‘Synth’ カテゴリーのアーカイブ

2023年 買って良かったプラグイン その2「GForce Software Minimonsta2 / Oberheim OB-X」

2023 年 11 月 16 日 木曜日

▶️GForce Software Minimonsta2

リリースされた時にもブログにしたのだけど、今年はよく使ったので買ってよかったプラグインに入れた。

この手のアナログシンセのエミュレーション系プラグインは、似てる似てないはともかく、「出てくるサウンドががアナログ的かどうか」で使うか使わないかが決まると思う。minimonsta2もそんなイメージのプラグイン。ver.1の頃はそこまでじゃなかったけど、頭の中にあったmoog系音色はわりと作りやすく、その部分がver.2になって、より一層moog感が出るようになった。moogの持つのサチュレーション感というか、DAで倍音が付加される感じのアナログ感や、その先のHAで歪むか歪まないかのギリギリのところを攻めてる感があり、綺麗すぎない、ググッと前に出てくる音が気に入っている。

インターフェイスのスキンが、LightWood、DarkWood、Blackの3タイプがあって、Model-Dではなく、Voyagerな感じがするBlackがいい。音も実際新しめの感じがする。とはいえ、それがVoyagerまんまか?と言われると、多分違う。Voyagerよりプラグインらしくいろいろ出来るので、その辺は比べられないかなと。かと言って、よくあるmoog系プラグインのプラスチックな感じの音ではなく、GForceらしい温かみを感じる音なのが嬉しい。また、プラグインならではの、X-LFOとX-ADSRでのモジュレーション機能、それからユニゾンにした時の音の厚みがとにかく最高。LEADにBASSに、かなりいろいろ使えるシンセだと思う。

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▶️GForce Software Oberheim OB-X

リリースから約1ヶ月とまもないので、まだあまり使ってないのだけど、発表直後から興奮してしまってすぐに買ったプラグイン。

Oberheimのプラグインは各社から結構出ている。GForceからもSEMOB-E(EightVoice)が出ているが、なかなかコレ!っていうのが無いのも事実。そんな中でGForceが今年10月にリリースしたOB-Xは、Tom Oberheim氏監修による本格的なOberheimサウンドで、コレだよコレ!という、どんぴしゃサウンド。OB-X、OB-Xa、OB-8の80年代のOberheimサウンドが完全に蘇っている。上のminimonsta2でも、書いたけど、「綺麗すぎない」というのが、この手のエミュレーションには重要なんだけど、GForce製品は、そこを理解して作ってると思う。アナログ特有の不安定さを出すヴィンテージコントロール、16ボイス、4つのマクロ、X-LFO&X-ADSRなどなど、音色の幅を広げるのもバッチリな機能で、作曲も編曲も捗りそう。

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🔽GForce製品は、代理店のハイリゾさんでブラックフライデーセール中。
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上記以外のオススメは、どれもこれもいいんだけど、やはり長年使ってるIMPOSCAR2。なんと3,399円。マジかよ。
ちなみに、持ってないのはM-Tron系とVSM。他は全部使ってるよ。

GForce minimonsta2がリリース。

2021年 買って良かったプラグイン その2「GForce OB-E」と「Cherry Audio Eight Voice」

GForce Softwareが再上陸! #ハイリゾ #impOSCar

2023年 買って良かったプラグイン その0。昨年のおさらいから。

2023 年 11 月 11 日 土曜日

▶️Apple Siliconネイティブ3年目。

ブラックフライデーからその後のサイバーマンデーへと、言い方はいくつかあるけど、年末までセールが続く月間に今年も突入。

9割以上はApple Silicom化した感があるので、来年には100%になればいいなと思うけど、もう対応させる気の無いデベロッパー(個人か)もある気がするので、そういうのは別なプラグインにさっさと置き換えてしまうのが建設的だと思う。どうしても置き換えられないものは、32bitプラグインも使えるMacOS MojaveをインストールしたIntelMacを用意しよう。

🔽ってことで、今回もおさらいから。

昨年書いた「2022年 買ってよかったプラグイン」が、今年はどう使ってるかを書き殴り。

◼️その1「Cherry Audio Dreamsynth」
今年のCherry Audioは、GX-80Mercury-6を買った。でも、圧倒的に出番はDreamsynthの方が多くて、自分はPCMとアナログのハイブリッドシンセ好きなんだなと改めて思った次第。

