・Synthesizer V AI Megpoid
この2年くらい「どうしても人間で」っていう時以外は、Synthesizer Vで仮歌を作るようになった。一番使ってるMai、Saki、そしてこのMegpoid。問題なのは好みの声が無い男性AI。しばらくは自分で歌うのが良さそう。ARAできちんと同期するようになったのも嬉しい。
・Moog Music Mariana Bass Synthesizer
「買って良かったプラグイン」に入れるかどうか悩んだなんだけど、まだそこまで使ってないのでまとめに載せることにした。Minitaur的な見た目だけど、全然違って可変幅が広いので、面白い音が作れる。プリセットもちょっと変わった音が沢山入ってるので、そういう音が欲しい時にチョイスしている。
「Oberheim」という言葉には抗えない何かがある。「電気が鳴ってる」感があるオシレーター、出音の太さ、フィルターの荒々しさ、どれもこれもが音楽的で、説得力がある。
ってことで。過去には、Oberheim Xpander、OB-MX (10Voice)、OB-MX (8Voice)、Matrix-1000 White 1台とBlackを2台、Marion Systems MSR-2も所有していた。売ってしまって後悔しているシンセのナンバーワン達だ。
東方神起「Choosey Lover」のシンセブラスはOB-MX、R.Yamaki Produce Produce「Trigger feat. D.I.」のシンセパッドや、LISA「Thoughts Of You」のシンセパッドはXpander。そんな2000年代にリリースした楽曲には、かなりの割合で使っている。 2010年代からは、Xpanderを自分でサンプリングしたライブラリを使ったり、ソフトのクオリティが上がってきたので、完全にソフトに移行した。そう、移行してしまった。
自分の曲でも、2000年頃からこの効果を取り入れていて、Apple Musicで聴ける曲の中だと2002年リリースの藤井フミヤ「Don’t You Worry But…」や、最近だとRYPPHYPE「Brand New Life」のイントロなど、結構沢山の曲で使っている。最初の頃は、ハードだと、全ノブやスイッチがMIDI制御の出来るAKAI MFC42を使っていたんだけど、少し音痩せしてしまうことと、スイッチを切り替えるとパチっていうノイズが乗ってしまうのが気になったので、その後、音痩せの少ないAllen&Heath VF-1や、Electrix Filterfactoryに移行した。同時にMOTU Digital Performer内蔵のMultimode Filterも使っているんだけど、これが本当によく出来たプラグイン。面白いのが、CutOffノブのMIDIが鍵盤に当てはめられていて、キーボードで高域から低域へグリッサンドすると、Filterが閉じるというもの。これが、Filterを弾いている感覚がして新鮮で!あと、自分みたいな、曲を作ったあとにキー変更しないといけない場合が多い場合、やはりプラグインが便利だよなーということで、そこからプラグインに一本化した。