同じに。
・これって、ネットワークアクティベートなのかな?
・でも、ファイルオープンするスタートアップ画面はDP8と同じ。ここももうちょっと変えたらよかったのに。
・ファイルオープンしてみると、プラグインがデフォルトでFloatになってる。うちだと、トラック画面でデスクトップ1、ミキシング画面+プラグインでデスクトップ2にして、2つのデスクトップを4本指でスワイプして切り替えてるんだけど、トラック画面にも、ミキシング画面にも、開いてるプラグインが出ちゃう事に…。オフしよう。オフ。もちろん、個別にオフが可能です。
・Retinaディスプレイに対応。これは目に良いかも。DP8までの霞んだ感じが緩和されてる気がする。
・Themeファイルが増えた。増えたけど、Earthlingのまま使います。
・オーディオプラグインのMIDIラーンにやっと対応。え?出来なかったの?と言われそう。出来なかったのです…。
・MIDIノートのミュートにやっと対応。こちらも出来なかったのです…。
・プロジェクト内にテキストを保存する事が出来るようになりました。今まではEvernoteを同時に立ち上げ、メモする事もあったのですが、DP内にメモを残しておけるのは地味に便利かもしれません。
・シーケンスエディター内にオートメーションレーンが追加されました。これは待っていた機能。今まで切り替えでしか見えなかったオートメーションが横並びで見えるようになります。
・MOTU MX4が標準装備!待ってました!本当に待ってました。プリセットが増えているので、曲の中で使うのが楽しみです。決して分厚いとか、太いシンセではないのですが、繊細な音が出るシンセです。
・周波数スペクトル表示はどんな時に使ったらいいんだろう?誰かご存知?消せないプチノイズ探す時とか?
・Yamakiは多分使いませんが、MusicXMLエクスポート対応です。譜面使いな方、便利になりました。
・inputやoutputなどのアサイン先を最初に決めて、複数のトラックを一気に作る事が出来るようになりました。今までは、複数トラックを作るのに何トラック…と選んでも、inputやoutputがバラバラだったのが、これで統一したり、任意のアサイン先に消める事が出来そうです。
・検索機能をさらに充実したそうですが、今までそれほど検索機能使ってませんでしたので、使ってみます。
・・5つの新しいオーディオプラグイン、1176LN limiting amplifier (リビジョン D/E)をエミュレートしたFET-76、70年代のCraig Anderton のQuadraFuzzをモデリングしたMultiFuzz、ギターやベースのためのポリフォニックオクターブジェネレーター MicroG、MicroB、減算方式のシンセプロセッサーであるMegaSynthを新しく追加したとの事でした。試してはみましたが、やはり曲中で使いながらじゃないとよくわからないの何とも言えないですけど、MicroBはよく使う事になるような気がしてます。シンセベースに使っても良い結果が出そうです。

▪️良くも悪くも大きく変わった感は無いので、今の所DP8からの違和感なく使えてます。新しい機能をどこまで使うかで変わってきそうな気がしてます。個人的には、MX4の復活と、オートメーションレーン、MIDIラーン、MIDIミュートあたりがバシバシ使うようになりそうな機能ではないかと。

▪️DP8よりも動作がキビキビ動くようになったような気がするんだけど、気のせいではないと思う。Retina対応の恩恵か、はたまた最適化か。その両方か。

以下、直った部分。
・DP8で、ウインドウをダブルクリックして、Dockにしまっちゃった場合、cmd+tや、cmd+mで戻した時に、ウインドウの表示が崩れちゃっていた問題が直ってます。
・日本語入力で、文字が二重に入力されてしまう問題も直ってます。

動作がおかしい部分
・新規トラックを作ると、オートメーションがオンになった状態で作られる。
・一部のソフトシンセで、オートメーションがオフなのに、ソフトシンセ側の音量がフルテンになる現象が出る気がします。MachFive3、UVIWSで確認しました。NI Kontaktでは0ポイントになります。CC#でVolume操作出来ないDiscovoryProのようなプラグインでは起きないみたいです。それと、MIDIトラックに立ち上がってないソフトシンセ(単純にV-Rackに立ち上げただけとか)では現象が起きません。
・とりあえずの回避方法です。オートメーションをオンにして、MIDIトラックのフェーダーを適正位置に。これだけでOK。

※続きはDP9.01の方へ


タグ: ,

コメント / トラックバック 1 件

  1. […] かなりの数のバグフィクスが行われたようですが、先日、DP9の方で書いたオートメーション […]