◼️その2「Baby Audio. Baby Audio Bundle」
昨年からガッツリ使っていて、さらに今年、Baby Audio.と仕事(BA-1 Expansion Packs)もしたので、非常に出番の多いプラグインメーカー。TAIPSuper VHSCrystallineを特によく使った。あと、さらに気軽に使うのが無料のMagic Switch。JUNOコーラスだけを抜き出したフリープラグインだけど、本当にちょうど良いコーラス感で、よく溶け込むのが大好き。

◼️その3「KORG wavestate native」と「KORG opsix native」
もうこの2つは定番に入れていいと思う。wavestateは、実機がメインなんだけど、やっぱりテンポシンクさせたい音はプラグインの方が楽。opsixはプラグインのみにしてしまったけど、いかにもなFMの音ではなく、現代的なFMの音源が欲しい時に使ってる。いかにもな音は、DX7II実機で。

◼️その4「SSL Native Vocalstrip 2」
今年Apple Silicon対応したので、ヴォーカリストによって使い分け。女性より男性ボーカルの方がハマる場合が案外多い気がする。

◼️その5「ExpressiveE Noisy」
やっと、この秋にApple Silicon対応したので、使うのはこれからかなと。M1にしてから、touchéは、専用音源よりもコントローラーとして使うことの方が多かったのだけど、これから登場回数が増えてくる予定。

◼️その6「PSP Impressor」
音によって、コンプはいろいろ変えて試して…の試行錯誤。その中の1つとしてPSP Inmpressorがある。この時にも書いたけど、やはりパラレルコンプ用途に向いてる気がする。

◼️その7「UVI」
毎年毎年新製品を続々と。今年ものちほど。

◼️その8 最終回まとめ。
まとめで紹介してるプラグインは、基本的にアップグレード組。引き続き使うものばかり。

▶️とまぁ、そんな感じで。

次回から今年分を開始予定。
今年はそもそもそんなに買ってない気がすると、毎回思うのだけど、
毎年なんかだんだで買ってるよね。ははは。

▼2022年のおさらいはこちらから。

2022年 買って良かったプラグイン その0。昨年のおさらいから。

昨日の、DTMステーションPlus!を見ていただいた方々、どうもありがとうございました!

2023 年 10 月 25 日 水曜日

今回は、UVI Falcon 3特集で、
ほぼ、UVI富田さんの助手をしておりました。
まだ見ていない!という方は、YouTube、ニコ生もアーカイブが残ってますので、そちらをご覧ください。

集合写真はこちらから。

Falcon 3や今回紹介した新作Expansionの詳細については、ブログをご覧ください。

UVI Falconが3へメジャーアップデート!追加機能盛り沢山! #PR

UVI Falconの新しいExpansion「Modular Noise」と「Organic Pads」もFalcon 3と同時リリース! #PR

UVI Falconの新しいExpansion「Modular Noise」と「Organic Pads」もFalcon 3と同時リリース! #PR

2023 年 10 月 20 日 金曜日

▶️「UVI Falcon3」と、Falcon Expansionの「Modular Noise」と「Organic Pads」3つ同時リリース!

※このポストでは、2つの新しいFalcon Expansionのみの紹介です。Falcon3の記事はこちらから

▶️Modular Noise(Falcon Expansion)



Bass、Arps、Sequences、Drumsなど、ハードウェアのユーロラックシステムによる複雑なノイズサンプルから作成されたFalcon Expansionです。

アナログフィルター、プラズマディストーション、ウェーブフォルダー、そしてFalconのオシレーター、エフェクト、モジュレーター、およびイベントプロセッサーを使用し、個性的なプリセットが100個入ってます。
パッと見、インターフェイスがwavetable的に見えるんですが、様々なオシレーターが使用されているので、非常に面白い音が出ると思いました。
このインターフェイス上で音をEditすることも可能ですが、Falconの中でいろいろいじれるのも、Falcon Expansionの醍醐味ですね。

