RADIAS修理。

_MG_0132
 KORG RADIASが、いつの日からかわからないけど、気がつくと勝手にCC#を送ってくるようになってしまっていたので、使う時だけ電源を入れるというアナログな方法でダマシダマシ使ってきたものの、先日のRYPPのアレンジ途中で誤動作が頻発。今後、本格的に使えなくなってしまうとこちらも困ってしまうので、修理に出してみた。で、結果、ポッド劣化によるパネル全とっかえ。中身はほとんど新品になって返ってきてくれました。まだまだ活躍しますよ。

 実のところ、最初は、シルバーにオレンジ、ここまではいいけどピンクで光るという追い討ち、正直、何だこの配色は…と思っていたRADIAS。見慣れるととても綺麗です(笑)で、うちではこの機体が2台目。1台目は鍵盤付きだったんだけど、2009年暮れのRYPPライブで使ったあとに、場所をとってしまうので売ってラック版に変更。KORGらしいデジタルな音で、VAだけじゃなく、VPM(いわゆるFM音源)、フォルマント、PCM波形(とはいえピアノとかは入ってないす)が入ってるのが特徴的なシンセサイザーで、Yamakiサウンドには欠かせません。単純にVA部分だけ使った音色なら、KLC Mono/Polyでほぼ似たような音が作れて代替えが出来ました。もちろんVPMやフォルマントを使ったシーケンスパターンなどは再現は出来ないけど、現行の後継機種は、その辺すべて入ったKRONOS、もしくはKingKORGかなという気がするので、現行シンセでも似た音は出ると思います。ただ、ラックマウントが出来るタイプは、今のところこの機種が最後なのかも?と思います。

 うちではKORG製品は、RADIAS-R、WAVESTATION A/D、TR-Rackのみ残ってます。何だよ、全部KRONOS1台で行けるじゃん!って気がしますが、KRONOSの置き場は無いのです。日本の住宅事情は狭いんですー。って、そろそろソフト化でもいいなー。KORGの本格VAソフト、出ないかなー…。え?iPadでKORG Gadget?確かに使ってはいるけどー。


タグ: ,

コメントは受け付けていません。