UVIから、「Vintage Legends」に、オマケで収録されていた「Energy」が進化して、単体発売されました。「DK Synergy」というレアなシンセをサンプリングした音源で、当時の映画「トロン」のオリジナル版でも使われていたシンセサイザーだそうです。
「DK Synergy」は、1982〜1985年にかけて、たった700台程度しか生産されなかった、32のデジタルオシレーターを搭載した加算合成シンセシス（Additive synthesis）エンジンの、かなりレアなシンセサイザーです。加算合成シンセシスというのは、ものすごく簡単に言ってしまえば、倍音を足していく音源方式です。ドローバーで倍音を足していくハモンドオルガンなんかも同様の方式なので、なんとなくわかってもらえるかと思います。DK Synergynには、4Trackのシーケンサーが付き、最大16Voiceで、DX7以前と思うと結構面白いシンセのではないかと思います。
「Energy」でやはり面白いのは、「energizer（エナジャイザー）」というサチュレーションパラメータで、何でもこれで歪ませたくなります。LEAD系、BASS系、PAD系、すべてにドライブをかけてみるととても面白い効果が出ます。今回のデモソングではやはり全トラックを歪ませてます。
今回の公式デモソングです。Energyだけで15トラック（15音色）。ドラムはiPadのUVI BEATHAWKでパターンを組んで、DP8へステレオでレコーディングして使ってます。
気になる！という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ますよ。
既存Vintage Vault 及び Vintage Legends ユーザーは無償バージョンアップ可能です。
また、日本の各店舗でも販売が再開してます。販売店舗は、セールスパートナーを確認してください。
使用するには、最新のUVI Workstationが必要です。
ではでは、そんな感じでー！Enjoy！
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