▶︎さて、公式デモソングです。
100% Modular Noiseです。全19音色で、プリセットのシーケンスを結構使いました。
各トラックは、シンセベースとリードシンセと最後のアルペジオはちゃんと弾いてるんですが、それ以外は、ほぼモノ(指一本)で作ってます。
和音に聞こえますが、全部違う音色で重ねてます。これでここまで出来ちゃうんです。
それぞれ音色把握に2時間、作曲に2時間、MIXに1時間くらいで作ってます。

UVI · Modular Noise | Demo by Ryuichiro Yamaki

▶️Organic Pads(Falcon Expansion)



続いて、もう1つ、「Organic」シリーズを拡張する、100の変化に富んだPADサウンドが、100個入ったFalcon Expansionです。

Light、 Dark、Mystical、Natureとカテゴリ分けされたプリセットは全て、4つの異なるソース(サンプル、シンセ、ノイズ、テ クスチャ)を操るパフォーマブルなXYコントロールで操作出来ます。
全体的に、Motion系といいますか、Padにシーケンスや、テクスチャー、ノイズが混ざった音で、真ん中にありXYコントロール(ベクター的な)で、4つのレイヤーを調整して音を変化させていくシンセです。Prophet-VSや、WAVESTATION、wavestate、SY22/33みたいな感じですね。うちでは、WAVESTATIONと同じく、X軸にCC#16を、Y軸に17を割り当てて、wavestateのベクターコントローラーや、Roli Blocksでコントロールしています。

プリセットは、基本的にアタックが弱い音ですが、左側にADSRがついていて、Attackを0にする事でアタックのある音になります。
もともとはちゃんとアタックのある音なんですよね。それをADSRで調整して音色が作成されてます。
PADだけでなく、実はリードやベースにも使えるという。とても便利です。

▶︎さて、公式デモソングです。
100% Organic Padsです。全14音色で、今回は、本当にPad系音色しか入ってなかったので大変でした。
こちらも、和音を感じると思いますが、なるべく音色数を沢山使うために、各トラックは、モノで弾いてます。
リズミカルな音もすべてプリセットです。XYパッドで最適な部分を見つけて使用してます。
音色については、基本的にプリセットのまんまなんですが、上でも書いたように、ADSRで調整してアタックのある音にしたり、
XYパッドで動かしたり、EQ、ディレイ・リバーブで調整したりしてます。

UVI · Organic Pads | Demo by Ryuichiro Yamaki

以上です。
このFalcon Expansionシリーズは、UVI Falcon 3を持ってないと使えません。
是非、同時リリースされた、Falcon3をゲットしてからお楽しみください。

Falconを持ってない人は、まずFalconを買うと$100バウチャーが付いてくるので、そのバウチャーでFalcon Expansionを買うのが賢い買い方だと思います。

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ます。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

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※ #PRについて:オフィシャルデモソングや、プリセットを制作している場合、当然ですが、発売よりも前に物品をもらったり、お借りしたりしないと作れません。ただ、これがおそらく成果報酬以外の報酬に当たる可能性がありますので、記事のタイトルに、#PRを載せてます。

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2023 年 10 月 20 日 金曜日


▶️「UVI Falcon3」と、Falcon Expansionの「Modular Noise」と「Organic Pads」3つ同時リリース!

※このポストでは、Falcon3のみの紹介です。次のポストで、2つのFalcon Expansionを紹介します。

▶️Falcon 3

新規ユーザーは期間限定の特別価格で、既存ユーザーにはFalconを無償提供!という、Falconは相変わらずの太っ腹です。
今回のアップデートでも、3つのオシレーター、4つの追加エフェクト、4つのイベントプロセッサーや、その他の新機能が盛り沢山です。

それでは、一つづつ見ていきましょう。

◼️追加シンセオシレーター
▶︎VOSIM:ビンテージ・ボーカル・シンセをトリビュート

→Formant(フォルマント)を使った合成とと、Phonem(フォーネム)で母音フィルターを用いた合成の2種類から音色のキャラクターを決定するオシレーターです。

▶︎Bowed String:バーチャルの弓と弦

→Bow(弓)の設定は、Forceで弓の圧力を設定し、Velocityで速度を、Dynamic Frictionで摩擦を、さらに、Positionで、弓を当て始める弦の位置を決定します。弦(Strings)については、Violin、Viola、Celloを選択し、4弦の各弦の設定が可能で、Tensionで、弦の張力を設定して、Inharmで響きの不調性を調整し、Dampingで低域と高域の減衰量を調整します。さらに、Bridge Volumeで、弓の音量も調整が出来るという優れた弦の物理モデリングです。もう十分な機能ですね。

▶︎Harmnic Resonator:マルチレイヤーエキサイターとレゾネーターバンク

→3つのExciterのレイヤー(Transient、Texture、Noise)で混ぜた信号を、6chのResonator Bankで音を出すオシレーター。

◼️追加エフェクト
▶︎Opal:物 理モデリング光学コンプ

→先にリリースされていたOPALがFalconに内蔵。LA-2Aの物理モデリングです。

▶︎Ladder:定番の東海岸シンセフィルター

→Moogに代表される定番Ladderフィルターをモデリング

▶︎Dispersor:独自のトランジェントシェイパー

→Spreadで分散時間、Frequencyでトランジェント、OrderとStagesで処理段数を調整

▶︎Harmonic Resonator:エフェ クト版

→オシレーターで採用されたののエフェクト版。マルチレイヤーエキサイターとレゾネーターバンク

◼️追加イベントプロセッサー
・シーケンススクリプトプロセッサー
▶︎Node Arp

→16×16のXYグリッドシーケンサー

▶︎Motion Grid

→4つのノードの方向性によって駆動するグリッドシーケンサー

▶︎Snowflakes

→スティンノートを短く繰り返すスタッカートシーケンサー

・ユーティリティスクリプトプロセッサー
▶︎MIDI CC SMOOTHER

→時間経過を伴うMIDI CC値の変化に、滑らかさを加えることが可能

◼️その他
▶︎新しいUI(ワークフロー)

→カテゴリごとに美しいUIへと進化しました。

▶︎プログラムテンプレート
▶︎スタートアップスクリーン
↪︎このスタートアップ画面にあるプログラムテンプレートがなかなか良いんです。音色を一から作るのが簡単になりました。右側のGETTING STARTEDから、音色タイプを選ぶだけで、基本的な設定が出来上がってるテンプレートで音色作成が始められます。もちろん、今までのように真っさらな状態から、セミモジュラー的にパッチして作るところからも始められますが、今回のテンプレートが備わったことで、最初の煩わしいパッチングから解放されたのは喜ばしいところでしすね。

▶︎UIスナップショット機能
▶︎MPEスクリプトの最適化

▶︎MIDI Outによる外部音源のコントロール
↪︎MOTU DP11.23の場合、AUはMIDI Out非対応なので、VST3版を使用しましょう、Multi Recordsにすれば、MIDI InputにFalconが出てきます。

▶︎Slice Remixerスクリプトの強化
▶︎付属の音色ライブラリーは、完全再構築。プリセットは、1500以上に拡充。
→⚠️注意:この新しいFalcon Factory.ufsですが、残念ながらver2までと互換性がありません。新UI、カテゴリ名の変更など、3ではかなりのアップデートているので、まったく新しいFalcon Factoryで、ファイル名が「Falcon Factory rev2.ufs」になりました。例えば、ver.2までのプリセット名のあとにバージョン名が書いてあったプリセットは、ver.3ではバージョン名が書かれていなかったり、同じ名前の音色でも、音が変わってしまった音色があります。
Ver.2.8も自動で残ってますので、過去曲は2.8で、新曲はrev2で作るのがいいと思います。
↪︎「Falcon Factory rev2」は、UVI Portalからダウンロード可能です

以上です。本当に盛り沢山ですよね。
新しい機能を把握するだけでも大変!頑張って覚えます。
さて、今回はFalcon3のデモソングは作っておりません。申し訳ありません!
ver.1で作ったのが今でも公開されてます。

UVI · Falcon by Yamaki

この曲について、詳しくは、当時のブログをご覧ください。

UVI Falcon.

同時リリースされた、2つのFalcon Expansionでは、オフィシャルデモソングを作ってますので、
そちらも併せて是非に!

Falconを持ってない人は、まずFalconを買うと$100バウチャーが付いてくるので、そのバウチャーでFalcon Expansionを買うのが賢い買い方だと思います。

既存ユーザーは無料でアップデート出来ますので、UVI Portalからダウンロードしてください。
先日から、サーバが強力になりましたので、ダウンロードも速いですよ!

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日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ます。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
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ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

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普段使ってるプラグイン 40選まとめ。 #alltimebest #yamakiplug

2023 年 10 月 17 日 火曜日

▶️X(Twitter)で9月26日から不定期ポストしていた普段使ってるプラグインシリーズをまとめました。

今回は、音源編。
最近のプラグインもあるけど、本当に普段使ってるものばかりなので、ここまでくるとAll Time Bestと言っていいかなと。

実際インストールされてるのは、これの倍以上(もっとか)あるわけだけど、普段使うのが40個もあったか…という印象。
自分でも驚いてる。だって、実はもっと少ないと思ってた(笑)
というのも、1曲の中で使うシンセプラグインって、そんなに多くないからね。
ただ、曲調によって、使いたい音によって選んでるので、このくらいの量になっちゃった。
でも、これ以外に使わないわけじゃないよ。
もっと沢山いろいろ使ってるんだけど、
同じメーカーで大量に出さないようにしたのもあるし、
全部やってたら、多分紹介しきれない(笑)
って事で、全部で40個。

「1曲の中でどのくらい使ってるか」は、先日公開した
RYPPHYPE – Love You Like Me feat. MIMORI 制作秘話 後編-機材・プラグインの話- 徹底解剖!
を、見てもらえたら、なんとなくわかるかもしれない。
前編中編も合わせて見てもらえたら、より理解が深まります。

さて、エフェクト編も続けてやろうかと思ってたんだけど、
思ったより時間がかかったわりに、あんまり人気が無かった企画なので、
これで終わりかな(笑)

🔽それでは、いってみましょう。
※ABC順(多少前後アリ)。追加でツリーに何か書いてる場合もあります。

#1 Aly James VPROM

#2 AIR The Rizser

#3 AAS STRUM GS-2

#4 Arturia JUP-8V

#5 Audiorealism ADM1x

#6 Baby Audio. BA-1

#7 Breepstreet Sunrizer

#8 Cherry Audio Dreamsynth

#9 Diginoiz Hattricks

#10 EASTWEST QL GYPSY

#11 Expressive E ARCHÉ COLLECTION

#12 FAW SubLabXL

#13 GForce impOSCar2

#14 MOTU MX4

#15 Music Lab Real Guitar

#16 Native Instruments FM8

#17 Native Instruments Strummed Acoustic

#18 Plogue Chipsounds

#19 Plugin Alliance bx_oberhausen

#20 Inphonik RYM2612

#21 KORG Mono/Poly

#22 KORG WAVESTATION

#23 Roland Cloud Zenology Pro

#24 Robotic Bean HAND CLAP STUDIO

#25 Spectrasonics Omnisphere

#26 reFX VANGUARD

#27 Spitfire Audio Originals Epic Strings

#28 Synthogy Ivory Italian Grand

#29 Tone2 Nemesis

#30 Toontrack Superior Drummer2

#31 Output REV

#32 Ujam Groovemate ONE

#33 UVI Falcon

#34 u-he REPRO

#35 Universal Audio Moog Minimoog Synth

#36 Vienna Chamber Strings

#37 Waldorf Largo

#38 XLN Audio XO

#39 Xfer Records SERUM

#40 Waves Flow Motion

「RYPPHYPE “Love You Like Me feat. MIMORI” 制作秘話 後編」をYouTubeで公開しました。

2023 年 10 月 13 日 金曜日

▶️「RYPPHYPE “Love You Like Me feat. MIMORI” 制作秘話 後編」を、YouTubeで公開しました。

kolmeのMIMORIを迎えたフリートーク!3部作の3本目は、機材・プラグインの話!ここまで見せちゃっていいの!?っていうくらいの、楽曲内で使ってるプラグインの話です。徹底解剖ー!
YouTubeでご覧ください。

前編はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=gxmtQxR5T0o&t=1s

中編はこちら。
https://youtu.be/VauzzjSyack

RYPPHYPE「Love You Like Me feat. MIMORI」
配信開始日:2023年9月20日(水)
配信先:iTunes Storeなど主要配信サイト、Apple Music、Spotifyなどサブスクリプションサイトにて配信
配信レーベル:W4M Recordings

配信サイトはこちらから。
https://big-up.style/IlXpPBYMjI

「Love You Like Me feat. MIMORI」は、ゲストボーカルにkolmeのMIMORIを迎えたダンスチューン!
山木隆一郎の歌うようなシンセとスパム春日井のグルーヴ感満点のベースで構成された思わず体が跳ねてしまうサウンドと、MIMORIの甘い声&等身大の歌詞との融合に注目してほしい。
また、歌詞の世界観を表現したジャケットデザインもMIMORIが制作している。

MIMORI
https://twitter.com/kolme_MIMORI
ガールズユニット “kolme” のメンバー。
グループでは作曲、作詞、編曲を担当。
自宅の部屋をスタジオ仕様にし、ピアノ、シンセサイザー、ProToolsで制作を行っている。
2020年からはDJ活動もスタート。得意ジャンルはDance RemixやChill Remix。
また、iPadで絵を描く事も得意。自身の楽曲作品のジャケットのアートワーク、MVイラスト、オリジナルグッズも制作。スゴ得では、4コマ漫画を週2回連載するなど、クリエイティブの幅を広げている。

🔽RYPPHYPE(ライプハイプ 略称ライハイ)
安室奈美恵、鈴木愛理、東方神起など、数多くのアーティストへの作曲・プロデュースを手がける山木隆一郎と、佐野元春、鈴木雅之などでマルチプレイヤーとして活躍するスパム春日井のユニット。
ユニット名の「RYPPHYPE」は、前身のR.Yamaki Produce Project(RYPP)を改名。RYPPと、英語圏スラングで「ワクワクする 興奮する 盛り上がる」という意味の「HYPE」を組み合わせた造語。

WebSite:http://www.studiow4m.com/RYPPHYPE/
YouTube:https://www.youtube.com/@rypphype
Twitter:https://twitter.com/RYPPHYPE
FaceBook Page:https://www.facebook.com/rypphype/
Instagram:https://www.instagram.com/RYPPHYPE/

「RYPPHYPE “Love You Like Me feat. MIMORI” 制作秘話 中編」をYouTubeで公開しました。

「RYPPHYPE “Love You Like Me feat. MIMORI” 制作秘話 前編」をYouTubeで公開しました。

RYPPHYPE「Love You Like Me feat. MIMORI」配信リリース開始!

UVI Soul BassがVer.1.5にアップデート!新たにSlap Bassが追加!

2023 年 9 月 14 日 木曜日

▶️Soul Bassは、ソウルフルなビンテージエレクトリックベースとシンセベースを加えたハイブリッドなサウンドのベース音源です。

■約1年ぶり、Slap Bassのサンプルを追加した待望のアップデートです。
1960年代のFender Jazz Bassのあらゆる演奏テクニック、同音異弦の異なる響きもすべてレコーディング。今回追加されたサンプル数は、12,000以上。合計サンプル数は合計87,000以上という、気が遠くなる量です。Finger、Pick、Mute、Slap、AnalogやFMなどのシンセベースが揃ってバッチリなベース音源に生まれ変わりました。プリセット数も40ほどが追加。エレクトリックベースとシンセベースをレイヤーしたハイブリッドなプリセットサウンドも多数入っており、自分で簡単に音色を作ることも出来ます。こういう部分は、実にUVIらしい高いクオリティです。

前回までは、シンセレイヤーにSlapがあったんですよ。Fingerの低音と、シンセレイヤーのSlap音を混ぜることで、PCM音源モジュール的なSlapを実現させてましいた。でも、今回から、SlapもFender Jazz Bassらしい、生の音を収録したことで、より表現の幅が広がりました。前回でも書いたのですが、同弦内を移動させるスライドは、ピッチベンド的ではなく、少し物理音源っぽい挙動の音がしているので、そのあたりもよく考えられてるなと思います。

既存ユーザーは無料でアップデート出来ますので、UVI Portalからダウンロードしてください。
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▶︎さて、公式デモソングです。
今回のオフィシャルデモは、UVIの鬼畜っぷりが久しぶりに発揮され、なんと前日に「明日まで」って言われて作りました(笑)またかよトーマス!

ドラムとシンセブラス以外はすべてSoul Bassの音色です。新しいSlap音色を中心に、8音色を使いました。メインのSlap Bassは、デフォルトのInitプリセットまんまです。
ドラムは、UVI Soul Drumsで、シンセブラスは、先日リリースされたSynth Anthology 4を使いました。

UVI · Soul Bass 1.5 | Demo by Ryuichiro Yamaki

Soul Bass ver.1の時のデモソングはこちら。

UVI · Soul Bass by Ryuichiro Yamaki

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ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

UVIから、エレクトリックベース音源「Soul Bass」がリリース!ただのエレキベース音源じゃないのがUVIらしい!

UVI Synth Anthology 4がリリース!人気ハードウエアシンセコレクションがゼロから再構築されて待望のアップデート!

2023 年 8 月 31 日 木曜日

▶️UVI Synth Antholgy 4がリリース!

■約3年ぶり、Synth Anthologyが待望のアップデートです。
今回のSynth Anthology 4は、エンジンを一新。4000を超えるプリセット数です。Synth Anthology 3までは、ハードシンセとサブオシレーターで一つの音を作っていたのですが、今回からUVIのお家芸、デュアルレイヤー構造に進化。いろいろなエフェクトやモジュレーションも追加され、単純なハードウエアシンセのコレクションではなく、新たなシンセとして生まれ変わりました。シンセは、68モデルが追加され、合計200を超えるハードシンセ単体のプリセットも用意されているので安心してください。

■実は、初期Synth Anthologyには、ディアルレイヤーのUVIらしいプリセットが入っていました。Synth Anthologyの前身である、Ultra FocusというUVI初期(00年代初頭)のプラグインがあったのですが、これにはデュアルレイヤーで新規音色が作られていて、Synth Anthologyに進化してからも、そのプリセットは「Ultra Focus Master Presets」として生きてたんですよね。でも、残念ながら2から無くなってしまっていました。なので、今回のデュアルレイヤー構造は、原点回帰と言えると思います。

普段、Falcon上で2つSynth Anthologyを立ち上げてレイヤーして使うことが多かったのですが、今回、それが1つのインターフェイスで行えるのは嬉しいです。

■MPE対応音色も用意されているので、設定など考えずにそのままSeaboardなどで弾けるのもイイです!
その他、新しい機能を見ていきましょう。

・アドバンスド・モジュレーション
新世代のモジュレーションシステムを採用し、わずかな変化から極端な動きまで、様々なパラメーターに変調効果の追加およびカスタマイズが可能です。2つのフレキシブルLFO、バリアブルスムージングを備えた2つのマルチステップモジュレーター、ベロシティとモジュレーションホイールのマルチソースを、便利なパラメーターベースのエディターを介して複合的に利用し、自在なモジュレーションから予想を超えた変調までを実現します。

・マシンラーニング
新設計・新装備の「プロクシミティ・エクスプローラー」。これは、現在、開いている音色の音響特性の解析から、Synth Anthology 4のライブラリーの中から、代替候補のサウンドを8つ提供するインテリジェント提案システムです。このことで、膨大なライブラリーからバリエーションを作成する際や、関連するサウンドの試聴など、ワークフローの時間短縮をもたらすとともに、新たな響きを探求する際の起点となります。

■エミュレーションではなくサンプリングです。
エミュレーションではなかなか再現の難しい、実機の持つDAの質感込みでのサンプリングなので、かなり忠実な音が出ます。ただ、シンセに最初から入ってるファクトリープリセットはサンプリングしてません。 UVIが新たに音色を作成、またはオシレーター自体を、ハイエンドのアウトボードを使って丹念にサンプリングして、 さらにUVIエンジンでエフェクト処理をしてプリセットが作られています。その機材の質感はそのままで、音色は新鮮。そんな音源です。

▶︎さて、公式デモソングです。
今回のオフィシャルデモは、なんとRYPPHYPEで制作!かつ、歌もの!
曲名は「Once Upon a Time」です。
今回は、スパム春日井と2人でデモを作成しました。あえて日本語歌詞の歌で。

シンセはすべてSynth Anthology 4の新しいデュアルレイヤー音色を合計18音色使いました。
ドラムは、Drum Designer(一部Meteor)です。
こんな風に、簡単に歌モノも作れます。

UVI · RyuichiroYamaki SA4 OnesUponATime

Synth Anthology 3のデモソングはこちら。

UVI · Synth Anthology 3 by Ryuichiro Yamaki

Synth Anthology 2のデモソングはこちら。

UVI · Synth Anthology II – Track B by Ryuichiro Yamaki

もう1つのSynth Anthology 2デモソング(Synth Legacy)

UVI · Synth Anthology II – Track A by Ryuichiro Yamaki

🔽気になる!という方は、UVIからダウンロード購入を。
日本語サポートが受けられますので、安心して購入出来ます。
日本国内で買う場合は、beatcloudなどのオンラインショップにて。
また、UVIのサブスクリプションSonic Passのメンバーは、即ダウンロードできます!
使用するには、最新のUVI Workstation(無料)、もしくはUVI Falcon(有料)が必要です。

ではでは、そんな感じでー!Enjoy!

🔽RYPPHYPE(ライプハイプ 略称ライハイ)
安室奈美恵、鈴木愛理、東方神起など、数多くのアーティストへの作曲・プロデュースを手がける山木隆一郎と、佐野元春、鈴木雅之などでマルチプレイヤーとして活躍するスパム春日井のユニット。
ユニット名の「RYPPHYPE」は、前身のR.Yamaki Produce Project(RYPP)を改名。RYPPと、英語圏スラングで「ワクワクする 興奮する 盛り上がる」という意味の「HYPE」を組み合わせた造語。

WebSite:http://www.studiow4m.com/RYPPHYPE/
YouTube:https://www.youtube.com/@rypphype
Twitter:https://twitter.com/RYPPHYPE
FaceBook Page:https://www.facebook.com/rypphype/
Instagram:https://www.instagram.com/RYPPHYPE/

Baby Audio.から、BA-1用Expansion Packがリリース。CITY POP Vol.1とVol.2のプリセットとデモソングを担当しました。

2023 年 8 月 3 日 木曜日

▶️Baby Audio. BA-1用のExpansion Pack「CITY POP Vol.1」「CITY POP Vol.2」がリリース!

◾️Baby Audio BA-1は、1982年にリリースされた、YAMAHA CS01というアナログシンセをモチーフにして、
単純なエミュレートではなく、新たなものとして構築されたシンセです。
2オシレーターの非常にわかりやすいシンセであることはもちろん、
電池駆動や内臓スピーカーをシミュレートしたBatteryとSpeakerパラメータがあり、
これが、80s的なLo-Fi感、キラキラした音色などの良い効果を生み出します。
詳しくは、BA-1の紹介ブログを参照してください。

◾️今回は、このBA-1用のExpansion Packを、2つ制作しました。
CITY POP Vol.1」と「CITY POP Vol.2」です。
カラフルでスタイリッシュな東京のKAWAIIをイメージしたポップなプリセットパックで、
ポップミュージックには欠かせない音を沢山作りました。
▶️https://babyaud.io/ba1-expansion-packs

GAMEBOYのカードリッジ風デザインもカワイイです!

◾️オフィシャルデモソング
それぞれのExpansion Packごとのデモソングは、このExpansion Packに入れたプリセットだけで作りました。
多少、リリースを伸ばしたり、エフェクトをつけたりはしてますが、100% BA-1サウンドです。
(エフェクトもBaby Audio.のプラグインを使用してます。)
Baby Audio.のサイトでチェックしてみてください。

🔽お買い求めは、Baby Audio.のサイトへ。
購入時に使える15%オフクーポンもご用意しました。
BA-1と、Expansion Pack、両方に適用されますので、
是非、Baby Audio.から直接ご購入ください。

クーポンコード:W415

BA-1 Expansion Bundleという今回リリースされたExpansion Packすべてが入ったバンドルも用意されてます。
こっちの方がかなりお得です。

早速、曲作りのお供に、加えてもらえたら嬉しいです。

余談ですが、YouTubeのウィルの毎日で使ってるBGMは、実は、このプリセットパックの音を使ってます。

それと、このExpansion Packを作る前に、BA-1を知ろうと思って、
デフォルトで入ってるプリセットをEDITしながらオフィシャルデモソングも作りました。
FaceBookや、Instagramなど、Baby Audio.SNSで広告に使用されています。
こちらも、まだチェックしてない人は是非チェックを!
▶︎オフィシャルデモソング

Baby Audio.初のシンセ、BA-1がリリース!

2022年 買って良かったプラグイン その2「Baby Audio. Baby Audio Bundle」